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第三の道01 共産主義の偽神

いつも応援ありがとうございます。


さて、「日本再生のシナリオ」カテゴリに入る記事が、久しぶりに登場します。
このカテゴリでシリーズ化している記事としては、「パチンコを消滅させよう!(最新05)」ですとか、「世界最強国家日本論(最新02)」などがあります。当ブログのメインコンテンツで、私自身は他のカテゴリの記事よりも気合いを入れて書いている・・・つもりなのですが、普段の記事もテンションが上がったら突っ走りますので、そんなに特別気合いが入っているようには見えないと思います。テヘッ☆
いや、見た目は同じように見えるかも知れないけど、記事になるまでに掛かった時間が全然違うんですよ・・・今回の「第三の道」は、私の約二年の勉強及び考察の結果生まれた物となっております。「二年も考えたのにこの程度か」とか言わないでくださいよ?泣くから。(少なくとも、考えた事も無かった人は、お口にチャックねw)

とまあ、戯言は置いておいて、新シリーズ「第三の道」です。そんなに長く続けるつもりは無いです。全三回を予定しています。本当は一回の記事で全部やるつもりだったのですが、さすがに無理でした。いくら何でも長すぎて、自分でも読む気が無くなるレベルになってしまった為(笑)
ここ数日の更新が無かったのは、大体これのせい。分割する為の加筆だ修正だと非常に手間がかかったので。

「資本主義でも共産主義でもない、第三の社会システムを構築しなければならない。それが、新時代のスタンダードになる」

新しい時代の成長モデルって、どんな物になるんでしょう?そもそも、資本主義や共産主義に加えて、今更特筆するべきモデルなど、この世に存在するのでしょうか?
「第三の道」とは、「資本主義でも共産主義でもない、新しい社会システムの確立」を目標としてロジックを組み立てた物です。現在の日本は言わずと知れた資本主義国家ですが、私としては「第三の道を堂々と名乗る、世界初の国家になって欲しい」というのが希望です。日本再生の指針として十分に使用に耐える物であると、自画自賛しております。
ツッコミ大歓迎ですので、コメント欄へ感想をどうぞ。第三の道について本格的に語るのは、次の次の記事になりますけど(笑)

さて、「共産主義は駄目だ」という事は、ソビエト連邦の崩壊によって、私たち日本の教育を受けた者にとっては常識として受け入れられていると思います。一部の諦めの悪い連中が、未だに共産主義思想にかぶれてはいるようですが。
そして、「共産主義が間違ってるんだから、やっぱり資本主義が正しいんだ!」と思い込んでいる人が多いのにも失笑するしかありませんが、確かに共産主義は間違っていたのです。(資本主義も間違っているのですが、その解説は次回に回します)

では、一つ質問させていただきます。「それでは、共産主義の何が間違ってたの?」と聞かれて、即答できる人がどれだけ居るでしょうか?
おおよその人は、「えっ?いや、だって、ソビエト崩壊したし・・・間違ってるってみんな言ってるし・・・」ぐらいの理解に留まっているのではないかと思います。これでは、理解しているとは言えないでしょう。
今回は、「共産主義の間違い」について掘り下げて行きたいと思います。

共産主義の特徴

個人の所有権を認めない。全ての成果物を国家が独占後、必要分のみ分配するという思想。
住民である国民には、国家の所有物を平等に分け与えられる事で、貧富の差、身分の上下の無い理想的社会構造が実現される・・・と、言われていた。
ただし、どんなに一生懸命働いても個人の所有物が認められないので、競争の原理が働かず、労働に対する意欲が落ち込む事は指摘されていた。
自由経済や市場原理主義とは無縁で、ローカリゼーションとの親和性が極めて高い。

簡単に共産主義をまとめると、こういう事になります。
さて。どの部分に間違いがあったせいで、ソビエトは崩壊してしまったのでしょうか?

一般的には「どんなに一生懸命働いても個人の所有物が認められないので、競争の原理が働かず、労働に対する意欲が落ち込む事は指摘されていた」の部分のせいで国力が低下し、共産主義は破綻したのだと考えられています。恐らく、この記事を読んでいるあなたも、何となくそう考えていたはずです。

しかし、この認識は間違いです!
確かにその部分は共産主義の持つ大きな間違いの一つではありますが、その事自体は共産主義崩壊を決定づけるほど致命的なエラーではありません。
「競争原理不在による国力低下」が共産主義崩壊の要因ではないと断定する理由は、簡単です。当時のソビエトよりも貧しい国なんて、世界を見渡せばいくらでもあるじゃないですか(笑)
ところが、極貧国は極貧国なりに成立しています。従って、共産主義には「競争の原理が働かないせいで貧乏になる」以上の欠陥が無ければおかしいのです。
(というか、マルクスの言う共産主義は「競争なんてしなくても、十分に暮らしていける豊かな世界」を前提としています。「資本主義の高度な発展により共産主義社会が到来する」と言っていたのですから、「労働の意欲が落ち込んだせいで共産主義が崩壊した」などと言うのは、そもそもおかしいのです)

では、私が考える共産主義最大の欠陥は何かと言うと、コレです。
「全ての成果物を国家が独占後、必要分のみ分配する」
この部分にこそ、共産主義の悪のすべてが詰まっています。

実はこれ、日本にも見られる「社会福祉の究極形」とでも呼ぶべき制度です。
所得の全てを税金としてかっさらって行って、全額福祉に注ぎ込めば共産主義国家になりますよ、という。増税大好き野田首相たちの目指している先は、その辺なのかも知れませんね。
日本に存在する、優れた医療制度や、社会的弱者を救済する制度、障害者を保障する制度であったり、生活保護であったり。こういった物は、「実は意外と共産主義的産物である」という事を認めておかなければなりません。これのおかげで、日本では貧乏人でも119番に電話をかければ救急車が来てくれる。素晴らしい事ですね。究極の資本主義国であるアメリカでは、救急車は金持ちしか呼べません。貧乏人はそのまま死にます。
ですから、「ここに悪のすべてが詰まっている」などと言っておいて恐縮ですが、「富の再分配」自体は悪ではありません。共産主義の思想全てを否定してはならないのです。

では、一体何がいけないのかと言うと、「国家が吸い上げた富を一時的に独占し、庶民に分配するのは一体誰なのか?」という事を、ほとんどの人間が認識出来ていない。あるいは、権力者の都合に合わない為、敢えて隠されているという事です。
この部分を突き詰めて考えていなかった事が、共産主義国最大の過ちであり、誤りでした。

気付いてしまえば簡単な話なんですけど、国民に富を再分配するのは、権力者ですよね。
共産主義者の馬鹿どもは「国家」などと気取った言い回しで誤魔化してますけど、「国家=権力者」ですよね。支配者ですよね。ここをぼかして誤魔化そうとするから、いつまでも実にならない議論しか出来ないのですよ。
この事にさえ気付いてしまえば、後は簡単です。

みんなで作った物を、ごくごく一部の権力者が懐に納めて、それを全員に平等に分配するだってぇ?
人間って、残念ながら、そんな事が出来るほど賢い生物じゃないんですよ。人間という種族の救いがたい悪癖ですが、「人間は自分の事を賢いと過大評価し過ぎ」なのです。ソクラテスの言う「無知の知」に似た話になりますが、「人間という種族は愚かである。という事を知っている分、その事を考えもしない愚衆よりは俺は賢い」というのは、政治や世界経済を考える上で、最初の最初に認識しておかなければならない概念です。帝王学の初歩の初歩なんじゃないですかね?いや、私は帝王学なんて勉強した事ないけどね。普通に考えれば誰でも分かるだろ、こんな事。
これを忘れて「人類平等の世界!素晴らしい!」と突っ走ったアホどもの末路が、共産主義を標榜するソビエト連邦であり、その崩壊なのです。
欲望を持った人間に、国家全体の富を一時的にとは言え一極集中させる。
もう、この時点でダメ。終わってる。
国家の実権を握り、武力さえも自在に操り、反抗的な意図を見せた者を処刑出来るような権力を手にした人間が、どうして自分の手元に入った富を、馬鹿正直に公平に分配なんてすると信じられるんですか?こんな馬鹿な話を無邪気に信じる事が出来るのは、ご本人が余程の聖人君子であるか、底抜けのアホであるか、どちらかしかあり得ないと思うんですけど。
普通に考えれば「他国との武力衝突に備えて、軍事費の増強が必要だ。よって、庶民の取り分は少ない」とかそういう適当な理由を付けて、富を独占しようとするに決まってるじゃないですか。公費だの接待費だの何だのと理由を付けて、自分たちだけ酒池肉林の生活をするに決まってるじゃないですか。何でこんな簡単な事も分からなかった訳?マジで馬鹿なんじゃねえの?(笑)
政治の世界では、性善説なんて信じちゃいけないんです。とにかく人間は悪に傾く心の弱い生物であり、権力者が悪に染まった時にどれだけ被害を抑えこむ事が出来るか?という事を念頭に、国家のルールは作られなければなりません。共産主義ってのは、究極の性善説を前提としてるでしょ。たかが人間に何を求めてるんだよwww

おまけに、国家の事業を行うという事は、はっきり言って重労働なんです。日本でも「政治家の給料を減らせー!」などと、お気楽に叫んでる馬鹿が居ますが、それは間違っています。「仕事に応じた報酬は受け取るべき」なのです。この点でも共産主義はマズイです。日本という国家を、敵対する諸国から守り抜き、日本国内全ての人々に安全な暮らしを保証し、企業の経済活動の根本を支える。これが、政治家の仕事です。何でそこらのサラリーマンと同じ程度の給料でがんばれるなんて思うかなあ?ちょっと信じられないですね。一体世の中のサラリーマンって連中は、どんだけ凄まじい仕事をやってんだよ。俺が見る限り、そんなにめちゃくちゃ死ぬほど仕事してる奴なんて、そうそう居ねえよ。
故に、私は「議員の給料を減らせ」とは言いません。ただ、「給料に応じた仕事をしてくれ」と言うのです。
これは「人類皆平等」を掲げる共産主義国家でも、同じ事。何の因果か共産主義なんていうめんどくさい制度を掲げる国家の頂点に立ち、ぶちぶちと文句ばっかり言う庶民に富を分配してやって、問題が起きないように統治しなければならない。そんな重責を担いながら、個人の所有権すら認められず、どんなにがんばってもそこらで畑を耕している一般人と同じ程度の生活しか出来ない・・・なんて状態になったら、普通の人間なら発狂しますよ(笑)
だから、共産主義国ではトップは暴利を貪りますし、超強力な利権を求めて熾烈な権力闘争が繰り広げられるのです。当たり前ですよね。頂点に立つ権力者が、欲得と無縁にはなれない人間である以上、「頂点に立てばオイシイ思いが出来る」という蜜が絶対必要です。蜜に群がり、周りを蹴落とし、競争相手を地獄へ叩き落とそうと闘争し、庶民はひたすらに踏みにじる。
共産主義に必ず「秘密警察」「粛清という名の虐殺」がセットでくっついて来るのは、こういう理由からです。そりゃまあ、権力者達は好き放題やってる自覚はありますし、庶民を奴隷扱いしている事も百も承知ですし、政敵は手段を問わずに権力者を蹴落とそうとして来ますから、敵対する野郎はぶち殺さねえと安心して眠る事も出来ないだろうが!

・・・という訳でですね・・・
共産主義を成立させるには、どうしても「国家の富を一時的に集約する絶対的権力者」という存在が、必要不可欠なのです。ところが、何度も言うように、人間は愚かです。決して万能ではありません。他の人よりいい思いをしたいという欲望を、完全に封印する事など不可能です。
故に、共産主義が成立するには、トップに立つ者は神の如き存在でなければならないのです。
普通の人間にはハードルが高すぎるわ。

それに加えて、共産主義が成立するには「競争原理が働かなくても、みんなが十分に贅沢に生活出来る程の供給能力を国家が持つ事」前提条件となります。
国民は皆勤勉で、労働を楽しみ、己を高める事を怠る事無く、周囲の人間を助ける事に価値を見出す博愛精神の持ち主で、もちろん国家を統率してくださっている権力者の方々に対する不満なんてあるはずもない。そういう国でなければ、共産主義は完成しません。
・・・あれ?どこかでこういうクレイジーな国の話を聞いた事があるような気もしますが・・・(笑)
でもまあ、当時のソビエトや現在の北朝鮮は、そういう状況じゃ無いですよね。つまり、マルクスの言う「資本主義の高度な発展」という前提が成り立ってないんです。ソ連などは、この「足りない供給力」を補う為に、他国を侵略しようとしましたね。共産主義とは本来「一国の中でしか通用しない、ローカリゼーションの極地」的な政策であるにも関わらず、他国に侵略を仕掛けちゃいかんでしょ。馬鹿なの?

ところが、前提条件が全く成立していない状態で、「こんな夢物語以下の戯言」を真に受けて、本当にやっちゃったアホの国があったと言うのですから、世界はまったく面白い。アホな政治の被害者にとっては、面白いでは済まないでしょうが。
恐らくですが、最初に共産主義国を作り上げた権力者は、こうした絵空事を語り聞かせる事で住民を洗脳し、国の権力全てを己の手にしようとした狂人、「神を騙る詐欺師」とでも呼ぶべき存在だったのではないかと思います。まあ、実際に国を狂人の国に変えて、第二次世界大戦での戦死者数なんて目じゃないぐらいに粛清という名目で殺しまくって、権力をその手に握ったのですから、詐欺師としての才能は世界一だったと言ってもいいんじゃないですかね。その人生が幸せだったとは思えませんが。
スターリンと同じ人生を歩ませてやろう!と言われても、どう考えても答えはノーサンキューです。冗談じゃねえよ、そんなクソくだらねー人生なんてよ。
中国だって、国民を騙して無理矢理搾取してやりたい放題やってますけど、それもそろそろ終わりでしょう。中国共産党員という偽物の神になって、権力を振るいたいですか?断固としてお断りさせていただきます(笑)

という訳で、「第三の道01 共産主義の偽神」はこれでおしまいです。
ここまで読んでくださった方には、「偽神」の意味はお分かりいただけたでしょう。共産主義はとにかく順番があべこべで、「ある社会構造を作り上げる為に、あらゆる点で無理をした。特に、ただの人間を絶対権力者の座につかせるという、狂気の沙汰を繰り広げた」という点が重要です。まさに偽神です。
頭のおかしい権力者=偽神が現れてしまった、という事に比べれば、競争の原理が働かないだの何だのといった話は、特段重要視しなければならない話ではありません。それは共産主義崩壊の主要因ではないのです。話を逸らすのはやめていただけませんか、共産主義礼賛の方々。
ま、彼らは「偽神になって好き放題やりたい!」という欲望を笑顔の裏に隠してますので、そこを悟られると都合が悪いのでしょう。わはは。いつまでも誰も気付かないなんて思うなよクズども。バレバレだからよ。
レベルの足りない人間が不可能な事をやろうとして、金ピカのメッキを貼りまくってやってみたはいいものの、メッキが剥がれた途端に崩壊してしまった。
これが共産主義崩壊の全てです。お粗末なひっでぇ話ですね(笑)

という訳で、共産主義がダメだったという事はお分かりいただけたと思います。百年ぐらい後なら、ある特定の地域限定であれば成立するようになっているかも知れませんが、今はまだダメです。条件が揃っておらず、時期も悪い。そして多くの文化圏においては、「他者との差異を完全に無くす」という極端な共産主義は、成立する事は無いでしょう。あまり人間的な生活が出来るとも思えませんし、普通に住民が嫌がると思います。

それでは次回、「第三の道02 資本主義の悪魔」でお会いしましょう。多くの人にとっては不安を誘うタイトルだと思いますが、今日の話の流れから、内容に見当が付いた方も居るのではないでしょうか?勘のいい人なら、私が「第三の道」などともったいぶっている新しいシステムの正体も、既に見抜いているかも知れません。私自身は「すげえ・・・歴史を変えるような発見だ・・・」と思ったような話でも、もっと頭のいい人が何百年も前から主張している話だったりする事は、割とよくある話です(笑)
人間ってのは、思考をフル回転させると、似たような結論に行き着く生き物なのかも知れませんね。
日本人は基本的な教育を全員が受けていて、頭の良い人が多いので、ある発想をポンと渡すと「なるほど!」とばかりに自分なりに解釈して発展させてくれたりします。私だけではたどり着けない答えに、他の誰かがたどり着いてくれるかも知れない。私はそれを、とても楽しみにしているのです。ブログを書く甲斐もあるという物です。

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