<< 保守の団結は難しい? | main | ほとぼりは冷めない >>

デフレって何ですか?今更聞けないデフレのまとめ。

さて。当ブログの読者の皆様には、もはや常識レベルで刷り込まれている事と思いますが、現在の日本は空前のデフレ不況下にあります。

実際の所、この「デフレとはなんじゃろな?」という事を理解出来ていないと、日本は借金大国であるという嘘にまんまと騙されてしまったり、消費税を増税して財政を健全化させなければならないと信じてしまったり、安倍新総裁の唱える「消費税の増税をする前にデフレ脱却!」という言葉の真価が理解出来なかったり・・・要するに、ここが分かってない人間には現代日本の政治経済を論じる資格が無いと言っても過言ではない程、重要なファクターなのです。

しかし、このデフレという言葉。色々な場所で目にするようにはなりましたが、知らない人には「え?何言ってんの?」という感じでしょう。
しかも、あまりにも当然の事のように語られる場面が増えている為、今更になって「デフレってなんですか?俺そんなの知らない」とは言えない空気になって来ているように感じます。
「デフレ?物価が下がる事だろ?」程度の理解で分かったつもりになっちゃってる人も居たりします。それは本質ではないので、ドヤ顔やめてください。
実際、2chで消費税論議をやってる板なんかを覗いてみると、「日本の財政を健全化するには、増税もやむを得ないだろ?はい、完全論破www」と偉そうに発言した直後、「お前は馬鹿か。今の日本はデフレだ。デフレ環境下で増税をしても、税収は減る。そんな当たり前の事も分からない奴は議論に出て来んな」とフルボッコにされて二度と出て来ない(笑)みたいな場面をよく見掛けます。しかし、フルボッコにされた側は、何故こんなに完全否定で馬鹿扱いされてしまったのか、よく分かってないでしょう。分かってない以上、奴は馬鹿のままです。
日本には「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」という素晴らしいことわざがありまして、本音では「知らねえお前が悪いんだから、恥をしのんで教えを乞えよ馬鹿野郎」な感じなのですが、そんな事を言っていると恥をしのぶことが出来ない人がいつまでも我々の仲間になってくれませんので(笑)、私が何度でも繰り返し説明して差し上げましょう。だから分かるまで今日の記事は繰り返し読んでください!

デフレを理解するには、まずインフレを理解するのが手っ取り早いです。私たちが学校で学んできた『経済』とは、基本的にインフレ経済を念頭に置いていますから、そちらの方が感覚的に理解しやすいのです。
インフレとは、『需要>供給』の関係が成立している状態を言います。需要と供給という言葉が分からない人はまさか居ないとは思いますが、今日は小学生でも理解出来るように説明するつもりなので、一応注釈を入れておきましょう。需要とは『物を買いたい』という要求量であり、供給とは『ここまでなら売れる』という、販売物を生産する能力の事です。(接客等のサービスも含みます)

日本におけるインフレ期と言えば、何と言っても戦後の高度成長期が当てはまるでしょう。この頃は物資がまったく足りておらず(供給が少なく)、人々はより豊かな暮らし、便利な製品を求めて、一生懸命に働きました。足りない物を得る為に、懸命に働いて生産力を伸ばすという、まことに真っ当な経済活動が行われていたという事になります。
1950年代後半、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電3品目が『三種の神器』として大々的に報道されていたなどという話を聞くと、少しずつ、しかし確実に経済成長と共に豊かになって行く様子、ドキドキワクワクするような成長の時代の熱を感じ取る事が出来ます。

つまり、インフレとは『資本主義経済が、最も健全に働いている理想的な状態』であると言えるでしょう。この状態ですと、人は働けば働く程儲かり、豊かな生活が手に入るという訳です。努力した分だけ成果が得られるという事。
実際、如何なもんでしょうか。戦後復興期を駆け抜けた、お祖父様、お祖母様。あなた方は、貧しくはあったかも知れませんが、ある一面においては幸せであり、充実していたのではありませんか?

さてさて、こうしてインフレ環境下で健全な経済成長を果たしていると、やがて頼んでもいないのに起きてしまう現象があります。それが『バブル』です。
バブルについての詳しい説明は長くなるので避けますが、要は『現実の価値以上の値段を付ける投機対象が現れる現象』であると考えてもらえばいいです。有名なのはやはり不動産(土地だとかマンションだとかね)ですが、ゴルフ場の会員権などもバブルの対象になった時期がありました。ゴルフ場の会員権というのは『そのゴルフ場でプレイをする権利』の事で、別に会員になる為に高い金を払ったからと言って、ゴルフ場でのサービスがタダになったりはしません。おまけに会員権を乱発し過ぎたせいで、会員権を持っていても人がいっぱいでプレイが出来ない(笑)という本末転倒の状態になったりもしました。こちらの会員権、なんとお値段三千万円・・・という「家一軒建つじゃねえか馬鹿か!?」と思うようなアホな金額がついたりしました。これがバブルでございます。もちろん彼らはゴルフがしたかったから会員権を買った訳ではなく、以上加熱の投機対象となっている会員権を転売すれば儲かるから、それを買っていた訳です。
で、この異常加熱した経済膨張、バブルがはじけた時からデフレは始まります。日本の場合、不動産バブルの崩壊から約二十年が経ちますが、要するに二十年間デフレです。ナンテコッタイ。(その影響が目に見えて現れてきたのは90年台後半からですが)

余談ですが、中国でも不動産価格が異常な値を付ける不動産バブルが形成されており、既に弾け始めているのは暗黙の了解です。あと二〜三年で目に見えて中国の景気は悪くなり、デフレに陥ると思います。マジで。で、ずーっと後になってから、実は2011年ごろからバブルが弾けてました、と発表される事になると思います。中国共産党が生き残る事が出来れば、の話ですがね。フフフ。

バブル期には、不動産を買えば買う程儲かりました。
現金を持たずに借金をし、買えるだけ不動産を買い込む。これが勝ち組の勝利の方程式であり、絶対に外れない宝くじだった・・・という狂乱の時代があったのです。
銀行も金をバンバン個人や企業に貸して、不動産を買わせました。それはもう、スゴイ勢いで金が市場を駆け巡り、空前絶後の好景気だった訳です。バブル期のテレビCMとか見ると、頭がおかしいレベルのはっちゃけっぷりなので、YouTubeなどで見てみるといいです。アレは一見の価値があると思います。
ところがバブルが弾けて「俺が一億円で買ったマンション、本当は二千万円の価値しか無かった・・・」という事が明らかになってしまいますと、借金して不動産買ってた馬鹿な人達は揃って青ざめる事になります。
こうなってしまっては、大変です。当然、この状況では「よーし、借金して不動産買っちゃうぞー!」などというアホが居るはずもなく、誰もが黙々と借金を返す生活に突入する訳です。借金を返せなくて首をつった人も山ほど居ます。
これまで市場を回り、好景気を支えてきた民間企業のお金は、一気に借金返済に充てられる事になりました。

その事を示すグラフが、こちらになります。(三橋貴明先生のデータベースより)

バブル崩壊後の日本の企業、政府、家計の金融負債の推移(単位:億円)

非金融法人企業(民間企業)の負債(借金)が、目に見えてグイグイ減って行ってるのが分かるでしょう。グラフの赤い部分ですけど。
こうして返されたお金がどこに行くのかと言うと、銀行の金庫です。借金返済してるんだから、当然ですよね。ところが、銀行というのは『金貸し業』ですから、自分がお金を持ってるだけじゃ儲からない訳です。誰かにそこそこの金利で金を貸さないと、利ざやが生まれません。銀行員のお給料が払えなくなります。つまり、銀行マンは自分の所の金庫に札束置いてるだけでは、商売として成り立たないのです。
となると、銀行は誰かに金を貸さなければならない。ところが、民間企業は借金返済に忙しくて、とても新たに金を借りてくださいと言う訳にはいかない。というか、銀行だって不良債権が怖いから、民間企業には貸したくない。こうなってしまうと、銀行が資金の運用先として選べる先は、もはや一つしか残っていません。
即ち、政府が発行する日本国債です。
はい。これでさっきのグラフで民間負債が減り始めると同時に、「政府の負債(黒い部分)」がいきなり増え始めた理由も分かりましたね。

民間企業が金を返す→銀行の金庫に眠らせたら銀行が儲からない→銀行は日本国債を買う→日本政府の借金(笑)が増える

これが、散々マスゴミによって流布された「日本は借金で破綻する!」理論の礎となった、大量に発行された国債の正体です。そりゃ確かに日本政府の負債な訳ですから国の借金と言えなくもないですが、日本国民の預金で買ってる国債ですから、こんなもんでどうして破綻するのかさっぱり理解出来ません。これを『普通よりも少しだけ理解している人達』は、『親戚から借りた借金だから大丈夫』などと言ったりするのですが、実際にはもっとどうでもいい何かです。
民間投資が再び熱を持ち始め、国債買うより民間企業に金を貸した方が儲かるとなれば、銀行は手持ちの余った国債を日銀に買い取らせ、民間に金を貸し始めればいいだけです。日銀の国債買取は、政府が指示すれがすぐに出来ます。たったこれだけのプロセスの中でどうやったら破綻する事が出来るのでしょうか。きっと誰にも分からないと思います(笑)
結論。日本は借金では経済破綻しない。
というか、そもそも日本には借金と呼べるような深刻な負債がありません。借りているのは日本政府で、貸しているのは私たち国民です。普通に銀行に貯金してるだけですから、私たちのお金で国債を買ってるという実感が無かったのではないかと思います。しかし、タネを明かせばその程度の話なのです。

ところが、こうしてお金が国債購入に充てられてしまうと、市場を廻るお金の量は、目に見えて減ってしまいます。その結果がデフレなのです。

お金の市場流通量が減る=国民の購買力の低下

つまり、バブル崩壊によって民間企業が借金を返し始めると同時に需要が死ぬほど縮小してしまうのです。こうなると、私たちの祖父母や両親が一生懸命働いて培ってきた、莫大な供給能力が宝の持ち腐れになってしまいます。
『需要<供給』
健全な経済と呼べるインフレ期とは、まったく逆の状況になってしまいました。これが、デフレ不況の正体なのです。

デフレ環境下ではいわゆる「モノ余り」の状態になってしまいますから、物価はどんどん下がっていきます。牛丼見れば分かるでしょ。それと同時に、給料も減り、失業者も増えます。
スーパー勤務の旦那が居る奥さん!あなた、スーパーで買える大根が安くなったって喜んでる場合じゃないんですよ!大根が安くなった分、旦那の給料が減ってるんだぜ!
それを示すのが、こちらのグラフになります。(再び三橋先生の所へリンクします)

日本のコアコアCPIと平均給与の推移(対95年比%)

これはひどいwww
ちなみに、コアコアCPIとは食料品(酒以外)やエネルギー資源のような、値動きの激しい物を除外して計算した消費者物価指数となります。こうして平均給与やコアコアCPIが減っている事が目に見えてグラフで確認出来れば、「俺の給料は下がってない!」とか「日本はもう物価が上がり始めている!」とか言う人の言葉が、嘘だという事がバレます。一年前に比べてちょっとだけ上がりましたとか、そんな話は聞きたくない。もっとガッツリ上がってから口に出せよ(笑)
こうやって平均給与が下がる(という事は、安月給で死ぬ思いで働いている人が増えたり、失業する人が増えてるって事なんですが)事が続きますと、そのうち、バブル期に溜め込んだ莫大な供給力は落ちて行きます。技術を継承する若手が居なくなったり、そもそも経済的不安が大きい為に少子化になってしまったり、職に就けなくて自殺する若者がメチャクチャ増えたり・・・

はい、グラフ。こちらも三橋先生の(以下略

日本の自殺率、失業率、平均給与の推移(80年=1)


こうして見れば、明らかでしょう。バブル崩壊を境に、平均給与が下がり、失業率が上がり、自殺率が上がりまくっている悲劇が・・・
日本人が死に、供給力が現在の需要水準まで落ちれば、日本のデフレは終わります。ただし、その頃には日本は、かつて経済大国と呼ばれた事など夢であったかのような、三流国家に成り下がっている事でしょう。そんな情けない事でいいんですか?いいはずがありません。「日本が衰退するのは、逃れられない宿命である」などと無責任に発言している連中の、鼻を明かしてやらなければなりません。

要するに、この悪夢のようなデフレから脱却するには、究極的には二つしか方法が無いのです。

1.日本人が死ぬに任せ、供給を下げる事でデフレ脱却。
2.日本人を殺させずに、需要を上げる事でデフレ脱却。


わざわざ言うまでもないと思いますが、私たちが選ぶべきは2番の道です。
そして、需要を上げる事とは簡単に言えば『日本経済市場に流通するお金の量を増やす事』です。そうそう、そこまでは日銀の無能どもも分かってるんですよ。
この為に日本銀行が仕事してますアピールでやってくれているのが『金融緩和』です。要するに、「日本円を新たに何兆円増刷しましたよ!みんな使ってね♪」と言ってる訳ですが、そもそも民間企業は借金返す方向にシフトしてるって言ってんだろが。おめえら銀行だって貸出先ねえからって言って国債買ってるくせに、銀行の金庫にしまわれた札束の量だけ増やしてどうする。その分銀行が国債を購入する量が増えるだけで、何の意味も無いでしょうが。
これでは市場に流通するお金の量が増えないのは、誰の目から見ても明らかです。要するに、お金とは存在するだけでは無意味なのです。誰かが使って市場を回らなければ、何の効果も無いのです。
だと言うのに、あのアホどもは・・・「金融緩和で円の発行量を増やしたのに景気が回復しないいいいっ!もう日本はおしまいだああああっ!」とか言っている訳です。アホかと。馬鹿かと。日本経済を指先ひとつで左右出来る仕事に就いてる連中が、この程度のレベルの馬鹿だというのが日本最大の悲劇だと思います。

そういう意味で、新たに刷ったお金を子ども手当のような形で放出する事にも、意味はありません。家庭に配られたお金はそのまま預金になります。何故そのお金を使わずに貯金するのかと言えば、日本はデフレだからです。いい加減、何度も言わせんなよ。全ての元凶はデフレなんです。インフレ時には子ども手当のようなバラマキにも意味はあったでしょうし、市場にお金が回ったでしょうが、今はデフレなんだってば!いい加減インフレ脳から卒業しろよ!二十年もデフレやってんだからよ!(怒)
ばら撒かれた子ども手当まで、またまた預金されてしまった銀行は、そのお金で国債を買って・・・なんという無限ループ(笑)
まあ、そういう意味でも民主党は罪深い訳です。実際、民主党に政権交代して以来、国債発行額はうなぎ登りです。こういうプロセスで国債発行額は増えて行きますから、国の借金(笑)が増えたのは当たり前なのです。もちろん、マスコミが言うような「自民党時代の負の遺産」とか、そういう話ではございません。頭湧いてんのか。

そこで、安倍晋三新総裁の言う、『国土強靱化+その為の公共投資増強』という政策が生きて来ます!
日本という国が地震や台風の被害にしょっちゅう見舞われる天災大国である事はご存知の通り。その天災から日本国民の命を守る為の、設備強化の投資が悪であるはずが無い。そして、公共投資を年間何兆円増やしますよ!とやれば、土建屋が確実に儲かる(笑)
ここで眉をひそめる人も多いとは思いますが、冷静になって考えてください。土建屋が儲かるという事は、そこで働く人手が必要になるという事です。働けない若者の受け皿が出来、失業者対策になる。これまで働けずにお金を持てなかった若者がお金を持つのですから、これは貯金に回らずに市場を流通するお金、生きたお金になります。すると、お金が市場を流通するようになる。需要が増える。みんな儲かる。デフレ脱却出来る。
一石二鳥どころか、十鳥ぐらい取れてますよね、これ。日本国民が(一部を除いて)みんな幸せになれる政策なのですから、悪い訳がありません。政治信条がどうとか、そんな事はさておいて、誰が政権与党であってもやるべき政策だったのです。
現実のデータをひとつひとつ並べて検証して行けば、『そうする以外に無い』という誰の目にも明らかな政策が浮かび上がってくるのです。残念ながら、現時点においてそれを理解している政治家は、安倍さんや麻生さん、西田昌司さんのような、ごくごく一部の人だけなのです。他の連中はほとんどが何もわかってないっぽい。
「増税した分のお金で公共投資をやろうとするなんて、自民党は許せない!」とか言ってるマスゴミに出演する経済学者が、どれほど頭がおかしい事を言っているか、分かっていただけますか?あいつら嘘しかついてねえ。むかつく(笑)
実際、戦前の世界恐慌時、アメリカでは失業者対策として「穴掘って埋めさせて、意味は無いけど給料を払う」というニューディール政策を推進しました。無意味な作業であっても景気対策の為にはやるべきだと言われている上、日本の場合その作業は国民の生命を守る事に繋がるのですから、文句のつけようも無いでしょうに。公共事業悪玉論とか、本当に何なのまったく。

せっかくなので、これもグラフで紹介しておきましょう。日本の公共事業費がどれほど削減されてしまったのか。このグラフも三橋さんのデータベースより。もう三橋先生には足向けて眠れないな(笑)

日本の公共事業費の推移(単位:兆円)

今や、1998年の半額ぐらいしか使ってないんだぜ。
バブル崩壊で民間投資が引き上げたのに合わせて、銀行に対して国債を発行しまくった政府が、何故か公共事業を削りまくるという狂気の沙汰ですよ。こうやって誰も彼もが消費を抑制したら、どうして市場にお金が回るんです?子供だって分かりますよ。このままでは経済規模自体の縮小を招くと。
何度も言うように、デフレ期は民間投資は増えません。借金返済に無我夢中です。投資をして設備を強化しても、需要自体が少ないので儲からないのです。この状況では、お金を好きなように使えるのは、日本政府以外には無いのです。

ここまで説明して、ようやく『ガンガンお金刷って、ガンガン政府が使えば、みんな幸せになれるよ!』という話がご理解いただけたのではないかと思います。ここまで理解出来ているからこそ、私はこういう経済の仕組みを正しく理解してくれている安倍晋三さんが次期総理最有力候補であるという事は、日本の夜明けの到来を予感させてくれると言っているのです。
安倍さんや麻生さんは笑顔が素敵!とか、それだけで支持してる訳じゃないって事。論理的に見ても、今回は自民党支持一択なのです。
そろそろ自民党の公約として「消費税増税前にデフレ脱却」ってのを確定させてくれないかなー。私は、自民党が消費税増税に合意して、みなさんが「ウギャー!自民党ももう駄目だー!」と言ってた頃から、こうなる事を予想して待ち望んでおりましたので、ささっと確定して安心させていただきたい所です(笑)

しかしこれ、こうしてデフレ不況とは何ぞや?という事を一から説明しなければ、世迷言にしか聞こえないんですよねえ。『日銀が金を刷って政府が使え!』って、すごい暴論のように聞こえてしまうでしょう?
何しろ、一般人のお金の感性、マネーリテラシーは非常に低いので、「お金を刷ってガンガン使えば全部解決なんて、そんなうまい話があるはずが無い!」と思ってしまう訳です。個人の感覚で言えば、それは正しい。
しかし、国ってのは通貨発行権を持つ機関なのですから、そんな一般的な感性などは邪魔にしかならないのですよ。国というマクロな存在を、個人というミクロ視点で語る事は、絶対に出来ないのです。
お金に関する経済の授業は、学校教育にも導入するべきだと私は思うのですがね?ま、どうせ教育しちゃうと騙して絞り取れるカモが減るので、上に立つ人たちはやりたくないんでしょうけど。

日本にデフレ脱却されると困るのは、日本の金持ちです。経団連とかと関わりの深い、悪徳経営者とかその辺の人たち。アレらにとっては、安月給で人を奴隷のごとくこき使えるデフレ環境は、ヨダレが出る程美味しい環境なのでしょう。

「辞めたければ辞めれば?君なんか次に雇ってくれる所なんて、どこにも無いだろうけど?それが嫌なら文句言わずに働けやオラァ!」

みたいな。こういう人達は、経済がインフレに振れて仕事を選ぶ余地が出来たら、真っ先に見捨てられる事になりますから、保身の為に日本人の若者を殺す事に余念が無いという訳です。この人でなしどもが。あんま調子に乗ってっとしばき倒すで。ごくごく普通のインフレ環境下で、正々堂々戦おうという発想は無いのか!(無いんでしょうね。卑怯者だから)

・・・ふぅ〜。
これでようやくデフレについて、基本の所をひと通り話し終えたかな?
ご覧のように、デフレについて一から十まで全部説明しようと思うと、それなりの時間が必要になります。ブログってのは字数制限も無く、好きなだけ書けるのが強みですよね。ところがこれを、例えば三橋先生がテレビに出た時に、「デフレとは何か、三十秒で説明してください」と言われると、「無理に決まってんだろ!」という話になるのです。このボリュームを三十秒で理解させるのは、神業だと思います。最低でも十分は欲しい(笑)

では、三橋先生が某国会議員のセンセイから聞いたという、驚異の受け答えをご紹介して、本日の締めとさせていただきましょう。

三「デフレとは何でしょうか?」
議「デフレとは、物価が下がっていく現象だよ」
三「では、どうして物価が下がるのですか?」
議「物価が下がるのは、デフレだからだよ」
三「( ゚д゚)」


アホか!!(笑)
今日の記事を読んだみなさまは、もうデフレについては完璧ですね?どうして物価が下がるのか、どうしてそんな不自然な状況が始まったのか、デフレとは何なのか、ちゃんと理解していただけましたね?
では、この馬鹿な国会議員とやらを、一緒に指さして笑ってやりましょう。ハッハッハッ。

 ←ハッハッハッ、と思った方はクリックを。

マスゴミは、この後必ず「悪の公共事業を復活させるのか!?土建国家に戻ろうとする安倍を許すな!」と安倍さんを叩き始めます!そうなる前に先制攻撃だ!

マスコミ解体作戦
http://mgr-blog.jugem.jp/?eid=281

マスゴミ抗議先のまとめ

作戦1(マスコミに直接攻撃!)の実行先一覧!

・朝日新聞お問い合わせ
東京03-5540-7615/大阪06-6201-8016/西部092-477-6010/名古屋052-221-0337/北海道011-222-5044
https://se01.asahi.com/reference/form.html
・テレビ朝日ご意見お問い合わせ
電話:03- 6406-5555 
http://www.tv-asahi.co.jp/contact/bangumi/index.html
・NHKご意見お問い合わせ
電話:0570-066-066
http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
・フジテレビご意見お問い合わせ
電話:03-5531-1111
https://wwws.fujitv.co.jp/safe/contact/index.html?pagelink=footer
・日本テレビご意見
電話:03−6215−4444
http://www.ntv.co.jp/staff/goiken/form.html
・TBSご意見お問い合わせ
電話:03-3746-6666
https://cgi.tbs.co.jp/ppshw/contact/0030/enquete.do

作戦2(スポンサー企業に攻撃!)の実行先を調べるには!

テレビ番組スポンサー表 @wiki
http://www7.atwiki.jp/tvsponsor/pages/1.html

作戦3(差別報道を糾弾する!)の問い合わせ先!

・BPO視聴者の意見
https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html
電話:03-5212-7333 FAX:03-5212-7330



コメント
わかりやすい解説ありがとうございます。経団連というのは国民を愚民化してしこたま儲けるというどちらかというとシナのような連中なのですね。なるほどどうりで気が合うわけだw
「約束の日」注文させていただきましたよ。どちらかというとこのブログを単行本化してほしいんですが、せめてものお礼です。
今後も更新楽しみにしています。
  • ソーラー
  • 2012/10/11 5:26 AM
100%管理人様の仰る通りですね。
そもそも財務省やIMF、B級市民、マスゴミが言う「日本は家計所得の何倍もの借金を抱えて破綻する、子供が生まれると、いきなり何百万円もの借金を背負わされる」というのが根本的な間違いなのです。日本の国債は日本円で発行され、そのほとんどは日本人が保有しています。自分は国債は買っていない積りでも、預金している銀行が民間の資金需要がない中で超過剰な余剰資金を運用するため、その資金の大半を国債購入に充て金利を稼ぎ、これを預金者への金利支払に充当しているのです。
ギリシャとの根本的違いは、自国通貨建てであること、その保有者はほとんどが日本人自身であることです。
つまり、国の債務は私達日本人の債権。何の問題もありません。仮に国が償還困難になったとしても、円建ての債務。国・日銀は輪転機を回して円を増刷すれば直ぐに返済できます。これを極端にやれば貨幣価値が落ち、モノの価格が上がり、インフレ傾向になるでしょうが、今、日本は数十兆円と言われるデフレギャップを抱えており、このレベルを大きく上回らなければ何の心配もなく、深刻なデフレからの脱却、景気回復、所得増にと繋がって行きます。
民間がお金を使わなければ、政府が東京オリンピックの頃作られ老朽化した地震や津波に対する危険性が増している耐震強化、堤防の強化、高速道路、橋、トンネルの補強、補修、作り直したい大々的に資金を投じればよいのです。これらは無駄でなものではなく、国民の生命財産を守り、経済活動を維持して行くために必須なものなのです。
ところが民主党は「コンクリートから人に」のスローガンを掲げ全く逆なことをやってしまいました。 公共事業を削り、景気刺激には一切寄与しない「バラ撒き4K」(子供手当、高速道路無料化、農家の戸別補償、高校授業料無料化)に予算を振り向け、デフレ・景気をさらに深刻化させ、国も国民生活もメチャクチャにしてしまいました。それどころか国民のモラルや私達の誇りまでも傷付けてしまいました。逆に「朝鮮人、シナ人の生活第一」だけは民主党政権下で強力に押し進められました。
マスゴミに煽られ、そんなスローガンに騙されて民主党政党を誕生させたB級市民は今一番割を食っているのではないでしょうか?
ギリシャと日本の根本的違いさえも分からないような連中が「日本の国債暴落」「日本の財政破綻」を唱えているのです。
IMFなんて日本の出資で何とかもっているクズな組織が日本の財政について偉そうに、それもアホな警告を出していることは笑止千万です。財務省辺りが「IMFもこう言っている」というのは、財務省がIMFに出向している財務省のコッパ役人に言わせていることでしょう。
ちなみにレーマンショック以降、その危機から脱出するため、アメリカはドルをシナは人民元を輪転機の大回転で猛烈に増刷しています。
  • やすくに
  • 2012/10/11 11:47 AM
説明・解説が素晴らしいですね!
うちの両親なんかもいい歳していてもインフレ・デフレ、お金の流れやの仕組みなどまったく理解していませんで、ただただ、自分の懐の銭勘定ばかりで不景気だから将来が不安だぁと言います。だったら将来の面倒は私がしっかり見るから悲観的に考えないで将来のために金を使えと言っても意味が分からないようです(笑) しかし、安いからと外国製などではなく少し高くても日本製を買えと言うと、それは言われなくても日本製しか信用できないようです(笑)

私は建設業なので実体験から「土建屋が雇用の受け皿」というのは、まさしくそのとおりだと思っています。言い方が悪いかもしれませんが「工事があれば」、バカでもチョン(?)でも働けるんですよ、死なない程度にはそこそこ稼げるんですよ。そして工事が大きければ大きいほど、その街に落ちるお金は多いんです、豊かになるのは土建屋だけではありません。だから公共事業が減少することにつれバカやチョンは雇用されなくなる、それに携わる街もお金が流れなくなる、間違いなく。
それを説明しても周りはマスコミの公共工事悪玉論に乗せられ宗教のように信じこんでいるので、自分の業界だからそう思うんでしょう?と思われていました。

国内旅行が海外旅行より高いのであれば、国から補助金をガッポリ出してでも国内旅行を増やし、お金を使わせるのもいいかなと。

でも、まずは必要な公共投資をバンバンやって個人が使えるお金を増やすことですね♪
  • マリモ
  • 2012/10/11 4:41 PM
相変わらず判りやすいw
三橋先生の本もいくつか買いましたが自分はここまで上手に説明できない。
自分の言葉でデフレを説明できてるのが凄いなと。
国土強靭化政策と設備投資、どこぞのアホが二番じゃダメなのかとのたまった分野への助成金の3本柱なんだろうなと。
売国政党が山中教授にチョット金出すみたいなポーズとったらしいけど・・・。
自民党政権だったら大きく金を出してくれただろうと信じてるw
将来的に安倍さんの病気が完全に治れば良いなと思います。
  • ヒロシ
  • 2012/10/11 9:02 PM
ご無沙汰しております。最近のブログの盛況ぶりすごいですね。やっと時代が真人さんに追いついてきましたね(笑)
デフレに関しては自分も同意見です。
「物価が下がる」のがデフレの着地点ではなく、「雇用・賃金が下がる」→「死ぬ人が増える」まで理解していないと最低限いけないと思います。
橋本内閣の増税以降本格的デフレに突入、以前に比べて自殺者が年あたり1万人増えました。15年で15万人・・・毎年、東日本の震災、津波で亡くなった人(約1万)の数と同じ数がデフレで死んでいるのだと何人の人が知っているのでしょうね・・
結局1箇所で災害で死ぬと目立つけれど全国で年間1万だと「よく分からない」というマクロ視点の欠如が悲劇を増殖しているような気がします。
経済でも人は死ぬ。最終的に戦争の引き金も経済だと多くの人が理解すべきですね。
経済が追い込まれると手っ取り早く需給ギャップを埋めるためにドカン!と戦争。
それが歴史の必然です。

ヒトラーも経済状況の要素が多く、国民が望んで生まれました(自分の認識)。
いつか余裕が出来たら独裁者とデフレ、戦争、人の死・・を受給に絡めてディープなネタをお願いできたらと思っておりますが(笑)いかがでしょう。

これからも応援してます。
安倍さん応援しましょうね。
  • shin
  • 2012/10/11 10:21 PM
管理人様

分かりやすいデフレとデフレ脱却方法を
ご教授頂き、ありがとうございます。
拙ブログ「政治の本質」に転載させて
頂きました。
今後とも宜しくお願いします。
>ソーラーさん
経団連とは支那のような連中。まさに、という感じですね(笑)
自分だけが儲かろうとシャカリキになる連中は、醜い物です。そういう連中が辿り着く先は、中韓の汚物の境地以外には無いのでしょう。

>やすくにさん
ご賛同いただきありがとうございます。アメリカがドルを大量発行した結果、経済学者(笑)の連中が言うようなハイパーインフレになったのかよ?という話ですよ。なってません。机上の空論を叫ぶしか能のない人間は、さっさと退場していただきたいものです。

>マリモさん
確かに、土木は馬鹿でもチョンでも体さえ動けば働けますからね(笑)
今時の若い連中はそんな泥臭い力仕事なんて出来ないんだよ!などと言っている連中は、本当に何も分かってません。その泥臭い力仕事以下の仕事すら、無くて困っているのが現在の若者の窮状ですから。

>ヒロシさん
私は三橋さんの本は十冊ぐらい読んでますから、きっとその差ではないかと(笑)
何だかんだで、同じ事を何度も繰り返し目にしているうちに、自分なりの理解が出来ていくものです。「あ、なるほど!」と思えた瞬間の快感は、なかなか何者にも代えがたいものです。

>shinさん
デフレ、戦争、人の死にまで絡めての経済論ですか(笑)
面白いのですが、ちょっとまだ私でも力不足かなあ。戦前の経済はほんの触りしか知らない物ですから、そこまで深くは踏み込めないような気がします。でも、いずれは!

>ロベルト・ジーコ・ロッシさん
転載ありがとうございました。
富国日本党、面白いですね。がんばってください!
  • 真人
  • 2012/10/17 10:11 PM
うーん
公共事業増やすのはいいけど極一部の人だけだよね儲かるの?
でその儲かった人達がまたお金を使ってまわりまわるというけどそれって到底時間のかかること
また天下り先のところに仕事とか頼むわけで
極一部の人間だけだよ
それで景気が良くなるのは
とりあえず所得税、住民税、投資減税、設備減税等を優先させれば平等にみんなの蓄えができて
自然と使うお金も増えるんだよねー
  • q
  • 2012/11/20 7:02 PM
ブログのコメントに貼られていて拝見させていただきました。大変分かり易く感激しております。ありがとうございます!!
  • 今日三橋さんの
  • 2012/11/20 7:24 PM
分かりやすく解説されていて、ありがとうございます!デフレは物を作っても売れず銀行も赤字経営にはお金貸せないので、国債を買っている状態なんですね。会社が作った製品が担保になれば、銀行が融資して返済出来ない場合、在庫の製品を銀行が買い取ってくれれば良いですね。そうすれば、バランスが良いし、雇用は確保されます。住宅も払えなくなったら、銀行が買い取ってくれれば、買いやすくなりますよ!どうでしょうか?私は、経済は政治次第でなんとでもなると思います。
  • ひまわり
  • 2012/11/20 8:47 PM
そして年金の問題は、前年に集められた社会保険を今年年金受給する人数で割ったら、一人当たりのもらえる金額が出てくると思います。年金に最低も最高もなく、毎年、集められた社会保険に応じて皆、同じ金額をもらえたら、年金の格差や次世代の負担は、なくなるし。いろんな年金、共済とかあるけど、不景気なので仕方ないですよ。
  • ひまわり
  • 2012/11/20 9:27 PM
読んでて面白いです!公共事業が活性化するのは賛成なのですが、なんの役に立たない鉄くずの塊建築物を建てられるのは勘弁願いたいものです。次の選挙が楽しみですねー
  • 2012/11/30 1:36 AM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>
selected entries
categories
archives
recent comment
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM