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超簡単経済基礎04 デフレになってしまったら

前回までのあらすじ。
「みんながありがたがっているお金そのものには価値は無く、お金で買える物資にこそ価値がある」
「物々交換でははかどらない物資移動を円滑にする為に『通貨を発行した者』の視点で見れば、物価が安定するように通貨発行量を調節しなければならないのは自明の理」
「通貨発行量を調節したいのに、民間銀行が信用創造とか言って流通貨幣の量をメチャクチャに増やすせいで、訳わからん事になってるじゃないですかー!やだー!」


超簡単経済基礎01 お金自体に価値はない
超簡単経済基礎02 通貨発行者の視点
超簡単経済基礎03 現代の錬金術師

今回は超簡単経済基礎の第四回という事で、「超簡単経済基礎04 デフレになってしまったら」をお送りしていきたいと思います。ちなみに一応最終回です(笑)

さてさて、前回は、『銀行という機能を持った人たちが、如何にして流通貨幣の量を増やしているのか』という事と『それをやり過ぎると、サブプライム危機やリーマン・ショックのような、破滅的事態を招く事になる』という事、そして『資本主義を支配する悪魔ことグローバル金融の連中は、幻のお金をわざと膨張させ、その幻が消える直前にゴールドなどの現物資産を買い漁っている』という事をお話させていただきました。
今回は、その辺の連中が適当な事をやらかして、幻のお金がパチンと音を立てて弾けてしまった後、果たして何が起きるのか?というお話。

このブログをご覧の方には馴染み深い話ですが、デフレになります。

参考:デフレって何ですか?今更聞けないデフレのまとめ。


普通に考えて、それまで毎年10%ぐらいずつ増えていた通貨供給量が、いきなり増加率0%〜3%に落ち込んでしまえば、『流通しているお金が足りない!』という事になる事ぐらい、子供にでも分かる話でしてね。
現在の日本は、不動産バブルが弾けた事によって、流通しているお金の量が本来必要な量よりもかなり少ない状態になっているのです。何故かと言うと、バブル崩壊後は誰もが『借金を返し始めた』せいです。サブプライムローンの話を例に取ると、『サブプライム証券がゴミクズだったと分かった以上、それを買うためにしていた借金は、地道に働いて返すしかない』という状況に、多くの人が追い込まれてしまったのです。
すると、幻のお金を膨らませてきた信用創造のまったく逆の現象、信用縮小が起きます。これが、通貨供給量(マネーサプライ)が増加をやめてしまい、デフレに陥る最大要因です。こうなってしまうと、日本銀行が少々通貨発行量(マネタリーベース)を増やした所で、焼け石に水になってしまい、市場が回復する事はありません。日銀が本物のお金を発行する以上の勢いで、幻のお金が消し飛んでしまうからです。
デフレが深刻化すると、経済市場全体に行き渡る通貨が足りないので、『給料が下がる』『職につけない若者が増加』『自殺率が増加する』といった、目に見える被害が起き始めます。

国民経済の中で、物資を各地に流通させる為に必要な、貨幣の供給量が足りないという事は、人体に例えるならば致命的な貧血に陥っているようなもの。民間金融機関が調子に乗って幻のお金を膨らませた(血液量を増やしまくった)結果、バブル崩壊という血管破裂を引き起こしてしまい、ドバドバと血を流しながら苦しんでいるような状態なのです。
これを回復させるには、『止血』『輸血』『血圧の回復』といった対処を取らなければなりません。こういう抜き差しならない状態であるにも関わらず、「いいや、ちょっと待て。血を増やしすぎた結果、俺達は高血圧で血管が破裂して大変な事になった。また同じ愚を繰り返すつもりか?」と主張しているのが、インフレを極端に忌避する方々なのですよ。

そんな事言ってる場合じゃねえだろ。死ぬわ。

これをお風呂に例えてくれた人も居ました。
「水風呂じゃねえか!凍えるわアホ!ちゃんと火に掛けて温めてくれ!」
と、デフレ脱却派が訴えている中で、
「水を火に掛けるなんて恐ろしい!沸騰している湯に入ったら全身火傷で大変な事になるぞ!」
と言っているのが、ハイパーインフレ論者の人達だ、という訳です。
・・・いやあ、もちろん私たちだってボコボコ泡だってる熱湯に入るのが趣味な被虐主義者ではないので、適温にまで温めてくれればいいだけですし、熱くなり過ぎたら水を足す事だってしますよ?(笑)

では、信用縮小の勢いに負けて、日本銀行が少々通貨を発行してマネタリーベースを増やした程度ではどうにも対応出来ない・・・という状態の中で、一体どうすれば日本経済を復活させる事が出来るのか?
答えは簡単、マネタリーベースを増加させただけではどうしようもないのなら、マネーサプライを増やす(投資を増加させる・信用創造をさせる)ように、最初から想定して動けばいいだけです。

正解を発表する前に、コメント欄でいただいた、『銀行は国営化して、無利子で運用すればいいと思うのです。無利子の場合はお金が借りやすくなり、投資が活発になるのではないでしょうか。』という話について、検証しておきましょう。
「何の知識もない状態でその結論に達する事が出来るとは・・・やはりこのブログの読者は天才か・・・」
と、言いたいのは山々なのですが、残念ながら不正解です(笑)
前回では散々に信用創造は悪だ!ぐらいの事を言っておいて何ですが、『ある程度までの信用創造は絶対必要』でもあるのです。中央銀行が発行するマネタリーベース100%で、現実の経済市場に柔軟に対応する事は不可能です。
つまり、『多かれ少なかれ『信用創造は発生させざるを得ないが、やり過ぎを防ぐように行動しなければならない』というのが正解となります。
そして、これが何よりも重要なのですが、『デフレ期は、例え金利が0%であっても、投資が活発になったりはしない』というのが、大きい。

はっきり言いましょう。デフレ経済では、投資をする事は損なのです。例え貸し出し金利が0%という超低金利であったとしても。

もしかしたら、マイナス金利を付けても借りてくれないかも知れません。それほどまでに、デフレとは過酷な状況であるという事を、覚えておいていただきたい。これを、ノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン氏は、このように言っています。

「為替レートを守らなくてもいい国は、不景気をやっつけるためには、金利を必要なだけただ下げればいい。ゼロにまでだって下げられる。でも、もし金利ゼロでもまだ足りないとしたら?ゼロになってもまだ、消費者が貯蓄したいぶんとおなじだけの投資がされなかったら?これが恐怖の「流動性の罠」というやつで、こうなったが最後、金融政策なんて「糸を押す」ようなものになってしまうんだ。お金の貸し借りをかんたんにして経済を拡大させようとしても効き目なし。銀行も消費者も、リスキーで流動性が低い債権やら株なんかに投資するよりは、安全を――つまり流動性の高い現金を手元においとくほうを選ぶからだ」

こうなって来ると、一体誰が最初に投資を始めるのか、という問題になって来ます。誰かが投資を始め、投資をした方が得という状況を作り出すことさえ出来れば、後は放っておいても信用創造が働き始め、マネーサプライは増加し、デフレから脱却する事が出来るはずです。では、一体誰が最初に投資を増やす?
信用創造によって作られたお金が、実体経済を回す役割を担っている以上、それを膨らませる事は絶対条件なのです。何度も言うように、信用創造のやり過ぎはマズイですが、まったく無いのもマズイのです。まったく、面倒くさい話ですね(笑)
という訳で、「じゃあ、誰が最初に損になるかもしれない投資をやるの?」という事を考えなければならないのですが・・・

確かに、ある一時期に日本の全ての民間企業が、「よーし!みんな、いっせーのーせで、一気に投資を拡大するぞー!」「オー!」というような事が起きたならば、不況から脱出する事は出来るでしょう。デフレ脱却だって軽いもんです。しかし、そうはならないのです。
下手を打てば即倒産するという未来が待ち受けている以上、民間の投資が『利』から逸脱する事は不可能です。ですから、最初に投資を拡大し、追従者を生む為には、『損得抜きで、損だと分かっていても投資を拡大出来る人が、やるしかない』という事になります。
そして、そんな事が出来るのは、日本銀行という財布を握っている、日本政府以外にはあり得ないのですよ。投資するだけ損って状況ですから、民間には期待するだけ無駄!

ここは、えい坊主の時事ネタ日記さんがアメリカの大統領選の時にオバマVSロムニーについて書かれていた例えが非常にわかり易かったので、転載させていただきましょう。

------ ああおもしろい ロムニー君の「合成の誤謬」劇場 ------

ロムニー 「一般庶民どもはカネを使おうぜ!企業は未来に希望を持ってガンガン投資しようぜ!」

庶民A 「いや・・・大統領閣下、そんなこと言われても不安です。手元にお金残したいですよ。住宅ローンもあるし・・・」

ロムニー 「大丈夫!思い切り減税するから問題ないよ。20%も減税するからね」

庶民A 「減税は嬉しいんですが、将来が不安だからそれも含めて預金しときたいっていうか」

ロムニー 「そんなこともあろうかと、富裕層にはさらなる優遇措置を考えているよ!」

庶民B 「え?富裕層を優遇って、我々には恩恵が無いじゃないですか」

ロムニー 「そんなことないさ。富裕層に余裕が出れば消費が生まれ、雇用も生まれるはずだ」

庶民B 「ほんとですか。じゃあそうなることを期待して・・・!」

ロムニー 「そうそう、お金はどんどん使おうぜ!大丈夫!」

庶民ども 「預金しときます」

ロムニー 「えっ」

庶民A 「あ、いえいえ、"私個人"が使うのは様子を見てからってことですよ。大統領の政策が正しければ景気がよくなって、給料も上がるはずですよね?」

庶民B 「景気が良くなれば、私も安定した職に就けるってことですよね?」

庶民C 「私も?」

庶民D 「おいらも?」

ロムニー 「もちろんさ!みんな大丈夫!だからどんどん使おうってことなんだ」

庶民A 「そうですか、頼もしいなぁ。ほんとに期待してますよ。給料が上がったら旅行にでも行きたいですね」

庶民B 「私も職に就けたら少し贅沢してみようと思います」

ロムニー 「いや、給料が上がったら・・・っていうか・・・ せっかく減税したんだから、今すぐ使おうよ

庶民A 「大統領を信用しないわけじゃないんです。実際に一票入れましたしね。でも政策が正しければ景気がよくなるはずなので、それで給料が上がったら使うことにします。そうなるのを楽しみに待ってます。では頑張ってください」

ロムニー 「ちょwww 待www」

金持ちA 「ところで、富裕層への減税って本当ですか?」

ロムニー 「え・・・・・・あ、あぁ、本当さ。富裕層は『お金の出所』だからね。出所が潤わないことには消費も投資も喚起されない。これは常識だろう」

金持ちA 「助かります。先立つものが無ければ投資も雇用もできませんからね」

ロムニー 「うむ。そうだろう、そうだろう。まずは富裕層、すなわち『持つ者』を優遇し、その恩恵は雫が落ちていくように一般国民、すなわち『持たざる者』へと浸透していく。こうして国全体が潤うことになるのさ」

金持ちB 「未来に希望が持ててきました、大統領閣下」

ロムニー 「では、明るい将来に向けて、まずは設備投資でも始めよう。人を雇おう。心配は要らない。私を信じて欲しい」

金持ちB 「信じますとも。ただ、減税分はとりあえず留保しておこうと思います

ロムニー 「えっ」

金持ちB 「大統領を信用しないわけじゃないのですが、何しろ『いま現在は』この不景気ですからねェ。借金までして設備投資するのは様子を見てからということに」

ロムニー 「なにそれこわい」

金持ちA 「政策が当たれば、近い将来に好景気が来るはずです。そうなったら我が社も、投資、雇用へと手を広げていきたいと思います。期待していますよ」

金持ちC 「我が社も」

金持ちD 「我が社も」

金持ちE 「おらが村も」

金持ちF 「我が社も同様です」

金持ちG 「我が社も右に同じであります」

金持ちH 「我が社も以下同文であります」

金持ちI 「富裕層への減税万歳!!今はまぁ貯め込んでおきますが、好景気が楽しみであります」

ロムニー 「ちょwwwww おまwwwww」

金持ちA 「大統領、何か問題でも」

ロムニー 「いや、その、だから大型減税っつってんだろ。使えよ。投資しろよ」

金持ちども 「なにそれこわい」

ロムニー 「怖くねぇっつってんだろ。この国庫が厳しい中で、全部で何兆ドル分の減税になると思ってんだよ」

金持ちB 「え?・・・だから、その減税の効果はこれからしっかり出てくるんですよね?」

ロムニー 「いや、まぁ、それはそのはずだが・・・」

金持ちB 「ならば、大統領閣下の政策を信じて待つことにします。そうなってきたら我が社も景気よく投資するってことで」

金持ちC 「我が社も」

金持ちD 「我が社も」

金持ちE 「おらが村も」

金持ちF 「我が社も同様です」

金持ちG 「我が社も右に同じであります」

金持ちH 「我が社も以下同文であります」

ロムニー 「だから待てっつーのwww どいつもこいつもそう言ってたら意味ねーじゃん。好景気なんて来ねーじゃん。減税の意味ねーじゃん」

金持ちA 「だって・・・今すぐってのは怖いし」

金持ちB 「ねぇ」

金持ちC 「大統領、だから好景気が来たら使いますってば!」

ロムニー 「いや・・・その好景気を呼ぶために使えって言ってんだけど・・・・・・・」

金持ちD 「じゃあ、ジャンケンでもする?」

金持ちE 「負けたヤツが最初に大型投資するってことで」

金持ちF 「いやwww ちょっとwww ジャンケンで決めるのはやめようぜ」

金持ちG 「じゃあ・・・オレが」

金持ちH 「いや待て、オレが最初に行こうか」

金持ちA 「いや、オレやるわ」

一同 「どうぞどうぞ」

金持ちA 「ちょwwwwwwwwwwwwww」

ロムニー 「やってくれるんだね?」

金持ちA 「いや・・・うーん・・・まぁ・・・ あのさぁ、オレが最初に投資したらみんなついてくるんだよね?

金持ちB 「もちろんさぁwww」

金持ちC 「決まってるじゃんw」

金持ちD 「ねぇwww」


金持ちA 「鼻ふくらませてんじゃねーよ 信用できねーよ」

ロムニー 「まぁまぁ、そう言わずにやってくれたまえよ」

金持ちA 「ちょっと大統領にお聞きしたいのですが、もし私以外に誰もついてこなかった場合、景気回復は」

ロムニー 「無いだろうな」

金持ちA 「ってことは、オレの会社は」

金持ちB 「コケるw」

金持ちC 「コケるだろうなwww」

金持ちD 「コケるよねぇww」


金持ちA 「おまえらwwwwwwww」

ロムニー 「そりゃそうさ。一企業が単独で投資行動に出たからといって全米が回復などするわけがない。ほら、金持ちB君、一緒にやってくれないか」

金持ちB 「そう言われましても大統領、現実問題として、我が社でこれ以上モノを作ったところで売り上げが伸びるとは思えないのですよ。むしろ在庫が増えるばかりでしょう」

金持ちC 「さらに値下げするしかないな」

金持ちD 「仕方ないよね」

金持ちE 「不景気だもの」

ロムニー 「うん、まぁ・・・だからその不景気を好景気に戻すために投資しろって言ってんだけど・・・」

金持ちF 「ひらめきました」

金持ちG 「ととのいました」

ロムニー 「ととの・・・ じゃあ、ひらめいた方を聴こうか」

金持ちF 「やはりですね、この状況で投資が不安なのは仕方ありませんよ。大統領も経営者だったのですからご理解頂けるでしょう」

ロムニー 「それは、まぁ・・・」

金持ちF 「だから、とりあえず大きな"需要"をください。何か確実に行われる事業が発表されれば『収入』が約束されますから、そうなったら安心して投資できます。もちろん現在の余力でやれる程度の規模の事業なら"投資"には至らないでしょう。会社を拡大させてまでやるのなら、それだけの巨大な事業が必要です

金持ちA 「なるほど。それなら『お前が先に行けよ』『いやお前が行け』みたいなことは無くなる!」

金持ちB 「むしろ逆に『オレがオレが』の展開が予想されるな!!

ロムニー 「それって、つまり」

全員 「オバマの公共事業じゃんwww」

〜〜〜引用ここまで〜〜〜


デフレ期に金融緩和だけを行なっても、お金は銀行に眠り続けます。あるいは、現在百兆円のマネタリーベースを三百兆円に拡張しても、それが全て銀行の預金として眠り続けるという展開すらあり得ます。
上記のようなプロセスで『まともな判断』を下した場合、能力のある経営者は投資を拡大したりしないからです。自分だけ大コケするような投資をする経営者など、無能の誹りを避けられません。信用縮小は止まらず、デフレは更に深刻化して行きます。
しかし、政府が『確実に発生する巨大な需要』を用意して、それを『民間企業の投資の受け皿』としたならば?『オレがオレが』と民間が先を争って投資を開始する展開になってこそ、初めて信用創造の機能は回復します。そうなって初めてデフレ脱却、景気回復への道は開かれるのです。

そして、「ここまで来たら大丈夫だろう」と判断する根拠は『インフレ率』以外には無いのです。何十兆円金融緩和を行い、何兆円公共事業に注ぎ込みましたと言われても、インフレ率が上がっていないのであればそれは無意味、焼け石に水に過ぎなかったという事であり、まだまだ足りない!もっと思い切った金融緩和を!もっと思い切った公共事業を!もっと気合入れて仕事しやがれ日銀!政府!という話にしかならないのです。

ここで、次期総理(予定)の安倍晋三自民党総裁が何を主張しているのか、思い出してみましょう。

デフレ脱却するまで消費税増税はしない。GDPが縮小する中で増税を行なっても、税収は増えるどころか逆に減る」

「実質2、物価上昇が1、2足す1の3%の名目成長をしていく。その為には、日銀法を改正し日本銀行に責任を負わせる事も視野に、3%達成するまでは、基本的に無制限で、金融緩和をしていく

「日本銀行には、物価の安定だけではなく、雇用をちゃんと守っていく、雇用を最大化していくという実体経済に対する責任も負ってもらう

「国民の命を守るのは私たちの使命ですから、国土強靭化を行なっていく。財源には建設国債を発行し、日銀に引き受けてもらい、大々的な公共事業を行う


ま さ に、パーフェクト!!
完璧!!
文句の付け所が無い!!


国土強靭化という国民の命を守る政策の為に『公共事業を行う』と公に発信し、建設国債を日本銀行に引き受けさせる事によって財源を確保し、民間の建設企業に対して需要を創出し、民間企業の投資を促進させる事で、マネーサプライをデフレ脱却水準まで引き上げるという、まさに完璧な計画!安定した雇用!少しずつ上がる給料!安月給で昼も夜もなく働かされる奴隷労働ともオサラバです!ブラック企業なんか辞めて転職しちまえ!(という所まで行くには、数年の時間は必要でしょうけどねw)
更には、信用創造が進みすぎて金融機関が調子に乗り始めた時の為に、『消費税の引き上げ』という金融引締め策まで完備している。

如何でしょうか。ここまでの記事を読む事によって
『お金自体に価値はなく、本当に価値があるのは物資である』
『経済を安定的に回すには、通貨供給量を物価の乱高下が起きないように調整しなければならない』
『信用創造によって膨れ上がる分まで折り込んで、通貨供給量を調節するには単なる金融緩和だけでなく、投資の受け入れ先を政府が率先して用意しなければならない』

という事を知ったあなたです。

安倍さんの政策が、どれほど素晴らしい政策であるか、理解出来るようになったのではないでしょうか?

最後は少し駆け足になってしまいましたが、超簡単経済基礎は今回で終わりです。質問などがあれば、コメント欄に書き込んでいただければ、それを超簡単経済基礎05としておまけでまとめてみようかと思います。
どしどしコメントしてください。ただし、確信犯的に変な質問する人が居たら、容赦なくやっつけてしまうかも知れませんので、その点はご了承ください(笑)
もちろん、私がお返事する前に、読者様同士で教えあっていただいてもOKですよ!その時は、面白かった部分を抜粋してご紹介させていただきます!

※分からないので教えてください、という書き方であれば、少々変な質問であっても叩かれたりしませんので、どうぞお気楽に書き込んでくださいねー。

是非、ここまでの内容を理解した上で、経済について書かれている本を適当に読んでみてください。「あっ!ここまではいい事言ってたのに、肝心な所で嘘ついてる!」とかいうのが、驚くほど鮮明に浮き上がってくるので、苦笑してしまう事必至です(笑)
逆に言うなら、そういう「あっ、ここ嘘だ!」が最後まで無い本は、非常に良質な書籍であると言えます。私にとってはそれが、安心と信頼の三橋貴明本だったりする訳です。逆に「日本はインフレで破滅する!」「日本の財政破綻間近!」といったタイトルの本を読んでごらんなさい。頭がおかしくなるレベルの大嘘オンパレードですから、逆に笑えますよ

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コメント
03で社会保障について書いた者です。
今日三橋貴明さんの真冬の向日葵を読んだら、社会保障について多少書いてありました。
民主党の政権交代の時に散々財源問題でもめていたのがこれだったんですね。恥ずかしながらやっと繋がってきました。
財源問題とばら撒き(所得移転)が問題だったようです。
しかし相変わらず疑問は残ります。財源として税や保険料がデフレ促進になるので無理なのであれば、公共事業と同じく国債でやったらダメなんだろうか?というのが一点。
それから医療や介護の診療報酬、介護報酬のプラス改定は単なる所得移転なのか、生産につながらない恒久支出なのか、ということが一点です。
権&#131083;善一さんは本の中で(まだ目次しか読めていませんが)社会保障充実論者こそ経済成長論者だろう、と述べています。だとしたらいいのですが単なる希望的観測でしかないんでしょうか。
今の時点で何と無く感じるのは、社会保障というのは単純にくくれるものではないかもしれない、ということ、デフレ、インフレの変動に伴って簡単に調節できるものではない、ということでしょうか。
  • 漂着物
  • 2012/11/20 12:01 AM
今回もわかりやすい説明ありがとうございました。いくつか質問がありますので申し訳ありませんがご教授ください

安倍さんのデフレ脱却のための政策は理解できましたが、政府の財政収支が赤字でも問題ないのにプライマリーバランスを均衡させるためにいずれ消費税増税は避けられないというのは政治家の建前で、本音はインフレが行きすぎないように、通貨供給量を適性に保つために増税させてくださいということでしょうか?この場合経済成長し続けるかぎり増税され続けるのでしょうか?

もし政府の赤字など問題ないのにプライマリーバランスを均衡させなければならないのであれば、その理由は通貨発行者の視点からすると、赤字国債を発行して社会保障費などに使うという現状は自分の意図に関わらず通貨供給量を増やしてしまうということで、通貨供給量を調節する上で非合理的な状態なため、これを改善していかなきゃならないという理解でよろしいでしょうか?
  • 名無し
  • 2012/11/20 1:22 AM
連載お疲れ様です。
ありがとうございます。
(今日も感謝をこめてブログランキング ポチっとな)

先ほど、真人さまのMGRブログと一戦交えたとウワサの某ブログを覗いて
来ました。
気になる箇所があったので抜粋してみます。

  ↓↓↓ここから↓↓↓

  >人件費がアメリカなどの先進国よりも遥かに安かった
  >時代の話を出して、インフレになれば当時のような幸
  >せになれるかのごとく妄想を抱いているようだ。

  ↑↑↑ここまで↑↑↑

え、日本もう幸せになれないんですか。ガーーーン。Σ(゜△゜;

えーっと、私の解釈ではインフレ即シアワセってわけじゃなくデフレ下では
何やっても効果が薄いからまずデフレ脱却しましょうよ。
話はそれからだってことだと思うのです。

確かに人件費も物価も戦後の高度成長期より格段に高くなっていますが
その事自体がインフレになったときにどのような悪影響を与えるのかが
よく分かりません。

そもそもパーセンテージ(割合)で考えている話なんだから人件費や物価
というその時々の価格というものさしで見ても意味ないんじゃね?と思う
わけですがどうなんでしょう。

仮に時給50円の環境と時給1,000円の環境で、どちらも3%のインフレだった
としたら何がどう違うのでしょうか。
時給50円や100円なら大丈夫だけど1,000円だとインフレを制御できなくなる
のでしょうか。

バカな質問してるような気がしますが、どなたか分かる方がいれば解説
よろしくお願いします。
  • 通りすがりの日本人
  • 2012/11/20 2:10 AM
いつも勉強させていただいています。
1点質問させてください。

通貨供給量を増やし、インフレ期待値を上げて、円安・株高・物価高を経て経済成長していく方向性は納得できますが、インフレ率を抑制しなければならない状況になった場合(目標3%が5%程度に加熱しそうな場合など)、金融引き締めを行う必要が生じ、金利が上昇する局面が発生すると思われますが、これにより既発国債(1000兆円)の価値の下落が起こる恐れは無いのでしょうか。

金融緩和に応じてマイナス金利になるならば、評価益として積み増される⇒金利上昇により取り崩し で問題ないように思えますが、長期金利は現在でも超低金利(1000兆円の多くが低金利と思われます)のうえ、さすがに表面利率がマイナスになるわけもないので、金利の下げしろ(評価益の積み増し)は期待できないような気がします。

管理人様はこの部分について、影響の程度や対策についてどのようにお考えでしょうか。






  • 2012/11/20 2:15 AM
おはようございます!
今日もわかりやすいお話ありがとうございます!
為替と株価はすでに安倍政権が誕生したかのような動きを見せていますね。これほど自民党の政策を見事に評価しているのも面白いです。「神の見えざる手」によって経済は動くというのもあながち間違いではないですね。まあ、さっさとデフレを脱出しろということなんでしょうが。
第三極は言うことは威勢がいいが、経済政策は全くの無策ですね。日本経済が力強く再生すれば、韓国あたりは自主的に竹島を返納してくるのでは?戦わずに勝つというのは兵法でいうと「上策」ですよ。
マスコミの最後のあがきがひどくなってきました。ゲリラ活動に戻ります!
  • ソーラー
  • 2012/11/20 4:47 AM
おはようございます。
なるほど理解。だからこその安倍さんの言う
公共事業、しかも無駄にならない震災対策なのですね。
最初に切り込みを行えるのもまた、国であるからこそ。これが本当の政治主導ですね。
我々がそれに応えるには、安倍さんに投票したら丸投げではなく、信用経済を支える実体経済を高めるために、我々自身も日々努力して生産を高め、価値を想像し、勉強して民間の事業の足腰を鍛えること。それによってこそ、釣り合いの取れた本物の日本ですね。
そして後の世代を支えることは、自身をも支えることを意識して、遠い先には老害などという老人にならないようにしたいものです。俺たちはあの時代に頑張ったではなく、今の若者はこんなところを頑張っている、と理解できるような。
  • SIX
  • 2012/11/20 7:59 AM
あ、ちなみに質問です。
年3%成長とかであれば、増税されても痛くも痒くもない、と前におっしゃられていましたね。
恐らく日本の経済規模と、健全に皆が儲けている状態になっていることを踏まえた上でしょうが、生活必需品まで増税されても十分お釣りがくるクラスなのですかね?または、増税範囲が実は附則で考えられているとか?おっと、附則は自分でも調べられますねw
購買にあぶれた生産者を国が(古米を買うように?)一時的にでも救済し、その物資をしかるべき場所に回す仕組みがあればよいのかもですが…
と言うわけで、数字的に、理論的に年3%成長で大丈夫な理由をお聞きしたいと思います。
基本的な範囲かも知れませんが、よろしくお願いします。
  • SIX
  • 2012/11/20 8:24 AM
社会保障の経済波及効果は公共事業とかわらない、という意見を聞きました。ただし、一次効果は低く、二次効果が高いのだそうです。

だとすると、順番的には先に公共事業、次に社会保障ということになるのか?
しかし、社会保障の雇用創出効果により安定した雇用を得た人は、より支出を増やすのではないか?という気もします。

要は金融緩和、財政出動によって得られるお金を何に使うのがもっとも有効需要につながるのか、ということで、それが公共事業なのか社会保障なのか、あるいは両方やってしまえ、ということなのか。

社会保障が単なる金食い虫なのであれば、経済が成長するまで待て、ということでしょうし、経済効果が大きいなら、デフレ下の今こそ社会保障の経済効果でデフレ脱却を、ということになるんでしょうが。

たしか三橋さんの本に人件費の比率の高いサービス産業の経済効果に否定的なことが書いてあったような気がするんですが...

あるいは社会保障のデフレに与える影響は、まだ不明瞭な点が大きいから、経済効果が確実な公共事業をやろう、ということかもしれませんね。
  • 漂着物
  • 2012/11/20 12:23 PM
素朴な疑問で済みません。
国債を増発して利払いが税収を超えたら、政府にインフレを抑制するカードが殆ど無くなるように思えるのですが、その場合はどのようなインフレ対策があるのでしょうか?浅薄な知識での基本的な質問で済みません。けど、子供がいるので将来に禍根を残すやり方は賛成しにくいです。ご回答をよろしくお願いします。
  • ykka
  • 2012/11/20 8:08 PM
一回読んで、もう一回見直して、やっと感覚がつかめました。お金があるなしの問題ではなかったのですね。
利益を確実に出す安心材料が無いところには、そりゃあ誰も投資しないわけです。社会全体がそのような不安に包まれていれば、ますます事は悪化しますしね。そこで最初に空元気を出すのが政府の役割ということで、これで理解できていますか?

>>ykkaさんへ
国債の利払いが税収を超えるような事態になったら、その分は日銀で国債を引き受けさせたらいいと思います。インフレを抑制するカードとして考えれば、(利払いが税収を超えたときにインフレの場合)国債の利払いの為に増税しますという建前ができるわけです。
もし、万が一にでもデフレのままならば、疑いなく日本オワタ\(^o^)/
  • 野川
  • 2012/11/20 10:17 PM
日本 ボロボロが喧嘩を売り始めましたよ。
 御反論がすごくみたいです。
  • あいうえお
  • 2012/11/21 12:06 AM
おはようございます!

アカヒさんが安倍相場にケチをつけてきました。何が「期待だけでパンパン」だ!曲がりなりにも市場に期待された首相が民主党にいたか?ネガティブキャンペーン張っている暇があったら民主党政権の功績とやらを公平にあげて見ろ!何もないだろうが(シナとか朝鮮に有利なものは除く)!理解したら店じまいの準備でもしていなさい。
それから犬HK!安倍棟梁の顔色を暗くして放送するのはやめろ!体調悪そうに見えてしまうだろうが!
このとおりゲリラ戦線は活況を呈しております!
  • ソーラー
  • 2012/11/21 3:36 AM
やはり此方は判りやすい
上でも書かれてる通り某ボロボロは本気でボロボロになってきてますね
言い分は判り辛く反論してるようでキレてる子供と同レベルの中身のなさ

あぁ、日本経済をボロボロにしている民主を応援してるブログだったのかと思ってしまったり

原発がある地域に住んでいる身としては何らかの対策を本気でしてもらいたい
所詮一地方ですよ?だけど自分達の地域にある原発で発電した電気を東京にわざわざ運ぶ
それだけで6割損失ですよ?金が落ちる?年13000円ぽっちで命かけれますか?
地方をないがしろにする前に東京に住んでて脱原発だのなんだの言う前に使ってる電気がどこから来てるのかまず考えろと

話の趣旨からずれてしまい申し訳ない
相変わらずのマスゴミですが、日本の明日の為にも少しずつ頑張っていきますので皆さんも頑張りましょう
  • 主犯
  • 2012/11/21 4:02 AM
とてもわかり易いです。どうもありがとうございます。ところで、一つだけ疑問が…

通貨が余りすぎるとインフレ。通貨が足りないとデフレ。では、市場の通貨の供給量と物資が釣り合ったところが理想的な経済ということだと思うのですが、国家の価値が上がれば(例えば、大規模油田やガス田が発見された国とか)その分、余計に通貨の発行が可能になったりはしないのでしょうか?つまり例で言えば、大規模油田の担保能力というか…

何を言いたいのかというと、メタンハイドレードが近海で大量に発見されている我が日本って、潜在的価値も上がっているから「もっとジャンジャン輪転機回してもOKなんじゃね?」って考えているんですけど。
  • KOU-KOU
  • 2012/11/21 3:29 PM
真人さま。
コメント欄を読み返してみたら、皆さんけっこー質問されているんですね。私の質問は気が向いたらで構いません(汗

ykkaさん。
〉国債を増発して利払いが税収を超えたら、
〉政府にインフレを抑制するカードが殆ど
〉無くなるように思えるのですが、その場
〉合はどのようなインフレ対策があるので
〉しょうか?

これは住宅ローンなどでも実際にある手ですけど「借り換え」をすれば良いのではないでしょうか?国は個人と違って寿命は永遠。ローンも何度でも借り換えを繰り返して、借金を整理することが出来ますよね。そもそも国は通貨発行権があるので普通にお札を印刷して返すってことも出来るし。

…違ったら御免なさい。
  • KOU-KOU
  • 2012/11/21 3:53 PM
政党が消費税を上げるとか決めるのは、勝ってな感じします。この総選挙で衆議院選挙の横に投票箱を置いて、国民投票で決めたらどうでしょうか?議員さんは税金の重みは知りません。税金が上がってもいいかは国民が直接、決めたら投票率も上がるし、はっきりするのではないですか。
  • ひまわり
  • 2012/11/21 6:30 PM
ひまわりさん、それは駄目(笑)
国民に何が分かると言うのです?自分の利益しか考えられない、ただの国民が。日々の生活に精一杯の人に代わって政治の舵取りをするために、政治家は存在します。議員が税金の重みを知らないと言うなら、国民は間違いなくそれ以下ですよ。

時には、国民に憎まれてもやるべき事をするのが、彼らの仕事です。民主党の場合はあんまりでしたが、それが議会制民主主義であり、先人が勝ち取ってきた権利です。騙された国民が馬鹿だったのです。
選挙結果ひとつ出すのにこんなにやきもきしてるのに、重要法案ひとつひとつに、馬鹿な国民が口を出すのですか?国家運営が停滞し、中国あたりに占領される方が早そうです。冷静になってください。
  • 真人
  • 2012/11/21 7:02 PM
そうか(。・・)そうですね。ちょっと出過ぎたこと言ってました。すみません。
  • ひまわり
  • 2012/11/21 7:35 PM
>ひまわりさん
時期が時期ですし、民主党がアレ過ぎましたから、気持ちは分かりますよ(笑)
だからこそ、冷静に護国活動を続けて行きましょう。今後ともよろしくお願いします!
  • 真人
  • 2012/11/21 8:50 PM
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