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  • 2022.07.08 Friday
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ジェネラティビティー

こんばんは。

今日は、ジェネラティビティーという言葉について。
まあ、私がこういう難しそうな言葉を使い始めた時は、大抵は私が尊敬してやまないライブレボリューションの増永社長の受け売りな訳で、あんまり同じような事を繰り返して言うのはオリジナリティにも欠けるし、やめといた方がいいかなー、なんて思いつつ昨日の更新(経営者は足場)でこれに関係無い訳でもない話をしていたので、やっぱり取り上げる事にします。

前置きが長いですね(笑)
参考:増永社長がブログに書かれたジェネラティビティーに関する記事。

以下、増永社長が読んだという、 日経ビジネスオンライン『瀬戸際40代に忍び寄る「思秋期」の恐怖』という記事より。増永社長の抜粋まま。

―――――――――――――――――――――――――――
 米国の心理学者、エリク・H・エリクソンは、「幼児期と社会」という著書の中で人生を8段階に分け、それぞれの時期になすべき課題(発達課題)を示した。エリクソンによれば、発達課題をそれぞれの段階で克服していけば、人間的に成長し、社会における自己の存在と居場所を獲得できるという。

 40代は、人生の7段階目の成人期。発達課題は、生殖性だ。

 生殖性とは聞き慣れない言葉だが、原語は「ジェネラティビティー(generativity)」というエリクソンの造語で、「次世代の価値を生み出す行為に積極的にかかわっていくこと」と定義されている。

 ジェネラティビティーの語源は、生殖とか産み出すことを意味する生命科学の分野にある。そして次世代の価値とは、次の世代へ連なって産み出される新しい価値のすべてを指し、子供だけでなく、社会的な業績や知的、芸術的な創造も含まれる。

 後輩のため、他者のため、地域のため──。何のためであれ、次の世代をより良いものにすべく、自分を超えた価値とかかわることがエリクソンの唱えるジェネラティビティーなのだ。―――――――――――――――――――――――――――

次の世代をより良いものにすべく、自分を超えた価値と関わること。それがジェネラティビティー。

こういう、「自分ひとりの力を頼りにするだけでなく、次世代の育成に携わる」という考え方は、私にとっては近しいものです。大抵、私と同じぐらいの歳の若者は、自分の力に自信を持っている事が多いのか、精神的に未熟でプライドが高いせいか、「自分一人の力でやって行ける。周囲を育てる余裕など無い」という考えに陥りがちな気がします。
しかし、私は違います。別に私が特別優れていると言いたい訳ではありません。逆に、優れていないからこそたどり着いた考え方です。

これは私のコンプレックスのひとつですが、とにかく作業が遅いのです。一生懸命素早くやっているつもりでも、生来の不器用さ、身体の弱さなどが作用して、人よりもノロノロとした速度でしか作業が進まない。まあ、言ってしまえば無能の類ですね。
そういう状態にあった私が考えた事は「私ひとりで生きていく事など絶対に無理だ」「大勢の人に助けてもらわなければ、私はたやすく死んでしまう」「むしろ、生存競争で言えば最弱の類w」という事です。ま、当たり前に考えれば、一人で生きていける人間なんて私に限らず現代人にはほとんど存在しないでしょうけれど。ただ、どうしようもない低レベルを誇っていた分だけ、その事に気付くのが早かったと言うべきでしょうか。

そんな私の処世術は、とにかく他人を助ける事。仕事を丁寧に教える事。後輩を育て、私の分まで代わりに働いてもらう事(!?)だった訳です。期せずして、後進を育てる役柄を買って出ていた事になりますね。実に自然な成り行きですが、これもジェネラティビティーと言えるのではないでしょうか。
もっとも、自分の事がちゃんと出来てない分そうしていただけなので、あまり手放しで褒める訳にはいきません。

増永社長は同記事への感想として、「逆に、自分のことしか考えない人は、40歳くらいで壁にあたるんでしょうね。」と書いていました。
まあ、僕の場合40歳になるはるか手前にして壁に当たり、利他の精神を身につけなければどうにもならない状態に陥ったと言えます。しかし、おかげさまで未だに会社勤めを続けていられます。ありがたいありがたい。だからこそ、自分の事しか考えていない精神的に幼い上司には我慢がならない訳ですけれど。

ちなみに、会社勤めを始めてから六年が過ぎましたが、未だに作業のスピード自体は、他の若手社員には敵いません。体力的にもはるか手前で力尽きますし、純粋なスピードも最初に比べればマシとは言うものの、決して早いとは言えません。
しかし、それでも人並み以上の仕事はこなせている自信があります。ポイントは、

・丁寧である事。
・間違いが無い事。
・深く理解している事。


以上の三点。これを守る事が出来れば、少々スピードで遅れをとっていても、どうにでもなります。逆に、スピードが少しばかり速くても、間違いだらけでは意味が無いという事です。
私は、一生懸命やってもどの道ゆっくりしか出来ませんので、慌てる事はありません。むしろ、どうせ遅いならと開き直って、更にスピードを遅くします。その分、丁寧に。一ヶ所も間違いが無いように。
更に、後輩に仕事を教えるという事にしても、自分が十分に理解していなければそもそも教える事が出来ませんので、私の仕事に対する理解度は、同期の若手社員の平均に比べ、かなり深いと言えます。若手を教育しない社員は、意地悪で教育していない訳ではなく、教育出来ないだけなのかも知れません。
そうして仕事に対する理解を深めていれば、判断に迷いが無くなり、結果的には仕事は少なくなります。肉体的なハンデを抱えている分は、精神面を強くしてカバーするしかありません。それが私が学んだ私のやり方です。

目の前の仕事にばかり注意を向けてしまって、『自分を超えた価値と関わること』を忘れがちになってしまっている方は、ジェネラティビティーという言葉を考えてみてはいかがでしょう?


経営者は足場

唐突に、自分で作った俺ワードを公開してみる。

経営者は足場。

今日仕事してる時、本当に毒にも薬にもならない足を引っ張るしかやらない部長様に、いい加減腹が立った時、このような事をつらつらと考えたのである。

無能な経営者はタチが悪い。現場に立つ若手社員がやろうとする事を、ここぞとばかりに口を出して、改悪して行く。余計な口を挟まれる事で、作業は中断を余儀なくされる。更に、改悪する為の仕事ではモチベーションが上がらない事は当たり前であるし、完成品のレベルも低くなる。まったく意味の無い事だ。
これでは、彼らは(足を引っ張るのが無自覚での行動であれば)、俺たちを助けようとしているにも関わらず、邪魔しかしていない事になる。
例えるなら、「高い所に手を伸ばしてしなければならない作業を強いられた時、ボロボロの脚立を渡された」ような物ではないか。乗った途端に崩れるような足場など、邪魔にしかならない。
それだったら、現場で働く者同士、肩車でもした方がよほど建設的だ。

・・・なるほど。経営者とは、足場なんだな。

劣悪な経営者の下で働く事は、今にも崩れ落ちそうな足場の上で作業をするようなもの。能率も悪くなるし、その足場の上に立つ労働者は不安に駆られる。
しかし逆に、しっかりとした足場の上であれば、労働者は気持ちよく仕事が出来るし、自分の足元がふらつく事が無い。成果を上げる為に、集中して仕事に力を注ぐ事が出来る。経営者とは、社員が気持ちよく仕事の出来る環境を求め、足場を固めていく者でなければならない。

そして、大切な事は、足場は決して主役であってはならない。

これは俺の中で確信を持っていえる事なんだが、大きいことを為す人間は、決して華々しいスターではないと思う。目立たずともコツコツと必要な努力を続けた者、人一倍の苦労を背負った人間こそが強靭な足場となり得る。
俺は、キラキラに飾り立てられたベニヤの足場より、無骨でも鉄筋作りのガッシリした足場の上で働きたいなあ。そのような事を考えたのですね。

大体、ホラ、あれだよ。社員を不幸にするタイプの経営者って、大抵が「俺の功績が!」って言い出す、俺様大好きっ子ばっかりじゃないか。そういう人間は、社員を道具として使いつぶす。自分という足場を輝かせる事を役者に強要する。果たして、どのような劇を見せるつもりなのやら。役者より足場が目立ってる演劇が面白いとでも思ってんのか。
そういう、足場失格の経営者が、最近の日本にはちょっと多過ぎるんじゃないかな、と思うんですよ。

最近の若者はやる気が無いとか、少し怒っただけですぐに辞めるとか、言いますけどね。僕も若い方に入ってると思うけど、言っとく。そんな事無いよ。若い人達も、やる事はやるよ。意欲をもって仕事に取り組み、素晴らしい成果を上げる事に夢中になる事だって、あるよ。ただし、足場がしっかりしていればの話だ。今にも崩れそうな吊り橋の上で、「走れ!」って言われてもそりゃ無理です。
年配の偉そうな方々にお願いです。あなた方が若かった頃は、「走れ!」と言われりゃ走ったでしょう。でもそれは、渡る橋が石橋だったからです。今の若い人達が、同じ橋を渡っていると思うのは、やめてくれないかな。もうボロボロじゃねえかよ。年功序列、終身雇用、そういう事が出来る石橋ではなく、いつリストラされるかも分からないボロボロの板切れみたいな橋を渡ってるんだよ、僕達は。

だったら、そのボロボロの橋を、少しでも補強するのが、今上に立っている者の責任なのではないかと思いますよ。どうだろう?俺、何か間違った事言ってるかな?

現在の苦境を不況のせいにしたがる人間も多いですが、それ間違いだから。ちゃんと足場を築く事に注力してた人たちは、今でもちゃんとやってるから。ちょうどいい言い訳見つけたみたいな顔してる経営者を見てると、本当にぶん殴りたくなります。

足場が崩れたら、その上でがんばっていた人間の為に責任を取るのは当たり前。謝る相手は株主じゃねえんだよ。腐った足場の上で働いていて、落っこちて怪我した役者に、まず謝れ。見物客(株主)に謝るのは後にしろ後に。
腐り落ちた足場(経営者)、その上で必死に演技をする役者(労働者)、役者に野次を飛ばす観客(株主)。今の日本の社会って、こんな感じになってるんじゃないですかね?うぜえ・・・

ちなみに、この例えに私の会社を当てはめると・・・いや、やめとこうか。悪口しか出て来ないわ(笑)

というような事を、今日はひたすら考えてました。仕事しろ俺。私みたいに他人に対して愚痴を吐くより、自分の仕事をまずがんばりなさい。そういうお話。でも、俺が経営者になった時は、そんな馬鹿な経営は絶対にせんぞ。


お久しぶりです

お久しぶりです、こんばんは。

いやー。はっはっは。一回休むと、なかなか更新に手が付かなくて困る。
まじめな話、すぐに更新するつもりでいたんですよ。この一週間、アホかと思うぐらいラノベ読みまくったし。面白いものも何冊かあったので、ご紹介するつもり・・・だったんですけどね。

ふぅ。

いや、本当に、仕事ってしんどいなあ。あっはっは。

私は、仕事がしんどい原因は、「仕事が溜まる事」だと考えています。
ですので、しんどい理由というのは以下の物があると思うんです。

・自分の処理能力の限界を超えた仕事が与えられること。
・何らかの理由で溜まってしまった仕事が処理できず、仕事が終わらない無限ループに陥る事。
・別に量も多くないし大変でもないけど、自分以外の誰かの決断が下されず、ずーっと待ち続けなければならなくなる事。

私が今回直面しているのは、三つ目です。
ええ。私自身、別に仕事はしんどくありません。つうか、私はどんなに忙しくても残業を2時間以内に収める事に定評のある男。この世の終わりかと思うぐらいしんどかった時でも、九時以降まで会社に居た記憶なんて、数えるほどしか無いやなあ。はっはっは。
・・・いや、サボりじゃないですよ。みんな、忙しい振りしすぎなんですよ、日本のサラリーマンは。まあ、俺は言われましたけどね。

「お前さー。どうせ今日も早く帰るくせに、忙しそうな振りするの、やめろよ」

とな。いやいやいやいや。逆だろ。早く帰るから忙しいんですよ。密度が濃いと言って欲しいな。そんなお前、二人がかりでやっても限界ギリギリみたいな仕事を押し付けといて、暇も何もあったもんじゃねえよ。まあ、彼らからすれば、僕も同じように遅くまで残業して、終電ギリギリに帰るというみじめな境遇に貶めたかったのでしょう。だが断る。

で。今回のしんどさについて話を戻しますね。
今私が読んでいるビジネス書、「前倒し」仕事術! ムリなく始められる、3つの習慣 には、先延ばしをやめる事によって、仕事が100%ラクになる!と書かれています。
これは、事実です。期限が一週間先で手間が1分で終わる仕事があるなら、今1分でやるべきです。一週間先まで期限があるからと、その期限ギリギリになってから仕事を始めるのでは、たかが1分の手間しか掛からない仕事を、一週間も抱え込まなければいけない事になります。精神的に苦痛なだけですので、それなら今すぐに片付けた方がよろしい。夏休みの課題をギリギリになってからやるか、7月のうちに終えてスッキリするか。学生時代の私は第三の選択肢、『最後までやらない』を選択する困った子供でしたが、これは今は棚に上げておこう。

学校の宿題程度であれば、先生に怒られる+自分の能力が伸びない+自分がクズに近づくというだけで、実質的に困った事にはなりませんが(なってる)、仕事ではそうはいきません。遅かれ早かれ、必ず片付けなければならない事であれば、さっさと片付けるべき。まあ、ほったらかしとけば誰かが助けてくれるかも知れませんが、それで得られるのは社会人のクズの称号なので、それはやめといた方がいい。いやマジで、役立たずの烙印押されて、放り出されたら、今の世の中生きていくのはしんどいので・・・
自分が前倒しで次々に片付けられる仕事をしている時は問題ありません。問題は、上司の決断が下されなければ動くことが出来ない仕事です。今私がてこずっているのは、本来であれば一ヶ月以上前に完了しているべき仕事でした。未だ終わる見通しが立ちません。ひどい。上司はただ一言「やれ」とだけ言ってくれればいいのに、それを言ってくれないのですな。
しかも、責任を取るのが嫌なせいかは知りませんが、出来上がったものが「全然駄目だ!」とは言う。ところが、「どう駄目なのですか?改善しなければならない点を教えていただけますか?」という質問には答えない。そうこうしているうちに、最初の案からどんどんかけ離れた仕事になって行く。予算と時間ばかりが追加されて行く。それでも改善されていくならまだマシなのですが、客観的に見て明らかに劣化して行く。その上司以外の全員が頭を抱えている。ううむ。
例えるなら、
「都市圏の一等地に一千万円の予算で城のような豪邸を建てろ。それも一週間で。設計図は無いし、要望も伝えないが、建てた物が気に入らなければ何度でもやり直しさせてやるぞフハハハハ。だって、出来上がってみないと、気に入るかどうか分からないじゃん?」
と言われているような物で、これは何という酷い無理ゲー(笑)

思えば、今までの仕事はしんどいしんどい言ってはいたものの、自分が完璧にこなしさえすれば、それで済む仕事ばかりでしたからね・・・それなりの裁量は与えられていましたし。何一つ決断しない(出来ない?)上司が、こんなにも厄介な代物だと実感したのは(知識として知っていたというのは別として)初めてかも知れません。どうしようもない気持ちであふれんばかりです(笑)
更に、その上司はあろう事か、仕事の進みが遅い事を私の居る部門の責任だと言い始めました。あはっ。あんたのせいだよ。どつきまわしたろか^^
本来の私は、その手の無能には我慢出来ない性質の持ち主であり、「ふざけんなこのド無能が死んでしまえ」ぐらいの事はサラッと言ってしまう人間なのですが・・・長年の社会人経験が俺を我慢強く変えたと言うのか?(まあ、周囲の人間が「お前、本当に殴りかかるのはやめろよ」とか注意して来る辺り、相当引きつった笑顔を浮かべているようですが)

とまあ、そのような仕事環境であり、しばらくは心労がたえないかも知れないです。はい。
本当に、「こういう類の仕打ちはもう慣れたぜ!」と思ったら、その先には新たな試練が用意されているのですから、世の中とはうまく出来たものです。はっはっは。世界は僕をどこまで鍛えるつもりだと言うのか。もうお腹いっぱいなんですけど。

じゃ、ここらで更新止まってる間に読んだ本をご紹介して、本日はこれにて失礼させていただきます。またの更新をお待ちください。下にリンク貼る本のレビューとか書きたいと思ってますが、果たしてどうなる事やら(笑)



・・・・・・馬鹿な。一週間で十九冊のラノベと二冊のマンガだと?
うん、本当はあと二冊ほどビジネス書も読んでるんだけど、ここに並べるのがなんだか申し訳ない気分なので、やめときます。どう見ても「仕事忙しくて更新出来なくて」とか言ってた人間の読む量じゃないという事だけは分かった。うへぇ。


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