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第三の道02 資本主義の悪魔

いつも応援ありがとうございます。


前回まで
「第三の道01 共産主義の偽神」

「資本主義でも共産主義でもない、第三の道を探る」という事で始まりました、「第三の道シリーズ」、今回は第二回となります。タイトルは「資本主義の悪魔」です。どうでもいいですけど、前回の偽神と言い、「◯◯の悪魔」とか、そういう言い方には厨二的な何かがくすぐられるような感覚があります。嫌いじゃないぜ、そういうの。

と、どうでもいい前置きはここまで(笑)

前回の「共産主義の偽神」では、「共産主義という社会システムを作り上げる為に、絶対的な権力を持つ支配者が誕生してしまっている。これこそが共産主義最大の過ちである」という事を、お話させていただきました。
むしろ、理想的な平等という建前を盾に、権力者が好き放題やらかす為のシステムとして、共産主義は悪用されてしまったのではないかとすら思います。だから私は、共産主義国で生まれた絶対的権力者を、偽神であるとか詐欺師であるとか、そういう呼び方をする訳です。

さて、本日取り上げるのは、我が国日本もどっぷり浸かっております、資本主義です。
前回と同じように、理解を深めて行きましょう。

資本主義の特徴

個人の所有権を認める。国家は成果物に関与せず、市場の動きにより全ては自然に調整されるとする思想。
住民である国民の間には、能力の上下、財産の有無などにより、明確な格差が生じる。
しかし、「努力すれば報われるのだから、これが自由なのだ」という事で、こういった格差を資本主義社会は問題視しない。
市場原理主義、新自由主義、グローバリゼーション等との親和性が極めて高い。

簡単に説明すると、資本主義とはこういう話です。共産主義とは、まさしく真逆の内容と言えるでしょう。
一般的には、「共産主義は間違っているのだから、資本主義が正しい」と言われています。恐らく、このブログを見ている人たちも、同じように感じていた事でしょう。「資本主義陣営の一員として、日本はしっかりしなければならない!」と思っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、その考え方は間違っています。
確かに、共産主義が「自由な市場が開かれず、競争の原理が働かないので、やがて衰退し滅びてしまう」という仮説の通りならば、「その逆に市場を開放し、競争の原理をバリバリ働かせる資本主義は、発展するので滅びない」と言えるかも知れません。しかし、共産主義が滅びたのは何故でしたっけ?市場だの競争だのって話は、共産主義崩壊とは、まったく関係無かったですよね?問題は、権力があまりにも一極集中しすぎた事によってバランスが崩れ、誰も幸せになれない不健全な社会構造が出来上がってしまったからではありませんでしたか?

つまり、例え資本主義であろうとも、絶対的権力者が誕生してしまえば、共産主義と同じ末路を辿るのです。

まあ、こんな話はただの言葉遊びです。「共産主義がダメだったんだから、資本主義なんだよ!」などと、偉そうに講釈垂れてる馬鹿どもに言ってやりたい。どっちが正しいとか、どっちが間違ってるとか、そんな話はマジでどうでもいい。俺たち国民が幸せに暮らせるのか?その一点だけが問題なのです。
もちろん、庶民が幸せに暮らせても、その負担が権力者に集中し過ぎてはいけません。それでは王政です(笑)
権力者側も所詮は人間であるという事を忘れてはいけません。「俺たち庶民は適当に幸せに暮らすが、権力者は全力で庶民に奉仕する人生を歩め!」などという話は、いくら何でも通用しません。これでは、誰も上に立ちたくなくなるでしょう。
そうなれば、やがて権力者側がキレてしまいますので、やはり共産主義の偽神の時と同じ道を辿る事になります。
理想を言えば、苦労も幸せも身分の上下に関係なく分かち合い、努力や功績に見合った分だけ健全かつ正当に評価される、人間として生きがいのある社会が望ましい。

こういう大元に立って考えれば、資本主義が決して完璧な物ではないという事に気付くはずです。
何故かって?共産主義国に偽神が作られてしまうように、資本主義国には悪魔が登場する事になるからです。これは、現在のアメリカや日本を見ればよく分かります。

資本主義国では、自由な競争が認められています。むしろこれを推奨しています。こうして誰もが切磋琢磨する事によって、サービスの向上や、安価な製品の流通などが実現します。この点だけを見ていれば、確かに素晴らしいように見えます。最初のうちは、確かにそれで上手く行っていました。
競争によって勝者と敗者に分かたれるという事は、よりよいサービスを提供し、より社会に貢献できた者が生き残って行く、という事になるからです。勝つためには、より世の中の役に立たなければならないという事で、健全な競争が繰り広げられます。・・・そういう健全な競争である間は、資本主義は確かに素晴らしかったのです。
ところが、そういった細かい勝敗が積み重なって来た時、そのシステムが牙を剥き始めます。「ある人が成功して、その子供が親が稼いだ資金を元に成功して、そのまた子供が成功して、成功して、成功して・・・」と、こういう事を繰り返していくうちに、その差が広がり始めるのです。やがて、「努力で埋められる程度の小さな格差」は、「逆立ちしてもひっくり返せないような、とんでもなく大きな格差」へと変化して行きます。こうなってしまえば、もはや健全な競争などという物はどこかへ吹き飛んで行ってしまい、「別に世の中に貢献なんてしてないけど、超強大な財力を持ち、金の力で権力を得る者が現れる」という事になってしまいます。投資会社で人を騙して暴利を貪ってる奴らとか、何なの?あれが世の中に必要な仕事だとは、俺は絶対に認めないぞ。
嫌な予感がして来ませんか?これって、共産主義の偽神のような絶対的権力者が、自由な競争の結果自然発生してしまうって事だぜ?
ここにちゃんと目を向けずに居ると、「資本主義で競争の原理はうまく働いているはずなのに、何故か最近うまく行かない!何故だ!?きっと、まだまだ自由化が足りないんだ!もっともっと自由化すれば、既得権益などは一掃されるに違いない!」などと、アホな事を言い出す新自由主義者が出来上がる訳です。馬鹿だなあ。その自由競争の結果、金を持ちすぎた人間が権力者になって利権を握ってるんだからさあ・・・更に自由化なんてしようものなら、既得権益は一掃されるどころか強化される事になるんですよ。誰の目にも明らかだろ(笑)

資本主義社会には、「金持ちの方が勝ちやすい」という基本があります。
所持金0円の貧乏人が身一つで百万円稼ぐのと、所持金一兆円の大金持ちが百万円稼ぐの、どっちが簡単ですか?って話です。一兆円全部、銀行に預けて金利をもらうだけで、またたく間に百万円ぐらいにはなります。一兆円も持っていれば、何億という金も容易く稼げるはずです。一兆円という資金に物を言わせて、労働者を雇い働かせれば、自分は指一本動かさずともお金を稼ぐ事が出来ます。(これを、資本主義大好きのお金持ちの皆さんは、「お金に働かせる」などと言います)
もちろん、誰もがそう簡単にやれるかと言うとそんな事はありませんし、途中で競争相手の誰かに足を引っ張られて転がり落ちる金持ちも居るでしょう。しかし、資本主義社会に生き抜いたごくごくわずか、ほんの一握りの人間は、最後まで順調に財を貯蓄して行き、人の身には余る権力を有するに至るのです。

つまりね。資本主義社会って、「誰もががんばれば勝者になるチャンスがある!自由で平等な社会だ!」なんて建前では言ってますが、全然そんな事は無いんです。資本主義社会の平等なんて物を無邪気に信じているのは、社会に出たことのないガキだけです。社会に出ている人は、誰だってこのぐらいの事には気付いています。気付かないのは能天気な馬鹿だけ。さもなければ、気付かない振りをしているだけ。
ただ、そんな不公平な事が実際に存在しているなどとは、認めたくないとは誰もが思っている事でしょうけどね。でも、認めたくなくてもそうなってるんだから仕方ないでしょうが。中学生や高校生のガキじゃねえんだから、現実を直視しろ。

それでも、一兆円持ってる人が銀行に預ける事で、金利として百万円を受け取る。そういう話であれば、別に問題は無いんです。私のような貧乏な人間は、「なんだよあいつ、親の金で好き放題しやがって!」とイライラはするでしょうが、それはいいんです。甘んじて受け入れましょう。親が一生懸命稼いだおかげで、そういう恩恵を受けているだけなのですから、その事まで否定してはいけません。既存のルールの枠内で、正当にお金を得る事は、正当な報酬です。これを否定する事は、誰にも出来ないのです。

ところが、持っているお金の桁が変わって来ると、そうも言っていられなくなります。
本物の大金持ち、ウォール街の重鎮、名のある財閥の支配者から見れば、例えばビル・ゲイツ程度の富豪などは、足元にも及ばないカスです。所詮はコンピュータオタクの一発屋に過ぎません。ガチの人達は、そういう成功を何代にも渡って延々積み重ねてきたのですから、文字通り桁が違うのです。月とスッポンぐらい違う。

本物の金持ちは、稼いだお金を使って贅沢をしたりなんて、しないんです。
逆に言うなら、メチャクチャ美味しい物を毎日食べたり、とんでもなく豪華な住宅に住んでいたり、個人所有の島を持っていたり、自家用ジェットを所有していたり、その程度の事に金を使って満足出来る連中は、大した金持ちではないのです。せっかく稼いだお金ですから、そうやって好きな事に消費すればいいです。その事を否定するつもりはありません。
ところが、私の言う資本主義の悪魔とは、そんなに生やさしい連中ではない。本物の金持ちは、「そういう贅沢もするけれど、もっと違う事にこそ資金を突っ込んでいく」のです。何故なら、人一人が贅沢の限りを尽くしても掛かるお金なんてたかが知れてますから、一定以上の収入を超えると、余った金の使い道に困ってしまう事になります。そして彼らは、「お金では買えない物」を欲しがるようになるのです。
有り余る資金を使って、彼らが何を望むのかと言うと・・・

本物の金持ちは、その金を使って世界のルールを変えようとしている!

何故そんな事になってしまうのかと言うと、「資本主義社会ではどんなに成功して資産を積み上げても、共産主義国の独裁者のように、住民を好き勝手に殺したり、粛清したり、そういう無茶苦茶な権力を持つ事は出来ない」からです。性悪説の極地みたいな話をしますけど、権力に肥え太った豚どもは、そういう事がしたいんです。住民を支配したい!自分の利益を稼がせる為に、労働基準法なんかに左右されずにこき使いたい!奴隷にしてやりたい!

だから彼らは、こっそりと少しずつルールを改変して行き、「そういう事を大手を振って出来る環境」を、作ろうとしているのです。私がこういう事を言うのは、「実際に彼らがロビー活動などを通じて、政治の世界にまで影響力を持ち始め、庶民を支配する構造を作り上げようとしている」という過程が、実際にアメリカや日本で露見し始めているからです。
庶民を狩りつくす為の食肉工場じみた制度が作られようとしていたら、抵抗するでしょう・・・常識的に考えて。ブロイラーよろしく金持ちの食い物になる為に、飼育されるのはまっぴらゴメンですから。
共産主義国の国民が、偽神となった支配者を憎悪するように、私たちはこの資本主義の悪魔どもに対して、激しい怒りを示さなければなりません。

そして、現在最も力を持つ資本主義が生んだ悪魔たちはどこに居るのかと言うと、全世界を舞台に活躍する多国籍企業。コングロマリットと呼ばれる組織の中に、彼らは存在します。

多国籍企業と言えば「世界をまたにかけて活躍する、華々しくカッコイイ会社だ!」などと、簡単に考えていませんか?実はこれ、非常に恐ろしい事なんですよ?
何故なら、「多国籍企業である彼らは、一国に縛られる必要が無い」からです。と言うより、資本主義の悪魔が、悪魔と呼ばれるに相応しい力を身に付けた結果、一国の政府が決めた法律などの決まり事に縛られる事を嫌い、世界という無法地帯の支配者となるべく動き始めた、と見るのが正しいのです。共産主義の偽神程度には決して到達出来ない境地へ、悪魔は歩を進めています。
お花畑の左翼が主張する「世界をひとつに!」などというスローガン、いよいよきな臭く見えて来たのではありませんか?

資本主義が生まれたばかりの頃、企業の利益は国の利益に直結していました。一つの企業が豊かになり、雇用を生み、経済が活性化されれば、国も豊かになる。Win-Winの関係ですね。ところが、資本主義の悪魔が多国籍企業にその所属を移した事で、その関係が崩れ始めました。もはや、「企業の利益=国の利益」ではないのです。「アメリカが滅びたら、多国籍企業が儲かった」という状況が、普通にあり得る社会になってしまったのです。
この手の会社の人たちが、「自分の会社が儲かる。その代わりに、祖国アメリカは消滅する」という案件を手がけた時、どうすると思いますか?
はい、もう想像はついていると思いますが、自分の会社が儲かる事を優先します。その結果、アメリカ国民が何千万人職を失って食べて行けなくなって死のうが、どうでもいいんです。てめえの所さえ儲かればOK!関係のない人間が死のうと、国が滅びようと、関係ない!気にしない!
私の誇大妄想じゃないんですよ?リーマン・ショックという実例が、ちゃんとあるじゃないですか。アメリカをどん底まで突き落としておきながら、利益を貪って高笑いしている連中が、実際にこの世に存在するじゃないか!これによって起きた金融危機の後始末は、全部政府に丸投げしたじゃないか!
サブプライム危機だって、そうです。サブプライム・ローンなどという超危険な証券に対して、AAAで超安全などという評価を付けた格付け会社は、そしてそれを無責任に売り歩いた証券会社は、その責任を負わなければならないはずです。ところが、彼らは責任を負わない。この事をおかしいと感じている人は多いでしょうが、何故こんな事が許されるのかと言うと、こういった事態を引き起こしたのが絶対権力を持つ資本主義の悪魔だからです。世界最強を誇るアメリカの政府ですら、彼らを糾弾する事は出来ないのです。誰も彼らに逆らえないという構図を、まざまざと見せ付けられたと言うのに、随分と世界の人達はおとなしいもんですね?話が大きすぎて実感が無いのでしょうか。

私たちの敵である悪魔は、多国籍企業という舞台を得、潤沢過ぎる資金を用いて、その富を更に膨らませようとしている存在です。何代にも渡る富の積み重ねで、彼らは想像を絶する権力を有しています。
国民の意向を操りたければ、マスコミを操り誘導させればいい。
ある国の政治体制が気に入らなければ、世界最強のアメリカ大統領に「彼らを許さない!」と発言してもらえばいい。悪魔達の有する多国籍企業は、雇用の多くをその手に握っています。つまり、民意を操る事すら可能なのです。大統領が思うように働いてくれなかったら?スキャンダルを報道させて退陣に追い込むなり、手段を選ばないなら暗殺するなり、お好きなようにやればいいんですよ。一番簡単なのは、「自分の操り人形を大統領に仕立て上げ、政界へ送り込む」って事ですね。簡単過ぎてあくびが出るような話です。俺に一千兆円ぐらい渡してごらんなさい?もっとうまくやって見せますよ(笑)
自由の国アメリカ?笑わせないでくださいよ。そんなものは幻です。自由の国は、既に死んでいます。

オバマ大統領を見てください。あの人も、当選する前は、「アメリカの雇用を回復させます!」って演説してたんですよ。ところが、いつの間にかその正反対の政策をやり出して、TPPだの何だのと訳の分からない事をやり出してます。TPPではアメリカ人の雇用問題は解決されないのに。これが何故かと言うと、オバマ大統領の支持基盤が、ウォール街だから。つまり、資本主義の悪魔達が権力の裏付けになっているからです。大統領も、逆らえないのです。逆らったら、支持基盤を失って失脚する事になりますからね。
申し訳ないですが、私には「アメリカ大統領は資本主義の悪魔の奴隷に成り下がった」というようにしか、見えません。
TPPで儲かるのは誰かと言うと、私たちの敵である多国籍企業を手中にする、資本主義の悪魔たちです。これは、ほんの表面だけでもTPPを理解しようとすれば、誰でも分かる事です。調べてください、TPPを。
「企業が政府を訴える事の出来るISD条項」などは、まさしく彼ら悪魔達が日本という国家を獲物と見定めて、舌なめずりをしている証拠です。それ以外の何に見えるのですか?どう見ても罠じゃないですか(笑)
そして、こんな物を日本に持ち込もうとするアメリカ政府も、それを積極的に受け入れようとする日本政府も、経団連傘下の大企業も、既に悪魔の操り人形なのです。

「ウォール街をぶっ壊せ!」なんて過激な事を言うオキュパイ運動が、アメリカの国民たちの間で広がっているのは、何故ですか?
アメリカ人は、ようやく気付いたのでしょう。自分たちの国が、自分が愛した自由の国が、得体の知れない悪魔に乗っ取られている事に。そうでなければ、失業者が大勢あふれるような現状に対して、アメリカ政府が手を打ってくれない理由が分かりませんからね。

これって、共産主義国で粛清を繰り返す偽神の連中のやり方と、何が違うんですかね?
というか、それよりももっと性質の悪い何かだとは思いませんか?自由の名のもとに好き放題やってくれてますが、その罪は実は共産主義国の独裁者に匹敵するほどの悪です。
だから、言っているのです。「資本主義は悪魔を生む」と。

これは、日本でも他人事ではありません。ことごとく中小企業に厳しく、大企業を優遇する法律は、誰が作ったのですか?票田欲しさに負けて、政治家が金持ち企業の言いなりになって、やらかしてしまった話が一体どれだけありますか?経団連などという、大企業のまとめ役のクソ売国奴集団なども、「TPPに反対する奴は非国民だー!」などと叫んでやりたい放題やってますけど、彼らの狙いは何ですか?
もう、お分かりでしょう。彼らは、資本主義の悪魔と手を組んだ、最悪の売国奴達なのです。
日本という国の売り先はどこですか?中国や韓国のような、敵国に売り渡すのですか?いいえ、違います。金の力を盾に、己の欲望を満たさんとする、グローバル幻想の中に取り憑いた資本主義の悪魔に、彼らは国を売ろうとしているのです。

共産主義の偽神は、いくら粛清をしようが虐殺をしようが、所詮は「その国の中」でしか権勢を振るう事は出来ません。国という枠の中で、無理矢理でっち上げられた虚構の権力者なのですから、その程度の力しか持たないのは当然です。金正恩は、北朝鮮国民ならいくらでも処刑できますが、世界の人々を害する事はなかなか難しい。その範囲を広げようと、侵略戦争を仕掛けて来るのには困りものですが・・・

しかし、資本主義の悪魔は違う。彼らは、何代も掛けて醸成された、本物の権力者です。本物の支配者です。それも、共産主義国のような「世界の人達は平等だ」などという綺麗事すら持たない、情け容赦無用の悪魔です。競争の結果負けた物を踏みつけ、踏みにじる事に、何ら違和感を感じない化け物です。神を騙ることさえせず、彼らは悪魔として本能の赴くままに、私たちから全てを絞りとろうとする事でしょう。
「それが正しい事なのだ。正しい競争の結果、君たちが負けただけなのだ」
と言いながらね・・・何が正しい競争だよ。ルールまでねじ曲げておいて、図々しいんだよ。絶対に許せない!

日本列島が、日本人の命を飼育して狩りつくす為の、食肉工場に生まれ変わろうとしているのですよ。悪魔たちの欲を満たす為の狩り場にね。恐ろしい事だとは思いませんか?
残念ですが、アメリカは既に食肉工場化が完了してしまったように思われます。オキュパイ運動は、見方を変えれば「殺されて食肉にされてしまう」という事に気付いた家畜たちの、最後の抵抗です。アメリカ人は、既に家畜なのです。
おっと、私の事を「人間を家畜扱いするなんて、ひどい!」だなんて、非難しないでくださいよ?仕方がないじゃないですか!私だってこんなひどい事は言いたくないけど、実際にそうなってるんだよ!
失業に苦しみ、「どんな酷い仕事でも、働けるだけでも幸せだ」なんて考える人間が多いこの状況は、家畜のように飼育されているという以外、どう表現しろと言うのですか?

家畜を飼育する食肉工場を持つのは、人間だけです。そして、資本主義の悪魔たる権力者達は、牛や豚のように同胞である人間を飼育する世界を作ろうとしています。
その為に悪魔達が仕掛けた罠は非常に狡猾で幾重にも張り巡らされており、私たち一人一人の意識の中にしつこく根を張っています。
例えば、「お金が無ければ暮らせない」「働かなければ生きていけない」という価値観。
誰もが当たり前だと考えるであろう話も、その罠を見破った私の目には「資本主義の悪魔達の権力を維持する為には、絶対に浸透させておかなければならない価値観」にしか見えないのです。
人間は、「お金が無くても生きて行ける」し、「働かなくても生活出来る」んですよ。その気になればね。
ところが、この事に一国単位で気付かれてしまうと、全世界を人間家畜工場にしたい悪魔達には、大変都合が悪いのです。彼らの権力の源はお金ですから、「そんな物はどうでもいい」と言われると、とても困るのです。
日本銀行がいつまでも日本円を刷ってくれないのはどうして?物は捨てる程余っているのに、職が無いせいで餓死したり自殺してしまう人がたくさん居るのは何故?どう見ても正当とは言えないような、酷い労働環境の中でも我慢して働いて、しまいには体を壊したり精神を病んだりする人が引きも切らないのは、一体どうして?
全て、資本主義の悪魔が仕掛けた罠なのです。資本主義の悪魔が、私たちを酷使する理由をでっち上げているだけです。今こそ気付きましょう。その罠の存在に。気付きさえすれば抜けるのは難しくありません。全世界の人間が、「悪魔の支配なんてまっぴらごめんだ!」と声を揃えて叫んだ途端、悪魔は力を失うのです。だって、彼らの力の源は、まじめに働いている私たち労働者が生み出した富ですからね。たかが労働者の一存に左右されるという意味で、これほど脆弱な奴らも珍しい。

恐らくですが、私たちが最後までその事に気付かなければ、悪魔達は私たちがほとほと困り果てた状態になった所で、「私たちが助けてあげますよ!」と、天使のような笑顔を浮かべて姿を現す事になるでしょう。覚えておいてください。悪魔という連中は、ここぞという時だけは優しいのです。彼らがその時、何を言うか・・・大体想像はつきます。
「安心してください!私たち、超大金持ちである権力者が、あなた達を奴隷として飼ってあげます!」
といった内容になる事でしょう。中身はこんな傲慢な内容でも、彼らは色々と装飾を施して、馬鹿な一般庶民を「救世主が現れたぞー!」と勘違いさせてくれるはずです。
果たして、これを言われた時、「それは奴隷契約だ!」と、私たち一般の国民が気付ける知的レベルに達する事が出来るでしょうか?これからの時代の分かれ目は、ここで「気付けるか、気付けないか」の勝負になると考えています。
まあ、数年後を見ていてくださいよ。本当にその通りの事が起きて、笑ってしまう事になりますから。そうならないように世の中を変える事が出来れば、それが一番いいんですけどね。

・・・お分かりいただけたでしょうか。資本主義も、共産主義と同じように、「絶対的権力者を作ってしまう」という点においては、まったく変わらないのです。

「資本主義も致命的な欠陥を抱えているならば、どうして共産主義よりも長持ちし、今なお存続しているのか?」

という問いには、こう答えましょう。
資本主義の方が、絶対的権力者である悪魔が誕生するのが、遅かったから。
それだけです。決して資本主義の方が優れているとか、そういう話ではありません。
共産主義の偽神は、促成栽培ででっち上げられる、ハリボテの権力者。
資本主義の悪魔は、何代にも渡る品種改良の末に得られる、本物の支配者。
だから、資本主義の悪魔の方が、誕生するのに時間が掛かるってだけの話でね・・・その分、崩壊も遅れますよってだけの話なんですね。悪魔が現代に現れ始めている以上、もうすぐ資本主義が崩壊するのは自明の理なのです。ソビエト崩壊がいきなりだったように、アメリカ合衆国崩壊もあっけなく終わってしまうんじゃないかと思っています。

という訳で、「第三の道02 資本主義の悪魔」はここまでです。
何の裏付けもなく、「まあ、資本主義は正しいのだろう」と考えていた人は、本当に反省してください。そんなに簡単な話じゃないんです。何故共産主義がダメだったのか、という所に考えが至れば、「資本主義もダメじゃん。というか、むしろ共産主義よりも悪いんじゃないか」と気付くのは、決して難しい事ではありません。

しかしこうして問題点が洗い出された事で、第三の道の正体が見えてきましたね?要するに、共産主義も資本主義も、「あまりにも強すぎる支配者を放置するから、どうしようもない所まで堕ちてしまう」という事が問題なのです。絶対的権力者の存在だけは、絶対に許してはいけないのです。特に、資本主義から誕生した本物の悪魔は世界中全てに害を撒き散らしますから、彼らを自由にさせてはいけません。絶対に。
そして、これに対抗出来る唯一の力が、「民主主義」であり「政治」なのです。国民が全員賢くなって、偽神や悪魔の手先を政治の世界から一掃すれば、「法律というルール」を定める事で、絶対的権力者の支配の手から逃れる事が出来るのです。

俺たちはただ、平和に暮らしていたいだけ。普通に暮らして、普通に働いて、普通に結婚して、普通に子供を育てて、普通に孫に看取られながら死にたいだけ。朝から晩まで働いて、奴隷のように酷使されて、権力者に搾取されるだけの人生は、絶対に嫌だ!人間の事を家畜ぐらいにしか見れないような心ない支配者連中は、全員血ィ吐いて死ね!
偽神も悪魔も、この世界には必要ない!俺たちは人間だ!
ならば、偽神や悪魔のような、絶対的権力者を作らないように調整出来るような、資本主義でも共産主義でもない新しいシステムを見出さなければなりません。第三の道を国民が民主的に選択した時、新しい時代が幕を開ける事になるでしょう。

次回最終回、「第三の道03 中庸主義の人間」へ続きます。

 ←資本主義の悪魔は恐ろしすぎる、と思った方はクリックを。


コメント
 お久しぶりです。ベーシックインカム論のところでかなりお世話になりました。まだ理解が追い付いてないけど(笑)。

 さて、いきなりですが、私は近い将来現在の形での資本主義は成り立たなくなると考えており、新自由主義最後のあがきであるTPPにも反対です。TPPで著作権が非親告罪化されるのがいやだからという何とも幼稚な理由ですが、冗談じゃありません、もう規制や増税は勘弁してほしいですね。

 ラビ・バトラ曰く、日本から黄金時代は始まるそうですが、それは大体年頃からだそうですね。これに近い予測をしているのが神田昌典氏で、彼は2018年にはお金に依存しない人々が全人口の1割以上になると推測している。

 いずれにしろ、お金に換えられないもの(著作物全般。私はオタク世代です)は非常に多い。そろそろ数値だけを追いかける資本主義を卒業して次の時代に行きたいですね。TPP絶対反対!文化保護のためにも、俺の仕事のためにも(安月給ですが一応仕事はしてます)!!
  • ぽぽ
  • 2012/04/06 6:38 PM
ぽぽさん、おひさしぶりです!

今日、第三の道の最終回も更新しますので、楽しみにしていてください。きっと、ご期待にそう内容ではないかと思います。ベーシック・インカムの話もしつこく出ます(笑)

>2018年にはお金に依存しない人々が全人口の1割以上になると推測している。

私の考え方は、それに近いです。ただ、お金という物が物を取引するのに便利なツールである事は確かです。ただ、お金「そのもの」に対して、価値を見出すのは馬鹿げていると思うだけで。流通している物を、誰もが買える分だけ、通貨は発行されなければなりません。そうでなければ、「物はあるのにお金が無いせいで買えない」という状況が発生してしまう。これを何よりも問題視しているのです。
それを解決する道の一つとして、中庸主義という概念を提唱いたしました。どうか、理解者の一人になっていただけるよう、応援お願いしたい所です(笑)
  • 真人
  • 2012/04/06 8:07 PM
ついに、安倍さんとオバマの首脳会談です。
この記事の内容に沿って考えれば、日本が悪魔と決別できるか(自民党のTPP6か条)をきちんと打ち出せるかが勝負です。

マジで日本と言う国の枠組みが維持できるかがかかってます。絶対にアメリカ的TPPは潰しましょう。そして、自民党の6か条と言うボールをアメリカに投げて、うろたえさせてるうちにウヤムヤにして、先にTPPを勝手にやってもらいましょう。それでもだめなら、6か条に一つでも反したら絶対にTPPやらないとアメリカに言いましょう。

日本は、黒船やGHQ占領以来の、国の枠組みの危機に来ています。逆に言えばこれを乗り越えれば、自民党も国民も一致団結して、国内の国民経済で復活して、デフレを脱却できるし、ギリシャやスペインに対してのデフレ処方箋も示せます。

マジで、この金曜と次の月曜に、人類とデフレの運命がかかっています。正念場です!!
  • チャロチャロ
  • 2013/02/22 10:05 AM
資本主義の悪魔の代表はアメリカの1%の富裕層ですね。
食品安全近代化法なるものがアメリカ議会を通ったことを最近知りました。
ああ、アメリカ人はついに食料を1%に握られてしまったのですね。

話は変わるのですが、民主主義以外で、資本主義の悪魔の最大の敵たりえるのは、道徳ある商売をして利益を上げる集団、つまり法律を守って真面目に仕事している日本企業ではないかと思うのです。

というわけで、悪魔に一撃を加える戦略を考えてみました。

まず日本政府が、海外で活動する日本企業や海外進出を狙う日本企業に、驚愕の低金利でお金を貸す銀行を作ります。
これを仮に日本イメージアップ銀行と名付けます。

日本イメージアップ銀行は、進出先の国の法律や文化について助言をくれます。
日本イメージアップ銀行は、融資額と企業規模に応じて、進出先の国で善行を積むことを企業に求めます。
ここでいう善行とは、貧民に食料を配布したり、教育の機会を与えたり、環境保護のため植林したり、住民の喜ぶ土木工事をしたりするのを、無料で行う事です。
求めがあれば日本政府も手伝い、善行の際はしっかり日本とその企業の宣伝を行います。
日本イメージアップ銀行は、進出先の国で故意に違法な商売をしたり、善行をサボった企業には、それ以後融資しません。

上手くいけば、進出先の国では雇用が増え、社会問題も少し解決し、日本企業は超低金利でお金が借りられる上に、外国で商売するときに苦労する”信用”を手に入れやすくなると思います。
そして、まともな就労先が増えることで悪魔的ブラック企業は社員が集まりにくくなり、ブラックであるがゆえに質の悪い商品やサービスは、日本企業の質のいい商品やサービスとの競争にさらされます。
ひょっとすると、国際社会での日本の発言力が大きくなるかもしれません。

と、こんな戦略はどうでしょうか?
  • sweetslover
  • 2015/03/11 2:50 AM
日本イメージアップ銀行(仮)の続きです。
考えてみたら、新しく銀行作るまでもないじゃんか!

ゆうちょ銀行を国有化して、郵便局員を公務員にして、政府から国民に配るお金はゆうちょ銀行で受け取る事にして、ゆうちょ銀行に貯金したお金には一切の利子が付かないようにすればいい。
国有企業なら倒産しないから、利子0%でもかなりの預金が集まるはず。
ゆうちょ銀行が集めたお金は、企業への投資・国債・株式・社債・住宅ローンなどの、悪どくないフツーの運用しかしないようにする。
ただ、企業に投資するときは超低金利で、そのかわり企業に善行を積むことと法律を順守することを求める。
投資先の企業は、最高経営責任者が日本人で、株式の過半数を日本人が持っている会社に限定すれば、日本企業を応援することにもなる。

善行を積むのが融資条件に入ってるから、貯金の利子0%&貸付が超低金利でも海外からの批判は出にくいと思うし、貯金する人は結構多いと思う。

それに、民間銀行は差別化のため預金にちゃんとした利子を付けるようになるだろう。
今ほとんど0%なのは、正直おかしいと思う。
  • sweetslover
  • 2015/03/12 7:16 PM
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