経済基礎04 借金は正義

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実はこの記事、最初は「イヤッッホォォォオオゥオウ!」という題名で書いていたのですが(笑)、内容を読み返してみると「ん?これって、経済基礎の続きって事でいいんじゃね?」と思いましたので、色々と付け加えてそういう事にしてしまいたいと思います。

これまでの『初心者向け経済講座』シリーズは以下の通りです。

超簡単経済基礎01 お金自体に価値はない
超簡単経済基礎02 通貨発行者の視点
超簡単経済基礎03 現代の錬金術師
超簡単経済基礎04 デフレになってしまったら
超簡単経済基礎05 希望の未来が見えますか?
経済基礎01 GDPを理解しましょう
経済基礎02 貿易は富と職の奪い合い
経済基礎03 全ての源泉はGDP

ははは。気がつけば結構たくさん更新してるもんですね(笑)
流石にそろそろネタが無くなってきたような気がします。何というか、基礎じゃなくなりつつあるような。
ちなみに、今回の記事は「経済基礎04 借金は正義」という題なのですが、何故前の題が「イヤッッホォォォオオゥオウ!」だったのかと言うと、記事を書き始めたきっかけが、以下のスレだったからです。

イヤッッホォォォオオゥオウ!分割払い! 2013

ワロタw
簡単に説明すると、上記は2chの『バイク板』のまとめなのですが、あそこではローンを組んで欲しいバイクを買った時、「イヤッッホォォォオオゥオウ!(IYH)」と言うらしいのです。そうだったのかー(笑)
つまり、ローン組んでバイクを買っちまったぜー!という書き込みに、「これはいいIYHwww」みたいなレスが付く訳ですね。

1:774RR:2011/12/18(日) 22:55:40.60 ID:QIHPUTyb
お前が1年我慢している間に、俺たちは慣らしを終える。
お前が2年我慢している間に、俺たちは日本を1周している。
お前が3年我慢している間に、俺たちは無数の出会いと別れを繰り返している。
お前が4年我慢している間に、俺たちは気付くだろう『バイクとはなんぞや?』
お前が5年我慢している間に、俺たちは愛車に無数の傷が付き一心同体となっている。
お前が6年我慢している間に、俺はローンを終えている。
イヤッッホォォォオオゥオウ!

11:774RR:2011/12/19(月) 11:42:41.07 ID:cRVBc8tX
ローンだろうが一括だろうが商品の値段は一緒
重要なのは手数料
これは一例

▼分割手数料
  (商品代金−頭金)×0.65%×分割回数

100万円を5年60回ボーナス無しで借りると
39万も余計に払うことになる。

  だから? なに?

*     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
      +    。  |  |
   *     +   / /   イヤッッホォォォオオォオウ!
       ∧_∧ / /
      (´∀` / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f
      / ュヘ    | *     +    。     +   。 +
     〈_} )   |
        /    ! +    。     +    +     *
       ./  ,ヘ  |
 ガタン ||| j  / |  | |||
――――――――――――


バイク板の住人は大抵悪ノリしているので、「一目惚れしたバイクをローン組んで買っちまったぜえええっ!ヒャッハー!」とやっているように見えますが、日本のエコノミスト(笑)どもなどよりも、遥かに『借金の有効性』を理解しているように見えます。・・・いやまあ、本当に何も考えずにIYHしちゃってる人も居そうですけど。
バイク板古参のIYH巧者が借金のいい所も悪い所も理解している証拠に、闇金とかの違法高金利を除けば最高に危険な「リボ払い」については、「リボだけはやめとけ」と言っていたりします。

8:774RR:2012/10/21(日) 01:00:02.54 ID:joRcn/Ax
デジカメ板姉妹スレより

530 :名無CCDさん@画素いっぱい [] :2009/02/20(金) 23:54:12 ID:YhXjifO10
リボのヤバさを簡潔教えておくれ

532 :名無CCDさん@画素いっぱい [↓] :2009/02/20(金) 23:57:13 ID:hd3dAFvR0
>>530
ここのツワモノどもがやめろと言ってる。
なぁ、これだけで十分やばいと思わないか?


こういう、借金のリテラシーという物は、実際に金を借りてみなければ身に付かない物なのかも知れません。そういう意味で、IYHを使いこなしている方々は、真面目にコツコツ働いて貯金をしまくっている一般の人よりも、遥かにお金を使い慣れている、使いこなしていると言う事が出来るでしょう。いいか悪いかは置いといて(笑)
まあ、個人的には、数十万円程度の散財でローンを組んだと聞くと、「もう少しちゃんと金貯めとけよ・・・」と思わないでもないですが、こういう細かい物でお金の使い方を勉強するのがいいです。いきなり家とかの大型案件に手を出すのは、賢明とは言えません。私も昔、特に意味もなく一万円ぐらいの商品を、12回分割払いで買った事がありますが、あれはいい勉強になりました。クレカの金利高すぎワロロローン。お店のお姉ちゃんも、「えっ?12回分割ですか!?」みたいな顔して見てないで、止めてやれよ!当時は俺も何も知らない少年だったんだから!(笑)
ちなみに、リボ払いがヤバイ理由というのは、『リボ払いは、毎月一定額(五千円とか一万円とか)を返済に充てる借金で、下手な使い方をすると返済枠が利息の支払いのみになってしまい、元金が減らないという事であったりします。多分法定内では一番えげつない借金です。

ところで、皆さんは「借金は金が無い奴の最終手段。ニコニコ現金一括払いが一番いいに決まっている」と思い込んではいないでしょうか。私はそうは思いません。目的あっての借金に限り、出来るならした方がいいし、借りた金の返済は可能な限り遅らせるべき(笑)
現実をシビアに見てみますと、「金持ちほど借金をしている」というのが真理であったりします。
何故なら借金には、

1.手持ちのお金が無くても、お金を動かす事が出来る。
2.手持ちのキャッシュを保持したまま、更なる投資を行う事が出来る。


という、非常に大きな利点が二つもあるからです。

借金をした方が賢い事例その1

これは、私が尊敬している某経営者の経験談なのですが、彼は学生時代に家庭の事情で極貧生活を強いられる事になりました。親からの仕送りは完全にストップ、住む場所を確保するだけで無一文になってしまい、明日食べる物にも困る状況になってしまいました。
そこで彼が真っ先に選んだ手段が、借金です。
消費者金融で一万円借りて、最安値のスーツを購入。塾講師のアルバイトをして、お金を稼ぐ事にしました。借金をして買ったスーツと自分の技能を元手に、借金の利息以上に稼げば問題無いと判断した訳です。いわゆる、初期投資の考え方ですね。
よく考えてみれば、最初に「借金をしてスーツを買う」という事をしなければ、彼は塾講師のアルバイトは出来なかった訳ですから、遠からぬ将来に無一文になって、大学中退→転落人生といった未来が確定していた訳です。借金をして、明日のご飯ではなくスーツを買った所に、彼の凄さが表れていると思います。いやまあ、当たり前の判断と言えばその通りですが。
こうして借金をして身なりを整え、キッチリ仕事にありついた話を見ていると、「生活保護とか何甘えてんの?就活出来ないとか馬鹿なの?死ぬの?」という気分になったりします。

さて。この借金は、正義か?それとも悪か?

借金をした方が賢い事例その2

実際に借金をした事がある(ローンを組んだ事がある)人であれば実感している事だと思いますが、世の中には「超低金利で借りられるローン」という物が存在します。その筆頭と言える物のひとつが、住宅ローンです。
世の中では「持ち家派」と「賃貸派」が熾烈な争いを繰り広げていたりする訳ですが(笑)、どちらが正しいなどという話をするつもりはありません。一長一短です。
ただ、私の目から見れば、年利1〜5%程度の超低金利で、しかも35年(なんと420回払い!)といった超長期のローンで、何千万円という大金を借りられるのは大チャンスに見えます。その辺の中小企業のオヤッサンなら、ヨダレを垂らして借りにくる条件だと思います。まあ、お金の使い道が自宅だから好条件で借金出来る訳で、中小企業への融資がそんな条件になる事は絶対にあり得ませんが。(そして、自分がそこで暮らしている限り、賃貸収入なども見込めないので、決していい投資先とは言えない)
額が巨額なだけに、低金利でも地味に支払い額は痛いのですが、それは置いといて。まあ、組むローンの額を間違えなければ、賃貸物件で家賃を支払うより、月々の支払いが安く済むといった利点もある・・・場合もあります。
さて、例えば一千万円のローンを三十年で組んでいるあなたが、手元に百万円の現金を持っているとして、繰り上げ返済して借金を減らすべきか否か?私は否であると考えます。もちろん、借金をしているという事が重荷で、一刻も早く返してしまいたいという気持ちは分かるんですが。
百万円の現金は、他の手堅い投資で運用するなり、『万が一何かが起きた時』の為に貯金しておくなりするべきです。ご家庭をお持ちで子供が居るという事になれば、なおさら。虎の子の現金百万円は、繰り上げ返済などには使用せず、子供の学費などに備えて貯金しておいた方が賢い。
何故か?
手持ちの現金を年利1%の借金の返済にあてた直後に、急な怪我で入院して百万円使わなきゃならないなんて事になったら、どうするんですか?って話です。繰り上げ返済しちゃったら、手持ちの現金が無いでしょ?年利10%で百万円借り直すんですか?(笑)
手持ちの現金(キャッシュ)の残高は、日々の生活の中で最も重要な項目です。冗談めかして言いましたが、ここで年利10%でも借りる事が出来ればまだマシで、障害が残るような酷い怪我で職を失う可能性も出て来た・・・となった場合、治療費すら借りられないという、最低最悪の事態に陥る可能性があります。日本ではそんな事滅多に無いけどね。病院が貸してくれたりするので。
ついでに言うと、住宅ローンと生命保険は一蓮托生なので、そういう酷い状態になった場合、住宅ローンの残額が保険金から支払われ、チャラになる可能性があります。残額が800万円でも、700万円でも、同じくチャラ。だったら、800万円チャラになった方が得やろ?まあ、これは『万が一』が起きてしまった時の事なので、それを期待するのは間違っていますが。
しかし、そういう万が一が起きてしまった時、手元にまとまった現金があると無いでは、天と地ほどの差があります。
また、借金をして高額な商品を買う必要に迫られた時も、全額借金で買える事なんてあまり無いです。となれば、これもやはり『頭金という名のキャッシュ』が物を言います。やはり、繰り上げ返済は悪手であるという見方が、投資家視点から見れば優勢だと思います。
あなた個人が投資家マインドを持っている必要はありませんが、勤めている会社や、所属している国家には、そのぐらいの金融知識は持ち合わせていて欲しいとは思いませんか?(笑)
・・・と、こういう事まで考えると、借金は可能な限り返さない方が得なのです。少々の金利支払い分ぐらい、キャッシュを手元に残す為の手数料として見れば、安い物です。借りられる時に借りておき、可能な限り返さない。基本的にはこれが最強。

これは、「借金の金利でいくら余計に払わなければならない」という見方をしていては気付けない事です。「手持ちのキャッシュを最大化するにはどうすればよいか?」という視点を持っていなければ、永遠に理解出来ません。
そして、大金持ちと呼ばれる人は、必ずこの視点をもって借金をしています!(笑)
断言してしまいますが、金持ちが考えるのは、如何に少ない手持ちの額を頭に、如何に多くの額を借金して、如何に多くの利益を稼ぎだすか。これしかありません。
いい暮らしをしているお金持ちが、何億円も借金してたりってのはよくある話です。一億円の借金をして、一億五千万円を儲け、三千万円の利子を支払うのが彼らのやり方です。キャッシュフローがいいから、何億円借りても大丈夫なのです。銀行も、それを見越して金を貸します。儲かる事が分かっている限り、利息が数%取られた所で痛くも痒くもないのです。

さて。この借金は、正義か?それとも悪か?

このような事例を見ていますと、一つの事にお気付きいただけるかと思います。つまり、借金というのは基本的に『借金を元手に、支払い金利以上の儲けを生み出そうとしている時にする物』であるという事です。
一戸建ての家屋であろうが、マンションであろうが、車だろうが、バイクだろうが、例外はありません。バイク板の皆さんは、カッコイイバイクにまたがってヒャッハーしたいだけに見えるかも知れませんが(笑)、自分が心から満足の行く買い物をして、ツーリングなどの楽しみを通じてリフレッシュし、バリバリ働く事で金利以上に稼げるのであれば立派な投資です。「今すぐにバイクを買い、乗り回す」という事に金利以上の魅力を感じるからこそ、彼らはローンを組んでバイクを買うのです。
逆に、バイクなど趣味でも無いにも関わらず、バイク買ってシートかぶせて駐輪場で眠らせているだけなら、それは散財です。何故借金してまで買ったのか、まったくもって謎です。
まあ、私から見るとバイクに使う金というのは無駄金なんですが、何がその人にとって大切な物かというのは、個人の価値観ですからね。幸せな金の使い方とは、こうだ!と個人に強制するような社会では、窮屈ですし。生活が破綻しないように賢く借金する知恵を身に着けているのであれば、好きにすればいいのではないでしょうか。
もしかすると、「俺は、バイクが取り上げられたら、仕事なんて絶対にしねえぞ!」という人も居るかも知れません。こういう人にとっては、バイクを購入する為のローンは、労働意欲を担保する為の投資なのでしょう(笑)

それではここらで、あなたのマネーリテラシーをテストしてみましょう。投資勘を養うトレーニングみたいな物なので、気軽にお答えください。

10万円のブランドバッグと、2万円のプレステ3、どちらが高級品ですか?

「10万円のバッグに決まってんだろ、無駄金使ってんじゃねえ!」と思った方は不正解です。
多くの人は「ブランドバッグの方が高級品だ!」と言うと思います。しかし、私はプレステ3の方が高級品だと思います。お金に対して多角的な視点を持つ、マネーリテラシーの高い人であれば、十中八九そう考えると思います。
まず、ブランドバッグから見てみましょう。確かなブランドのバッグですから、当然品質は良いはずですし、二年〜三年ぐらいは十分に使えるはずです。金具が壊れても修理などのサービスも充実しているでしょうし、うまく手入れをして使えば一生ものになる可能性もあります。名の知れたブランドのバッグを肩から下げる事で、ちょっとした優越感も味わえます。良い物を求める人は、こうした『気分のよさ』に対してお金を払うのです。

仮に三年間、10万円のバッグ一本で行くとするなら、月々の負担額はわずか3600円。似たような値段のバッグを10個も20個も買い揃えるようではアホですが、一つか二つぐらいなら、そこらの高校生のアルバイト程度でも、十分に購入可能な物だという事が分かります。一から金を貯めても大した時間は掛からないでしょうし、ローンを組めれば即買出来ます。

一方、プレステ3はどうでしょうか。本体価格こそ安いかも知れませんし、バッグと違って色々なソフトで遊べるので得だと思うかも知れませんが、そのソフトが問題です。新品のソフトだと、確か五千円ぐらいしますよね。まさか一本のソフトで一年も二年も楽しめる人は居ないでしょうから、二ヶ月に一本新しいソフトを買うとすれば、三年間で9万円です。初期費用の本体価格と合わせて11万円。ほら、もうブランドバッグよりも高くなった。
しかもこれは、プレステ4が発表された現在で、ようやくプレステ3の価格が2万円強に落ちた場合の話であって、発売当日に購入していたら、確か本体価格は四万〜五万ぐらいしてたんじゃなかったか。
つまり、プレステ3とは、維持費が異様に高くつく高額商品であり、トータル費用はブランドバッグ以上になる可能性が高いのです。一ヶ月に何本もソフトを買うような人だと、更に酷い事に(笑)

(私が好きで毎日見ている、日替わりタイトルの閣下は、さすがにゲームに金を使いすぎだと思いますw)

という訳で、その辺の女子高生が不釣合いに見えるバッグを肩から下げているのを見かけたとしても、変な目で見るのはやめましょうね。そこら辺の男子高生がゲームにつぎ込んでいる金額の方が、余程高い可能性があるのです。ブランドバッグぐらい、その気になれば誰でも買えます。買えないとすれば、何かしらお金に対する向き合い方に、問題があるのです。
残念ながら、マネーリテラシーが低いという事になります。

あ、もちろん、ブランドバッグとプレステ3を同列に語る事に無理がある事ぐらいは分かっています。問題なのは、そういうお金に対する嗅覚があるかどうかです。

借金は無条件に悪だと考えている人は、大抵の場合において、マネーリテラシーが欠如しています。従って、上記のようなブランドバッグVSプレステ3などという事は考えた事も無く、賢いお金の使い方についても考えた事も無い。借金という、言わばお金の使い方上級編についても、当然分かってないという訳です。
たくさん給料をもらっているはずの人が「お金が貯まらないよー」などとボヤいている原因は、大半がマネーリテラシーの欠如による物でしょう。日本人には「お金の事を話すのは卑しい」という価値観が根付いてしまっており、これが悪い形で出てしまうケースが多すぎます。大勢の人が、お金の事について考える事を、最初から放棄してしまっているのです。
ちなみに私は、こういう所だけはキッチリしているので、毎晩飲み歩いていてもお金は貯まります。給料日前の金欠病など、未だかつて経験した事がありません。それは、決して私が高給取りだからではなく(むしろ安月給ですw)、それなりのマネーリテラシーを身に付けているだけの事。
この程度の、『最低限のマネーリテラシー』に関する事ぐらいは、中学校の必須科目にしてもいいんじゃないかな。

では、駄目な借金とは何か。それは言うまでもなく、特に必要でもないのに高価な物を購入したり、あろう事か朝鮮玉入れ(パチンコ)などのギャンブルに熱くなった挙句に大金を突っ込んだり・・・とまあ、『借金の金利以上に、稼げる見込みが無い』事の為にする借金。つまり、返せる見込みの無い借金が、駄目な借金です。いわゆるサイマー(債務者)などと呼ばれる人は、大抵が『返せる見込みの無い借金』をしています。それではダメなのです。いわゆる借金漬けになってしまった連中の大半は、そもそも借金をする資格のない人です。

あと、最後にこれだけは注意。友人に借金や保証人を頼むのは、ダメ、絶対。これに関しては、いくら未来への投資の為の借金であっても、無条件で駄目な借金です。
お金の貸し借りは最強の友情ブレイカー。友人間でのお金の貸し借りは、せいぜい五千円ぐらいまでにしときなはれ。
大金を貸す時は、あげるつもりで。返って来なかったら縁切り上等。そういう気持ちでなければやってはダメ。例え何十年の付き合いがある親友だろうが、駄目な物は駄目!

「金は貸すな。相手を友人と思うなら、知恵を貸せ」

幸い、私は色々と勉強しておりますので、友人が助けを求めてきた時に貸せる知恵ぐらいはあるつもりです。みなさんもそうしましょう。
お金を借りる時は、正々堂々と、商売で金貸しやってる銀行や質屋で借りてください。あの人達は何だかんだ言ってお金を扱うプロだから、数社並べて見積りを取れば、おおよそ適切な金利を提示してくれるはずです。あなたが金を貸すに値しないブラック野郎だったら、門前払いしてくれるはず。門前払いを恨むんじゃないよ。「あなたには貸せない」と判断してくれた事を、感謝するべき。
まあ、借金出来なくなっても、普通に生きていく分には問題ありません(笑)

本日の結論
未来の為の投資である限り、返せる借金は正義である。バンバン借金して、返済は引き伸ばすべし。


と、普段「借りたお金はすぐに返しなさい!」と言われていた人からすると、ビックリするような結論が出てしまった所で、私が何を言いたいのかは、もうお分かりですね?
国の借金ガーの皆さんは、お帰りくださいという事です(笑)

日本政府には、例えお金が手元に無かったとしても、やらなければならない事が目白押しです。例えばそれは、遠からず起きるであろう震災に対応する為の国土強靭化であったり、敵国(特に中国と朝鮮、あとロシア)に対抗する為の、軍事力増強であったりします。
言うまでもなく、震災で何十万人も死んだ後で復興するより、事前に設備を補強しておいて被害を軽減した方が、掛かる費用はダントツで安く済みます。というか、人が生きるか死ぬかの話なのですから、ケチる所じゃありません。存分に借金しましょう。
日本政府は、わずか1%以下という世界最低の超低金利の国債を発行出来る立場なのですから、どんどんお金を借りて、こういった事業につぎ込むべきなのです。それは即ち、塾講師のアルバイトをする為にスーツの購入が絶対条件だったように、日本という国家を滅亡させない為には必要不可欠な投資です。しかも、日本政府が借りるお金は、銀行に眠っている我々の貯金です。即ち、『政府の借金=我々日本国民の資産』なのです。本日説明した通り、返せる借金は正義な上、私達からお金を借りて儲けさせてくれると国が言っているのですから、なおの事問題ないという事。これ以上に信頼出来るお金の借り手なんか、他に居るものですか。
つまり、「お金が無いから軍事費の増強は無理だー」とか言ってる連中は、銀行機能(借金)という資本主義の根底を流れるシステムを一切理解出来てない、マネーリテラシーが壊滅した馬鹿だという事です。こんなんが経済のプロを名乗ってるとか、どんな冗談じゃアホが。

日本政府は、無い袖を振る為に、借金しなはれ(笑)




おまけに、上の「GDPが全ての源泉の図、完成版」(チャロチャロ様、漢字の紳助様、ありがとうございました)を見ていただいても分かる通り、政府が借金をしてその金を有効に使えば、キッチリGDPも増えます。個人が借金して使うのとは段違いのレベルで、政府の借金は経済をグルグル回し、内需を拡大してくれるのです。
まあ、民間人が一斉にイヤッホウし始めれば、それと同じ効果があるんですが。借金しても儲かる投資先が少ない以上、正義の借金は少なくならざるを得ないと言っている訳なのです。だから、政府が代わりにイヤッホウしよう。
GDPが増えれば税収も改善される為、日本政府が動かせるキャッシュは増え、お望みとあらば借金の返済にあてる事も出来るようになります。財政破綻が怖いと言うなら、なおさら今は国債を発行(借金)して、政府が自由に使えるキャッシュを増やすべき。現在の日本の問題は、『日本政府が、通貨の発行機関(日銀)を子会社に持っているにも関わらず、自由に動かせるキャッシュを持っていない』という所にある訳です。訳の分からない話だとは思いませんか。
いい加減に、借金は悪だというお粗末な思考停止からは抜けだしていただきたいと思います。いいですか、借金は正義!なのです。

という訳で、日本政府は存分にIYHしていただければと思います(笑)

ただし、個人の借金は、割とアッサリ破綻する可能性がありますので、皆さまのマネーリテラシーを存分に磨いていただき、投資は自己責任でよろしくお願い申し上げます。

いやあ、ホント、投資関係のブログとか書いてる人は、よくやるよなあと思います。私は怖くて、そんな無責任な事は書けないよ。読者の皆さん一人一人の財政状況なんて、当たり前ですが知りませんし、知らない以上、適切なアドバイスなど出来ません。万人に共通する投資アドバイスなど存在しません。どの程度のリスクを取れるかは、一人ずつ異なるからです。
例えば、今は「ハイレバレッジを掛けない限り、日本株への投資は鉄板だ」と私は思っていますが、それにしたって六十歳超えて定年を迎えて隠居しようという人が全財産を日本株に投資して、万が一参院選で自民党が敗北し、日本株が真っ逆さまに下落なんて事が起きたら・・・なんてことにまで責任は取れない訳です。いや、老後の資産を全部吹っ飛ばすようなアホな人は、そうそう居ないだろうとは思いますが、「絶対に儲かる!」と言われるとやっちゃう人が、いつの世にも一定数存在する。俺はその事を知っている。
資産の配分ぐらい自分で考えんかい。そこまで面倒見切れるかボケナス。
海の上に浮かんでいる物が日本列島であれば「まあ、絶対に沈まないと思うよ!」と太鼓判も押しますが、相手が笹舟か豪華客船かも分からないのではどうにもなりません。どんなに人事を尽くしても、沈むときゃ沈む。豪華客船が沈み、笹舟が生き残る事もある。個人の借金を保証するとか、相手が親兄弟でも無理だわ(笑)

従って、私が今大胆にIYHしてもいいと断言出来るのは、日本政府だけです。頼みましたよ、安倍総理!

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経済基礎03 全ての源泉はGDP

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さーて!工作員に邪魔されたり忙しかったりで進んでいなかった、経済基礎をそろそろ先に進めるとしましょうか。

経済基礎01 GDPを理解しましょう
経済基礎02 貿易は富と職の奪い合い

久しぶり過ぎて、どこまで書いてたのか忘れてしまったあああああっ!<オイコラ
二週間ぶりかあ。そりゃあ内容も忘れてしまいますよね。という訳で読み返して来ました。ふむふむ、なるほどなるほど。よしOK。

これまでのあらすじ

経済基礎01 GDPとは何か、名目GDPと実質GDPの違いとは何か、三面等価の原則とは何か。

GDPの計算式はこうなっているし、三面等価の原則があるのに、どうして政府が支出を増やしても所得が増えないなんて馬鹿な事が起きるのでしょうか?アベノミクス反対派は、三面等価の原則を理解していない馬鹿か、お金の亜空間消失理論を信奉している邪教徒ぐらいだ。

経済基礎02 貿易とは何か。自国が得するには他国を蹴落とさなければならないジレンマ。

輸出拡大でGDPを成長させようとする事は間違っている。大昔の物流が貧弱だった時代であればともかく、現代で他国とWin-Winの関係を成立させる事は至難の業であり、富と職の奪い合い、潰し合いにしかならない。

では、本日の話題に入る前に、GDP計算式を再度思い出していただきましょう。

GDP=最終消費支出+投資+在庫増加+輸出−輸入

この計算式における『最終消費支出』について語っていたのが経済基礎01で、『輸出−輸入』について語っていたのが経済基礎02だった訳です。
じゃあ、03では投資や在庫増加の解説になるのか?というとまったくそんな事は無く(笑)
いや、投資とか在庫増加って、わざわざ一記事使って語るほどの事も無いんですよ。ぶっちゃけ、刺身のツマ的な。大事じゃないって事じゃないんですが、ググるのが早いと思います。

本日は「全ての源泉はGDPである」という事を、理解していただこうと思います。
結構ややこしい話になりますので、経済基礎01の『三面等価の原則ケーススタディ』を、読み返しながらじっくり読む事をオススメします。

今回は、チャロチャロさんのお友達の漢字の紳助さん「管理人のたわごと【デフレ克服!やさしい経済教室:第03回】」より、図やお話を丸パクリさせていただき(←!?)、ササッと解説して行きたいと思います。手抜きとか言うなし。せっかくご紹介をいただいたので、ありがたく使わせていただきます。ありがとうございます。

まず、『全ての源泉はGDPである』とは、どういう事なのか。大本となる図がこちらです。



はい、非常に簡略化されていて良い図なのですが、いきなりこれを見せられて「なるほど、理解した!」と言える人は少ないと思います。正直、久しぶりに見ると私も混乱します。しかしこのややこしい図も、GDP三面等価の原則に従って分割して行くと非常に分かりやすくなります。
まず、『支出面のGDP関連』に絞った図が、こちらになります。



支出のルートは、たった二つしかありません。即ち、国民が支出するか、政府が支出するか、二つに一つです。もちろん、企業だろうが一般人だろうがヤクザだろうが、全て国民の支出に含まれます。経済基礎01のケーススタディで言うと、『野菜を1000円で買った奥さん』がこれに当たります。

では次。『分配面のGDP関連』に絞った図が、こちらになります。



経済基礎01のケーススタディは極限まで簡略化されていた為、『政府の税収』などについては考慮されていませんでしたね。
分配面のGDPとは、要するに『所得』です。儲かった金額に対して、政府が税金や社会保険料を徴収します。そして、自分たちが生み出した付加価値=所得から税金等を引かれた後の、いわゆる手取りの所得の事を、専門用語で『可処分所得』と言います。これが、ケーススタディで言う所の、農家、流通、八百屋の所得に当たります。
私たちや、企業や、政府が、所得を得るルートは、実はたったのこれだけしかありません。

ここまで見た『支出面のGDP』『分配面のGDP』から形成されるルートは、実に少ない事に気付きますね?支出をするのは政府と国民だけで、その支出の分だけ所得が発生し、国民の儲けの一部を政府が徴収する。たったこれだけのシンプルな構図です。
では、最初に見た図をやけにややこしくしていたのは一体どこなのか。それが、GDPにまったく寄与しない、『誰得金融グルグルルート』になります。



企業が儲ける。→社員の給料を上げずに内部留保にしてしまう。
個人が給料をもらう。→出来るだけ貯金してしまう。
日本政府が資金調達する。→子ども手当のようなバラマキに使う。
そして、子ども手当をもらった国民は、全額貯金する。


そういう事をやっていると、『国民→貯蓄→政府→国民→貯蓄→政府→国民・・・』という、まったくGDPに関わりのないお金の流れが出来上がってしまいます。すると、GDPは増えない、税収も増えない、国民の所得は減る・・・という負のスパイラルに巻き込まれていく事になります。
つまり、デフレです。
デフレという社会現象が、バブル崩壊後に誰も彼もが借金を返す(投資を無くし、貯蓄・返済に回す)ようになってしまった事で起きたという事は、このブログでも繰り返し解説して来ました。借金返済、貯蓄、そして政府が金を使わずに国民に手当てとしてバラまくという事のダメな所は、「GDPに寄与しない所で、お金が迷子になってしまう」という一点に尽きるわけです。

これを防ぐには・・・と考えた時に、生産面・分配面のGDP(つまり、生み出した付加価値や所得)から解決策を考えるのが、新自由主義者や新古典派経済学者なのだと思います。
つまり、彼らの主張は「お前らが真面目に働かないから、GDPが増えないのだ!もっと規制緩和!もっと自由化!もっと労働者をムチで叩きまくって、GDPを増やせ!」という物なのです。もっと働けば、即ち労働の付加価値を上げれば、GDPは必ず増えるはずだ!という理論。三面等価の原則があるから、付加価値の合計がアップすれば、自然と支出も増えるはずだと彼らは本気で信じているようで・・・あ、言うまでもなくその理論、間違っています。
「支出を増やす→所得(付加価値)が上がる」という事はあっても、「所得(付加価値)を上げる→支出が増える」は、あり得ないのです。鶏が先か卵が先か論争の結論は出ないと思いますが、支出が先か所得が先か論争の答えは既に出ています。支出が先です。
いくら所得を増やそうと頑張ったって、そもそもの支出が少ない状況ではどうにもならんのですよ。全体のGDPが下がっていく中で、自分の所得を上げようと思ったら、誰かから搾取する以外の方法はありません。搾取する相手として、国内の奴隷労働者を更に絞り上げる事を選ぶのか、グローバリゼーションで外国に狩場を求めるのかは、知りませんが。

この状況を解消するには、誰得グルグルルートをさまよっている資金を、どうにかして『GDPの増加に寄与するルート』へ引き戻さなければなりません。

そのための図が、こちら。



民間企業が損得抜きで支出を増やす事などあり得ませんので、デフレ期に金を使えるのは政府しかありません。政府しか支出が出来ない時に、「公共事業は嫌だー!」「土建国家に戻るのかー!」などと言って、支出を全盛期の半分まで削ってれば、そりゃあ不景気になるに決まってますやん。支出が減ってるって事は、つまりGDPが縮小しているという事で、所得が減ってる事と同義なんだから。
つまり、今は政府がガッツリ金を借りて、国土強靭化、公共事業に『タップリと支出をする』事によって、現在の縮小傾向のGDPに喝を入れ、元気なGDPを取り戻さなければなりません。元気なGDPというのは、単純に『額の増えたGDP』です。事がGDPに関する限り、大は小を兼ねます。でっかい事はいい事なのです。
政府がやるべき事をキチンとやって、支出を増やしてやれば、すぐに日本のGDPは成長路線に戻る事が出来るのです。出来ない理由が分からないな(笑)



GDPが元気になれば、そこから支払われる社会保険料や税金もガッポガッポ入るようになります。それでこそ、政府財政を改善する事が出来るようになります。日本のシャッキンガーの皆さん(笑)こそ、GDP拡大策を諸手を挙げて歓迎するべきなのです。実際には逆を行く人が多いですがね。
『全ての源泉であるGDPの元気を無くすような政策』では、例え税率を上げたとしても、かえって政府財政を悪化させる事になるのです。

出来の悪いファンタジー小説にありがちな、「税率9割で民衆に地獄のような暮らしをさせておきながら、自分は豪遊する悪徳領主」などは、現実にはあり得ない訳です。無理なんです(笑)

話が逸れましたが、支出を増やす事でGDPが成長路線に入れば、国民の所得が増えます。
デフレから脱却してしまえば、貯蓄に回される額が減ります。今の民間企業が投資しないのは『投資しても儲からないから』なんですから、『投資したら儲かる状況』になれば、投資は黙ってても増えます。当然、無意味に銀行に預けられるお金は減ります。
つまり、誰得グルグルルートで迷子になっていたお金が、GDPを成長させる所に帰ってくるのです。そちらの図が、以下になります。



これが、『これまでとは次元の違う金融緩和と財政支出』を掲げる、安倍総理のアベノミクスが目指す先となります。こうしてまとめて見ると、「アベノミクスとは、日本に元気なGDPを取り戻す政策なのだ!」という事が、非常によく分かると思います。間違っても、マスゴミが言うような「円安誘導政策」ではないのです。ま、結果的に円安になるのは確かですけどね(笑)

本日のまとめの図が、こちらになります。ここまでの解説が理解出来ていれば、びっくりするぐらいすんなりと頭に入って来るはずです。



いやー、今回は内容が盛り沢山で、大変でしたね!難産でした。三日掛かった(笑)
たくさん画像をお借りしました、漢字の紳助さん、まことにありがとうございました。
ところでひとつ要望なのですが、最後の図の好況の時の青ラインとして、貯蓄から国民(民間企業が銀行から借りて投資を行う)のラインを付け加えた図を、是非とも作っていただきたいと思います。この一本の線が加わる事により、「アベノミクスで国債の金利が上がる?そりゃあ、民間企業が借入を増やして投資しているんだから、高利で貸した方が銀行も儲かるだろ常考www」という事が主張出来る為、更に完成度が高まると思います!
・・・自分で作れって?だって、そんな、面倒くさ(略

どうでしたか?難しいとは思いますが、理解出来てくれば「おおっ!なるほど!」と思っていただけるはずです。分かってしまえば簡単な話ですので。さあ、分かるまで何度でも読み直しましょう。
うちよりも分かりやすく解説してる所があったら、コメント欄で教えてあげてください(笑)

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経済基礎02 貿易は富と職の奪い合い

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さてさて、新たに始まりました経済基礎シリーズ、前回はGDPの基本中の基本、名目GDPと実質GDPの違いや、GDPの三面等価の原則について勉強していただきました。

経済基礎01 GDPを理解しましょう

要は、「GDPとは豊かさの指標であり、こいつが伸びてくれない事には、豊かで幸せな暮らしが出来る国なんて実現出来ないんですよ」という事です。GDPが伸びなくても幸せならいいとか言ってるクズどもに告ぐ。どうやったら豊かじゃなくて餓死者が出るような状況で、幸せだと言えるのか教えろ。率先して無一文になれ。餓死寸前まで腹をすかせろ。その上で幸せだと叫べ。苦しいのが気持ちいいとは、救いがたい変態だなあ。私には真似出来そうにありません。
GDPには、二つの側面があります。即ち、物資の面から見たGDPと、お金の面から見たGDPです。私が口を酸っぱくして言っている事ですが、「お金自体には価値はなく、本当に価値があるのは物資そのもの。お金の流れは、物資の流れを映し出す鏡に過ぎない」という事。お金と物資は表裏一体。

買える物資が無くなれば、お金の価値が無くなります。これがハイパーインフレです。
同様に、お金が足りなければ、物資の流通も滞り、やがて生産力まで枯渇する。これがデフレです。

では、足りないお金を発行出来るのは誰なのか?言うまでもなく『国家』であり、日本の場合であれば『日本銀行』が、それに当たります。だから、我々はこう言うしかない。日銀仕事しろ。
しかしこれは、本日の本題とは関係無いので、前シリーズの該当記事をご参照ください。

超簡単経済基礎02 通貨発行者の視点

さてさて、GDPの三面等価の原則を理解された皆さまであれば、

・付加価値=生産面のGDP
・所得・収入=分配面のGDP
・消費支出=支出面のGDP


これらの合計がピタリと一致するという事については、既に納得していただけていると思います。国内でお金がグルグル回っている限り、支出だけが増えて所得が増えないなどという事はあり得ないのです。

誰かが支出を増やすという事=誰かが儲かるという事=誰かが労働によって生み出す付加価値が増えるという事

思っていたよりもシンプルな話で、この図式を理解した皆さまであれば、「金は天下の回りもの」という言葉が、しみじみと分かっていただけるのではないでしょうか。
俺はアンタから金を払って物を買う、アンタも俺から金を払って物を買う。
こういう当たり前の経済活動の基本、複雑化+分業化が進んだ現代では見失いがちな事を、昔の人達はよーくご存知だった訳です。

究極的には、実質GDPと名目GDPをバランスよく伸ばし、インフレ・ターゲットをコアコアCPI基準で前年比2%上昇を維持する事が出来れば、日本は毎年順調に経済成長を続けて行く、理想的状況を手にする事が出来る訳です。
・・・え?そんなにうまい事、経済成長し続ける事が出来るのかって?何甘えた事言ってんスか?そりゃもちろん、俺たちが新たな高付加価値を生み出すために、一生懸命働かなきゃ無理ですよ。ただ、「お金の流通量が少ないせいで、成長出来ない!」とか、そういう馬鹿げた足かせが外れるだけです。そこで走り出せるかどうかは我々の努力次第ですね。
まあ、日本人ってのは、そういう「地道にがんばる」という一点については世界一ですから、日本でダメだったら世界中どこでもダメだろう(笑)

と、お話させていただきましたが、GDPについてより深く理解して行きますと、「三面等価の原則とは言っても例外はあるw」という点が出て来る事にも気付きます。そういう部分を、「どうすれば大原則に沿った形で、いい感じに出来るのか?」と、順番にプチプチ潰していくのが、今回の「経済基礎シリーズ」になります。

GDP=最終消費支出+投資+在庫増加+輸出−輸入

この『最終消費支出』の部分において三面等価の原則が成り立つ事は分かりました。後ろにくっついてるコチョコチョしたヤツらが曲者です。特に『+輸出−輸入』、お前だー!!
誤解を恐れずにハッキリ言ってしまいますが、外国はリスクです。うまく関われば莫大なリターンを得る事が出来ますが、一歩間違えば大ダメージを受ける可能性も高い、諸刃の剣である事を理解しておく事。

まず、日本の輸出入の現状を確認しておきます。マスコミは盛んに「日本は輸出立国だ!輸出の拡大なくして日本の発展は無い!」と叫び続けてきた訳ですが、デフレ円高を維持して国内消費を壊滅に追いやっておきながら、その言いようはねえだろ?(笑)
輸出量が1.5倍に増えただぁ?そりゃお前、日本の市場が壊滅しかかってるから、外国に逃げるしか無くなっちまっただけですよ。ふざけんな。
マスゴミ様の発言であるという事からも容易に推察出来るでしょうが、日本が輸出立国だというのは、真っ赤な嘘です!

2011年版 主要国輸出依存度・輸入依存度

(クリックで拡大)

グラフは三橋先生のデータベースからお借りしております。いつもお世話になってます(笑)

こうして見ると、デフレで衰えたとは言え、日本のGDPの大半は『国内の需要』によって占められている事が分かるはずです。輸出で儲けてると言っても、たかが日本のGDPの15%程度に過ぎない訳です。
こうして見ると、「輸出入無しでは立ち行かない、ヤバイ国」はどこかと言うと、ドイツと韓国が突出してヤバイですね。韓国に至っては、2012年のデータでは、輸出額の対GDP比が、50%を超えたそうです。おめでとう。
・・・はて?そう言えばドイツと韓国と言うと、アベノミクスに批判的な国だったような気が・・・(笑)

さて、日本はメタンハイドレートや尖閣諸島近くの海底油田等、潜在的には資源大国である可能性が高いです。しかし、それを有効利用する技術が開発されていない(コストが見合わない)現在においては、それらの資源は『無いもの』として考えておかなければならないでしょう。
資源を持たない現在の日本における輸出入の基本は、『エネルギー資源や材料となる金属資源を輸入し、加工して輸出する』というモデルになります。外国から仕入れてきた資源を、日本の高い技術力で加工する事で、付加価値を加えて輸出する訳です。ですので、基本的には日本の労働者が加えた付加価値分、輸出額の方が高くなるはず。
加工した後、原材料より安く売ってるんじゃあ、アホですからね(笑)

資源を持たない国の輸出入は、大体こういうモデルになってます。

もちろん、前述のドイツ、韓国などもそうです。
いくら『輸入した資源が百%対外国輸出に向かうとは限らない』とは言っても、輸出入で儲けるって事は、輸出と輸入の差額で利益を出さなければ話にならない訳です。

逆に言うなら、『輸出<輸入』が許されるのは、石油などのエネルギー資源を豊富に持っていて、それをバンバン売ったお金で、外国の物資を楽して手に入れられる、左うちわの貴族国家だけだという事になります。いやあ、中東の王子とか見てると、頭おかしいと思いますしね(笑)
と言うと、「日本は貿易収支は黒字になってないと、マズイじゃないか!」と思われるかも知れませんが、案外そうでもない。日本は中東の資源大国のような貴族国家に限りなく近い、お金持ちの国なのです。対外純資産世界一は伊達じゃない。

世界最強国家日本論02

一年以上前の記事ですが、経常収支についてはそちらの記事に譲ります。長くなるので。そう言えば世界最強国家日本論はすっかり更新が止まってますなあ(笑)
さて、日本のここ数年の輸出入額はどのように推移しているかと言いますと、こんな感じです。

輸出入額推移

(クリックで拡大)

グラフはひろさんからお借りしております。いつもお世話になります。コメント返信できなくてごめんなさい。マラソン完走おめでとうございます。

こうして見ると、輸出入の額はほぼ同じラインを描いており、2010年までは輸出額の方が輸入額よりも少し多いぐらいを維持していた事が分かります。輸出入ともにガクーンと落ち込んでいる2009年には特に注目していただきたい所ですが、「輸入額だけがそのまま、輸出額が下がるなどという事はあり得ない」と言えます。破綻論者はよく、「輸出が減ったら日本はおしまいだ!」という事を口にしますが、心配せんでもその時は輸入も落ちます(笑)
輸出が減るって事は、その分原材料を仕入れる必要も無くなる訳で、輸入も一緒に落ちる訳です。当たり前じゃないですか。
ところで、2011年、2012年と輸入額が輸出額を上回り、貿易赤字になってしまっているのは、お分かりですね?原発停止により、エネルギー資源輸入のコストが跳ね上がったせいです。震災をネタに脱原発を叫んだ連中の狙いが、日本の弱体化であった事が非常によく分かります。
日本の貿易赤字については、さっきの記事でも書いてある通り、経常収支は依然黒字になっておりますので、とりあえずは気にする必要無し。はい、この話はおしまい!

(つうか、「貿易赤字になった→経常収支も赤字になる」と、アホが言い出すだろうと書いてある事が、ほとんどそのまま今のテレビで言われてますねェ。予言あたりすぎワロエナイw)

さてさて。ここまで見ていただいて、如何でしょうか。日本という国は、「十年以上デフレ、超円高、震災、原発一時停止、供給力低下!」といじめ抜かれ、本当にあと半年民主党政権が続いていたら、完膚なきまでに殺られていたかも知れないぐらいに衰弱しました。衰弱しつつもなお、生き残る事が出来たのは、ひとえに日本国民の忍耐のおかげです。耐え切れずに死んでしまった会社、人も大勢居ますから、手放しで喜んではいられませんが、兎にも角にも日本は生き残ったのです。

貿易とは『自国が儲かれば、相手国がその分損をする』という、完全なゼロサムゲームの世界です。日本が本来の力を発揮出来ずに、手枷足枷でがんじがらめに縛られている間、『日本と同じような産業構造を持ち、同じような製品を輸出している国』が、ボロ儲けしました。

言うまでもなく韓国の事だよコンチクショウめ。

最初のグラフを思い出していただきたいのですが、韓国の輸出GDP比は、驚きの50%。GDPの半分もの額を、輸出で稼ぎだした背景には、『ライバルである日本が、朝鮮民主党の工作により、円高維持、デフレ続行、競争力低下で苦しんでいた』所を、利益を貪りまくった結果である訳です。日本の牙が抜かれたままであるという大前提であれば、韓国が取った日本を食い殺す政策は、間違いではありません。人の道には反すると思いますが、利益の最大化という観点から見れば、実に正しい。
この期に及んで寝ぼけて『韓国と共存共栄』などと言っている人も居ますが、韓国が日本と似たような輸出品目で儲けようとしている時点で、共存だの共栄だのって話はあり得ないんですよ。あんなクソ虫みたいな連中をライバルなどとは呼びたくもありませんが、輸出品目を客観的に見比べてみれば認めざるを得ません。ディスプレイ、スマホ、自動車等々、日本の輸出主力製品が、韓国の主要産業には目白押しです。
まあ、何故って日本の技術を、日本人の人の好さにつけこんでパクリまくった結果そうなってるんだから、産業構造が似てくるのはしょうがないんですが(笑)
つくづく、韓国がもう少しまともな国で、日本からパクった技術を『国内市場を成長させ、内需大国にする』という事に使ってくれていれば・・・と、思わずには居られません。それなら、「僕達の技術を使って、いい国を作ったね。すごいね韓国」と素直に喜ぶ事が出来たかも・・・まあ、それが出来るようならそれは既に朝鮮人ではない訳ですがね。
海外市場に威勢よくしゃしゃり出て来た挙句、そこが死ねば速攻ポシャるような脆弱な産業構造を自分で作っておいて、「日本のせいで韓国が滅びる!」とか言われても知らんわ。

要するに、海外市場で同じ品目の輸出において競おうとするならば、これはもう潰し合いしかあり得ない訳です。GDPの中にある『+輸出−輸入』とは、熾烈な富の奪い合いなのです。

そして、同時にそれは『職の奪い合い』でもあります。
日米貿易摩擦は学校で習ったはずですが、これにした所で「アメリカには立派な自動車会社、自動車市場があったのに、日本から来た高性能自動車がこれを駆逐してしまった」という所で問題になったのです。アメリカの会社の業績を悪化させ、アメリカの労働者を路頭に迷わせた日本企業の車が、アメリカで飛ぶように売れて、道路をビュンビュン走っている。こんな不愉快な話がありますか?
シャープやソニー、パナソニックが、政権交代が間に合わずに倒産していたとして、サムスン製のスマートフォンやタブレットを日本の町中でしょっちゅう目にする・・・なんて事になったら、俺は発狂するほど怒るね。これはもう間違いありません。ふざっけんな韓国死ね!って思います。こういう所、「競争の結果敗れたのだから、仕方がない」と思える程、人の心は広くなくてね。神や仏じゃないもんで。

可能な限り、『貿易に頼らない経済』を作り上げる事が、これからの世界ではスタンダードの価値観になるでしょう。
国内産業を守り、そういう経済を作り上げる為に、『関税』という物があるのです。
輸入品に大幅に課税する事によって、国内産の製品の売上を守る訳です。まさしく、自由競争大好きな新自由主義者の大敵です。
流行のグローバリゼーションの真逆の政策のようですが、自国の産業を守り、発展させる為には、関税自主権は絶対に手放してはいけません。まして、関税が既に限りなく0に近い日本に対して、『非関税障壁の撤廃まで求める』という、TPPなど・・・ハッハッハッ。日本を殺しに来ているとしか思えませんなあ(笑)

あ、ちなみに日本が輸入品に対してほとんど関税を掛けずに済んでいるのは、『普通に日本製品の方が高品質なので、ハンデなど無くても日本製が勝つから』です。つくづくすげえ国だぜ日本。

非関税障壁とは、関税以外の各種規制等の事です。文化の違いなども、非関税障壁のひとつだと言われればその通り。そこまで世界を平らにしたいのかと、びっくりするレベルですが。
例えば、「日本の交通ルールが左側通行なせいで、左ハンドルのアメリカ車が売れない!直せ!」と言われたりする事も、割とガチであり得るかも知れません。医療や法律にしても、そう。「日本の国民皆保険のせいで、アメリカの保険会社が提供するサービスが売れない!皆保険制度やめろ!」と言われる可能性がある訳です。だから、日本の医師会などはTPPに大反対しています。
何故、外国の圧力に負けて、日本が『国家として、民主主義で決定し、国民に提供すると決めたサービス』を撤廃などしなければならないのでしょうか。それも、貿易の本質である戦いの観点から見れば、「日本という市場で、アメリカを儲けさせる為に」、制度を変えろと強要される訳です。

・・・何でアメ公儲けさせる為に、日本国民が我慢せないかんの?アホなの?逆の立場になっても同じ事言えるの君ら?

と、冷静に考えれば誰でも同じ結論にたどり着くんですが(笑)、グローバル馬鹿どもは言うわけです。「世界をひとつにしよう。通貨を統一しよう。製造は得意な所に任せればいい。アメリカは自動車、日本はケータイ、韓国がディスプレイ。そういう形で分業した方が効率的だ。生産効率が上がるよ。その方が幸せになれるよ」と。
しかし、それを進めるとどういう事が起きるのかは、既にEUが証明してくれています。ドイツのような、供給力の強い国は輸出でボロ儲けしてますよ?一方、ドイツ製品を買わなければならない弱小国の側に立ってしまった、スペインやイタリアはどうなってるか?ギリシャはどうなっているか?

死んでる訳ですよ、これが(笑)

ドイツから質のいい工業製品が入ってくるせいで、自国の産業が発展しません。得意な分野で頑張ればいいと言われそうですが、そもそもその得意分野が無い。「仕方ないなあ。じゃあギリシャはこの産業で頑張りなよ」と、わざわざ儲けを減らして何かしらの産業を譲ってくれるような優しい国もありません。つうか、それを政府が指導するようになったら、共産主義じゃないの。
それでもサービスを輸入しないと生活水準が保てないので、輸入は減らせない。借金がどんどん増える。おまけに共通通貨のユーロを使用しているせいで、為替調整の恩恵も得られない。
こんな状態で、どうやってユーロが立ち行くと考えていたのか、私は逆に聞きたいぐらいですよ。何考えてユーロなんか作ったわけ?頭のいい人が作ったシステムとか自慢気に言ってたけど、本当は馬鹿だったんですね。もちろん、本当に頭のいい国は、こんな沈むとわかりきってる泥船からは必死で逃げてます。例えばイギリスとか。スイスとか。
お分かりですか?グローバリゼーションの極地においては、負け組になってしまった国に再起が許されないのです。これが最大の問題。
イタリアやスペインでは、宇宙開発事業を就職先に選びたいと思っても、日本におけるJAXAのような機関がそもそも無い訳です。故郷を捨てて、どこぞの宇宙開発国に行かなければ、宇宙への道は開かれないのです。一事が万事その調子。納得の若年失業率25%。哀れ過ぎる。
グローバル化して、得意分野以外は外国に明け渡し、自国では何も出来ない状況を作り上げるのがお望みですか?そんな訳ないですよね?日本人ならば、『全て自分達の手で出来るようになっていたい!』と思うはずです。
そういう意味では、日本ってのは主要産業はひと通り自国の中に揃っていて、「宇宙飛行士になりたい!」と思ったら日本で頑張れば道が開かれる訳で、幸せな事なんじゃないですかね。これってスゴイ事なんじゃないですかね。どんなに努力してもダメな事なんて、ほとんど無いんだから。

この通り、「もっと自由に貿易やろうぜ!」と言っている人が目指している先、ヨーロッパは地獄のような状況に追い込まれている訳ですが、こんなのを喜ぶのは誰かと言いますと、当ブログでは毎度おなじみのグローバル資本、資本主義の悪魔です。もういい加減にしてくれないかな、この人達(笑)
コメント欄に「まさにそれ!」な話がありましたので、ご紹介します。

私の会社は外資系のハゲタカファンドにがっつり食いつかれてここ数年過去最高の売上を更新しながらも、設備投資も認められず、給料もあがらず、人の補充も進まないという悪夢のような状況になっております。この状況は先の「マイナス輸入」の状況ですよね。この状況に対しどう戦えばよいのか、その答えがこの先の記事にあると期待してます!

極論、グローバル資本にとっての利益を最大化する方法が、人並み外れた外道の道である事が、最大の問題点なのです。そのシステム自体が欠陥品です。
グローバル投資家への配当金は、企業が得た『純利益』から支払われます。ハゲタカの目的はコレなのです。そして、企業の純利益を最大に引き上げ、一円でも多くの金銭をグローバル資本が吸い上げる為には、

・売上の最大化。
・費用の最小化。
・政府に支払う税金(法人税)の最小化。


を実現すればいい訳です。とにかく売上を上げさせて、安い給料でこき使い、国家への税金は払わない!これが究極です。ひでえ話ですね。
TPP大好きなクソ野郎どもの主張、そのまんまになって来たでしょう(笑)

「景気が厳しいので、賃上げの要求には応えられない」
「人員を削減して利益を最大化する為にはリストラもやむなし」
「残った人に死ぬ気の奴隷労働を強いる事が出来るので、豊かになどなられては困る」
「当然、そんな事をするとデフレスパイラルに巻き込まれ内需が成長しなくなるので、売上の拡大先を外国に求める。即ちグローバル化」


ほらね(笑)
私はこの手のグローバル資本の富の回収方法を、「焼き畑農業的」あるいは「狩猟型資本主義」と呼んでいます。どういう意味か、解説はしません。見たままの意味です。
これのターゲットにされてえらい事になった典型が、まさにお隣の(笑)韓国です。韓国人は、どんなに働いても豊かになどなれません。グローバル資本の口車に乗り、輸出依存度50%超かつ、主要な企業の株式の大部分を外資に握られ、得た利益の大半は外国の投資家の懐に入るという、超絶的人間牧場状態になってしまいました。奴隷労働に耐えられなくなった人間は死ねと言わんばかりの、非人道的社会制度まで完備。後は死ぬまで搾り取られるだけ。

(T人T) ナムナム

これからの日本が進むべき道は、それとは全く逆の道、「農耕型資本主義」です。
内需を大切に拡大し、実体経済の成長に応じて通貨を発行し、インフレ・ターゲットを適切に定め、金融方面のみの資産バブルを起こさないよう政府が注視する中で、『適度に調整された経済の中で、自由に競争、切磋琢磨する』というのが、私が考える理想的状況です。がんじがらめの監獄入り(共産主義)は冗談ではありませんが、かと言って寒空の下で完全放置(現在の資本主義の行き着く先)も冗談ではありません。その間のちょうどいい所でヌクヌクと、ハウス栽培されたいんですよ私は(笑)
世界にこの農耕型資本主義を伝える事が出来るのは、『デフレスパイラルから抜け出せる、力強い政権を得、なおかつ基本に忠実な経済構造を持っている』、世界にたったひとつしか無い国。日本以外にはあり得ないと、私は考えています。

ちょっと壮大な方向に話が逸れましたが、結論としては「貿易は富と職の奪い合いである」という事と、「貿易を激化させようとするグローバル資本に立ち向かう事が出来るのは、国民によって民主主義で選ばれた『まともな政府の政治力』以外にはあり得ない」という事です。
民主党政権を経験した皆さまには言うまでも無いでしょうが、政治の力を努々侮るなかれ。これは、日本人が未来永劫語り継がなければならない、平成最大の教訓です。これを学ぶ授業料であったとするならば、民主党の最低最悪の政治も、授業料としてはむしろ安くついたと見るべきかも知れないとさえ思っています。それぐらいの価値は十分にありました。お灸は泣き叫びたいぐらいクッソ熱かったですけどね。
という訳で、民主党の三馬鹿総理の名前は、五十年後の歴史の教科書に必ず載ります。日本を滅ぼそうとした国賊として、絶対に載せなければなりません。同時に、これから日本を救う事になる安倍晋三総理の名も、アベノミクスという救世の経済政策と共に、永遠に歴史に刻むべき。そして、当然そうなるであろう未来を、私は疑っていないのです。

ま、GDPを成長させる方法としては、『最終消費支出を上げる(内需拡大、農耕型資本主義の地道かつまっとうな道)』か、『輸出額を引き上げる(内需切り捨て、外需拡大、狩猟型資本主義の刹那的な道)』の二通りしか無いって事です。そして、どちらが日本国民を幸せにしてくれるのかは、言うまでもないでしょう。
つうか、狩猟型、焼き畑資本主義って『輸出を拡大出来る間』はいいんですけど、その調子で世界中全ての国の最終消費支出をボロボロにした後は、一体どこに物を売って稼ぐつもりなんでしょうね?まさに、後の事は何も考えていない、アホの発想であると言えるでしょう。
GDPを構成する要素を完璧に把握していれば、こういう所にも気付けるようになるのです。GDPさえ理解してれば、この程度の話は出来るようになるのです。
今、日本は世界の経済の常識を、一変させる事が出来る立ち位置に居ます。こんな面白い時代に生まれた皆さまは、まことにラッキーであると言えるでしょう。私は、楽しくて仕方ありません。

・・・って、うわー!昨日は体調が優れずにアップ出来なかったこちらの原稿ですが、今日の三橋先生のブログ「グローバリズムは焼き畑ビジネス」って、ほぼそのまんまの事が書いてあるー!ぐはっ。
昨日更新してたら、すごいドヤ顔が出来たのに・・・無念です(笑)
三橋先生は私が言う所の「資本主義の悪魔」を、「最後の敵」と書いています。既に、倒すべき敵は正体不明の何者かではなくなりました。これまでの皆さんは、「自分をつらい境遇に追い込む敵の正体が分からない。誰が、何を目的に、そんな事をするのかが分からない」という、戦おうにも誰に立ち向かえばいいのかも分からない状況だったのです。これでは勝ち負け以前に戦う事すら出来ません。しかし、そんな状況とはもうオサラバ。敵の正体は既に明らか。そして、我々には敵を倒す為の武器も持っています。『民主主義国家』そのものが、最後の武器なのです。

「規制緩和をしなければ云々、日本はもう成長出来ないから世界に打って出て・・・日本はもう成熟国で年齢的にはおじいさんの国だから・・・」
などと、不安を煽りながら、即物的な利益をチラつかせる悪魔の誘惑に乗らず、日本に住む国民が賢くなり、『本当に豊かな国で、幸せに暮らす為にはどうすればいいのか』を真剣に考え、まともな政権を選べるようになりさえすれば、勝負はもう決まったような物です。というか、安倍自民を選んだ時点で、ほとんど勝ったような物。後は夏の参院選で完全勝利をもぎ取ればいいだけ!
その為には、敵の手先になり果てた、マスゴミを倒して正しい情報を流布しないとね、といういつもの結論に行き着くのですが(笑)

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経済基礎01 GDPを理解しましょう

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いやあ、本当に安倍総理が就任されてからというもの、安心して政治のニュースを見る事が出来ますね。最近は基本的にマスゴミ報道は、「素晴らしい安倍総理の仕事ぶりを、一体どのようなこじつけ理論で貶めようとするのかな?」と、非常に穿った見方をするようになってしまいました。

さて、こうした状況を見ていて本当に痛感するのは、これまでの日本政府は本当に仕事してなかったんだな・・・という事です(笑)
それと言うのも、国民はもちろんの事、政治家も経済をまったく理解していなかった。この期に及んで構造改革だ、TPPだ、規制緩和だ、とアホを言い続けるのも、経済の基本的な所を理解出来ていないからでしょう。

という訳で、皆さまにはこの辺りで、経済の基礎を学びなおしていただこうと思います。
アベノミクスで「製造業だけど、来年の五月まで仕事でいっぱいだ!」といった嬉しい悲鳴を上げているという話もちらほら聞くようになって来ましたが、何故そうなるのかを理解していれば、楽しさは倍増します。
今日は経済学の基本中の基本である、GDPとは何だろう?という所を勉強していただく事にしましょう。はっきり言って、世の中にはGDPとはどういう物なのかという、基礎中の基礎すら知らずにペラペラ喋っている人が多すぎると思います。三面等価の原則とか、ご存知?これが理解出来るだけで、マクロ経済の事がスーッと腑に落ちるようになりますので、お楽しみに。

という訳で、経済基礎一回目、「GDPを理解しましょう」始めます。
(前シリーズの『超簡単経済基礎』もよろしく)

一番基本的な所から行かせていただきますが、GDPとは国内総生産の事です。
・・・え?さすがにそれぐらいは知ってるって?国内総生産とは何か、という具体的な所がよく分からない?
では次。

GDP=最終消費支出+投資+在庫増加+輸出−輸入

はい、こちらがGDPの計算式となっております。これを死ぬほど平たく言うと、「GDPとはその国が儲けた金額の合計」という事になります。基本的にはGDPが多ければ多い程その国に住んでいる人が儲かっているという事です。たくさんお金を儲けたという事は、その裏ではその金額と等価の『物資』が取引されているという事になります(※ここ重要です。覚えていますか?お金自体には価値は無く、物資の動きを写し出す鏡に過ぎない。超簡単経済基礎を見直しましょう!)たくさん儲ける事が出来れば、その分美味しくて安全な食料を購入出来たり、オサレなインテリアを購入していい気分になれたりする訳です。GDPが多い程、国民が上質な暮らしが出来るという事になりますので、豊かな国だと言える訳です。最近は、この一番根底にある大原則まで詭弁で誤魔化そうとする馬鹿が居るから困る。
GDPってのは、大きければ大きいほどいいんですよ。そうでなけりゃ、誰がGDP世界何位で経済大国だ何だのと一喜一憂するもんですかね。GDPが減っても幸せならいいとか、大量消費社会で環境破壊がどうとか、そういう変なことを言う奴がマスゴミの手先として出て来ますからね。綺麗事抜かしてんじゃねえよダボがァ!てめえら率先して無一文になれやあああっ!!
(※地球環境などどうでもいいと言っている訳ではありません。念のため。中国の大気汚染とか見てたら、そんな事言える訳ない。環境を維持しつつ、如何に付加価値を得て豊かで余裕のある暮らしを手に入れるべきか、という話です)
では次。

GDPには、二種類あります。

名目GDP=上記の計算そのままの金額
実質GDP=物価の変動を加味して計算


そろそろややこしくなって来たと感じる人も出始めると思いますが、ここは大切な所なのでよーく覚えておいてください。名目GDPを物価指数で割った物が実質GDPです。アベノミクスでハイパーインフレがどーたらこーたらと言っている人は、要するに「名目GDPは上がるが、実質GDPは下がる事になるぞ!!」と言って我々を脅している訳です。(まあ、現実的には名目GDPが上がって実質GDPも上がるのがアベノミクスなんですけどねw)
名目と実質などと言われると、「なるほど、本質的に大切なのは実質GDPの方なんだな!」と思い込んでしまいがちですが、案外そういう訳でもなく、両方大事です。が、とりあえずデフレの日本が上げなければならないのは、名目GDPの方です。
日本を崖っぷちまで追い込んだ民主党は、「実質GDPは上がっているじゃないか!民主党時代に景気が悪くなったなんて嘘だ!」と、悪びれもせずに言っています。しかしながら、名目GDPがまったく上がっていないのに、実質GDPが上昇しているという事は・・・物価が下がった。つまり、日本の苦しみの元凶である、デフレが深刻化している。・・・という事を意味しているのですが、大威張りでこれを「民主党の功績!」と口に出来る辺り、本当に凄まじいですよね。名目GDPとは?実質GDPとは?という事を知っているだけで、そんな事は言えないはずなんですけど。頭おかしいんじゃないの。
いつものグラフを貼っておきますが、

日本のコアコアCPIと平均給与の推移(対95年比%)

(クリックで拡大します)

デフレが深刻化し景気が冷え込みますと、物価指数(コアコアCPI)の下落率以上に、平均給与が落ち込みます。つまり、どこかの誰かがリストラされて職を失ったり、食べるものも買えずに餓死したり、低賃金激務のワープアが増加したりしているという訳です。安く物が買えるようになり、豊かになっているだなんて冗談じゃない。実質GDPが上がっている、物価が下がって実質的には豊かになったと民主党が自画自賛している裏では、こんな事が起きているのですね。ふざけんな民主党、消滅しろ。
では次。

GDP三面等価の原則
支出面のGDP=生産面のGDP=分配面のGDP


いよいよ出て参りました。GDPの勉強をしていて「んんー?」と首をかしげる事になる最難関。GDPの三面等価の原則です。
支出面だの生産面だの分配面だの言われても何のことだか分からないでしょうから、簡単に説明いたしますと・・・

・支出面のGDP 国内の消費支出の合計
・生産面のGDP 国内に発生した付加価値の合計
・分配面のGDP 国内の所得の合計


これらの合計は必ず一致する、という話になります。これでもまだ分かりにくいと思いますので(笑)、とても分かりやすいケーススタディを。
ひろさんが、超分かりやすい画像を作ってらしたので、ちょっとお借りしますね。


(クリックで拡大します)

いやあ、この絵を見た時は、「あなたが神か!」と思いました。まあ、基本を理解するにはよくある図ではあるんですが、何度見てもいい物はいい。
こちらの図は、野菜を農家が生産して500円で流通業者に納入、流通業者が小売店(八百屋とかスーパーね)に700円で納入、小売店が最終消費者に1000円で売却、という何の変哲もない経済活動の一部を切り抜いた物な訳ですが、これを何とか面のGDPという視点で見ると、こうなります。

・付加価値=生産面のGDP

農家が野菜を作る価値=500円
流通業者が野菜を運ぶ価値=700円−500円=200円
八百屋が野菜を販売する価値=1000円−700円=300円
合計=1000円

・所得・収入=分配面のGDP

農家の所得=500円
流通業者の所得=200円
小売店の所得=300円
合計=1000円

・消費支出=支出面のGDP

野菜買ってった奥さんの支出=1000円
合計=1000円


この通り、生産・分配・支出の金額は計算上、ピタリと一致するはずなのです。もし、最終消費者が野菜を買う価格が1200円に増えたとするならば、誰かがその200円分を余計に儲けている事は、確定的に明らか。
付加価値や所得の合計が1000円のまま、最終消費者の支払う金額が1200円に増えるなんて事は、絶対に起きないんですよ。

その200円はどこに消えたの?亜空間ですか?(笑)
支出が増えても所得が増えないなどという事は、物理的にあり得ないんですよ。

ま、現実では脱税する鳩山みたいなクズや、表に出て来ないお金なども少々ありますので、完全に一致!とまでは行きませんが、大した事のない調整で辻褄が合うレベルです。日本では、概ね三面等価の原則が成立していると言っていいでしょう。
これが、「どうしてこうなった\(^o^)/オワタ」レベルで調整しないと、三面等価の原則が成立しない、中国のようなド三流国家との違いです。あいつら、国ぐるみで粉飾決算し過ぎなんだよ(笑)

三面等価の原則で一番理解しておかなければならない事は、『誰かが支出をした時、必ず誰かが所得を得ている!!』という事です。逆もまた真なりという事で、『誰かが所得を得た時、必ず誰かが支出をしている!!』という事。これが、GDPの三面等価の原則です。
ところが、世の中にはこういう『基本的な事』を説明しないまま、経済はもっと複雑な物だからとか何とかゴニョゴニョ言って、「物価が上がっても(最終消費者の支出が増えても)、お前らの給料が上がったりするもんか!」と、まことに変なことを言う人間が居る訳です。GDPの三面等価の原則を理解していないとしか思えない訳です(笑)

という事は・・・どこかのテレビに出て来るエコノミストが言っているような、「アベノミクスは失敗する!お金を刷って公共事業なんかやったって、国の借金が増えるだけだ!!」という言葉が、完全に嘘だという事が分かります。

支出が増える=付加価値が増える=所得が増える

三面等価の原則からは、何人たりとも逃れる事は出来ないのですよ、似非エコノミストのみなさま?
政府が支出を増やしているのに、所得が増えないなんて事がどうやったら起きるのでしょうか?いやあ、スゴイですね。支出を増やしても所得が増えないという謎の現象を証明出来れば、ノーベル経済学賞は確実ですね。経済について何も知らない人を騙してる場合じゃないですよ。さあ、早く経済モデルを構築して論文を書くんだ!!

なるほど、確かに「無制限の金融緩和だけ」では、「せっかくお金を刷って増やしても、誰もが貯金してしまって銀行は国債購入に終始して、『支出しない』というオチがつく」という事もあるかも知れません。しかし、安倍総理は二の矢三の矢として「財政出動します(政府が責任を持って支出します!)」と言っている訳です。そこが、アベノミクスの肝です。
テレビに出てるゴミクズエコノミストは『三面等価の原則』を持ち出されるた瞬間に論理が破綻するような事しか言っていない為、敢えて『アベノミクスの二の矢三の矢』については無視している場合が多いです。「お金を刷ってそれで万事オッケーなんて、そんな都合のいい話はない」という所までしか、絶対に言っていないはずです。何故なら、そこから先に一歩踏み込んだ瞬間、自分の論理が破綻する事が分かっているからです。
あいつらは、本当に「そんな事をしたって、景気回復なんてするもんか」ぐらいの事しか言ってません。子供の負け惜しみか(笑)

「ちょっと待て。何故金融緩和についてしか言及しない?安倍さんは財政出動もする、公共事業をして、国民の所得を増やすと言っているではないか」
「政府が支出をして、民間企業がそれを受けるのに、何故GDPが増えないなんて事が起きる?政府が支出を増やしている以上、確実に誰かの所得が上がっているはずだ。GDPの三面等価の原則を知らないのか?」


たったこれだけで相手は死にます。雑魚過ぎるわボケが(笑)

三橋さんなどは、テレビに出ている時、多くの場合時間の都合で「財政出動もするって言ってるじゃないですか」という所までしか言及出来ません。あそこで二の矢があれば、確実に敵を黙らせる事が出来ただろうになー、という場面は結構あったりします。
ただし、それはその姿を見守る我々が、「三面等価の原則を知っている」という事が大前提。
知ってて見てれば「うっひょおおおおっ!三橋さんに手も足も出てない馬鹿どもざまぁ!」と思える所も、知らなければ「???三橋さんが何を言ってるのか分からないorz」で終わってしまいます。それではもったいないでしょう。
このブログに書かれている事程度は勉強しておいて、経済を理解出来るようになっていなければ、これから始まる最高のエンターテイメントを見逃してしまいますよ?私なんか、既に安倍総理が発言する度に「破綻論者ざまぁwwwwww」って大笑いしてますし(笑)

政府が支出をした分は、確実に誰かの収入となり、景気回復、デフレ脱却に寄与します。
誰かの所得は誰かの支出、誰かの支出は誰かの所得、この大原則だけは、絶対に忘れてはいけないのです。
現在、アベノミクスを否定している人たちは、こういう「GDPとは何か?」という基礎中の基礎すら知らない人を騙そうとする詐欺師に過ぎないのですよ。そして、これまでの日本国民は、基礎中の基礎すらも大部分が理解していなかった。言葉を選ばずにはっきりと言わせてもらえば、「騙しやすい阿呆、愚民ばかり」だった訳です。ところが、これからは違う訳です。
つまり、まあ、何だね。たったこれだけの事を勉強するだけで、嘘を見抜けるようになるのですから、勝ったも同然って事!(笑)

・・・あ。でも、言われてみれば、「支出を増やしても、所得が増えない」という例外のケースが、たったひとつだけありましたね。後で突っ込まれるのも嫌なので、少しだけ補足しておきます。

GDP=最終消費支出+投資+在庫増加+輸出−輸入

このGDP計算式の中の、「マイナス輸入」という所がポイントで、簡単な話、政府が外国企業に対して支出を増やした場合、日本人は誰も得をしない政策となります。この場合に限り、日本は単純に貧しくなります。せっかく支出を増やしても、三面等価の原則で得られるはずの所得が外国に掠め取られてしまうので、日本のGDPは増えません。
逆に言うと、売国奴どもはアベノミクスの支出先として、そういう「日本人にとって毒にも薬にもならない支出先」をねじ込んできて、挙句の果てに「支出を増やしても日本のGDPは増えなかった!」当たり前だのマッチポンプをやらかす可能性があります。その辺は、我々日本国民がキッチリ監視、政治家に抗議、情報の拡散!といった形で、抵抗して行かなければならない訳です。その為には、「ちょっと待て、その支出先は外国ではないか!日本が得られるはずだった富を、外国に譲り渡すと言うのか!」と、即抗議出来る程度には経済を理解していなければなりません。

これを分かりやすくやりやがったのが、例によって例のごとく民主党で、震災復興時のプレハブ住宅を韓国の建設会社に発注するという目玉が飛び出るような事をやらかしましたよね。
その分は、確実に韓国が得をして、日本は損をしている訳です。復興予算は韓国に流れ、復興に備えてプレハブ増産の準備をしていた日本企業は絶望し、韓国企業は日本製プレハブ住宅とは比べ物にならない低品質の商品を持って来てボロ儲け、被災者は韓国製の低レベルプレハブで寒さに震え、やたら簡単に生えるカビに戦慄するという、まさに韓国以外は誰も得をしない展開!ここは日本だぞ!?

あの時ばっかりは、血管切れそうになったわマジで。

このように、GDPにおいて『輸出入、即ち貿易』が与える影響は無視出来ない物なのですが、これについて話し出すと長くなるので、経済基礎第二回のネタにしましょうね。輸出入について語り始めると、TPPとかも絡んでくるしね。既に長いですからね。ごめんなさいね。

さて、「GDPってなんだろう?」という所に目をやるだけでも、随分と学べる事があったのではないでしょうか。みなさんには、まだまだ賢くなっていただきますので、ご覚悟の程を(笑)

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超簡単経済基礎05 希望の未来が見えますか?

>日本 ボロボロが喧嘩を売り始めましたよ。御反論がすごくみたいです。

これの事ですかね?久しぶりに見に行ってみました。

新自由主義の造語の意味不明さ

・・・いや、これにどう反論しろと・・・(汗)
あそこまで『相手にしたくねえ・・・』と思わせる文が書けるというのは、一種の才能なのだと思いました。どうも、私があちらに『新自由主義者』というレッテルを貼ったのが気に食わないようですが、確かに私はレッテル貼りをしましたが、それが何か問題あるのかね?
敵を倒す為にレッテル貼りが超有効なのは、現代のマスゴミが教えてくれている基本戦術じゃないですか?自分がやるのはいいが、やられるのは御免こうむるだなんて、そりゃあ図々しい。
君も仕返しに俺にレッテル貼ればいいじゃん。まあ、言わなくても三橋信者の馬鹿とか色々貼ってくれてるみたいだけど。そんな君だから、俺も心が痛まない。いつまでもそのままの君で居てね(笑)
つうか、いつまでもそんなくだらん所をチクチクつついてないで、本丸に攻め込んでおいで。
俺はこうして逃げも隠れもせずに、君らが間違っていると言う三橋貴明式(全部が全部そうという訳でもないんだけど)の経済理論の基礎を、時間を掛けて解説しているのだから、間違っていると言うのなら堂々と理論立てて反論すればいい。『お金自体に価値は無いとか馬鹿じゃねーの』とか言えばいいじゃない。まあ、そこの認識を共有出来ない人とは議論なんかしたくないんだけど。
「三橋のアホ理論を信じてる人ってまだ居るの?」とか、そういう中身が無いのは要らないんですよ。正々堂々攻めて来い。今の調子だと相手にする気も起きないけど、ちゃんとやってくれたら反論してあげてもいいよ。
ん?上から目線?そりゃあ、俺の方が上なんだからそうなるのは仕方ない(笑)

そんな事を言っていたら、三橋さんの本日のブログのネタは何と、

ハイパーインフレを叫ぶ愚者たち 前編

ですからね。おいおい、これはアレやぜ。後編ではきっとアレが来るぜ。アレが何なのかは、読者のみなさまであればお察しいただけるかと。
素晴らしいシンクロニシティを感じました。やはり、来月の総選挙を控え、何を伝えなければならないのか、何を訴える事が勝利に繋がるのかを突き詰めていくと、誰もが同じような結論にたどり着く物なのですね。とても心強いです。

超簡単経済基礎01 お金自体に価値はない
超簡単経済基礎02 通貨発行者の視点
超簡単経済基礎03 現代の錬金術師
超簡単経済基礎04 デフレになってしまったら

という訳で、前回までで一応話はまとめたつもりなのですが、今回はいただいた質問に対して回答しておこうと思います。結構長くなりましたが、最後に非常に重要な事を言ってますので、ちゃんと最後まで読んでね(笑)

>社会保障に力を入れて人を雇うのは、デフレ対策にはならないの?
>社会保障の財源に国債を発行するのは駄目なの?
(いくつか同じような質問がありましたので、まとめさせていただきました)


駄目だとまでは言わないし、デフレ対策にはなります。ただし、あまり効果が高くない。
社会保障の為に必要な人を雇えば、確かにその雇われた人はお金を使ってくれるようになるでしょう。しかし、それだけで終わってしまいます。雇われた人以外への恩恵が無いのです。これでは普通の雇用対策と変わりません。
その点、公共事業は一人で出来るような規模の話はありませんし、しかも全国的な話になりますから、例えば『コンクリートや鉄筋のような部材を納品する地場の会社』などもドカーンと儲かります。公共事業の経済効果は、その他の事業とは桁違いなのです。まあ、だからこそ『土建屋の利権ガー』というやっかみも出て来る訳ですが。そんなに羨ましいなら、土建屋に就職すればいいんじゃないかな?日本には職業選択の自由があるから、転職してもいいんだよ?
公共事業を「一部の人だけが儲ける政策。他の人にも回ってくるとか言うけど、それはいつの話になるの?」と批判する人も居ますが、じゃあ、公共事業以上に広範囲の人が平等に儲かるような事業って何があるんですかね?という話。はっきり言って、無いと思います。あるなら対案として出してください。ところが、こういう事を言う人は総じて対案を持っておらず、「公共事業は駄目だから、みんなでデフレ不況の中、平等に苦しんで死んで行こう。諦めよう」と主張するのです。だからてめえらは駄目だっつってんだよ。他人の足を引っ張るしか能のない、思考停止の大馬鹿野郎どもが。
その点、『社会保障にお金を使う事では良くならないの?』と質問してくれた方々は、素晴らしいですね。ちゃんと対案を出して、その効果を測ろうとしている。知ろうとしている。私はそういう人たちと議論がしたいのです。
経済効果以外の面に目を向けても、やはり公共事業は他のお金の使い道より頭ひとつ抜けているように思えます。『出来るだけ有効な所に投資して、後々まで使える物を作ろう』というのが、やはり一番合理的だし、誰もが納得出来るお金の使い道だと思うわけです。
その点、インフラ整備を含んだ国土強靭化であれば、申し分ない。強靭化した安全な国土で暮らすのは我々日本人全員ですし、私たちみんなの命を守るための投資です。強靭になった国土でこれまで以上に仕事に取り組む事が出来るのですから、日本に住む全ての人が恩恵を受ける事が出来ます。道路を増やせば物流もスムーズになります。
どんなにお金を儲けても、死んでしまえば無意味。安心して暮らせる、災害にも負けない、強靭な国土は誰もが望む物ではないでしょうか。何十年後に生まれ子孫に残す財産としても、申し分ありません。将来世代にツケを残さないと言うならば、なおさら公共事業を推進するべきです。民主党に潰されてしまったスーパー堤防計画などは五十年〜百年計画の大事業ですが、東日本大震災級の災害が起きた時、私たちの子孫の命を立派に守ってくれる事でしょう。
要するに、これに反対する人というのは、『日本を富ませる』のは嫌なのです。日本の富を、他のどこかの国にそっくりそのまま流してもらいたいのです。それがアメリカなのか、中国なのか韓国なのか北朝鮮なのか知りませんけどね。何にしろ下衆ですね(笑)
これが、私が社会保障<公共事業と主張する理由です。
こうして公共事業の持つうまみを理解してしまうと、社会保障に投資してデフレ脱却というのは、残念ながら弱いのです。
『お金には価値はなく、物にこそ価値がある』
繰り返し主張させていただきましたが、これを理解していれば、今は国土強靭化一択だと思います。何しろ、安全に暮らせる国土という『物』を作ろうという話なのですから。社会保障を充実させるのは、その後で問題ないでしょう。
・・・というか、案外東北の復興を真面目にやったら、それだけでデフレ脱却しちゃったりして(笑)

>経済の話って、低学歴の自分にはよくわからないことだらけで、三橋先生のブログも難解なのですが、たまーに2ちゃんのまとめブログとかで、金持ちに課税しろよ!っていうコメントが出ると、それだと金持ちが日本から出て行っちゃうだろっていうのが繰り返しやりとりとしてあるんです。
金持ちが日本から出てけば、日本ってヤバいんでしょうか?
日本の金持ちが持ってる金って、日本円ですよね。日本で稼いだ日本円っていう金ですよね。日本っていう国がないと紙切れの日本円だし、出て行って貰ったほうが日本円がタンスの外から出るから今よりマシな感じがしてるんです。
自分の考えってアホすぎますかね。


私が更新した記事をよーく読むと気付くかも知れないのですが、『クソの役にも立たん金持ちどもはさっさと日本から出て行け』と、普通に言っております。あまり明言はしないようにしてますが、隠すつもりもございません(笑)
実際ね。ちゃんと日本の地域に根を下ろして、価値のある物を生産している事で儲けているお金持ちは、そう簡単に日本から出て行く事なんて出来ませんよ。なんたって、日本並の供給力を他で一から作り上げる事なんて、どれほど大変な事なのか、当のご本人達が一番よく分かってますから。簡単に出来るのは、既に日本で確立された技術を、そのまま外国に移転させる事ぐらい。そこから成長させるにはその国に住む人々の地力が必要とされますから、そう簡単には無理なのです。
日本から出て行ける金持ちってのは、金勘定しかしてない金融馬鹿か、デフレ下の奴隷労働を利用して儲けている下衆ばっかりなので、『金持ちが日本から逃げるぞー!それでもいいのかー!』と逃げる逃げる詐欺なんぞやっとらんで、さっさと出て行けばよろしい。消えやがれクズども。
そして仰るとおり、金持ちが海外へ逃げる際は絶対に両替が必要になりますので、日本円は日本国内に留まります。資産10兆円級の金持ちが逃げたとしても、マネーサプライが10兆円減ったりはしませんし、経済的混乱もありません。強いて言うなら為替レートに少々変動がある程度です。FXのトンデモ証拠金取引で日々動いている額に比べれば、カスみたいなもんです。さあ、心置きなく出て行け。二度と帰ってくんな(笑)

>政府の財政収支が赤字でも問題ないのにプライマリーバランスを均衡させるためにいずれ消費税増税は避けられないというのは政治家の建前で、本音はインフレが行きすぎないように、通貨供給量を適性に保つために増税させてくださいということでしょうか?

政府の財政収支が赤字である事は、問題ないとまでは言えません。三橋先生流の話をしているとよく言われるのですが、『問題ないと思っているのではなく、問題の深刻度が違い、それに対する対処方法も違う』と主張しているのが私の立場。
日本の場合、他の国からの借金で資金を調達している、外貨建ての負債を持っている、という話ではない為、日本が即デフォルトに陥る事は無いだろうという事。政府の負債はそのまま放っておいてもいいという話ではなく、回復出来る機会が来たら回復するべきです。
いつかは日本政府は財政赤字から脱出しなければいけませんが、単に『デフレ期は財政回復なんて、やろうと思っても出来ませんよ』という話なのです。財政回復は大いに賛成なのですが、今は無理だよと言っている訳です。
金融引締めのための増税というのは言いすぎたかも知れません。インフレになってからの増税には、『政府の赤字財政を回復させる』という目的もある・・・というか、そっちが主ですからね。
より正確に言うならば、『インフレになってからの増税でなければ、政府は税収を増やす事は出来ない』という事になります。何しろ、デフレ下で増税すると、税金の吸い上げ先であるGDPが縮小してしまい、税収が結果的に減る(ついでに民間企業が瀕死に追いやられる)という、訳の分からない事になってしまいます。誰得だそれは。
インフレ期の増税は、政府の税収を増やす事と、金融引締めの強化という、二つの目的を同時に達成する事が出来るので、一石二鳥なのです。ただし、増税をやり過ぎるとまたデフレになりますので、上手く調整して行かなければいけません。
政治家の本音としては、「インフレになってから増税して、税収ウッハウッハになって、社会保障やら年金やら、必要な所に資金を回したい」という所じゃないでしょうか。別に嘘をついてる訳じゃないと思いますよ。

>>人件費がアメリカなどの先進国よりも遥かに安かった時代の話を出して、インフレになれば当時のような幸せになれるかのごとく妄想を抱いているようだ。
え、日本もう幸せになれないんですか。ガーーーン。Σ(゜△゜;


わはははは。ボロボロの人の言なんか真に受けちゃいけませんって(笑)
何度でも言いますが、『お金には価値は無く、本当に価値を持っているのは物』なのです。そこを理解してないから、彼らはそんなアホな事を恥ずかしげもなく言えるのです。

>(続き)そもそもパーセンテージ(割合)で考えている話なんだから人件費や物価というその時々の価格というものさしで見ても意味ないんじゃね?と思うわけですがどうなんでしょう。

その通りです。ジュースが10円で買えようが、100円で買えようが、インフレ率3%と言ったら3%であり、その恩恵や負担はまったく変わりません。あなたは今、確実にボロボロの人の上を行きました。
ぶっちゃけた話、百年後に缶ジュースが一万円払わないと買えないようになっていたとしても、大卒初任給が月給2000万円になってれば問題ないって話(笑)
こうやって広い視野で物事を見なければいけないのに、「ジュースが一万円になっても耐えられるのかー!?」と一部分だけ切り抜いて来るのが、奴らの常套手段です。その頃のあなたのお給料百倍に増えている事や、通貨のやり取りを楽にする為に10万円札や100万円札も発行されてますよ、といった事は絶対に口にしないのです。
結局、歯ブラシ一個買うのに、リアカーに札束乗っけて買いに行くというイメージを、損ないたくないだけなのですね。
普通に働いて暮らしている人であれば、さして問題のない話です。実際、昭和の時代から現在まで、物価は十倍ぐらい変動していますが、じいちゃんばあちゃんはそれで困ったことは無いそうです。お年寄りに対して「インフレは恐くないんだよ」と説明する時には、これを言うのが一番効き目があるようですね。実体験に基づいた話ですから、説得力が段違いなのです。飲み屋で隣の席になっただけの経済音痴のばあさんでも余裕で理解してくれました。
繰り返しますが、物価がどうこう言ってる人ってのは、『お金には価値はなく、本当に価値があるのは物』という本質が分かってないんです。
あ、ちなみに『発展途上国の安い人件費を考えれば、日本は国際競争力を失っていく』などというロジックは、通用しませんよ。発展途上国だって、順当に発展すれば日本と同水準の給料を得られるようになって行きます。実際、中国なんて上がっていく自国の人件費に耐え切れずに、倒れようとしてるじゃないですか(笑)
それとも何か。発展途上国は永遠に安い人件費で奴隷労働をするという確信でもあるのかな?やはり、考察のレベルが数段低いと評価せざるを得ないな。

>通貨が余りすぎるとインフレ。通貨が足りないとデフレ。では、市場の通貨の供給量と物資が釣り合ったところが理想的な経済ということだと思うのですが、国家の価値が上がれば(例えば、大規模油田やガス田が発見された国とか)その分、余計に通貨の発行が可能になったりはしないのでしょうか?つまり例で言えば、大規模油田の担保能力というか…
何を言いたいのかというと、メタンハイドレードが近海で大量に発見されている我が日本って、潜在的価値も上がっているから「もっとジャンジャン輪転機回してもOKなんじゃね?」って考えているんですけど。


これはまた、素晴らしい質問ですね。私が言い続けた『お金には(以下略)』がちゃんと伝わっている事が分かって、ニヤニヤしてしまいます(笑)
結論から言ってしまうと、メタンハイドレートや海底油田の資源分だけ、輪転機を回す事は可能です。というか、ちゃんと円の流通量を増やしてやらないと、円の価値が急激に上がる事で大変な円高になってしまい、普通の輸出入もままならないような状態になる可能性があります。外国為替市場が大混乱です。ちゃんと円を追い刷りして、レートを守ってあげないといけません。
ただし、それは『ちゃんと資源として活用出来る技術が確立された時』という事になるので、今はまだ時期尚早です。研究段階の現在では残念ながら、使えるかどうかも分からない資源、採算が取れるか分からない資源という事で、『価値のある物』としては市場に認知されていないという事です。更には、その資源を狙ってる中国のような国家から身を守る術が無いとなると、一気に話がきな臭くなります。
技術が確立されて資源が活用され始めても、資源の埋蔵量全ての分を一括で輪転機を回せるなんて話にはならないので(それが出来るなら産油国は今頃大変な事に・・・)、そこまで大げさな話にはならないと思います。年間採掘可能量や、利用効率と要相談といったところかな。こう書くとあまり夢のない話に見えるかも知れませんが、ただでさえ強い日本の供給能力が更に底上げされるという話なので、日本が世界最強国へ躍り出る話です。その話とこの話を繋げる事が出来る発想は、非常に素晴らしいと思います。

>通貨供給量を増やし、インフレ期待値を上げて、円安・株高・物価高を経て経済成長していく方向性は納得できますが、インフレ率を抑制しなければならない状況になった場合(目標3%が5%程度に加熱しそうな場合など)、金融引き締めを行う必要が生じ、金利が上昇する局面が発生すると思われますが、これにより既発国債(1000兆円)の価値の下落が起こる恐れは無いのでしょうか。

国債の価値は下がります。なんかごめんなさい。
その事を恐ろしい事だと思って欲しくなかったが為に、『お金には価値はない。本当に価値があるのは物資の方だ』という事を繰り返し主張させていただきました。確かに国債の価値は下がりますが、それがどうかしましたか?何か困りますか?という事が言いたかった訳です。
さあ、どちらか選んでください。
『お金の価値が下がるが、物資の供給力はアップする』
『お金の価値が上がるが、物資の供給力は削られ、人々は失業し、自殺し、不幸になる』

どっちがいいですか?と言ったら、本質を理解していれば選択肢は一つしかありません。ですので、国債や貯金の価値が下がる事を恐れてはいけないのです。お金の価値を守ったまま、物資の供給力もアップさせるのは、無理でした。そもそも矛盾しているので、そんなアホな状況が成立するはずがないのです。日本の二十年がそれを証明しています。
国債金利が上昇するとすれば、金融引締めを行った事はさほど関係なく、単純に他の魅力的な投資対象が増えて、「あまり国債が買ってもらえなくなった」という事だと思います。現在の日本の国債金利は世界一の低金利。つまり、異常なまでに国債が買われ過ぎているという話なのであって、こんな状況は逆に不健全。国債の金利が上がり、価値が下がるのは、むしろ望む所なのですよ。
これも、日本という国家が持つ、鉄板の供給能力があってこそ言える話ですけどね(笑)
ただいまマスゴミ様による、日本銀行を安倍総裁から守ろうキャンペーンが繰り広げられていますが、私はそれを笑いながら見ております。「とうとう表立ってwwwハイパーインフレとかwww言い出したwww」みたいな。吹いたわ。

では、最後の質問。トリはこちらに飾っていただきましょう。よくぞ聞いてくれましたと言いたくなったこちらのコメント。

>年3%成長とかであれば、増税されても痛くも痒くもない、と前におっしゃられていましたね。
恐らく日本の経済規模と、健全に皆が儲けている状態になっていることを踏まえた上でしょうが、生活必需品まで増税されても十分お釣りがくるクラスなのですかね?


十二分にお釣りがくるクラスです。
「自民党の方が百枚上手」という記事でお盆前にも書いたのですが、年3%の名目成長というのは、それはそれは凄まじい、凄まじすぎる目標なのです。3%と聞くと大したことないように聞こえるかも知れませんが、とんでもない!
信じられないような話をこれからしますが、どんなに計算し直してもそういう事になるので、現実として受け入れてくださいね(笑)

まず前提として覚えておいていただきたいのですが、現時点で消費税を5%→10%にした時、一年間で日本政府が得られる税収の差額は約10兆円です。(消費税1%辺りの純税収は2兆円程度の為)
たかだか10兆円規模の話です。民主党は増税分で社会保障を充実などとトボけた事を言っていたようですが、たったの10兆円で出来る事などたかが知れています。ついでに言うと、グローバル経済大好きな人が推進しようとしているTPPに至っては、十年間累積で3兆円弱の経済効果だったかな?クズ過ぎて話にならんわアホが(笑)

それでは、安倍総裁が目標にすると公言した、名目成長率3%とはどういう事かと言うと、こういう事です。

2010年度の名目GDPは479兆円。これを、毎年3%複利で10年間増やす。
479兆円×(1.03^10)=644兆円
つまり、GDPをわずか10年で164兆円増やすという超高目標(笑)
10年間の累積で866兆円の名目GDP増加!
一年あたり80兆円もの巨額成長!!


・・・どうです?桁が違うでしょ?消費税の増税分など、十分にカバーしてお釣りが来るという事が、お分かりいただけたでしょうか。消費税10%で10兆円?20兆円?気前よく払ったるわい(笑)
インフレによる物価上昇分が1%あるにしろ、とんでもない数字です。残りの2%、十年間累計約600兆円は、実体経済の成長分です。つまり、それだけ分の雇用が生まれ、日本の供給力が下げ止まり、上昇に転じる事を意味するのです。おい、若い奴ら喜べ。十年あたり600兆円分も雇用が生まれるってよ!普通に働けるようになるぞ!
十年後、164兆円もGDPが増えていて、もしも全ての金額が新規雇用にあてられたら、年収400万円の人が何人増えると思います?4100万人ですよ。現在生活保護を受けている200万人など、吹き飛ぶような数字です。一億二千万人の日本人のうち、実に三分の一が新たに職を得る事が出来るのです。すごすぎクソワロタwww
当然、実際にはそんなにたくさんの雇用が生まれる事は無いでしょうから(笑)、残りは私たちの給料が増える分です。物価上昇分を差し引いても、十分に嬉しいでしょ?どや?
こういう状況であれば、「働いてない奴は甘えてるだけ」と言われても納得出来ます。職種のミスマッチ(笑)だのセイの法則(笑)という新古典派経済学者の言葉にも、素直に頷いてやってもいい。つくづく、彼らの言い分は『インフレ環境下』であれば正しいのだと、痛感させてくれます。一刻も早く、お前らの理論が成立する経済状況を取り戻してやるよ。ありがたく思えよオラ。
選挙権を持たない学生のみなさんも、「俺達の将来を思うなら、自民党に投票してくれ!」と、両親を説得しましょう(笑)
私のブログを見せればいいです。超簡単経済基礎を、最初から読ませてください。あなたの親父やオカンが反論をしたならば、コメント欄にそのままの内容を書き込んでくれればいい。この私が、ご両親を説得してご覧に入れます。
正直、「何でこれで日本人は幸せになれないなんて言う人が居るの?」と、首をかしげるレベルでしょう。逆に俺が聞きたい。何故日本人は幸せになれないなどと言うのか、数字を交えて根拠を示していただきたい。
金融緩和、財政出動を『デフレ脱却するまでやる』『勝つまでやる』と言っているのですから、絶対確実に、百%実現します。来月の選挙で自民党が勝てばね!

ただし、「増税分は本当に消費税の増税で賄うべきなのか?」「食料品等の生活必需品には軽減税率を適用するべきでは?」といった議論は、これからも続けて行く必要はあると思います。消費税の一律増税が最適かと言われると、そんな事はありません。
しかし、そんな話が問題になるのは、デフレ脱却して経済成長路線に乗った後の事。それまでは『そもそも増税すんな』という話ですから、取らぬ狸の皮算用。今から議論を始めるには、ちょっと気が早いような気がします。
恐らく、経済成長路線に乗って、消費税がちょこちょこ上がり始めた頃には、税率の再検討に入ってると思いますよ。自民党が政権与党を続けていれば。

質問への回答はここまで。

いかがだったでしょうか。もしかすると、インフレターゲット3%と聞いていた話が、思っていたよりも凄まじかったものだから、「いやいや、デフレ解消したからって、そんな急に経済成長とか無理でしょ・・・」と怯んでしまった人も居るかも知れませんね。そりゃあ、何もしなくても勝手に経済成長してくれるなんていう、甘い話ではありませんよ?私、そんな事は一言も言ってないからね。

しかし、あなた方は他ならない自分自身、日本人の変態さ(褒め言葉)加減を甘く見ている(笑)

デフレから脱却さえしてもらえれば、そこから先は民間の仕事です。我々民間企業が切磋琢磨しながら競争し、ガンガン稼ぐだけの事。需要が供給を上回りインフレになったなら、日本人に怖いものはありません。上回った需要を死ぬほど貪欲に喰いに行く事になります。伸びしろが目の前にあったなら、それを超えずに居られないのが日本人の性。根っからの職人であり、凝り性なのです。イメージ的には、アレ。鼻先にニンジンぶら下げられた馬。サボる事なんて考えもせず、全速力で突っ走る。とことんまでこだわり抜き、変態レベルにまでクオリティを上げる。それが、私たち日本人なのです。
高度経済成長期にあった熱の正体とは、まさにこれだったのではないでしょうか?

デフレが解消されれば、後は勝手に経済成長してくれるだなんて、夢を見るのも大概にしろと、一見賢く見える人達は主張します。それを聞いて私たちは、「そりゃ、そんなうまい話なんて、無いよね」と諦めてしまいます。
しかし違うんです!経済成長をやり遂げるのは、私達だ!私達が、新しい価値を創造し、経済を成長させて行くのです!決して勝手に上がって行くなんて話じゃない!俺たちが経済を成長させる!これは、そういう話なんですよ!
この熱は、帳簿上で金勘定だけやっている連中には、絶対に感じ取れはしない!経済学者ごときには分からない!私達、普通の仕事につき、日々仕事に誇りを持って取り組みながら、それでもどうしようもない理不尽に拳を握りしめ、悔しさをかみしめてきた私達だからこそ分かる事なのです!

インフレとは、作れば作っただけ、素晴らしい物を作れば素晴らしい物を作っただけ、正当に評価され、正当に買ってもらえて、正当に儲ける事が出来る状況です。
根っからの凝り性で、職人気質の日本民族が、デフレ、つまりは『流通しているお金が足りない』などというクソくだらない理由で、ずーっと頭を押さえつけられて、我慢を強いられ続けたのです。ここで溜まったストレスは計り知れません。インフレになった瞬間、絶対に爆発する。全財産どころか、俺の命を賭けてもいい。

目を疑うようなハイクオリティの製品やサービスが、これでもかと世に生み出されていく事になると思います。
もちろん、私自身も、これを読んでいるあなたも、今は思いつきもしないような素晴らしい物を生み出す事になるでしょう!私たちは、どんな価値を社会に対して提示するのでしょう?そしてそれは、どんな評価をされるのでしょう?私は、それをこの目で見届ける時が、本当に楽しみで仕方がないのです
素晴らしい音楽、素晴らしい文学、素晴らしいアニメ、素晴らしいゲーム、それらを楽しむのは私たちです!未来の娯楽は全て俺の物だ!俺の楽しみを邪魔する奴は、絶対に許さない!死ね!明るい未来を、俺の楽しみを邪魔をする愚物は、死んでしまえ!滅びろ!

デフレ脱却なんていう序の口で躓いてたら、俺の老後の娯楽が寂しい事になっちまうじゃねえかゴルァアアアア!!

と、こういうモチベーションでこのブログを書いてたりします(笑
損得じゃないんです。本当に。こうして一人でも多くの人が真実を知り、より賢くなってくれる事が、私の未来の理想像に近づく事だと思っているから、やっているだけなのです。
経済成長するというお金の数字の裏には『お金の価値を担保する、実体を持つ物がある』という事が分かっているのですから、未来が楽しいものになりそうだという想像をする事は、簡単な事ではありませんか。インフレターゲット3%が半端ない経済成長である事は既に述べた通り。その数字の裏にある私たちの暮らしは、どんなふうに変化しているのでしょう?あるいは、ドラえもんの未来像などよりも、余程素晴らしい物を得る事が出来るのではないか?心が沸き立つのを抑える事なんて、出来るはずが無い!

希望の未来を具体的に思い浮かべる事が出来る人間が、それが出来ない人間に負けるはずがありません。

みんなで力を合わせて、目標の経済成長を達成しましょう!政府がキッチリデフレ脱却さえやってくれれば、後は俺達がやるだけ!オラ、ワクワクして来たぞ!(笑)

ここまで経済の基礎を学んだみなさんの目で見ていただければ分かると思うのですが、やはり自民党の安定感は抜群です。何しろ、正しいデフレ対策を主張しているのが、あれだけたくさん候補が居るにも関わらず、自民党しか無いという体たらく。
「消費税が増税された!自民党は裏切り者だ!」とみんなが大騒ぎしていた頃に、「いやいや、自民党の深謀遠慮が分からんのかねキミタチ。谷垣さんの事を売国奴などと言った連中は、今のうちにどうやって謝るか考えておきたまえよ」余裕の顔をしていた私が言うのですから、少しは信じてくれてもいいのではないでしょうか(笑
自民党の動きを冷静に眺めていれば、そこには必ず合理的な理由があります。論理があります。小泉首相時代の構造改革は確かに大失敗でしたが、それとてデータが不足していて何をするのが正しいのか分からなかっただけの事。苦い過去の失敗から学び取り、今は谷垣さんから後を引き継いだ安倍さんが鉄板の経済政策を進めてくださっている。これは、自民党が「日本を良くする為にはどうすれば?」という事を、一人一人がちゃんと考え、議論を戦わせている党だからこそなのです。自民党は、決して一枚岩の政党ではありません。だがそれがいい。
小泉時代の失政にした所で、その前には必ず民意を問う選挙があった事を忘れてはいけません。ちゃんと国民に選ばせてくれたのです。

それに引き換え民主党は・・・┐(´д`)┌
いや、もう何も言いませんけど。自分で散々失敗しておきながら、未だにジミンガーだからな。消えちまえゴミクズ野郎。今度の選挙で消滅してくれる事を祈るばかり。離党した元民主の議員もみんな落選しろ。つうか選挙に出て来んな。汚いツラを晒すな。鳩山みたいに全員諦めろよオラ。

さあ、みなさん!次回選挙では自民党に単独過半数取らせてやろうぜ!なぁに、民主党みたいなカスでも単独過半数いけたんだから、自民党だって何とかなるだろ!日本人が本気出せば自民党で議席八割占領行けるだろ!<そりゃさすがに無理か・・・
つうか、何とかしてくれ自民党!自民党だけで過半数取れれば、本当に怖い物なんて何も無くなるんだ!さすがにそこまでは無理だろうと分かってはいても、それでも単独過半数を祈らずにはいられない!勝ってくれ、自民党!

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超簡単経済基礎04 デフレになってしまったら

前回までのあらすじ。
「みんながありがたがっているお金そのものには価値は無く、お金で買える物資にこそ価値がある」
「物々交換でははかどらない物資移動を円滑にする為に『通貨を発行した者』の視点で見れば、物価が安定するように通貨発行量を調節しなければならないのは自明の理」
「通貨発行量を調節したいのに、民間銀行が信用創造とか言って流通貨幣の量をメチャクチャに増やすせいで、訳わからん事になってるじゃないですかー!やだー!」


超簡単経済基礎01 お金自体に価値はない
超簡単経済基礎02 通貨発行者の視点
超簡単経済基礎03 現代の錬金術師

今回は超簡単経済基礎の第四回という事で、「超簡単経済基礎04 デフレになってしまったら」をお送りしていきたいと思います。ちなみに一応最終回です(笑)

さてさて、前回は、『銀行という機能を持った人たちが、如何にして流通貨幣の量を増やしているのか』という事と『それをやり過ぎると、サブプライム危機やリーマン・ショックのような、破滅的事態を招く事になる』という事、そして『資本主義を支配する悪魔ことグローバル金融の連中は、幻のお金をわざと膨張させ、その幻が消える直前にゴールドなどの現物資産を買い漁っている』という事をお話させていただきました。
今回は、その辺の連中が適当な事をやらかして、幻のお金がパチンと音を立てて弾けてしまった後、果たして何が起きるのか?というお話。

このブログをご覧の方には馴染み深い話ですが、デフレになります。

参考:デフレって何ですか?今更聞けないデフレのまとめ。


普通に考えて、それまで毎年10%ぐらいずつ増えていた通貨供給量が、いきなり増加率0%〜3%に落ち込んでしまえば、『流通しているお金が足りない!』という事になる事ぐらい、子供にでも分かる話でしてね。
現在の日本は、不動産バブルが弾けた事によって、流通しているお金の量が本来必要な量よりもかなり少ない状態になっているのです。何故かと言うと、バブル崩壊後は誰もが『借金を返し始めた』せいです。サブプライムローンの話を例に取ると、『サブプライム証券がゴミクズだったと分かった以上、それを買うためにしていた借金は、地道に働いて返すしかない』という状況に、多くの人が追い込まれてしまったのです。
すると、幻のお金を膨らませてきた信用創造のまったく逆の現象、信用縮小が起きます。これが、通貨供給量(マネーサプライ)が増加をやめてしまい、デフレに陥る最大要因です。こうなってしまうと、日本銀行が少々通貨発行量(マネタリーベース)を増やした所で、焼け石に水になってしまい、市場が回復する事はありません。日銀が本物のお金を発行する以上の勢いで、幻のお金が消し飛んでしまうからです。
デフレが深刻化すると、経済市場全体に行き渡る通貨が足りないので、『給料が下がる』『職につけない若者が増加』『自殺率が増加する』といった、目に見える被害が起き始めます。

国民経済の中で、物資を各地に流通させる為に必要な、貨幣の供給量が足りないという事は、人体に例えるならば致命的な貧血に陥っているようなもの。民間金融機関が調子に乗って幻のお金を膨らませた(血液量を増やしまくった)結果、バブル崩壊という血管破裂を引き起こしてしまい、ドバドバと血を流しながら苦しんでいるような状態なのです。
これを回復させるには、『止血』『輸血』『血圧の回復』といった対処を取らなければなりません。こういう抜き差しならない状態であるにも関わらず、「いいや、ちょっと待て。血を増やしすぎた結果、俺達は高血圧で血管が破裂して大変な事になった。また同じ愚を繰り返すつもりか?」と主張しているのが、インフレを極端に忌避する方々なのですよ。

そんな事言ってる場合じゃねえだろ。死ぬわ。

これをお風呂に例えてくれた人も居ました。
「水風呂じゃねえか!凍えるわアホ!ちゃんと火に掛けて温めてくれ!」
と、デフレ脱却派が訴えている中で、
「水を火に掛けるなんて恐ろしい!沸騰している湯に入ったら全身火傷で大変な事になるぞ!」
と言っているのが、ハイパーインフレ論者の人達だ、という訳です。
・・・いやあ、もちろん私たちだってボコボコ泡だってる熱湯に入るのが趣味な被虐主義者ではないので、適温にまで温めてくれればいいだけですし、熱くなり過ぎたら水を足す事だってしますよ?(笑)

では、信用縮小の勢いに負けて、日本銀行が少々通貨を発行してマネタリーベースを増やした程度ではどうにも対応出来ない・・・という状態の中で、一体どうすれば日本経済を復活させる事が出来るのか?
答えは簡単、マネタリーベースを増加させただけではどうしようもないのなら、マネーサプライを増やす(投資を増加させる・信用創造をさせる)ように、最初から想定して動けばいいだけです。

正解を発表する前に、コメント欄でいただいた、『銀行は国営化して、無利子で運用すればいいと思うのです。無利子の場合はお金が借りやすくなり、投資が活発になるのではないでしょうか。』という話について、検証しておきましょう。
「何の知識もない状態でその結論に達する事が出来るとは・・・やはりこのブログの読者は天才か・・・」
と、言いたいのは山々なのですが、残念ながら不正解です(笑)
前回では散々に信用創造は悪だ!ぐらいの事を言っておいて何ですが、『ある程度までの信用創造は絶対必要』でもあるのです。中央銀行が発行するマネタリーベース100%で、現実の経済市場に柔軟に対応する事は不可能です。
つまり、『多かれ少なかれ『信用創造は発生させざるを得ないが、やり過ぎを防ぐように行動しなければならない』というのが正解となります。
そして、これが何よりも重要なのですが、『デフレ期は、例え金利が0%であっても、投資が活発になったりはしない』というのが、大きい。

はっきり言いましょう。デフレ経済では、投資をする事は損なのです。例え貸し出し金利が0%という超低金利であったとしても。

もしかしたら、マイナス金利を付けても借りてくれないかも知れません。それほどまでに、デフレとは過酷な状況であるという事を、覚えておいていただきたい。これを、ノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン氏は、このように言っています。

「為替レートを守らなくてもいい国は、不景気をやっつけるためには、金利を必要なだけただ下げればいい。ゼロにまでだって下げられる。でも、もし金利ゼロでもまだ足りないとしたら?ゼロになってもまだ、消費者が貯蓄したいぶんとおなじだけの投資がされなかったら?これが恐怖の「流動性の罠」というやつで、こうなったが最後、金融政策なんて「糸を押す」ようなものになってしまうんだ。お金の貸し借りをかんたんにして経済を拡大させようとしても効き目なし。銀行も消費者も、リスキーで流動性が低い債権やら株なんかに投資するよりは、安全を――つまり流動性の高い現金を手元においとくほうを選ぶからだ」

こうなって来ると、一体誰が最初に投資を始めるのか、という問題になって来ます。誰かが投資を始め、投資をした方が得という状況を作り出すことさえ出来れば、後は放っておいても信用創造が働き始め、マネーサプライは増加し、デフレから脱却する事が出来るはずです。では、一体誰が最初に投資を増やす?
信用創造によって作られたお金が、実体経済を回す役割を担っている以上、それを膨らませる事は絶対条件なのです。何度も言うように、信用創造のやり過ぎはマズイですが、まったく無いのもマズイのです。まったく、面倒くさい話ですね(笑)
という訳で、「じゃあ、誰が最初に損になるかもしれない投資をやるの?」という事を考えなければならないのですが・・・

確かに、ある一時期に日本の全ての民間企業が、「よーし!みんな、いっせーのーせで、一気に投資を拡大するぞー!」「オー!」というような事が起きたならば、不況から脱出する事は出来るでしょう。デフレ脱却だって軽いもんです。しかし、そうはならないのです。
下手を打てば即倒産するという未来が待ち受けている以上、民間の投資が『利』から逸脱する事は不可能です。ですから、最初に投資を拡大し、追従者を生む為には、『損得抜きで、損だと分かっていても投資を拡大出来る人が、やるしかない』という事になります。
そして、そんな事が出来るのは、日本銀行という財布を握っている、日本政府以外にはあり得ないのですよ。投資するだけ損って状況ですから、民間には期待するだけ無駄!

ここは、えい坊主の時事ネタ日記さんがアメリカの大統領選の時にオバマVSロムニーについて書かれていた例えが非常にわかり易かったので、転載させていただきましょう。

------ ああおもしろい ロムニー君の「合成の誤謬」劇場 ------

ロムニー 「一般庶民どもはカネを使おうぜ!企業は未来に希望を持ってガンガン投資しようぜ!」

庶民A 「いや・・・大統領閣下、そんなこと言われても不安です。手元にお金残したいですよ。住宅ローンもあるし・・・」

ロムニー 「大丈夫!思い切り減税するから問題ないよ。20%も減税するからね」

庶民A 「減税は嬉しいんですが、将来が不安だからそれも含めて預金しときたいっていうか」

ロムニー 「そんなこともあろうかと、富裕層にはさらなる優遇措置を考えているよ!」

庶民B 「え?富裕層を優遇って、我々には恩恵が無いじゃないですか」

ロムニー 「そんなことないさ。富裕層に余裕が出れば消費が生まれ、雇用も生まれるはずだ」

庶民B 「ほんとですか。じゃあそうなることを期待して・・・!」

ロムニー 「そうそう、お金はどんどん使おうぜ!大丈夫!」

庶民ども 「預金しときます」

ロムニー 「えっ」

庶民A 「あ、いえいえ、"私個人"が使うのは様子を見てからってことですよ。大統領の政策が正しければ景気がよくなって、給料も上がるはずですよね?」

庶民B 「景気が良くなれば、私も安定した職に就けるってことですよね?」

庶民C 「私も?」

庶民D 「おいらも?」

ロムニー 「もちろんさ!みんな大丈夫!だからどんどん使おうってことなんだ」

庶民A 「そうですか、頼もしいなぁ。ほんとに期待してますよ。給料が上がったら旅行にでも行きたいですね」

庶民B 「私も職に就けたら少し贅沢してみようと思います」

ロムニー 「いや、給料が上がったら・・・っていうか・・・ せっかく減税したんだから、今すぐ使おうよ

庶民A 「大統領を信用しないわけじゃないんです。実際に一票入れましたしね。でも政策が正しければ景気がよくなるはずなので、それで給料が上がったら使うことにします。そうなるのを楽しみに待ってます。では頑張ってください」

ロムニー 「ちょwww 待www」

金持ちA 「ところで、富裕層への減税って本当ですか?」

ロムニー 「え・・・・・・あ、あぁ、本当さ。富裕層は『お金の出所』だからね。出所が潤わないことには消費も投資も喚起されない。これは常識だろう」

金持ちA 「助かります。先立つものが無ければ投資も雇用もできませんからね」

ロムニー 「うむ。そうだろう、そうだろう。まずは富裕層、すなわち『持つ者』を優遇し、その恩恵は雫が落ちていくように一般国民、すなわち『持たざる者』へと浸透していく。こうして国全体が潤うことになるのさ」

金持ちB 「未来に希望が持ててきました、大統領閣下」

ロムニー 「では、明るい将来に向けて、まずは設備投資でも始めよう。人を雇おう。心配は要らない。私を信じて欲しい」

金持ちB 「信じますとも。ただ、減税分はとりあえず留保しておこうと思います

ロムニー 「えっ」

金持ちB 「大統領を信用しないわけじゃないのですが、何しろ『いま現在は』この不景気ですからねェ。借金までして設備投資するのは様子を見てからということに」

ロムニー 「なにそれこわい」

金持ちA 「政策が当たれば、近い将来に好景気が来るはずです。そうなったら我が社も、投資、雇用へと手を広げていきたいと思います。期待していますよ」

金持ちC 「我が社も」

金持ちD 「我が社も」

金持ちE 「おらが村も」

金持ちF 「我が社も同様です」

金持ちG 「我が社も右に同じであります」

金持ちH 「我が社も以下同文であります」

金持ちI 「富裕層への減税万歳!!今はまぁ貯め込んでおきますが、好景気が楽しみであります」

ロムニー 「ちょwwwww おまwwwww」

金持ちA 「大統領、何か問題でも」

ロムニー 「いや、その、だから大型減税っつってんだろ。使えよ。投資しろよ」

金持ちども 「なにそれこわい」

ロムニー 「怖くねぇっつってんだろ。この国庫が厳しい中で、全部で何兆ドル分の減税になると思ってんだよ」

金持ちB 「え?・・・だから、その減税の効果はこれからしっかり出てくるんですよね?」

ロムニー 「いや、まぁ、それはそのはずだが・・・」

金持ちB 「ならば、大統領閣下の政策を信じて待つことにします。そうなってきたら我が社も景気よく投資するってことで」

金持ちC 「我が社も」

金持ちD 「我が社も」

金持ちE 「おらが村も」

金持ちF 「我が社も同様です」

金持ちG 「我が社も右に同じであります」

金持ちH 「我が社も以下同文であります」

ロムニー 「だから待てっつーのwww どいつもこいつもそう言ってたら意味ねーじゃん。好景気なんて来ねーじゃん。減税の意味ねーじゃん」

金持ちA 「だって・・・今すぐってのは怖いし」

金持ちB 「ねぇ」

金持ちC 「大統領、だから好景気が来たら使いますってば!」

ロムニー 「いや・・・その好景気を呼ぶために使えって言ってんだけど・・・・・・・」

金持ちD 「じゃあ、ジャンケンでもする?」

金持ちE 「負けたヤツが最初に大型投資するってことで」

金持ちF 「いやwww ちょっとwww ジャンケンで決めるのはやめようぜ」

金持ちG 「じゃあ・・・オレが」

金持ちH 「いや待て、オレが最初に行こうか」

金持ちA 「いや、オレやるわ」

一同 「どうぞどうぞ」

金持ちA 「ちょwwwwwwwwwwwwww」

ロムニー 「やってくれるんだね?」

金持ちA 「いや・・・うーん・・・まぁ・・・ あのさぁ、オレが最初に投資したらみんなついてくるんだよね?

金持ちB 「もちろんさぁwww」

金持ちC 「決まってるじゃんw」

金持ちD 「ねぇwww」


金持ちA 「鼻ふくらませてんじゃねーよ 信用できねーよ」

ロムニー 「まぁまぁ、そう言わずにやってくれたまえよ」

金持ちA 「ちょっと大統領にお聞きしたいのですが、もし私以外に誰もついてこなかった場合、景気回復は」

ロムニー 「無いだろうな」

金持ちA 「ってことは、オレの会社は」

金持ちB 「コケるw」

金持ちC 「コケるだろうなwww」

金持ちD 「コケるよねぇww」


金持ちA 「おまえらwwwwwwww」

ロムニー 「そりゃそうさ。一企業が単独で投資行動に出たからといって全米が回復などするわけがない。ほら、金持ちB君、一緒にやってくれないか」

金持ちB 「そう言われましても大統領、現実問題として、我が社でこれ以上モノを作ったところで売り上げが伸びるとは思えないのですよ。むしろ在庫が増えるばかりでしょう」

金持ちC 「さらに値下げするしかないな」

金持ちD 「仕方ないよね」

金持ちE 「不景気だもの」

ロムニー 「うん、まぁ・・・だからその不景気を好景気に戻すために投資しろって言ってんだけど・・・」

金持ちF 「ひらめきました」

金持ちG 「ととのいました」

ロムニー 「ととの・・・ じゃあ、ひらめいた方を聴こうか」

金持ちF 「やはりですね、この状況で投資が不安なのは仕方ありませんよ。大統領も経営者だったのですからご理解頂けるでしょう」

ロムニー 「それは、まぁ・・・」

金持ちF 「だから、とりあえず大きな"需要"をください。何か確実に行われる事業が発表されれば『収入』が約束されますから、そうなったら安心して投資できます。もちろん現在の余力でやれる程度の規模の事業なら"投資"には至らないでしょう。会社を拡大させてまでやるのなら、それだけの巨大な事業が必要です

金持ちA 「なるほど。それなら『お前が先に行けよ』『いやお前が行け』みたいなことは無くなる!」

金持ちB 「むしろ逆に『オレがオレが』の展開が予想されるな!!

ロムニー 「それって、つまり」

全員 「オバマの公共事業じゃんwww」

〜〜〜引用ここまで〜〜〜


デフレ期に金融緩和だけを行なっても、お金は銀行に眠り続けます。あるいは、現在百兆円のマネタリーベースを三百兆円に拡張しても、それが全て銀行の預金として眠り続けるという展開すらあり得ます。
上記のようなプロセスで『まともな判断』を下した場合、能力のある経営者は投資を拡大したりしないからです。自分だけ大コケするような投資をする経営者など、無能の誹りを避けられません。信用縮小は止まらず、デフレは更に深刻化して行きます。
しかし、政府が『確実に発生する巨大な需要』を用意して、それを『民間企業の投資の受け皿』としたならば?『オレがオレが』と民間が先を争って投資を開始する展開になってこそ、初めて信用創造の機能は回復します。そうなって初めてデフレ脱却、景気回復への道は開かれるのです。

そして、「ここまで来たら大丈夫だろう」と判断する根拠は『インフレ率』以外には無いのです。何十兆円金融緩和を行い、何兆円公共事業に注ぎ込みましたと言われても、インフレ率が上がっていないのであればそれは無意味、焼け石に水に過ぎなかったという事であり、まだまだ足りない!もっと思い切った金融緩和を!もっと思い切った公共事業を!もっと気合入れて仕事しやがれ日銀!政府!という話にしかならないのです。

ここで、次期総理(予定)の安倍晋三自民党総裁が何を主張しているのか、思い出してみましょう。

デフレ脱却するまで消費税増税はしない。GDPが縮小する中で増税を行なっても、税収は増えるどころか逆に減る」

「実質2、物価上昇が1、2足す1の3%の名目成長をしていく。その為には、日銀法を改正し日本銀行に責任を負わせる事も視野に、3%達成するまでは、基本的に無制限で、金融緩和をしていく

「日本銀行には、物価の安定だけではなく、雇用をちゃんと守っていく、雇用を最大化していくという実体経済に対する責任も負ってもらう

「国民の命を守るのは私たちの使命ですから、国土強靭化を行なっていく。財源には建設国債を発行し、日銀に引き受けてもらい、大々的な公共事業を行う


ま さ に、パーフェクト!!
完璧!!
文句の付け所が無い!!


国土強靭化という国民の命を守る政策の為に『公共事業を行う』と公に発信し、建設国債を日本銀行に引き受けさせる事によって財源を確保し、民間の建設企業に対して需要を創出し、民間企業の投資を促進させる事で、マネーサプライをデフレ脱却水準まで引き上げるという、まさに完璧な計画!安定した雇用!少しずつ上がる給料!安月給で昼も夜もなく働かされる奴隷労働ともオサラバです!ブラック企業なんか辞めて転職しちまえ!(という所まで行くには、数年の時間は必要でしょうけどねw)
更には、信用創造が進みすぎて金融機関が調子に乗り始めた時の為に、『消費税の引き上げ』という金融引締め策まで完備している。

如何でしょうか。ここまでの記事を読む事によって
『お金自体に価値はなく、本当に価値があるのは物資である』
『経済を安定的に回すには、通貨供給量を物価の乱高下が起きないように調整しなければならない』
『信用創造によって膨れ上がる分まで折り込んで、通貨供給量を調節するには単なる金融緩和だけでなく、投資の受け入れ先を政府が率先して用意しなければならない』

という事を知ったあなたです。

安倍さんの政策が、どれほど素晴らしい政策であるか、理解出来るようになったのではないでしょうか?

最後は少し駆け足になってしまいましたが、超簡単経済基礎は今回で終わりです。質問などがあれば、コメント欄に書き込んでいただければ、それを超簡単経済基礎05としておまけでまとめてみようかと思います。
どしどしコメントしてください。ただし、確信犯的に変な質問する人が居たら、容赦なくやっつけてしまうかも知れませんので、その点はご了承ください(笑)
もちろん、私がお返事する前に、読者様同士で教えあっていただいてもOKですよ!その時は、面白かった部分を抜粋してご紹介させていただきます!

※分からないので教えてください、という書き方であれば、少々変な質問であっても叩かれたりしませんので、どうぞお気楽に書き込んでくださいねー。

是非、ここまでの内容を理解した上で、経済について書かれている本を適当に読んでみてください。「あっ!ここまではいい事言ってたのに、肝心な所で嘘ついてる!」とかいうのが、驚くほど鮮明に浮き上がってくるので、苦笑してしまう事必至です(笑)
逆に言うなら、そういう「あっ、ここ嘘だ!」が最後まで無い本は、非常に良質な書籍であると言えます。私にとってはそれが、安心と信頼の三橋貴明本だったりする訳です。逆に「日本はインフレで破滅する!」「日本の財政破綻間近!」といったタイトルの本を読んでごらんなさい。頭がおかしくなるレベルの大嘘オンパレードですから、逆に笑えますよ

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超簡単経済基礎03 現代の錬金術師

前回まで

超簡単経済基礎01 お金自体に価値はない
超簡単経済基礎02 通貨発行者の視点

この連載を始める以前から、資本主義が「金持ちの方が勝ちやすい制度」である以上、資本主義の悪魔が誕生するのは必然であると、私はこのブログの中でも繰り返し主張して参りました。(まあ、誤解を恐れずに言うなら、その悪魔の頂点に立つのはユダヤ資本なんですが)

参考:さらば韓国。愚かな隣国に感謝を捧ぐ。

私も、数年前までは「お金を稼ぎまくるユダヤは悪魔だ!」などという言説を見れば、嫌な気分になったものです。「あの人達は真面目に働いたから、それだけ豊かになれただけなんじゃないの?」と思っていたからです。ユダヤ=悪なんて言われると、「え?ヒトラーっすか?」って感じでしょう。
しかし、本日説明させていただく、『現代の錬金術』の仕組みを知ってから、そんな気持ちは吹き飛びました。あいつらはマジ外道です。間違いない。ガチ悪魔の分際で「何故真面目に働いてお金を儲けている我々が責められているのか」などと、白々しい事を抜かすな。

金持ちの方が勝ちやすい資本主義社会では、正々堂々まともに戦うだけでも、金持ちは勝てます。勢力を順当に伸ばす事が出来ます。私はその事にまで文句を付けるつもりはありません。金持ちは、普通に戦って、普通に勝ち、普通に豊かになればいい。
しかし、それだけでは満足出来なかった欲深い大金持ち達は、それ以上にえげつない錬金の仕組みを生み出してしまいました・・・というのが、今回のお話です。かなり恐ろしい内容になりますが、ついて来てください。

その前に、出来れば前回までの「経済の本質はお金ではなく物資にある」「お金は経済を回す為に国家が発行したツールに過ぎない」という事を、再確認しておいてください。彼らが作り上げた値千金の錬金術、金持ち必勝の構図は、まさしくそこの本質を大衆に勘違いさせる事、『お金を実際以上に素晴らしい物だと思い込んでいる』という大前提の上に構築された物ですから、「その辺に気付いちゃった人には、絶対に通用しない」という事なのです。土台を失った建物は、どんなに立派な物だろうと崩れ落ちるのが定め。ならばその思い込まされた常識、根こそぎひっくり返してご覧に入れましょう。

その前に、いただいたコメントを一つご紹介。

なるほど、一国の総流通貨幣は、一国の物資の総量と天秤で釣り合う、架空物資なのですね。
海外で自国通貨が認められるということがいかに凄いか、ちょっと把握出来た気もします。日本の物資の安定供給力を買われているんですね…


そこが分かっていただけて、嬉しい限り。それさえ忘れなければ、今日の話にも付いてくる事が出来ます。

それでは、今日は「超簡単経済基礎03 現代の錬金術師」をお届けして行きたいと思います。

前回の『通貨発行者の視点』で、「お金とはその国に流通する物の供給力を写す鏡である。通貨発行者はお金の価値の乱高下が起きないように調節しながら通貨を発行する事で、経済を健全に保つ義務がある」という事をお話させていただきました。
ところが実はこの話、あまり現実に即した話じゃございません。<コラ
『お金を作る事が出来るのが、通貨発行者たる中央銀行(日本の場合は日本銀行)だけならば』、単純明快な話なのですが、残念ながら現実はそうなっていないのが困り者。
『そうなっていない』と言うよりは、『そうさせてもらえていない』と言った方が正しいですが。

これが資本主義社会最大の欠点だと思うのですが、中央銀行以外の人の手でも、流通するお金を増やす事が可能です。それが、民間銀行の持つ『信用創造』という機能なのです。言葉を飾らずに言わせていただくならば、銀行とは法律によって守られた政府公認の詐欺師なのですよ。説明しましょう。

私たちは普段、「銀行からお金を引き落とす」という行為を行う時、「そのお金は銀行の金庫に入っている物」と信じています。私たちが引き出す程度の少額ならATMの中に入ってるんで、そう思い込んでしまうんですけど。ところが、実はそうじゃないんですよ。

会社で働いている人ならば分かると思いますが、会社間の取引はいちいち何かをやる度に現金で精算したりしません。頼んだ仕事は注文書、注文請書という形で契約され、月末に「今月御社からご発注いただいた分は、全部で1000万円になります。お振込みよろしくお願いします」と、締め日に精算されるのが普通です。そのお金の支払い方は会社によって異なりますが、おそらくは銀行振込、もしくは約束手形での取引となるのではないでしょうか。営業マンが1000万円の札束を抱えて取引先に持っていくという事をやっている会社は、あってもごくごく少数派でしょう。

つまり、普段見える所に札束が存在する必要は無いのです。

コメント欄で「家を買う時、2000万円の札束が見れるのかと思ったら、通帳に『2000万円の振り込み(ローンで借りた金額)』と、『2000万円の引き出し(家の購入の為に支払った金額)』の、たった2行が追加されただけで、ガッカリ!」と言ってくれた人が居ましたが、まさにその話です。データ上で取引が完結する以上、全ての取引に必要な現金を用意しておく必要は無いのです。
これを利用すると、民間銀行は合法的に「自分が持っている以上のお金を、顧客に対して貸す事が出来る」のです。
ここが「信用創造」を理解する上で、最大のポイント。

分かりやすく説明しましょう。

銀行はみんなから預かったお金の一部を中央銀行に預けるように義務付けられています。 これを準備預金制度と言います。
仮に準備預金制度で預ける金額が10%とするならば、Aさんが銀行に100万円を預金した時、銀行は10万円を中央銀行である日銀に納める事になります。言い方を変えると、手元に90万円の現金が残るという事です。すると、銀行は90万円をBさんに貸し付ける事が出来るようになります。ここまでは通常の取引ですから、何も難しくありませんよね?預けられたお金を他の人に貸す。ただそれだけの事です。
という訳でBさんに貸した90万円ですが、Bさんだって90万円の札束を見てニヤニヤする為に借りた訳ではないでしょうから(笑)、誰かへの支払いに使われます。Cさんが90万円の受取人であるとして、BさんはCさんに90万円を払います。Cさんもそのお金を財布に入れて持ち歩く事はそうそう無いでしょうから、Cさんは銀行に90万円を預金する事になる可能性が高い。
この時点で、銀行は『Bさんに90万円を貸しながら、Cさんから90万円を預金してもらう』という状況を得た事になります。準備預金制度により、中央銀行にCさんから受け取ったお金の10%、9万円を納めなければいけませんが、それでも銀行は『更に81万円の貸し付けを行う事が出来る(手元に81万円の現金がある)』という状況になりました。

これを繰り返します。
「90万円貸す→81万円貸す→72万円貸す→65万円貸す→59万円貸す→53万円貸す→48万円貸す・・・」
という事を繰り返す事によって、Aさんから借りた100万円を元手に、999万円(1000万円に限りなく近い)までのお金を貸し付ける事が出来るのです。この時、経済市場に出回っているお金の総額は元手の100万円ではなく、実際に流通している999万円で数えられます。これが、信用創造です。
準備預金制度で中央銀行に預けなければならない金額が、10%でなく1%であれば、100万円の預金から約1億円のお金を貸せる状況を作り出す事が出来ます。仮に準備預金制度が無ければ、理論上無限にお金を貸す事が出来ます。(そして、実際にそれをやった馬鹿野郎が大昔には居ました。確か詐欺罪でとっ捕まったはずですがw)
そんなに貸してどうするのかと思われるかも知れませんが、銀行が貸したお金は先の例のように銀行に再預金されるケースがほとんどだという所がポイントです。つまり、銀行には『中央銀行の持つ、お金を発行する機能』に極めて近い性質が備わっているのです。

何だか詐欺臭いぞ?と思われた事と思いますが、ここまでは『銀行準備金は10%』と定められた時点で、「そこまでならやってもいいよ」と法律が言っている訳でして、不正行為でも何でもないのです。変に悪用しなければ便利な制度でもあります。これが無いと、新たにお金を貸して欲しいという人が現れる度に、日本銀行が円を刷らなければいけなくなる。そんな面倒くさい事はやってられません。つまり、銀行による信用創造という又貸しは、法律で認められた銀行の特権なのです。
ついでに言うなら、信用創造は『預金』『貸し付け』のたった二つの機能を備えていれば、誰でも出来ます。そんなに簡単に誰にでもお金が作れたらエライ事になりますから、銀行法で厳しく制限されている訳です。言っときますが、あなたがこれやったら捕まりますからね(笑)

日本で流通しているお金が実際にどうなっているかと言うと、
『日本銀行が発行した額(マネタリーベース)=約100兆円』
『信用創造で増えて実際に流通している額(マネーサプライ)=約800兆円』

という状態になっています。信用創造で増えたお金が約700兆円もあるという事を、当然のように受け入れているのが、私たちが暮らしているこの世界です。

「日本銀行がお金の発行量を増やしても、単純に通貨の流通量を調節する事は出来ない」というややこしい事態は、これが原因で発生します。
100兆円のマネタリーベースが120兆円になったとしても、実際に流通している800兆円のマネーサプライが1000兆円になったりはしないという訳です。民間銀行による信用創造が起きるか否かは、中央銀行には操作する事が出来ないからです。
仮に流通貨幣を1000兆円にしなければならないとなれば、日銀がマネタリーベースを100兆円から300兆円に増やすしかありません。一気に三倍とは、なかなか思い切った金融緩和ですね(笑)
この辺りが、日銀がチマチマと金融緩和を行なってもデフレから脱却出来ない、最大の原因であると言われています。デフレから脱出したくない人は、この辺の話を盾に「日本はデフレから脱却なんて出来ない」と言うのです。しかし、金融緩和をやり過ぎたらハイパーインフレになるという事も同時に主張している以上、彼らの言説には整合性がありませんね。矛盾しています。実際、200兆円金融緩和したら、確実にデフレ脱却はするでしょう。まあ、とんでもないインフレ率になってしまいそうなので、そんな事をする奴は居ないでしょうが(笑)
だからと言って「民間銀行の信用創造があるから、日銀が金融緩和しても無駄だよ」と諦めてもらっては話が始まりませんので、日銀職員の皆様はちゃんと仕事してください。この辺の詳しい解決方法は、次回に説明します。

さてさて、信用創造の時点で、銀行及びそれを牛耳っているお金持ちの懐は不当に温まっているのですが、彼らはこれだけで終わってくれる程甘い連中ではありません。日本の銀行はそこまで非道ではありませんでしたが、本家本元のアメリカ投資銀行の鬼畜さは、筆舌に尽くしがたい。
銀行は信用創造によって貸し付けた債権を、証券会社に命じて『証券化』する事が出来ます。これをためらわないのが、いわゆるグローバル・スタンダードの連中のえげつない所。つまり、『借金を取り立てる権利』に、具体的な価値を設定してしまい、他人に売りさばくのです。世の中に出回っている『投資信託』などには、こういうのが紛れ込んでいる場合が多いので、要注意。
こうする事で、借金を取り立てられなかった時に困る人を、銀行自身から証券を買った人にすり替える事が出来ます。『貸し付けの責任は銀行が取るのが当たり前』のはずなのに、それを他人に押し付けてしまうのです。な、なんと悪どい・・・
貸せば貸す程信用創造でお金を作り出して豪遊する事が出来、危ない所に金を貸しても証券化して売りさばいてしまえば、借金を返してもらえなかった時に困るのは自分ではない誰か。こんな状態で歯止めが効く程、人間は利口な生き物ではありません。(というか、将来不良債権化するであろう見込みであっても、証券化して他人に押し付ける事までは考えていなかったとしても、ついつい目先の欲に駆られて金を貸してしまう、お金を作って欲望の赴くままに遊んでしまうのは、日本の民間銀行がバブル期に証明済み)
そうやって民間銀行が調子に乗るとどういう事になるのかと言うと、つい最近アメリカが証明してくれていますね。貸し付けを証券化した商品として、最も有名な物の名前を聞けば「ああ、なるほど」と思ってもらえるはずです。

悪名高き『サブプライムローン証券』です。

信用創造で貸付債権を極大化→債権を投資商品として証券化→証券を売りさばきリスクを分散→誤魔化しが効かなくなる最後の瞬間まで暴利を貪る

という、金持ちの金持ちによる金持ちの為の必勝パターンが、この時点で構成されてしまっている訳です。しかも、証券の売買にはレバレッジを掛ける事が出来る物も多く・・・簡単に言うと、『あろう事か、不良債権を押し付ける相手に借金をさせる』という事。どんだけだよお前ら・・・
証券を買わされた普通の人からすれば「俺に首を吊れって言うのか!買ったら絶対に儲かるとあんたが言うから、俺は借金までして買ったのに!」という話でしょうが、当然そんな事は伝家の宝刀『自己責任』でバッサリ(笑)
自己責任云々を言い出すなら、まずはそんな危ない所に金を貸して信用創造にふけってた銀行が、まずは首を吊るべきであってだな・・・まあ、人の心を持ってる奴の発想じゃないですよね。
どんだけ頭がよくてどんだけ性格が悪ければ、こんな事思いつくんだろうねえ。さすがの俺も、気付いた時には驚きましたよ。ドン引きだよ本当に。

と言っても、その債権が健全な借金(返してもらえる可能性が高い借金)であれば、そこまで酷い事でもないのですが、サブプライムローンに至っては、そもそもプライム層(富裕層)への貸し付けが鈍り、信用創造のパワーが薄くなり始めた頃に、『その日暮らしの貧乏人にも借金させて家建てさせれば、もっと金貸せるんじゃね?(もっと信用創造出来るんじゃね?)』という意図で、ローンの支払いを完遂出来る可能性の低いサブプライム層(貧困層)の人々に対してお金を貸し、挙句『サブプライムへの貸し付け債権』を証券化した訳ですから、完全に最初から騙す気で動いてますよね。
更には、適当な他の証券と組み合わせて「安定性抜群の資産運用。これを買っときゃ儲かるよ!」と大嘘混入の投資商品を作っては宣伝し、ダメ押しに格付け会社が「サブプライム債権を含む商品は絶対安心!トリプルAを付けちゃう!」と大々的に購入を促すという大盤振る舞い。
『プロが絶対安全だと言うのだから、間違い無いだろう』と勘違いしてしまった普通の人達が、格付け会社による絶対安心の保証と、見かけ倒しのお得な金利に釣られて、レバレッジを何倍も掛けて紙くず債権を買わされていた・・・という訳です。エグすぎるわ。ヤクザでもそこまでしねえよ。

もちろん、サブプライム層のローンの支払いが滞った瞬間、この時流通していたお金は連鎖的に吹き飛びます。債権の資産価値は「貸したお金は返してもらえる」という大前提に基づいた物ですからね。それまで銀行や金融屋が詐欺的手法によって膨らませてきたお金は、あたかも幻であったかのように消えてしまいます。
まあ、アレ。日本で起きたバブル崩壊と同じです。崩壊直前まで、景気が良かったのもまったく同じ。
アメリカ経済が大混乱に陥るのは当たり前の事でしたし、その辺のカラクリを知っている連中は、恐ろしい事になると百も承知で、自分が儲ける為にひたすら邁進しました。ここまでやる事によって、幻によって構成されていた国民の財産を守る為には、中央銀行が『幻ではない通貨』を発行するしか方法がない状況に追い込む事が出来ます。彼らは信用創造と債権証券化によって幻の金を膨らませた挙句、国民を人質に中央銀行に本物のお金を発行させるという、鬼畜の所業をやってのけたという訳です。しかも、『金融機関を優先的に助けろ』と政府に釘を刺す外道っぷり。
すげえわ。とても真似出来ない。
実際、サブプライム危機、リーマン・ショックという二つの修羅場を通して、奴らが消し飛ばしたお金を補う為に、アメリカはドルの発行量を3倍にまで増やす事になりました。

参考:日本銀行、FRB、ECBのマネタリーベースの推移(2007年1月=1)

鬼畜集団であるアメリカ投資銀行のみなさんも、こんな事があった以上少しは大人しくなるのかと思えばそんな事はなく、現在彼らは責任を取るどころか、性懲りもなく同じ事を繰り返そうとしています。例えばゴールドマン・サックスが韓国様に引導を渡したりしている訳です。なんつーか、韓国は俺たちにとってあまりにも鬱陶しい敵なので、「ざまぁwww」という気持ちが無い訳でもないんですが、これからの韓国人の苦難を思うと、少しは気の毒になったりもする。
ついでに言うなら、中国も同じような罠にハメられておりますね。まあ、あちらはガチの共産主義国なので、「中国は為替操作国だ!」と連中が非難している所からも読み取れる通り、あまり思い通りには行かなかったようですが・・・
それにしても、韓国にトドメを刺すプロセスは、格付け会社に国債評価を引き上げさせて、その隙に散々膨らませた幻のお金を売り抜ける手法まで、これまでのやり方そのまんまです。あからさま過ぎるだろうが。
韓国という国は、『現代の錬金術』にピタッ!!とハマッてしまった例と言っても過言ではなく・・・大した産業も、技術力も、内需も、供給力も、何もかも存在しない空虚なパクリ国家なのに、国家ぐるみでウォン安にして輸出強国と偽り、国内の大きめの企業を統合されてサムスンやLGなどの財閥として構成され、一般の韓国人は死ぬほど働いても報われない。アルバイトの時給ではビッグマックセットさえ買えない。中年になると早期退職させられて後は放置。若者は就職出来ない。食い詰めた女達は外国で体を売る。七十とか八十のババアでも売春する。おえええぇぇ・・・は、吐き気が・・・
納得のOECD加盟国中自殺率ナンバーワン。それでも先進国ヅラが出来る程度の数字を残せたのは、奴らが錬金術で作り上げた幻のお金と日本による幻の補強があったからです。
そして今、悪魔達の錬金術によって飽和した幻のお金が、吹き飛ぼうとしています。ゴールドマン・サックスが逃げたのは、その予兆です。
普通の国の人だったら、さすがにここまで追い込まれる前のどこかで「何かがおかしい」と気付くはずなんですが(気付いたからって止められるとは限りませんけどね)、あの国の人は「日本憎し、追いつけ追い越せ」で、悪魔に騙されて踊り狂わされていましたからね・・・いやはや。何ともはや。言葉もありません。
それに、日本人だってバブル崩壊の時に「何かがおかしい」と気付けていたか、バブル崩壊を阻止出来たかと言うと、そんな事は無い訳で、韓国ばかりを馬鹿にする事は出来ません。私たちはせめて、彼らの失敗から学ばなければ・・・

以上が、現代の錬金術の概要となります。
はい、それではみなさまご一緒に・・・

鬼畜かっ!!!

いやあ、まあね?分かりますよ、そりゃ。信用創造で実体以上のお金を作り出し、本当はヤバイ債権を証券化しただけなのに貧乏人の馬鹿どもがホイホイ騙されて投資して、投資商品の値段の上げ下げに一喜一憂している様は滑稽以外の何者でもなかったでしょうよ。事が思い通りに運んでいる間、神様になったかのような全能感を味わう事が出来たはずです。楽しかったでしょ?だってお前ら、技術なんざ何一つ持ってないヒョロい金融坊ちゃんのクズ野郎の分際で、何もない所からお金を創り出して、それで貧乏で何も知らない連中を騙して働かせて、やりたい放題好き放題に出来たんだから、詐欺師冥利に尽きるだろうが。楽しくて楽しくて、笑いが止まらなかった事だろうね。真面目に働いている人を馬鹿だと思って蔑んでいた事だろう。お前たちが毎日食ってる物が、誰に生産してもらった物なのかという、基本的な事まで忘れてね。
お金を稼ぐには、真面目に働いて貯金するしか無いと信じている人たちを尻目に、資産を百倍にも千倍にもして来た。その結果、貧乏な人たちは何も分からないうちに経済の大混乱に巻き込まれ、数多くの人が死んで行った。満足か?楽しかったか?ん?

しかし、それは人としてやってはならない事だったと、私は思います。

彼らの決め台詞は、「お金を持っている人というのは、それだけの価値を世界に生み出した優秀な人材だ。競争力が失われれば、人類の発展は止まる。優秀な人々のモチベーションを下げないためにも、金持ちは優遇されなければならない」です。帳面上で数字をいじくり回していただけの連中が、『世界に価値のある物を供給して来た』だってさ。彼らに掛かってしまえば、あのサブプライムローンだって「貧乏人が家を買うという夢が見れたのは俺達のおかげ」という事になってしまう。そんな酷い事を平気で言いやがる。頭湧いてんじゃないの?
俺だって、本当に凄い技術を持ってたり、多くの人を喜ばせる物を作った人が、たくさんお金を手にするのはいいと思うよ。Apple社がiPhoneやiPadバカ売れで、時価総額うなぎ登りのウハウハ?そういうのは、いいんじゃないかと思ってる。そういう人は報われるべきだと思うし、大事にするべきだと思う。

でもお前らはそうじゃないだろ。

いくら冗談にしたって、たちの悪い話ですよ。あいつらがやって来た事は、経済を現実以上に大きく見せて、その差分の富を根こそぎ奪っていっただけ。つまり、強盗みたいな物なんだよ。
賢くて優秀なお金持ちのみなさんは、バブルが弾ける寸前に、意図的に膨らませてきた幻の金を、ゴールドのような現物資産にぶっ込んでいました。『お金には価値がない。価値があるのは現物の方』と、私はこの連載の中で何度も言いましたよね?それが分かっていれば、これがどんなに大規模な詐欺事件か、実感出来るはずです。

酷い話ではありませんか。新古典派経済学のお偉い学者のセンセー方は、「お金が大切だ」と言います。「日本円の価値を落とすインフレだなんてとんでもない」と言います。「お金の価値が薄まるぐらいなら、供給力が落ちて貧乏人が苦しんで、死んで行けばいい」と言います。「デフレ脱却なんて不可能だ。あり得ない。そもそも今はデフレじゃない」と嘘をつきます。
その一方で、この経済学を悪用する現代の錬金術師達は、「最大限お金の幻が膨れ上がった所で、財産をゴールドのような現物資産に変える」という事をやっている訳です。
酷いダブルスタンダードもあったもんですよ。
経済学者自身には、そういう悪事に手を貸しているという自覚さえ無い可能性があります。しかし、さすがにこのレベルの無知は重罪だと思います。『経済学者』とその道のプロフェッショナルを名乗る以上、許されない無能です。死ねばいい。

いいですか?騙されてはいけません。世界経済を牛耳る頂点の人たちは、決して『お金』などという幻を信じてはいないのです。『お金とは本質的に無価値であり、本当に価値があるのは現物である』という事を知っているのです。お金をかき集めて、預金通帳に並んだ数字を見る事で満足してしまう我々一般人とは視点がまるで違う。現物を支配する為にせっせと虚構のお金を作る連中なのです。

ですから、彼らが本当に欲しいのは『ゴールドやプラチナ等の換金性の高い金銀財宝』『労働力を支配する企業の株式』『土地や建物を含む不動産』『エネルギー政策上絶対に必要な、原油などの資源に絡む利権』といった物なのです。彼らは幻のお金が膨らみきった所で、そういう現物を買う。そして、彼らが現物を買い占めた分のしわ寄せは、全て貧乏人に押し付けてしまうのです。なけなしの財布をはたいてサブプライム証券を買った人達が首を吊る事でつじつまを合わせるのです。

しかし、その事が私たち一般庶民にバレると困るのです。

何やってんだあいつらふざけんな!って話になって、国民がまともな政権を選挙で選んで、「我が国では銀行預り金100%!信用創造なんてさせない!」とか「投資商品にレバレッジ掛けるの全面禁止!」とか「空売りなどの取引形態の利用禁止!」とかやられると、非常に困るのです。何故ならそれは、せっかく作り上げた錬金術の行使を、制限されるという事ですから。ついでに言うなら金融機関のみなさまが、失業する事を意味しますからね。知ってます?投資銀行勤務だとか、毒にも薬にもならない経済学者ってのは、マスゴミの乞食どもと並んで、この世で最も必要とされていない職業の一つなんです。心置きなく死んでいいよ、この外道どもめ。
今のデフレ環境において、構造改革が必要な組織があるとすれば、それは間違いなく銀行をはじめとする金融機関です。マジで政府直轄になった方がいいんじゃねえの?
彼らは「自己責任論」や「自由化」や「規制緩和」が大好きです。自分たちが必要な存在だと認めさせつつ、錬金術の適応範囲を、可能な限り広げたいからです。

彼らが何故、「日本はデフレです。普通にデフレ対策をして、デフレ脱却して、強い日本を取り戻しましょう!」という言葉にあそこまで反発するのかと言うと、「普通にデフレ対策をやり、経済的に復活する」という事は、お金至上主義から現物至上主義への、パラダイムシフトのきっかけになるからです彼らはそんな事をされては困る。あくまでも「お金の価値は絶対的な物」と、我々庶民には思い込んでもらわなければ、錬金術のカラクリがバレるし、奴隷扱いしていた庶民の人たちとの立場が逆転してしまう。
だから彼らは、「日本円の価値が薄まる事になってもいいのかー!?」「国債金利が上がってもいいって言うのかー!?」「ハイパーインフレになりたいのかー!?」「お金は大事に決まっているだろー!?」と、ひたすらに金融論オンリーで私たちに反論しようとして来ます。本当に価値のある『物資』からは目をそらしたいのです。でも無駄!ちゃんと気付いている人に対しては、無駄!

小さいな。あまりにも、小さい。ミジンコ以下の連中よ。
「どうやって貧乏人から富を搾取するのか?」という考えを突き詰めた結果、あまりにも残酷過ぎる金融の仕組みを思いつき、あまつさえそれを実行してしまった悪魔達の思考をトレースすると、「世界を宇宙から見下ろすような高い視点」を得る事が出来ます。そういう高い視点から世界を見る事を覚えた人間からすると、真の支配者の手下ども、金融屋の雑魚やへっぽこ経済学者の考える事はあまりにも小さすぎる。
こんな壮大な絵図を描き、世界を自分を富ませる構造に作り替えてきた、世界中の金持ち達の頂点に対しては尊敬と畏怖の念と共に、「いやはや、お見事ですね。でもふざけんな死ね」と言いたい。が、その手先には軽蔑しか抱けない。
レベルが低すぎて、話にならないからです。「分かっててやってるラスボス」と「分かってないけど信じてるだけの雑魚」とでは、扱いに差があって当然。お前らは、真の支配者からのおこぼれを、金魚みたいに口をパクパクして待ち受けてるぐらいがが似合っているぞ。実に誇りの無い姿だ。お金などという紙切れが、そんなに好きか。そんなにありがたいか。プライドを捨ててでも手に入れたいか。その程度のゴミクズ野郎は恐くないんですよ。

十年後、二十年後には、日本に住む全ての人達が、息をするように当たり前にこれらの仕組み、虚構の罠を見抜けるようになっていて欲しい。それでこそ、世界経済を大混乱に導く金持ちの頂点、世界の支配者達、資本主義の悪魔どもと戦えるようになる。

はっきり言って、連中のやり方はあまりにも焼畑農業的というか、完全に狩猟民族的発想なんですよね。刈り取り効率だけで言うなら、彼らの作った現代の錬金術は最高です。しかし、生産性が最悪過ぎる。あいつらが刈り取りを終えた後には、ペンペン草も生えないようになってる。種もみまで奪い尽くしてしまうような事をしているのだという事に、気付かないのでしょうか?
これでは、『その時だけ』はいいかも知れませんが、よりよい未来を築き上げるには膨大な時間が必要になってしまう。破壊と創造を繰り返して良くなって行くより、最初からコツコツ良くなって行けばいいんじゃねえの?たまたま破壊された時、たまたまそういう時代に生まれてしまった側は、たまったもんじゃない。
私たちは、農耕民族式の「信用創造などで生み出された虚構の金ではなく、実体経済をじっくりと成長させて、みんなで幸せになる真の資本主義」を完成させなければなりません。経済の基本に立ち返った非常にシンプルな理論ですから、これを構築するのは簡単なはずです。それなりの経済学者なら、似たような事を論文にして発表している人も居るでしょう。是非、やってください。未来のノーベル経済学賞を取るのはあなただ!(笑)
普通に考えて、「どんどん便利な機械が生まれ、効率的なエネルギー運用が可能になり、食料の生産効率も劇的に向上して・・・」という、凄まじい技術革新が日進月歩で起きているのに、豊かになれないなんておかしいでしょう?日本という国は、ただ普通に成長し、それなりの恩恵を受ける事が出来れば、十分に幸せになれる国です。農耕型資本主義を最初に実現出来るのは、日本以外にあり得ないと、私は思っているのです。
そうすれば、資本主義の悪魔たちの次の標的となっている、インドを始めとするアジアの国々を救う事も出来るでしょう。

・・・見れば分かりますよね?「中国の次の投資対象はインドだ!東南アジアだ!」って言ってるんですから、連中の次の標的はそこら辺なんですよ。その辺のアジア諸国に対して、『信用創造→債権証券化→廃墟になるまで喰い尽くす』という、いつもの必勝パターンを叩き込みたいんですよ。
あの辺の国の人達は、経済の何たるかへの理解がまだ薄いので、まんまと引っかかってしまうでしょう。これが始まってしばらくの間は、本当に暮らしが豊かになって行く事を実感出来るので、抵抗する事は難しいのです。実に巧妙な罠であると、言わざるを得ません。
もう、本当に脱帽ですよ・・・こんな酷い人達って、見たこと無い。

実際、日本の人たちも、今までの経験から何も学べていないのか、無邪気に「やっぱり中国は駄目だー!次はインドだ!」って、面白いように踊らされているしなあ・・・そこへ行けばユートピアが広がっていると信じ込まされてる。どうせマスゴミの言う事を頭から信じて「次はインド」と思い込んでるんだろうけど、少しは自分の頭で考えろっての。そりゃまあ、これからしばらくの間、その辺が繁栄するのは確かだと思うけどさあ・・・その後の事を考えると、素直にそうは言いたくないな。バブルが崩壊した後、崩れ落ちるインド経済が私には既に見えます。始まってもいませんが、既に見えてます。自分さえ良ければいい、孫の世代の事など気にならないという人からすると、私のような考え方は馬鹿馬鹿しいんでしょうけど。
私が考えている未来は百年先、もしかすると千年先を見据えての話だから、「俺たちその頃には死んでるじゃん!?」という事で、あまり理解は得られないかも知れない。でも、それが出来るのも人間という生物の持つ可能性だと、私は思うんですけどね。

今後のアジア諸国を救う事が出来るかどうかは、これからの日本の政治次第かな、と思います。
日本がこれまでに無かった独自の成長路線を示すことさえ出来れば、どちらを選ぶかはその国に住む人々が決める事です。インドや東南アジアの人たちに、選んでもらおうじゃありませんか。バブリーに急成長した後狩り尽くされる『狩猟型資本主義』か、じわじわ堅実に成長して行く『農耕型資本主義』か。
「日本のようになりたい!」と言ってもらえる日本を、我々は作りましょう。そして、求められたならば手を差し伸べましょう。どうすればいいのか、教えましょう。それが出来る強い日本を未来に残すのが、今を生きる我々の使命です。
それが出来る頃には「お金を無条件で差し出す事が援助だ」などと思っているようなド低脳は駆逐されているでしょうから、安心して後進の国々を導く事ができますね!
その為には、政治三流と呼ばれた我が国が、一流の政治を手に入れなければならないので、色々と前途多難だとは思います。それでも安倍総理なら・・・安倍総理ならなんとかしてくれる・・・

具体的に日本が何をしなければならないのかは、次回に続きます。

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超簡単経済基礎02 通貨発行者の視点

まずはコメントよりご紹介。

2chのコピペを思い出しました。今日のお話は多分こういう事ですよね。以下引用。

金より大切なものなんて存在しねーよwwwww

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/18(水) 18:46:33.12 ID:4SCPpvLWO
誰か反論してみろよwwww


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/18(水) 18:47:20.55 ID:+Xof4AYP0
だったら金を使えないだろ 論破終わり


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/18(水) 18:49:05.59 ID:NIf66Fd10
>>2
俺は今、本物の論破を見た


それを探していました。ナイスフォローです(笑)

超簡単経済基礎01 お金自体に価値はない

さて、前回の更新で「お金自体には価値なんて無いんですよ」「本当に価値があるのは、お金を出す事で購入出来る『物資』の方なんですよ」という事を説明させていただきました。「お金の動きは、実体経済を映す鏡である」などと言うと、詩的でちょっとカッコイイですね。お金の動きは鏡に写った虚像に過ぎず、そんな物に騙されてはならないのです。

実は、経済学の訳わからん部分のほとんどは「お金ばかりに注目していて、それで取引される物資について考慮されていない」という部分にあります。裏を返せば、その部分に致命的な間違いがあるという事なのです。
例えば、新古典派経済学の致命的欠陥として三橋貴明先生がよく取り上げる『セイの法則』などは、まさにその典型です。セイの法則というのは、「供給は自ら需要を作りだす」という恐ろしい経済学的大前提の事であり、机上の空論の代表格です。
「供給は自ら需要を作りだす」などと言われてもピンと来ないと思いますので、これはどういう事かと噛み砕いて説明すると、「作った物はそのうち絶対売れる(笑)」の法則です。そんなアホな。
お金にのみ注目する経済学では、「作られた物は、必ず市場による価格調整機能が働き、安くなるので、売れ残りは必ず無くなる」という事になっているのです。これを突き詰めていくと、「物を作れば売れるはずなのに、生活が苦しいなどと嘘をつくな」「売れないと言うなら、市場に受け入れられないような物を作っているお前らが悪い」「働いた分は必ず売れるのだから、就職先が無いなどあり得ない」「就職できないのはお前の努力が足りないせい」「完全雇用になっていないという事は、まだまだ最低賃金が高過ぎるのだ」「もっと必死になって馬車馬の如く働く覚悟があれば、必ず働く事が出来る」という、凄まじい自己責任論が出来上がります。鬼ですか。
これを応用すると、「TPPで農家が職を失ったとしても、セイの法則によって農業以外の職業に就く事が出来るので問題ない」「東日本大震災で壊滅的ダメージを受けて、職を失ったとしても、別の場所で就職出来る」という感じの事を平気で言えるようになってしまうのです。悪魔ですか。
・・・冗談っぽく言ってますが、マジでこれ言う人居ますからね!
農家の経験しか無い人が、次の日から大工として暮らせるかって言うと、当然無理なんですがね。実際の所は、職にあぶれたかわいそうな人達は、最悪の場合は死んでいるのですよ。生活苦で自殺したり、食べるものもなく餓死したり。もちろん、彼らはそれを自己責任で片付けるのでしょうが。

これも「お金しか見てない」せいで、その人が経験で培ってきた技術とか、商売をする上での立地条件とか、そういった事をなーんにも考えてない事によって起きるお話。経済学を聞きかじって、知っているつもりの人と話をしていると、この手のうんざりするような話をたくさん聞かされます。うっぜえ・・・

昨日の更新に対して、「東日本大震災で、お金があっても食べ物ひとつ買えないという状況になったので、よく分かります」とコメントしてくださった方が居ました。そういう人には、この手の自己責任論者はどのように見えるのでしょうね?
とにかく、お金の流れだけで全てを理解出来ると考えている人というのは、醜悪なのです。「この人でなし!」と言いたくなるような事を、涼しい顔で言ってしまう。頭が悪いとか言う以前に心が腐っていると言うのは、そういう事です。
三橋先生の言葉を借りて彼らを糾弾するなら、「じゃああなた、経済評論家とか大学教授とか銀行屋とか金融屋とかやめて、別の職業についてくださいよ。セイの法則があるから就職出来るんでしょ?職種のミスマッチは就職出来ない人の甘えなんでしょ?職業訓練すれば平気なんでしょ?じゃあ、今すぐ仕事をやめて自分の身で証明してみせろ!!という事になります。自分に出来ない事を他人に要求するんじゃねえよ(笑)

ちなみにかの有名なケインズ先生は、「長期的に見れば職に就けるとか言うけど、『長期的』っていつの事だよ。就職出来るようになる前に寿命で死ぬじゃねえか。そんなに待ってられるか!」と、お金だけを見ていては気付けない事にズバッと切り込んでいます。本当に頭のいい人は、現実を無視しません。お金など所詮虚像に過ぎない事が分かっているのです。

実体経済の考え方としては、「物資の取引に伴って、お金の動きがある」という事が基本です。確かに、お金の流れを見ていれば物資がどのように取引されているかを知る事は出来ます。実体経済を語る上でも、お金の動きのデータは絶対必要です。お金とは物の取引を数字で見やすくする、非常に便利なツールだという点については、異論はありません。ただ、現実に取引される物、それを生み出す技術や設備、生産力、それを生み出す優秀な人材は、お金などよりも何百倍も大事なのだという事を言っているのです。お金と違って、それらは一度失えば容易には取り戻せない、下手をすると二度と取り戻す事が出来ない物なのです。

さてさて、ここまででみなさんは、「経済を語るには、お金よりも『物』が大切」という事で、既にひとつの思考のブレイクスルーを果たしています。もうひとつ、信じ込んでいた常識を破壊する事で、驚くほど経済が分かるようになります。今日ご紹介する2つ目のブレイクスルーとは・・・

あなたがお金を発行する立場だったら、どうしますか?

という、「発行されたお金を使う側の視点」を捨てて、「お金を発行する中央銀行側の視点」を手に入れる事です。
では、「超簡単経済基礎02 通貨発行者の視点」を始めたいと思います。

いきなりですが、あなたはA国の支配者です。そういう例え話です。
A国では物々交換によって取引が成り立っている国だったのですが、国民も増えてきたし、技術改革も進んで多くの商品が流通するようになり、支配者であるあなたは、「お金を作って、発行しよう」と考えました。
そこで試しに、100人の国民に対して1万円ずつ、合計100万円の紙幣を発行しました。
その通貨には「A国銀行券」と記載されており、そのお金が使えるのはA国のみ。隣のB国ではその紙幣を使用する事は出来ません。

Q.一人一万円にした根拠って何?
A.ぶっちゃけ適当です(笑)


ひとり一万円ずつ配った時、ジュースが100円で買えたのだとすれば、ひとり100万円ずつ配っていれば、ジュースが単純に1万円になるだけの事。ジュースが一万円であっても、いただけるお給料も百倍になっていますから、何も問題ありません。
数字が増えるだけの事ですね。結局、ここでも物を言うのは「そのお金で購入出来る物資」であり、お金その物ではないのです。

A国銀行券で買える物は、A国に流通している物だけですから、純粋にA国の持つ実体経済の規模(物の流通)に応じただけ、お金の価値が担保される事になります。
前回チラッと触れた「ニクソンショックで金との交換が出来なくなった紙幣が、何故価値を失わなかったのか」という答えは、ここにあります。お金自体ではなく、それで買える物にこそ価値がある事が理解出来ていれば、不思議でも何でもない事です。
お金が紙くずに過ぎない状態とは、「A国には買える物がない」という状況を意味します。見事なハイパーインフレに陥ったジンバブエなどは、まさにこの状態でしたね。それなりの経済的な下地がある国でなければ、お金はいくら発行しても無駄なのです。
日本でもハイパーインフレが起きるぞー!と言っている人が居る訳ですが、そりゃ無理だ。起きるとしたら、とんでもない地震が起きるなりして、日本列島沈没して、生産力が完全壊滅した時ぐらいじゃないかな(笑)

しかし、当然ながらお金を発行し、物価が安定した後は、「追加でいくら発行してもいいよね」などという適当な事ではいけません。
「物資と交換出来る」という価値を国に与えられて発行された紙幣は、既に国民の財産となっていますから、「今日は100円で買えたジュースが、明日は1万円になっている」というような事が起きてしまっては、これは国民経済が崩壊します。お金の混乱によって物資の流通が破壊されてしまう。暴動が起きます。これがいわゆる緩やかじゃないインフレと呼ばれたりする状況であり、お金が大好きな人達が最も忌避する状況なのです。私だってそんなのは嫌です。
ですので、せっかくA国の支配者であるあなたにはお気の毒ですが、無限にお金を刷ってウハウハ!というのは無理です(笑)

ですから、通貨の発行権を持つ中央銀行は『物価の安定を守る』という事を、第一の使命として掲げているのです。これは、日本銀行もそうなってます。
そして、物価の安定を守るという事は、『何もしない事』ではなく、『ちゃんと調整する事』なのですが、その辺日本銀行は分かってなさそうですね!(笑)

経済を成長させ、飢える心配の無い豊かな国を作ろうと思った場合、中央銀行の役を負った支配者であるあなたは、『物価が大幅下落したり、大幅に上昇したりしないように注意を払いながら、チョコチョコと経済規模に応じて通貨発行量を増やしていく』というオペレーションをこなさなければなりません。通貨を発行して経済市場を平和に保つ側の人間は、「色々な物が安く買えるようになったぞー!わーい」などとお気楽な事を言ってられる立場ではないのです。

ちなみに、チョコチョコと通貨発行量を増やすのは何故かと言うと、「資本主義社会では、仕入れた商品に何らかの付加価値をプラスし、それを売る」という基本がありますから、経済がグルグル回っていれば、全体の価値は少しずつ増えて行くのが健全だと考えられるからです。『インフレでもデフレでもない均衡状態』ではなく、『緩やかなインフレ』が望ましいと私が主張しているのは、この為です。経済成長なくして発展は無いのです。
安倍総裁が言っていた、実質成長2%、物価上昇1%、計3%の名目成長率を目標にするというのは、実にいいですね。個人的には、現在のデフレの過酷さを思えばもっと上を目指してもいいような気がしていますが、今みたいに下がり続けるよりはずっとマシです(笑)
そして、緩やかなインフレである分には、大した問題は無いのです。おじいちゃんかおばあちゃんに、「昔の通貨価値から見たら、十倍ぐらい違うと思うんだけど、それで困った事ってある?」と聞いてみればいいです。「そう言われてみれば別に困った事ないね」と答えてもらえるでしょうから。

こうして「自分が通貨を発行する立場で、国の経済を円滑に回すには?」という事を考えてみると、ただひたすらに物価を調整し、ちょうどいいインフレ率に調節し、国が豊かになっていく様を監視するという事が大切だという事に気付くでしょう。『安定した経済を保つ事』が、中央銀行が行うべき本当の仕事なのです。その為にいくらのお金を刷るのかは、『インフレターゲットによって決定する』以外の方法は、無いですよね。足りなかったり行き過ぎたりする事もあるでしょうが、その度に微調整を加えていくしか無いのです。面倒でしょうが、それが日銀の仕事。
インフレ憎しで、デフレを大歓迎している人たちは、「お金の価値を守る為に、日本の生産力には犠牲になってもらう!」と言っている訳ですから、やはり「お金>物資」という思い込みから抜け出せていないのでしょうね。本末転倒じゃねえかぁ・・・

このように、超単純化したシンプルなモデルであれば、通貨発行者が担う役割は実に単純明快で、これに文句をつけるような人はあまり居ないはずです。
現実では諸外国との絡みとか、民間銀行による信用創造などが入ってくるので、もうちょっとややこしい話になり、実際に経済を立て直すには複雑な手順を踏まなければならないのですが、基本的にはこの通りと見ておけば間違いありません。
みなさん、難しくてややこしい方にばっかり、目を奪われすぎなのです。
まあ、経済学については「理論が合ってるか確認する為に、試しに一国を滅ぼしてみよう!」という訳には行きませんから、検証が難しい学問ではあります。それにしても今のテレビに出て来るような経済学者が言ってる事はメチャクチャだと思いますが。

ちなみに、現在の日本の状況がどうなっているのかと言うと、
1995年から見た平均給与やコアコアCPIがこのような有様。(三橋先生のデータベースへ)

深刻なデフレ状況である事は明らかで、GDP(国民の所得の合計)もどんどん減って行っており、貧乏な日本になろうとしているのです。お金大好き経済学者は「それが日本の本来の生産能力。今までがバブルで膨らみすぎておかしかっただけ」などと言うのですが、自分で貧乏になるように仕向けておいて、そりゃないぜ。
こんな有様では、日本銀行は『安定した経済を保つという通貨発行者の義務』を果たしているとは言えない状況だと思いませんかね?
という訳で、仕事しろ日銀。
安倍総裁が講演で語っていた「日銀にも責任を取ってもらう。通貨の安定だけでなく、安定した雇用にも対応してもらう。インフレターゲットを必ず達成させる。達成するまで青天井で金融緩和を行う」という言葉は、パーフェクトに正しいのです。

ところで、ここまで「通貨発行者であるあなたは、経済を安定させるように通貨を発行します」と簡単に言って来ましたが、みなさん普段恐々として聞いているであろう『国の借金』という言葉を、一度でも思い浮かべたでしょうか?思いつきもしなかったのではありませんか?だって、あなたがお金を作る側なんだから。
視点の切り替えに成功すると意外とアッサリ分かるのですが、国の借金とかマジでどうでもいいと思いませんでしたかね。
日本銀行が発行しているお金(日本銀行券)は、経理上、『日本銀行の負債(借金)』として計上されています。しかし、そのお金が日本という国内を巡り、日々の経済活動に使用されているのですから、望む所でしょう。というか、そんな事は百も承知で通貨制度を導入したのではなかったですか?(笑)
国の借金がない状況とは、国内を流通するお金が一円もないという状況であり、『なにそれこわい』と言わざるを得ない状態なのです。せっかく通貨を発行していい感じに経済が回るようにしたと言うのに、物々交換の時代に逆戻りしたいのでしょうか。訳が分からん。

そして、マスコミが『国の借金』と喧伝している国債というのは、「本当は新たに発行した日本円でやっちゃってもいいんだけど、それだとみんなが納得しないだろうから、一応借りるって名目にしておくよ!」という事で政府が発行した金券に過ぎません。ぶっちゃけ日本銀行券の亜種です。

「100兆円の借金(国債)があるとして、例えば10兆円日本円を刷って、それで借金返済!っていうのは駄目なの?」

という質問を受けて、何と説明すればいいかと迷っていましたが、結論としてはこういう事になります。日本政府と日本銀行は一蓮托生なので、そうまでして返す意味がありません。放っておけばOK。

日本円建ての日本国債である限り問題ないと言うのは、そういう事なのですよ。この状況で「国債の金利上昇がー!」と言われても、「うん、だから?」以外に何とお答えすればいいのやら。
混同されるといけないので一応言っておきますが、もちろん外国通貨建ての外国債を借りている場合は、冗談抜きのガチ借金ですので返済が滞るとヤバイんですが、日本は世界一対外純資産を持っている国で、外国に対しては「お金を貸している側」です。よって、そういう意味の借金も問題なし。
誰かの負債は、誰かの資産です。日本政府の負債は、日本国民の資産なのです。日本政府の負債がアメリカ国民の資産、という状態だとヤバイですが、それとは違うのです。もう分かりますよね?日本は何も問題ないという事が。

いい加減その辺をわざとごっちゃにして、『日本は破綻する!』と言って、人を騙そうとするのはやめていただけませんかね。分かってる人間から見ると、本当に滑稽なんですよ。そして、そんなアホな話にコロッと騙されてしまう人が居るのが悔しい!

そう言えば、橋下徹さんは先日広島での演説の中で、「国の借金、過去最大の983兆円 9月末、1人当たり771万円の借金」などと語ったそうですが、国政に出ると言ってるくせに何も分かってないタコ助だな(笑)という事が、今のあなたなら分かるはず。

さてさて、「経済の実体は物にこそあり、お金そのものは無価値である」という事と、「お金を発行する立場からすれば、国の借金(?)は問題なし!わざわざ通貨を発行して、それで経済が回るようにしてやっているのに、何が問題なのかさっぱり分からない」という事。2つのブレイクスルーを経験した今、みなさんの頭の中にあった「経済の事は難しくて分からねえんだよおおおっ!」というモヤモヤは、かなり晴れてきたのではないでしょうか。
いやあ、分かってしまえばどうという事もない、つまらない話でしたね。超簡単だね。この程度の簡単な話に、足を取られすぎだと思いませんか?

では、次回は本当は簡単なはずの経済の話を、やたらと複雑化しているアレコレをぶち破って参ります。
基本的に、経済学は本来であればこの程度の『シンプルな学問』ですから、そこをわざわざ難しくしている部分には、『経済を悪用する連中が、不当に儲ける為の仕掛け』が隠されている場合が多いのです。
次回はその辺を潰して行きましょう。楽しくなって来ましたね!

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超簡単経済基礎01 お金自体に価値はない

いきなり断言してしまいますが、お金には価値がありません。

と言うと、「はあああああああああっ!?何言ってんの!?何言ってんの!?気でも狂ったの!?」と思う方がほとんどだと思いますが(笑)、別に乱心した訳ではございませんので、ご安心ください。
何故突然こんな事を言い出したのかと言うと、「経済学を勉強しようとしたのだが、やはり難しくてよく分からない」と感じている人が、依然として大勢居るという事が分かったからです。
これに気付かせてくれたのは当ブログと喧嘩中のnnnhhhkkkさんであったりするのですが、私が考えているような経済観念を皆さんが理解していたならば、100対0の圧倒的大差で、私が勝利を手に出来たはずなのです。ところが、こちらやあちらのコメント欄を見ていると、「・・・おかしい。1〜2割ぐらいはあっちを支持している奇特な人が居るように見える」という、私には到底許容しがたい状況になっているという。その事に気付かせてくれた事については感謝かな。
ちなみに、あちらとの喧嘩については基本黙殺スタンスで行くつもりだったんですが、「喧嘩を売ったのは真人さんの方だし、一応あちらも論理的に(?)反論して来ているのだから、黙殺はどうかと思いますよ」という、「えっ、なにそれこわい。相手を叩き潰すまで手を緩めるなって言ってるの?あなたがドSか!」という感じの、さすがの私でも苦笑せざるを得ないような鬼畜コメントが結構あったんで、あちらの反論が出揃ってからオールツッコミの嵐を味わっていただく事にいたしましょうかね。どうも、まだまだ当ブログへの批判は続きそうな雰囲気なので、全部揃ってからでいいだろ?
ねえ、nnnhhhkkkさん、「余計な事すんなよ!一方的な勝利宣言で十分なんだよ!」って言ってくれてもいいんだぜ?俺が降参するとかあり得ないから、逃げずに反論してくださいって事は、つまりそういう事になっちゃうからねえ・・・

まあ、その来るべき嵐のツッコミ回の前に、経済の話が理解出来るようになってた方が楽しいでしょ?せっかくの完全論破も、その意味が分からないんじゃあ観戦の楽しさも半減でしょう。
という事で、何回かに分けて経済の極意を基礎から伝授させていただきたいと思います。
どうすれば誰にでも理解してもらえるのかと頭を捻りまくった結果、「ん?こう説明すれば分かってくれるんじゃないかな?」というレベルにまで話がまとまりましたので。
という訳で、今日説明するのは「超簡単経済基礎01 お金自体に価値はない」です。どうかお付き合い願います。

さて、私達は基本的に生まれてきた時には既に「社会的に金融が発達している時代」だった訳ですから、「お金に価値なんて無いんだよ!」などと言われても「はあ?(笑)」という世代の人ばかりだと思います。いえ、その事が悪いと言っているのではありません。普通に暮らしていれば、それが当たり前です。ただ、その思い込みを破壊しなければ、経済の本質にたどり着く事は出来ないのです。
私達は、子供の頃、親にお金について説明された時、大体このような話を聞かされたのではないでしょうか?

「欲しい物は、お金を払って買うんだよ。お金は大事な物なんだよ」

まさにごもっともなお話で、現代社会で生きる人間にとって、当たり前の事です。お金を払わずに他人の物を持っていくのは泥棒ですからね。しかし、これをあまりにも『当たり前の事』として受け入れてしまっているが為に、経済はわかりにくさを増すのです。というか、お金という存在を過大評価する人間が、増えすぎました。
なので、ここは敢えて過激に極端に言わせていただきましょう。

「お金など大事ではない!お金が無ければ物が買えないなんて嘘だ!」

・・・うーん。「そんな訳、ないだろー!?」というツッコミが聞こえてきたような気がします。では、ご説明していきましょう。

そもそも、歴史的に見て「物を買うにはお金を払う」というのは、いつから当たり前になった習慣なのでしょうか。皆さんは「お金は大事な物!」と思い込んでますが、そもそもお金なんていう概念を知らないまま一生を終えた人だって、遠いご先祖様には居るはずでしょうに。(というか、今でも少数民族とかだと、そういう人って当たり前に居るでしょ)

はるか昔は、そもそも取引の概念が無かったかも知れません。集団で採取した木の実や狩った動物の肉を、みんなで分けて食べていたでしょうし。
そして、もう少し発展した社会では、物々交換がされていたでしょう。俺の持ってる木の実と、お前の持ってる肉を交換しようぜって訳ですね。
そこから更に発展した所で、初めて『お金』が姿を現しましたね。「過去には石や貝殻をお金として使用していた」と言われておりますが、私は正直、この頃の貝殻で商取引を行なっていた古代の人々の方が、現代に住む我々よりも遥かに経済の本質に近かったであろうと考えています。お金の価値を見誤り、過大評価してしまった事で、人類は経済学の本質から遠ざかっているような気がします。
ここから更に歴史を進めて行きますと、日本では「小判」や「お米」がお金として機能する、みなさんが大好きなサムライの時代になって行きます。小判は金(ゴールド)でしたし、お米も食べられる物です。私が大好きなファンタジー小説では、大抵の場合「金銀銅貨や宝石」が取引の材料として取り入れられていますね。この辺りは、「貴金属として価値のある物や食料をお金として使用していた時代」です。
更に更に時代が進んでいきますと、金のような希少金属をお金として使おうとしても、みんなが持ち歩くには絶対数が足りない状況に追い込まれて行きます。産業革命などで生産性が大幅に向上し、人口も増えて、市中にあふれる物資も多様性を増して行った。そこで使用され始めたのが『紙幣』です。当初は、「その紙幣を持ってくれば、紙幣に書かれた分の金と交換する事が出来る」という、『金と交換は出来るけど、実質的には紙』という通貨を使用する事になりました。いわゆる、金本位制という奴です。
更に更に更に時代が進んで近現代に入りますと、「紙幣が超たくさん流通しちゃって、もう金と交換しろって言われても無理だよ!金と交換なんてやめた!」と、金本位制をやめる時が来ました。当然、この時は「紙幣を金と交換出来なくなるだと!?そんな馬鹿な!そんな事になったら、通貨は価値を失い、経済取引が成立しなくなるぞー!!」という大騒ぎになったのですが、いざ蓋を開けてみれば別に金と交換出来なくなっても平気でした。ニクソンショックですね。1971年の出来事ですから、ごく最近の話です。

つまり、現在のドルを始めとする主要通貨は、「固定相場によるゴールドとの交換さえ廃止された、ただの紙切れ」に過ぎないのです。
私たちは約40年前からその程度の『オッサンの肖像と金額が印刷されてるだけの紙切れ』を、「これはお金。物が買える便利な紙」と思い込んで生活しているのです。少しは目が覚めたでしょうか。君たちは一体、何を根拠にお金が大切な物だと思い込んでいるのかな?

そんなアホは居ないだろうとは思いますが、念のために言っておきますが、「なるほど、お金には価値が無かったのか!捨てよう!」などと思い切った行動をしてはいけませんよ!(笑)
何故ならば、お金があれば物が買えるからです。
<オイ
矛盾した事を言うようですが、要は順番の話なのです。「卵が先か鶏が先か」という論争の決着は難しいですが、「お金が先か物資が先か」という話であれば、これは明らかに物資が先なのです。何しろお金が無かった時代でも物資はあったんだから、間違いない。お金とは、物資を円滑に流通させる為に人の手で作られた、便利なツールの一つに過ぎないのです。
『お金があれば物が買えるのは、何故だろう?』という事に関しては、極めて真剣に考えを深めて行かなければなりません。

私が見る限り、どうも金融工学だの経済学だの何だのをこねくり回して、うまい事お金を稼ごうとしている人間というのは、「本質的には、お金は紙切れに過ぎない」という本質を見失った、お金大好きの馬鹿野郎が多い印象なんですよね。事実、『銀行』という機関の誕生以来、金融工学とやらを無駄に悪用し、不当にお金だけをかき集めようとする馬鹿が増えすぎました。
リーマン・ショックが起きる前、「日本もアイスランドのように金融立国を目指すべきだ!」などという事を叫ぶ評論家が大勢居た事、覚えていますか?寒気がしますねェ・・・さすがにリーマン・ショック以降、金融による魔の錬金術の正体がおぼろげながら暴かれてきて、今更金融立国で豊かな生活などという寝言を信じている人は、随分と少なくなったとは思いますが。
これはもう、「お金>物資」という勘違いをしていなければ、絶対に出て来ない発想なのですよ。日本という国が長年培ってきた膨大な経験、物づくりの技術力を捨てて、『本質的には無価値のお金』をかき集める国にしようだなんて、暴挙以外の何者でもない。
でも、金融立国で豊かになれるの?ってついつい思っちゃった人、居たでしょ。
そういう人は、実は私が言った「お金自体は無価値なんだよ!」という言葉を聞いて「そりゃそうよ。何当たり前の事言ってんの?当然分かっていたよ」と口では言うのでしょうが、それを現実世界に当てはめて考えられる程、概念を理解して身につけている訳ではないのです。これが、いわゆる学問の最大の敵、分かっているつもり(笑)という奴ですね。勉強とは、この「分かっているつもり」をひとつひとつ地道に潰していく作業なのだと、私は思いますよ。

お金に価値があるのは、『お金で買える物があるから』であって、その逆はあり得ません。本が存在しない世界において、図書カードが無意味だと言うのと同じ事。お金自体には価値は無いのです。私はお金とは、何とでも交換が出来る万能の有価証券に過ぎないと考えているのですよ。そして、その考えは確実に正しい。ここの認識を共有出来ない人とは、議論を交わしたくありません。土俵が違うので平行線になるからね(笑)

お金が無価値だというのが嘘だと思うなら、百万円の札束を持って、無人島に放り出されてみればいいです。人が居ないからコンビニなんてある訳ない。百万円がただの紙切れになる環境に、身を置いてみればよろしい。
そういう環境に入れば、そんな紙切れよりもたった一本のナイフ、たった一本の水筒、たった一本のロープ、たった一枚の毛布、たった一斤のパン・・・そういった物のありがたみを痛感出来るんじゃないですか?

さて、今の段階では「そ、そんな当たり前の事をドヤ顔で言われてもな・・・」という感じだろうとは思いますが(笑)、この連載が回を重ねるごとに、「お金自体に価値はない」というこの一言が、現代経済学を揺るがす程に重大な楔であった事を理解していただけると確信しております。
経済学に対してもやもやした気持ちを抱えていた人であれば、今日の更新だけでも「ああっ!!なるほど!!」と思っていただけたのではないかと思うほど、今まで当たり前に信じていたであろう「お金は大事」という価値観の破壊は、強烈なブレイクスルーなのです。
・・・ただ、このブログの読者はレベル高いから、その辺の事は当然のように知ってる可能性が高いんだよなあ・・・恥ずかしいなあ。分からない人はコメント欄で質問して、常連さんに教えてもらってください(笑)<酷い投げっぱなしですねw

ところで、連載と言いながら、次回更新時に何について説明するかは、まだ決めてなかったりします。大まかな流れは決めてるんですが、どういう順番で説明するのが一番分かりやすいのかは、まだ手探りなんですよね。でも、一番大事なのは今日の更新で話した部分です。
実際に、「お金自体は無価値」という言葉は今後何度も使用する予定です。
最後まで読み終えた後ならば、「第一回で大事な所は終わってたな」と思う人も多くなると思っています。実際、お金大好きな経済学教授なんかは、これを読んだら頭を殴られたような衝撃を受けるんじゃないかな(笑)
まあ、そういう衝撃を受けるにも、それなりの教養ってもんが必要なので、阿呆には無理かも知れません。まともな人だけでも分かってくれればよしとしましょう。
それでは、次回以降にも乞うご期待!

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第三の道03 中庸主義の人間

いつも応援ありがとうございます。


前回まで
第三の道01 共産主義の偽神
第三の道02 資本主義の悪魔

・・・・・・ふぅ。
ちょっと、前回までに気合いが入り過ぎ、疲れてしまいました。という訳で、第三回で最終回にあたる今回は、サラッとまとめてしまいたいと思います。
などと言いながら、書き始めるとえらく長くなっていたりするのが、いつもの私のパターンです。さて、どうなるやら。
(書き終えてから見てみると、それなりに長くなりましたw)

前回までの「共産主義の偽神」「資本主義の悪魔」で、私の言いたい事は大体言い尽くしてしまいました。どちらにも共通する問題点は、「絶対的な強権を持つ支配者が誕生してしまう」という事なのです。結局の所、それに尽きます。
そもそも、資本主義だの共産主義だのと言われ始める前は、民主主義ではなく、絶対王政の時代がありました。
つまり・・・人間という馬鹿で愚かで学習しない脳みそスポンジな種族は、「王や貴族に、不当に支配されるのはゴメンだー!」と言って、革命を起こしたりして王侯貴族を皆殺しにし、民衆主体の政治を改めて始めてみたものの、共産主義を選んでも、資本主義を選んでも、結局は「誰か(あるいは一部の団体)が王となって民を支配する」という構図へまっしぐらに突き進むように出来ているという事です。本当に馬鹿な奴らだorz
まあ、よく考えたら古代の民主主義政治ってのは、基本的に民衆がアホだったせいでグダグダで、その結果絶対王政の時代になってた訳だもんねえ。これもまた、歴史の繰り返しに過ぎないのか・・・大体の話は、過去の歴史を見ると正解が載っているから困る。

つまり、共産主義も資本主義も、最終的に行き着く答えは「絶対王政への回帰」なのです。
少しばかり違いがあるとするならば、絶対王政は「血統」によって王が選ばれますが、共産主義も資本主義も、基本的には「誰が支配者になるかは分からない」という事でしょうか。共産主義国での血で血を洗う権力抗争、資本主義社会における競争に次ぐ競争、最終的に誰が勝者になるかは、分かりません。つまり、もしかするとあなたが王に代わって絶対的権力者の座に立てる可能性も、まあ、無くはない訳です。共産主義国の偽神、資本主義の悪魔、彼らは皆、この現代世界の中で覇権を争い、自らが王となろうとする人達なのです。
多分、実際に誰かが「王」になったら、王は血統で選ばれるようになって、貴族制も復活したりするんじゃないですかね。中世に逆戻りです。人類って、ホントバカ。

・・・もう、やめませんか。こういう不毛な事は。こんなしょうもない事に労力を割いて、権力闘争の傍らで普通に暮らしたかっただけの庶民が苦しんで、こんな事ではどうしようも無いじゃありませんか。王なんてお呼びじゃねえんだよ。消えちまえよ。
何のために王政をやめて民主主義になったの?
こういう事になりたくなかったから、民主主義を選んだんじゃなかったんですか?
人類の本質は何一つ進歩していない。いい加減にしろと言いたい所。

第三の道について話す前に、お断りしておかなければならない事があります。
それは、「民主主義を真の意味で成立させる事は、非常に難しい!」という事です。民主主義が成立するには、国民全てが賢くなければなりません。国民全てが政治に関心を持ち、国民全てが国際情勢に気を配り、マスコミが正しい情報を流すように国民全員で監視し、権力者が金や権力を使って暴走しないように国民全員で注意を払う。そういう事が出来なければ、民主主義とはただの絵空事なのです。今まで私たちが民主主義だと信じていた物は、権力者にマスコミを通して言われた通りに投票するだけの「なんちゃって民主主義」に過ぎません。だから、偽神だの悪魔だのって連中が、のさばって来るんですよ。マジうぜえ。
もちろん、政治の世界の全てを把握する事は、普段の仕事に忙しい一般の人には無理です。そういう人達の代わりに政治をする為に、政治家という職業は存在します。それを分かりやすく伝える為に、マスコミという報道機関は存在します。政治家とマスコミがろくに機能していないという事は、現代日本の最優先で改善しなければならない問題ではあるのですが・・・
しかし、せめて最低限の政治情報ぐらいは、解析できる頭脳を国民が持っていなければ話にならないのです。マスコミの嘘ぐらいは軽く見抜いてもらわないと、お話になりません。お願いしますから「この時期に消費税増税はあり得ない」とか「TPPに参加するなんて、日本という国を滅ぼすような選択だ」とか、それぐらいの事は分かってください。この程度の事も分からない愚衆が、民主主義で政治家を選ぶのでは、国家が破綻するのは当然です。

頭がいい訳でもなく、政治に興味がある訳でもない。何となくテレビを見て「次は民主党に投票しよう!」などと雰囲気だけに流されて、政権交代してみてからのあまりの酷さに怒り心頭。「民主党の奴らは何をやっているんだ!?」と文句だけは一人前に言うが、その実「どういう政策をしてくれれば自分が助かるのか」という事すら分かってない。分からないから不安に駆られて「政治家は誰も信用出来ない」などと、悟りきったような演技をしながら偉そうに言う。さもなきゃ露骨な「自分への利益誘導」ばかり見て、投票する政治家を選んでしまう。民主党を支持している連中ってのは、大体こんな感じ。餌に釣られて国を破壊する馬鹿ばかり。
ハハッ。傑作ですよね。こんな馬鹿しか居ない国で、どうやって民主主義が成り立つって言うんですか?
しかし、こんな馬鹿しか居ないような日本が、実は世界で一番真の民主主義に近い場所に居る国なんです。世界のレベルが低すぎて泣いた。

せっかく、民主主義という体制をご先祖様が苦労して作ってくれていたと言うのに、それを上手く使う事すら出来ないって言うんだから、しょうがないですね。資本主義の悪魔に支配され搾取されるのも、納得の結末。
猫に小判、豚に真珠、愚民に民主主義ですよ。

・・・しかし。
しかし、ここで多くの人が目を覚まして、「本気で民主主義をやる!」と決意してくれたなら、これまでとは違う境地へ、人類は一歩踏み込む事が出来ます。
それこそが、「第三の道」です。それが、中庸主義なのです。

私が繰り返し言ってきた「共産主義でも、資本主義でもない、第三の道」は、資本主義と共産主義の間にあります。まったく新しい概念ではありません。最善の道は、その中間にこそあるのです。
第三の道などと偉そうに言っておきながら何じゃそりゃと思った方も居るかも知れませんが、そういう事なんです。奇想天外なぶっ飛んだ方向には、正解なんてありはしません。

共産主義の特徴

個人の所有権を認めない。全ての成果物を国家が独占後、必要分のみ分配するという思想。
住民である国民には、国家の所有物を平等に分け与えられる事で、貧富の差、身分の上下の無い理想的社会構造が実現される・・・と、言われていた。
ただし、どんなに一生懸命働いても個人の所有物が認められないので、競争の原理が働かず、労働に対する意欲が落ち込む事は指摘されていた。
自由経済や市場原理主義とは無縁で、ローカリゼーションとの親和性が極めて高い。

資本主義の特徴

個人の所有権を認める。国家は成果物に関与せず、市場の動きにより全ては自然に調整されるとする思想。
住民である国民の間には、能力の上下、財産の有無などにより、明確な格差が生じる。
しかし、「努力すれば報われるのだから、これが自由なのだ」という事で、こういった格差を資本主義社会は問題視しない。
市場原理主義、新自由主義、グローバリゼーション等との親和性が極めて高い。

よーく考えてみたら、「うまい事行ってるなあ」と思う時って、資本主義者と共産主義者、どちらかが突出する事無く、五分五分ぐらいでせめぎ合っている時ではありませんでしたか?パワーバランスが拮抗していれば、ちょうど中間ぐらいの政策に落ち着く物だからです。
今、日本では共産主義者が弱く、資本主義者が強いです。共産主義は間違っていて、資本主義が正しいと誰もが考えているのですから、当然です。だから、バランスが崩れて資本主義の悪魔が俄然勢いを増しています。
しかし、「争いの結果中間ぐらいになる」なんていう場当たり的な状態じゃ未来がありません。中間を狙うのが正しいと分かってるんだから、最初からみんなでそうすりゃいいだけじゃねえの?
それが、中庸主義です。

この二つの中間点、ちょうどいい地点を目指す中庸主義とは、どういう物になるのか?私が考える特徴を簡単にまとめると、次のようになります。

中庸主義の特徴

個人の所有権を認める。ただし、生存に最低限必要な物資、あるいは最低限の物資を購入する為の金銭ないしチケットは、国家が全ての国民に対して分配することとする。(もちろん、外国人は対象外である)
最低限の生活を保証された上で、更に努力をする事で、個人の欲を満たす事も可能。
自由経済、市場原理主義が「程々に」働いており、グローバリゼーションにもローカリゼーションにも偏りすぎる事無く、日本という国の主体を保ったまま諸外国との付き合いを行えるよう、随時調整して行く。
TPPのような国家主権を脅かす国際条約等は、極力避ける。国際条約の恐ろしい所は、国内法に優越する決め事である為、国民主権を脅かす所です。資本主義の悪魔最大の敵である民主主義を殺す仕掛けであると言えるでしょう。逆に、ローカリゼーションに傾倒し、鎖国してしまうのも愚策です。ちょうどいい塩梅を、国民が民主主義で決めて行くのです。

これが、第三の道、中庸主義です。
中庸主義の肝は、「共産主義の平等思想を、生活出来る程度の分配と最低限に留める事で、共産主義の偽神の発生を防ぐ事が出来る」という事と、「最低限の生活を保証する事により理不尽な経済活動を抑制する事が出来、資本主義の悪魔の発生を防ぐ事が出来る」という事です。偽神も悪魔も生まないように、国民が政治を監視し調整する事で成立する道なのです。だからこれは、「調整主義」と呼んだ方が相応しいかも知れません。

前回の更新で、私は「お金が無ければ暮らせない」「働かなければ生きていけない」という価値観は、資本主義の悪魔が巧妙に仕掛けた罠であると、お話させていただきました。それは、こういう事なのです。
職が少なく全ての人に行き渡らない状態であれば、どんなにキツイ仕事でも、どんなに不当な仕事でも、私たちは泣き言を言わずにやるしかありません。泣き寝入りをするしか無いのです。どうしても働けないとなれば、為すすべなく餓死するしか無い。選択の余地が無いのです。職業選択の自由などと言いながら、その実「悪い職場と最悪の職場」みたいな、過酷な選択を強いられる訳です。これはひどい。
だから、現在の社会において資本家達は「嫌なら辞めろよ!次の職があるとは限らないけどな!」などと、でかい顔をして威張っていられます。労働基準法が有名無実と化しているのもそのせいです。職を失う事を恐れる私たちは、彼らに楯突く訳にもいかない。今の日本の状況なんて、資本家からすれば笑いが止まらない事でしょうよ。何しろ、労働力として一番使い勝手のいい若い人間を、最低最悪の労働条件で馬車馬のごとくこき使えるのですから。超買い手市場です。やりたい放題です。それだけやっといて「ゆとり世代の連中は使えねえなあっ!」などと偉そうに言いやがるのですから、若者はもっと怒ってもいいと思いますよ(笑)
だけど、怒った勢いで資本家憎しで共産主義者にはならないでくださいね。ほら、あっちには偽神が居るからさ。どうか、中庸主義で踏みとどまっていただきたい。
現在の日本でデフレを推進したい人間というのは、例外なくこの類の悪人なのです。だって、デフレが解消しちゃったら、「不当に若者をこき使っている酷い資本家(資本主義の悪魔)」の元からは、人材が離れて行ってしまいます。そうなれば、悪魔と言えども無力な物です。死ぬしか無い。しかしそういう不当な金持ち達は死にたくないから、一般の国民を苦しめる方、苦しめる方へと誘導するのです。どうして大企業や経団連があんな事を・・・という疑問の答えは、ここにあります。これが悪魔でなくて、何なのですか?
しかし、中庸主義の「最低生活保障」が成立すれば、どうなるでしょう?不当に労働力を絞りとるような、ふざけた資本家の元から人材は流出します。辞めてもとりあえず生きていく事だけは出来るのですから、当然です。自殺するまで追い込まれる事なんて無い。体を壊すまで無理して働く事なんて無い。
そして、「会社にとってお荷物にしかならないダメ社員」もまた、同様に駆逐される事になります。辞めさせても生活出来ない事は無いのですから、堂々と解雇出来る。給料泥棒などと揶揄されるような人間は、存在を許されないのです。でも、辞めさせられても死なないんだから、別にいいでしょ?
つまり、「本当に社会に貢献している会社、ちゃんと仕事をしている人」だけが生き残り、生き残った者にはその仕事に応じた正当な報酬(ここ重要!!)が、支払われる事になるのです。それが出来ない人間は、日本人として最低限の生活に甘んじるしか無い。それが嫌なら自己を高め、人の役に立てる存在にならなければならない。これが、資本主義の初期の、理想的な成長モデルでは無かったですか?競争原理が正しく働いている状態とは、こういう事ではありませんでしたか?これでこそ公正な競争と呼べるのではありませんか?

もちろん、全国民に対して最低生活費を保証する訳ですから、生活保護など無くなります。「底辺の労働者よりも生活保護受給者の方が生活が豊かだ」などという、訳の分からない状態とはさよならです。働けば働いた分だけプラスになるのです。これで労働意欲が失われるはずが無い。
ついでに、日本国籍を持たない外国人は、最低生活保障がありませんので、働くことで生活を維持するしかありません。「生活保護目当てで不法入国」などというふざけた事をする輩(中国人、韓国人に多い)は、瞬時に淘汰される事になります。素晴らしい。最低生活保障抜きでもしっかりと稼げる有能な外国人だけが、日本の発展に貢献してくれる事になるのです。
外国人が生活保障を受けられないのは不公平だなんて言わないでくださいよ?ここは日本です。日本人が優先されるのは当然です。
働く事も出来ない無様な外国人は、祖国へお帰りください。言われなくても帰ってくれるようになると思いますが(笑)

「働く人が誰も居なくなったらどうするんだ」とか、そういう遠吠えが聞こえてきたような気がするので、一応お答えしておきましょうか(笑)
基本的に、働く人がゼロになるという事は、あり得ません。年収150万円だか200万円でカツカツの生活を、一生続けたいですか?イヤでしょう、普通に考えて。それが嫌なら、働くなり何らかの手段で副収入を得るなりして、己の価値を高めるしかありません。年収200万円で遊んで暮らしたいなどと言うような腑抜けは、無能なので労働力としては最初から戦力外です。あくまでも中庸主義が目指すのは「共産主義と資本主義の間」ですから、国家が労働を強制しなければならなかった共産主義国家のような状況には、なるはずが無いのです。市場原理も競争も、ちゃんと残ってるんですから。
しかし、それでも働き手が居なくなってしまったその時は、「最低生活保障」の金額を減らして調整すればいいです。共産主義的力を弱め、資本主義的力を強め、日本人を労働に向かわせればいいのです。中庸主義の根幹は「調整」です。働き手が居なくて供給力が落ち込んで来ているという事は、インフレ気味になっているという事ですから、今のようなデフレ期と異なり「探せば仕事がいくらでもある」という状況になっています。最低生活保障が減って生活が貧しくなるのが嫌なら働けばいい訳です。労働条件のいい職場がたくさんあるのですから、その事に文句を言う奴なんて居ませんよ。
今のような、若者がどんどん自殺して行くような世の中よりも、千倍マシです。
逆に、供給能力過剰でデフレになって行くようであれば、今度は逆に資本主義的力を弱め、共産主義的力を強める事で調整すればいいのです。これを民主的にやるのが、中庸主義です。
ただ、不安があるとするならば、「えーっ!?生活最低保障が減るなんて嫌だー!」などという、何も分かっていない国民の声が政治に反映されるようであれば、国家は瞬間的に破綻するであろう・・・という事ですが。増税はとにかく嫌だ!というアホが多い今の世の中では、不安が多い所ですが・・・インフレになった時は、増税には賛成しなきゃいけないんですよ?そ、それぐらいは出来ますよね?ね?
そうならない為には、やはり教育やマスコミの報道姿勢など、改革を余儀なくされる部分は多いだろうとは思いますね。

ちょっと、考えてみていただきたいのです。現在の日本の状況を。日本を蝕む問題を。
お金を支配したい資本主義の悪魔達のせいで解決しない、デフレ問題。
デフレが加速するせいで職を失う若者、結婚出来ない若者、当然起きる少子化問題。
この辺の話は、中庸主義の価値観に立ってみれば、どれもこれもあっという間に解決する物ではないですか?「少子化問題を解決する為に、移民の受け入れを急げ!」などと言っている評論家が、猿以下の馬鹿に見えて来ませんか?
どうですか、みなさん。私は「あれ!?日本が中庸主義国になれば、ありとあらゆる全ての問題が解決し、誰もがハッピーな社会になるんじゃないの!?」と思ってしまったのですが、論破出来る方は居ますか?私はただ、誰もが経済を正しく理解し、正しい情報の下で決断を下し、少しずつ国家を良くして行きたいですねと、当たり前の事を言っているだけですよ?これを否定出来る人なんて、この世に存在するのですか?

日本を構成する、ありとあらゆるファクターが、「日本が世界に先駆けて中庸主義国となり、真の民主主義の姿を示し、二十一世紀の世界を牽引する役目を負いなさい」と叫んでいるように、思えてならないのです。

確かに、中庸主義の実現は難しいです。共産主義のように権力者に全部丸投げって訳には行きません。資本主義のように何でもかんでも好き勝手にやらせてしまい、その結果は全て無抵抗に受け入れるって訳にも行きません。細かな調整を常に続けて行かなければならない以上、失敗の責任は全て国民に降りかかります。
故に、国民は真剣に政治と向き合わなければなりません。それが出来ないならば、共産主義や資本主義のように、誰かに任せっきりにしておいて、悪くなったら文句をブーブー言うだけという方が、よほど楽な道ではあるでしょう。考える事を面倒くさがって放棄した、愚かな人達が共産主義や資本主義を助長して来ました。こんな悪循環には、いい加減に終止符を打たなければなりません。
「人間が人間らしく」生きるためには、そういうしんどい事を受け入れなければならないのです。怠け者には厳しい世の中になるでしょうが、権力者に支配される家畜生活よりはマシでしょう?

共産主義の偽神も、資本主義の悪魔も、どちらもお呼びではありません。「中庸主義の人間」の道を、歩みたいとは思いませんか?何度も言うように、楽な道ではありません。しかし、きっと楽しい道ではあると思います。

これで、「第三の道03 中庸主義の人間」は、おしまいです。
言いたいことは言い尽くしました。これを読んだあなたは、その脳裏にどんな世界を描き出すのでしょうか?
私と同じ「人間の歩む道、人間が作り上げる世界」を思い描いてくれた人がいらっしゃれば、私はとても嬉しいです。
コメントで面白い指摘などがあれば、補足の記事を書くかも知れませんが、とりあえず「第三の道」はこれで完結とさせていただきます。

中庸主義の根幹となるであろう、「最低生活保障」については、ベーシック・インカムについて書いたエントリーがありますので、そちらもご覧いただきたいと思います。日本ならば、決して不可能な事じゃないんですよ?あとは、国民が目を覚ますだけなのです。

ベーシックインカムを考察する
ベーシックインカムと負の所得税を考察する

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