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  • 2022.07.08 Friday
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デフレ脱却の禁じ手

維新の公約が凄すぎる件 最低賃金の廃止、解雇規制緩和、混合診療の解禁

橋下ー!貴様ー!日本人を殺す気かー!

と、昨日さらっと書いた所、このようなコメントをいただきました。

最低賃金廃止したらさらに格差が広がると思うのは素人考えでしょうか。
ほかのブログでは、最低賃金を廃止しないと海外に逃げちゃうから、所得の低い人のために最低賃金を撤廃すると言ってました。
橋下は、自分の考えでなく裏の誰かにこのような発言を言わされているような気がします。


意外とこのコメントには、日本を蝕むアレコレの粋が集められているような気がしましたので、ちゃんとお答えさせていただきたいと思います。

>最低賃金廃止したらさらに格差が広がると思うのは素人考えでしょうか。

素人考えでもなんでもなく、格差は拡大しますね(笑)
というか、格差拡大どころか、ついて行けなかった大勢の人が死にまくると思います。まあ、今でも相当死んでるんですが。マジヤバイです。

>ほかのブログでは、最低賃金を廃止しないと海外に逃げちゃうから、所得の低い人のために最低賃金を撤廃すると言ってました。

所得の低い人の為に最低賃金を撤廃だなんて、こりゃあたまげた偽善者も居たもんです。賃金を安くする事で日本に企業を留めようとするのではなく、日本で商売をした方が儲かる!という環境を作る事が、現在の最優先事項。
この部分は長くなるので、後でじっくりと解説します。

>橋下は、自分の考えでなく裏の誰かにこのような発言を言わされているような気がします。

維新の会の経済ブレーンは、竹中平蔵です。
小泉改革で大失敗をやらかしたあのお方。バリバリの新自由主義者、バリバリのグローバリストで、実にバリバリな方です。さっさと死ねばいいのに。
ああ、そう言えば、昨日の「最低賃金無しは流石に言い過ぎた」とでも思ったのか知りませんが、こんな話も出てきました。

橋下徹 「最低賃金は廃止で、賃金少ない奴は会社の変わりに国がお金出すから」

・・・頭おかしいんじゃねえのか。
まさかお前、それがベーシック・インカムだとでも言い出すつもりなんじゃないだろうな?(怒)
ベーシック・インカムは、全国民に貧富の関わり無く配られるお金でなければ、意味がありません。第一、経済成長もしないまま、どうやってその財源を用意するつもりなのか・・・ノリだけで言ってんじゃねえぞ。実は三橋先生大好きな私が、唯一と意見が食い違うのが、この部分なのです。つまり、三橋先生は「ベーシック・インカム=負の所得税」と考えているのに対し、私はその二つはまるで違う別制度であり、経済成長を首尾よく成し遂げられた暁には、ベーシック・インカムは日本救国の切り札になり得ると考えているのです。
まあ、この話は別の機会にでも。

では、解説して行きましょう。維新の経済政策は全部終わっているのですが、今日は『最低賃金の撤廃』という一点に絞って、掘り下げて行きたいと思います。

最低賃金を廃止すると、所得の低い人は得をするのですか?という話なんですがね・・・ぶっちゃけて言いますけど、現在の環境下ではまったく得をしません。なんつーか、「優秀な人ならもっといい所に就職できるし、報酬も上がる。最低賃金なんて気にする必要ない」ってのは、インフレ期限定の話なんですよね。
維新の会がひねり出した詭弁を簡単にまとめると、

「不当に高い賃金で働いている人が居るせいで、企業は経営を圧迫されとるやろ?」
「最低賃金を撤廃したり、解雇規制をなくしたりすれば、そういう無能のクビが切れるやろ?」
「そうしたら経営に余裕が出る。その分新しい人を雇えるっちゅうこっちゃで」
「今まで時給800円でやらせてた仕事を、400円でやらせる事が出来たら、二人雇えるやないか」
「そしたら、今まで無職やったニートどもも働けるやろ。どや?嬉しいやろ?」


とまあ、こういう事を言っている訳です。一見正しい事を言っているように見えてしまうのが、実にいやらしいですね(笑)
彼らは更に、こういう事も言っています。

「大体お前ら給料高すぎやねんって」
「インド人プログラマー見てみ?お前らの半分の報酬でバリバリ働きよるで?」
「こらあ、日本の労働者を安う使えるようにならな、俺ら金持ちはガンガン海外に逃げるで」
「それが嫌やったら、最低賃金が減る事ぐらい、我慢せなあかんって。甘えたらあかんで」


やれやれです。
こうした一つ一つの主張は、ミクロ視点で効率化という一面だけを見れば、正しい事だと言えるでしょう。しかし、マクロ視点で見れば明らかに間違っています。さて、それでは全て論破してやろう。

>「不当に高い賃金で働いている人が居るせいで、企業は経営を圧迫されとるやろ?」

不当に高い賃金で働いていると言いますが、実際には生活保護以下の収入で血を吐くような思いで働いている、ワープアと呼ばれる人たちが大勢居るのが現状です。更には、ワープアにすらなれない無職、親のすねをかじる事でしか生きていけない若者も大勢居ます。もっとひどくなるとナマポのお世話になる事になる。奴らが言いたいのは、ワープアとニートを集めて更なる低賃金で働くスーパーワープアとしてこき使おうという話です。鬼か。
更に言うなら、企業の経営が圧迫されているのは、労働者の給料が高いせいではありません。供給力に見合った需要がない(仕事が無い)為、つまりはデフレの為に企業の経営は圧迫されているのです。コアコアCPI(消費者物価指数)は下降の一途を辿っている。これはつまり、企業は相当無理して値段を下げて売っているという事を意味しています。
ここで更に最低賃金を撤廃するって?そんな事をされたら、日本国民は更に首が絞まります。そもそも何故物が売れないという悪循環にはまりこんだのかと言えば、日本人に支払う給料を下げた事で、日本国民の購買力が著しく低下したせいです。デフレスパイラルを加速しますと言っているのですか?
企業だって、いよいよ倒産する所が山ほど出て来る。やめてください、死んでしまいます。

>「最低賃金を撤廃したり、解雇規制をなくしたりすれば、そういう無能のクビが切れるやろ?」

まあ、切れるようになりますね。

>「そうしたら経営に余裕が出る。そしたら新しい人を雇えるっちゅうこっちゃで」

残念ながら経営に余裕は出来ません。何故なら、デフレで仕事が無いからね。そもそも仕事が無いのに無理して取りに行こうとするから、労働者を酷使する事で固定費を削減しなければろくろく利益を得る事さえ出来ないという、最低最悪の仕事しか受注出来ないのですよ。しつこいようですが、これが日本を蝕むデフレスパイラルです。
仕事が無いから過労死するとか、ふざけんのも大概にしろ。言ってる事がおかしいだろうが(まあ、そんなおかしな事がある訳がないという思い込みが、『仕事はあるのに若い奴らがサボってるだけ』という思い込みを生むのですが、実際問題もう限界ですよマジで)
企業経営者が本当に経営を楽にしたいのならば、デフレから脱却してインフレに転じるしかありません。いい加減にそれを理解してくれ。

>「今まで時給800円で一人にやらせてた仕事を、400円でやらせる事が出来たら、二人雇えるやないか」

無理(笑)
実際には、400円で二人分の仕事をやらされる、超かわいそうな労働者が過労死するだけ。これがスーパーワープアであり、デフレスパイラルだー!
デフレでまともな利益を取れる仕事が無い以上、固定費は削減あるのみ。最悪、ただ働きに限りなく近い状況で、労働者を死ぬまで使役するのが、当たり前の世の中になってしまいます。地獄やないかーい!

>「そしたら、今まで無職やったニートどもも働けるやろ。どや?嬉しいやろ?」

何で奴隷労働を嬉しいと思うのか、さっぱり理解出来ません。というか、昔の奴隷ってのは、生活はちゃんと保証されていた訳ですから、それより酷いですね。今の若者は行き詰まったら死ねと言われますからね。奴隷制度より酷いとか、ないわー。
そこまで言われる社会であれば、本当に働いたら負けですよ。実際、諸外国では労働者によるストだとかデモだとかが、頻繁に起きてるでしょうが。日本人の我慢強さに甘えて、好き勝手言ってくれてんじゃねえよクズども。

>「大体お前ら給料高すぎやねんって」
>「インド人プログラマー見てみ?お前らの半分の報酬でバリバリ働きよるで?」


経済成長途上の国々と、一緒にしないでいただけませんか?そもそも、人的資源以外ほとんど何もなく、インフラ整備すら着手し始めたばかりの国と、同じ土俵で戦おうとする事自体がおかしいんだって事に、いい加減気付けって。グローバリゼーション反対ー!
言っときますけど、インド人だってちゃんと経済成長して、大国と呼ばれる国々と肩を並べるようになれば、彼らの賃金だって上がりますからね?事実、安く人を使える事が最大の魅力だった中国だって、今やそのうまみはほとんどなくなりました。だからお前らは中国から逃げて、インドやらベトナムやら進出してるんとちゃうんかい。
日本人の賃金が高いのは、これまでご先祖様が積み重ねてきた技術力やインフラがあってこそ。むしろ、自国の労働者の賃金が高い事を、喜んでいただきたい物です。

>「こらあ、日本の労働者を安う使えるようにならな、俺ら金持ちはガンガン海外に逃げるで」

実際、逃げてますね。金融関係の帳簿をいじくり回すしか能のない人とか、大した技術力も必要ないIT系企業なんかは、ガンガン逃げてます。そういうのは、日本には要らないと言った。とっとと消えて、二度と戻って来るな。
しかし、本当に高度な技術を持つ製造業の人達や、新しい価値を開発していく人たちというのは、そうそう簡単に海外に逃げる訳には行きません。何故なら、やはり「それなりに高度な教育」「整備されたインフラ施設」「紛争の無い平和な日常」「治安がよく犯罪が少ない」「スラム街が無い」「安全で美味しいものが食べられる」「水道をひねれば清潔な水が出て来る」等々という日本の環境には、無視できない魅力があるからです。
それだけの物を維持しながら生活しているのですから、日本人の賃金が高いのは当たり前の話。外国のえげつない環境を無視して、賃金だけ比較するのはマジでやめてください。日本人の賃金がこれ以上下げられたら、むしろ金持ちじゃなく労働者が外国に逃げます。それはまずい。

>「それが嫌やったら、最低賃金が減る事ぐらい、我慢せなあかんって。甘えたらあかんで」

おう、死ねよクズ(笑)
労働者を冷遇し、給料を削減すると、物を買ってくれるお客様がいなくなる事に繋がります。特に、日本のような内需依存の国ではその傾向が強い。
日本が輸出大国だなんて言うのは大嘘で、実際には8割方内需(日本国内の日本人による消費)が頼りの国だったんじゃないですか?諸外国に比べ、輸出依存度は低めに抑えられている。つまり、日本企業の最大のお客様は、日本国民だったのです。
最近の若者は覇気が無くなったと嘆く、お幸せな老害世代のクソゴミ大企業役員達よ。何故そう言いながら、若者に渡す給料を下げるんだ?そんな事してて、車のような高級品を買ってもらえる訳無いだろ?馬鹿め!
最大のお得意様の収入をガッツンガッツン減らしておいて、そこに根ざす企業が儲かろうなんて話がそもそも無理。ここが分かるかどうかが、マクロ視点を持てた人間と、ミクロ視点でしか物事判断出来ない愚者の分水嶺。馬鹿じゃねえのかと思いますね。物が安く買えるという事も、ミクロ視点で見れば素晴らしいですが、もうちょっと視点を大きく持つと、その裏には低給で死ぬ思いで働いている労働者が居る訳ですから、手放しで喜んでは居られません。まして、その相手が外国だったりという話であれば、更に酷い。インドの労働者と日本の労働者がまともに戦う為には、日本がインドレベルにまで貧しくならなければいけません。何が悲しくて自ら貧乏の道に飛び込まなきゃいけないんですか?だから新自由主義者は嫌いだと言うんだ。
実際に日本がそんなアホな道を選んだら、インド人もびっくりでしょうよ。あちらは、日本をはじめとする先進諸国に追いつけ追い越せー!ってな勢いで一生懸命働いてるんですから。日本のような豊かな暮らしを祖国で出来るようになる日を夢見て、生産性を高めたりしてるんだぜ?
彼らが、自ら供給力を削ろうとする現在の日本を見たら、何を思うのでしょう?心底から馬鹿にされると思います。
「外国の安い食料品が入ってきて嬉しいでしょ?」といった程度の超単純化した構図でグローバリゼーションを煽っていた連中は、大罪人なのです。

2010年 輸出依存度、輸入依存度(三橋先生のグラフへ)


すごい話ですよね。このグラフを見て、『グローバル化で日本を元気に!』などと考える人が居る事が、信じられません。恐らく、そういう事言ってる人は日本の輸出依存度が何%かなんて、知らずにイメージで話しているのでしょうが。
そりゃあもちろん、グローバル化する事で国家を富ませようとする国があっても不思議ではありませんが、日本はその条件にまったく当てはまらないという事が分かります。外需なんかほとんど無いじゃねえかよ。どうしてこんなにタップリとある内需を捨てて、外国の貧しさに合わせなきゃいけないんです?そんな事の為に俺たちのご先祖様は働いてきた訳じゃねえぞ。
つまり、日本がすべき政策は『内需をより伸ばす=デフレ脱却し経済成長する』という事であって、間違っても最低賃金を更に下げて、せっかくの大規模内需を崩壊させるなどという事ではないのです。誤解を恐れずに言うならば、「世界に取り残されるなどと言うが、貧しい諸外国に取り込まれるぐらいなら、孤高の存在で結構!日本は鎖国する!」という話の方が正しい(さすがにそこまでバッサリは無理ですけどねw)

そう言えば、GDPの外需依存率を見れば分かる通り、日本は内需依存の国なんだよ!という話をすると、こういう事を言う人が居ます。

「ふっ・・・また馬鹿な事を言いやがって。いいか?日本の内需ってのは、そのたった1割〜2割の輸出企業が作ってやってんだよ。アメリカに自動車を売るA社ってメーカーがあるとするだろ?A社が下請けのB社とC社に部品を発注するだろ?日本のGDPにはB社C社の所得も入ってる訳。だから、本当の輸出依存度はもっと高いんだよ!A社の輸出がゼロになったら、B社とC社のGDPは消滅する!大変な事になるぞー!」

はい、「えっ!?そうなの!?」と思ってしまった方、怒らないから手をあげなさい。
これ、GDPの計算方法も知らない馬鹿の戯言なので、聞いちゃ駄目です。
信じられない話ですが、マジでこういう事を言う人が居ます。まさかGDPの計算方法なんていう、ちょっと調べれば誰でも分かるような所で嘘をつく経済評論家が居るなんて、思わないでしょ?だから騙される(笑)
実際、GDPの計算方法なんて詳しく知らなかった人は、一瞬騙されそうになったはず。騙す気でやってるなら極悪人(まあ、十中八九こっちなんですが)だし、本当にGDPの計算方法を知らなかったなら経済を語る資格の無いアホやで。

GDP計算に使用されるのは『最終消費支出』です。つまり、下請けのB社とC社の所得は、最終消費支出であるA社が輸出で儲けた金額に含まれています。

これだけでは分かりにくいでしょうから、パンを作る場合を考えてみましょう。Aパン屋は、パンを作る為にB製粉所に小麦粉を発注します。B製粉所は小麦を粉にする為の機械をC製造所から買っている。この場合、各所で発生する所得はと言うと、
1.C製造所が、B製粉所に機械を納品。
2.B製粉所が、小麦を粉に加工してAパン屋に納品。
3.Aパン屋が、小麦粉をパンに加工して販売。

の三箇所になるのは分かりますね?厳密に言うとこれだけじゃないんだけど、単純化する為にこの程度にしておきます。ここで創造された価値は『1.製粉機械を制作』『2.小麦を粉に加工』『3.小麦粉をパンに加工』という三つの価値ですが、GDP計算ではこれらの価値の合計が、誰かが買って食べるパンの価格に転化されていると考えます。つまり、ここでGDPとして計上されるのは、Aパン屋がパンを売った金額だけ。『最終消費支出』だけなのです。

つまり、まあ、何だね。日本のGDPに対してわずか10%強しか輸出に依存していない、というのは本当に言葉通りそのままの意味で、輸出企業の下請けが創造した価値とか何もかもひっくるめても、10%ちょっとの価値しか無いって事です。おい、誰だよ日本の内需は輸出企業に依存してるとか馬鹿な事言ってた奴。腹切って死ねよ、この恥さらしが。
逆に言うなら、残り80%以上の膨大な内需を、日本は秘めているという事になるのです。つくづくすげえ国だなあ。物づくり大国日本とか呼ばれるのは、伊達じゃないんだぜ?
どうせアレでしょ。三橋先生が「日本が輸出依存の国だなんて嘘だよ」というデータを出してきた事で大慌てして、どこかの経済学者かコメンテーターがとっさにひねり出した詐欺理論のひとつなんでしょうが、まさかGDPの計算方法すら分かってなかった事を自らさらけ出すとはねえ・・・クックックッ。これは愉快。そして、どうやらこれを信じて提唱している人ってのは、どこかの経済雑誌か何かに書かれていた程度の低い嘘を、見抜く事が出来なかったらしい。
一応言っておきますと、私も別に三橋貴明さんを盲目的に信じている訳じゃないんですよ。全ての話に対して賛同しているかというと、そうでもないし。ただ、三橋さんが提示するデータからは、嘘を見出す事が出来ないのです。どんなに一生懸命調べても嘘だと見抜けないという事は、多分真実なのだろうという判断(笑)
だから、他の人よりも三橋さんは信じられると思ってるだけです。信頼は、相手を疑った先にこそあります。ですので、このブログの読者のみなさんも、どんどん私を疑うべきです。言ってる事おかしくねえ?と思って、どんどん調べてください。その結果、私の言っている事が間違っていなければ、あなたは私への信頼を深めてくれるはずです。

・・・で、何の話してたんでしたっけ。ああ、そうそう、最低賃金を下げたらやべえよって話でした(笑)

実のところ、私たちの悲願であるデフレ脱却には、二つの手段があります。
ひとつは、日頃から私が訴えている『金融緩和、財政出動のパッケージを実行する事で、実体経済市場にお金を回していく』という手段。震災で大ダメージを負った東北の復興や、これからどんな大地震に見舞われるか知れない国土を強靭化するという『公共事業』、すぐには実を結ばないかも知れない基礎研究、新時代のエネルギー開発、医療研究や遺伝子研究、宇宙開発などにお金と人材を投入する事で、『需要を増やして』デフレを脱却しようという考えです。これを実行してくれそうなのは、今のところ自民党しかありません。
デフレは『需要<供給』によって起きる現象ですから、需要を拡大する事で脱却する事が出来るという、極めて単純な理屈です。これがわからん奴は小学校からやり直した方がいい。
普段、私がデフレ脱却を論じる時は、こちらの手段しか紹介しません。何故なら、もうひとつの手段は誰もが不幸になる禁じ手だからです。

デフレが『需要<供給』によって起きる現象だという事は、私たちが望むデフレ対策の真逆、供給能力を減らす事でもデフレを脱却する事が出来ます。日本維新の会が公約で訴えたのは、こちらのデフレ脱却法(禁じ手Ver.)であると、断言させていただきます。

最低賃金を減らし、解雇規制をなくし、経営者やグローバル資本だけが喜ぶ政策を打つと、どうなるか?
まず、デフレ下である以上、あちらさんが主張するように「新たな雇用が生まれて貧乏人も幸せ」なんて話には200%なりませんから、どんどん労働者のクビが切られます。かろうじて働けている人たちも悲惨な奴隷労働。それが嫌なら起業して労働者を使う側になれと言われても、デフレが深刻化して内需が崩壊してサービスを買ってくれる人が居ないのではジリ貧。となれば、本当に日本国民は海外に逃げるしか無くなる。(実際、韓国に騙されて引き抜かれる日本人技術者などは既に出始めています)
日本の産業は空洞化、あんなにも隆盛を誇っていた技術力はそこらの三流国並みに落ちぶれて、莫大な供給能力も見る間に失われていく。こんな悲惨な生活環境で、結婚して子どもを生むなんて事が出来るはずもなく、少子高齢化はガンガン進む。働けない若者が飢えて死ぬ。働いてる若者も過労死する。絶望して自殺する。そうすると当然、どんなに増税しても税収は減るし、下がり続ける株式で資産運用をしている国民年金も終了する。老人たちは社会保障を受けられなくなって死ぬ。高い医療費が支払えずに、しょうもない病気で命を落とす。みんな死ぬ。一億三千万人も居たはずの人口はグングン減って、半分ぐらいになっちゃう。その頃には、恐らく私も死んでいるでしょうね。あまり体が丈夫な方じゃないからね。
そうして供給能力が失われ切った所で、日本はデフレ脱却してインフレに転じます。

言っときますが、その時に来るインフレが、私が今主張しているような、制御可能なインフレだとは思わない事です。まともな供給能力を維持したまま緩やかなインフレに転換出来るのは、半月後の選挙が最後のチャンスだと思ってください。
通貨の流通量は、日本銀行や政府が本気を出せばいくらでも調整可能ですが、長年に渡って築き上げてきた供給能力は、失われれば二度と戻って来ません。
供給力不足によって起きるインフレは、ハイパーインフレ(あるいはそれに準ずる急激なインフレ)に陥る可能性が高い。何故なら、通貨は気軽に出したり引っ込めたり出来ますが、供給力はそんな簡単に調整出来るような物じゃないからです。
世界中のインフレ事例を見れば分かります。戦争で深刻な供給力不足になったり、政変によって物資(特に食料)が枯渇したり、エネルギー資源の輸入が出来なくなったり・・・金融政策で下手を打ってハイパーインフレになった国は、私が知る限り存在しませんが、供給力が失われた事でハイパーインフレになった事例は山ほどあるんですよ。(例:ジンバブエ)
供給能力が無い事によって起きるインフレは、本当に悲惨です。ハイパーインフレの恐ろしさについては、何も言わなくても「自民党に任せたらハイパーインフレになるー!」って言ってるマジキチどもが喧伝してくれてるから、いちいち言いませんよ?お金が紙切れになって、食べ物も買えない。そこまで悲惨な状況になってしまえば、世紀末モードに突入します。
そして更に恐ろしい事に、日本人によるヒャッハーが起きている間はまだ幸せなのです。実際に日本の国力がそこまで低下すれば、特亜三国による日本侵略が現実となるでしょう。防衛力強化に使える金なんかある訳ないし、そんなゴミみたいな日本なんかアメリカも守ろうとはしないでしょうし。ボロボロになった日本人は、メチャクチャにされます。もう、口では言えないような酷い事される。自分で舌かんで死んだ方がマシって状態になります。最悪です。

・・・という所まで、私は維新の会の公約を読んだ瞬間に、考えました。というか、考えるまでもなくノンストップでそこまで思考が駆け抜けてしまったんですが。なんかもう、記事読み終わった頃にはそこまで考え終わって「はぁ〜」ってため息ついてた気がする(笑)
それで出て来たセリフが、『橋下ー!貴様ー!日本人を殺す気かー!』である訳です。途中省略し過ぎワロタw

と、今日は少し脅すような事を書いてしまいました。こういう『人の恐怖を煽るやり方』は、非常に効果的ではあるのですが、私はあまり好きではありません。どちらかと言うと、明るい未来をお伝えして勇気を持ってもらう事の方が、好きです。が、ガチ真実を元に考察するとそういう話になるんだから仕方ないですね。それに引き換え、マスゴミの連中は日々『嘘を根拠に』そういう脅しめいた報道を繰り返しているのだから、恐れ入ります。あいつらの外道っぷりは並じゃねえ。天誅下すぞコラ。

まあ、アレです。そういう嫌な感じの未来で、自分が中国人に拷問されるシーンを想像するとワクワクしてしまう、自分の恋人が残酷に拷問されて殺されるとかゾクゾクしちゃうという気色悪いド変態の方は、日本維新の会に投票してみるのも面白いのではないでしょうか。そんなヤツ日本人には居ないと思うけど。

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ニコ生ネット討論に200万人

本日20時からの、ニコ生における党首討論会には、200万人がアクセスしていたそうです。ちなみに私も見てました。
「安倍さんがんばってー!」ってコメントしといたったwww

・よかった点

大勢の人が注目していた中、無難に乗り切った事。
安倍さんを応援するコメントが多かった事。
「即時脱原発」の発言を聞いた瞬間に「即www」「ねーよwww」というコメントがたくさん流れた事(笑)

・悪かった点

争点がTPP、消費増税、原発の三点に絞られてしまい、肝心のデフレ脱却経済政策についてあまり語られなかった事。
あと、大勢が一斉にアクセスした影響か、非常に重かった。ニコ動がテレビと張り合う為には、もっと設備投資が必要。「生放送、無編集で放送してくれる前提ならば、テレビの方が快適に視聴出来ただろう」と、私でも思った。後は、今日の討論をマスゴミがどのように報道するかをチェックするとするか・・・
残念ながら直接対決と呼べるような場面は無く、淡々と終わってしまった印象。田中康夫と鈴木宗男がやけにはっちゃけていた感じ。テレビで変な煽り方してたら、それは完全にマスゴミの工作です。
安住の馬鹿が「ニコニコ動画は偏ったメディア」という発言を受けてか、進行が無難に徹しすぎていたような気もする。ニコニコは、もっと弾けているぐらいがちょうどいい。

・こうなって欲しかった点


ぶっちゃけ有象無象の泡沫政党の党首は要らん(笑)
選挙公示後で難しいのは分かっているけれど、安倍さんと野田の一対一の対決で、とことんまで経済論争をしていただき、野田を号泣させて欲しかった。

↓こういうネット討論はどんどん増えて欲しい!と思った方はクリックを。

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国民を舐めるのも大概にしろ

本日は、大変疲れている為、短めで行きます。

日本未来の党、中学卒業までの子どもに子育て応援券を含む年間31万2千円の手当を支給するなどの「公約」
鳩山「未来の党の考え方こそ民主党の原点だ」 会場から拍手喝采 「拍手の誘惑は大変強い」と答え、政界復帰しかねない勢い

・・・・・・あのさぁ。
ここまで見え見えで民主党の正統後継だと、なんかもう言葉も出ないわ。
どう見ても子ども手当の再来です。本当にありがとうございました。
見たかみんな。これが本当のバラマキというものだ。さすがは汚沢。やる事が全く変わらない。反省がまったく見えない。自民党の国土強靭化をバラマキなどと、こんな低レベルな政策と同列に語らないでいただきたい。
ここで本当に鳩山が未来の党に合流したら、完全に民主党そのままじゃないの。あいつならそういう事を言い出すかもしれないとは思ってたけど、昨日の今日でもうこれかよ!
鳩山まで来たら、完全に名前が変わっただけのネオ民主じゃねえか。素晴らしいネームロンダリング。こんな物で、再び日本をぶち壊しにする政権を作れると考えているのなら、朝鮮人やマスゴミは日本人をナメ過ぎだ。なんて腹の立つ奴らなんだー!
情弱お花畑はそれでもこの極左クソ政党に投票するという見方もありますが、一度煮え湯を飲まされた以上、その直後に再び騙されるような事はないでしょう。さすがにそう信じたいんですけど。
・・・信じて大丈夫ですよね?それとも、「自民党が不利だ!危ない!みんな選挙行け!」と煽動するべきでしょうか。気は進まないけど、やらなきゃいかんのなら、やるよ?
しかしねえ。一般的に、『一度詐欺師に騙された人』というのは、同様の手口に対する警戒心が跳ね上がるから、一流の詐欺師でも騙し通す事は難しいんですよ。果たして、彼らド三流の詐欺師ごときが、そんな難関を突破出来るかな?

では次。

維新の公約が凄すぎる件 最低賃金の廃止、解雇規制緩和、混合診療の解禁

橋下ー!貴様ー!日本人を殺す気かー!
あ、あかんわコレ。早い所、維新の会から抜けて、未来の党に合流していただけませんか、橋下さん。
お前が居る限り、維新の会は終わりだ。極右(自民党)VS極右(維新の会)構想も台無しだよ。石原さん、はよこいつ切り捨てろ。

国防に関する政策がどれほど素晴らしい物だとしても、こんな腐った政策を掲げる政党を支持出来るわけがない・・・日本国民を舐めるのもいい加減にしろよマジで。
なんかもう、本当に、ちゃんと日本人の事を考えてくれる党が、自民党以外には一つもない・・・だんだん公明党や共産党までマシに見えて来てしまうレベル。騙されるな俺。あいつらも駄目だ。

↓日本国民を舐めるな!と思った方はクリックを。

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どう見てもネオ民主

記事の下書きが増えて来ました。毎日毎日飽きもせずに新しいニュースが出て来やがって・・・一日で情報が古くなるから、本当に困る。

未来の党、所属する議員は70人を超え、自民・民主に次ぐ大所帯に

え?こんなアホな政党に騙される奴って、居るの?


というのが、日本未来の党のニュースを見た私の、正直な感想です。
いや、小沢一郎が裏で暗躍し、滋賀のなんとか知事が代表となり・・・こんなお粗末な集団を今の最強無敵自民党と比較して、警戒しなければならない理由が分からないです。第三極は維新以外は有象無象だと言っておりましたが、ぶっちゃけ集まったからといって有象無象じゃなくなるのかと言うと・・・ほら、ねえ?
合流の根拠として掲げた政策は『脱原発』一点のみ。2022年に原発稼働ゼロを実現ですか。威勢がいいのは結構ですが、どうやってやるのか、ちゃんと教えてくれよオイ。どうせ何も考えてねーんだろ。なんたって「代替のエネルギーは自然エネルギー100%で!(キリッ」ですからね。橋下の「電力自由化さえすれば競争の原理が働くので、代替エネルギーの心配は要らない!(キリッ」にも驚いたけど、こりゃあどっこいどっこいだな(笑)
他は割とどうでもいい事ばかり。外国人参政権に賛成、人権擁護法にも賛成。これで「さすが豪腕小沢は他の雑魚どもとは違う!」と大喜びしている小沢信者とか、どういう思考回路してんでしょうか。
あと、「恐ろしい党が出来てしまった・・・」と固唾を飲んでいる保守の方が居るのも、今ひとつピンとこないです。
日本人の多数を占める情報弱者、愚か者のレベルの低さを甘く見るなという意味でしょうが、こんなゴミまで警戒しなければいけませんか?嫌だよ、こんな見るだけで投票出来ないって分かる党の事を、詳細まで分析して晒しあげるのなんて。面倒くさい。相手にする価値もない。強いて言うなら、頭から尻尾まで全部駄目。思いっきり冷めた目で眺めてるぐらいがちょうどいい気がします。

はっきり言って、こんなゴミ党が勝つ程日本人の大多数が馬鹿なら、どの道日本の復活とかねえから。潔くブログ閉鎖して海外へ逃げるわ。
インドネシア辺りで海でも見ながら暮らそうかな・・・(笑)

いやあ、本気で聞きたいんですけど、日本未来の党を警戒するべき点って、何かあるんですか?正直、考えなしの大馬鹿野郎でも入れねえだろこんな党。
まあ、強いて言うなら、マスゴミさんが一生懸命応援するだろうって事ぐらいか。
マスゴミさんも応援出来る政党が無くて大変だねえとか、ちょっと前に言ってましたが、まさかここで出て来たのがこの程度のカスだとはね・・・クックック。いくら駒が無かったからってね。ハッハッハッ。腹がよじれるわ(笑)

民主党という政党も、大概な政党ではありましたが、一応国会で野党として活動していた経験がありました。一応ね、一応。本当に一応。でも、「与党経験がまともにある党なんて、自民党しか無かったんだし、誰だって最初は初めてだよ!一度民主党にやらせてみよう!」という事で、天変地異レベルの大間違いをぶちかまして誕生してしまったのが、民主党政権でした。解散前の麻生政権はかなりイイ線行ってたと思うんですが、民主党の外面の良さに騙された国民が、最悪の選択をしてしまいました。自民党という『約束を守る政党』しか経験した事のなかった日本人は、民主党のような大嘘つきが国会に存在するなんて思ってなかった。つまり、日本人はこの三年間で「駄目な党を選んだらマジヤベェ」という事を学習した訳なのですが・・・

その民主党よりもだいぶ酷いぞコレ。

選挙の半月前にあわてて結党し、裏に居るのは悪夢の民主党の時と同じ小沢一郎、しかも構成員まで元民主の大馬鹿野郎多しという新党を、本気で応援したいと考える人なんて、普通の日本人に存在するとは思えない。

まあ、これは2chでも書かれていた通り、「御輿が鳩山から嘉田に変わっただけのネオ民主だろうが」の一言で終了の話題だと思います。この後の見所としては、マスゴミが一生懸命未来の党を応援して、どんな醜態報道を繰り広げるのかを生暖かくウォッチングするぐらいじゃないかな。さすが未来の党、安倍自民とは違う!みたいなノリになるんでしょうが、どんな馬鹿な言論を繰り広げてくれるのかは興味があります。どうせ箸にも棒にも掛からない感じだろうけど。
あと、民主党から離党したクズが、たくさん集まってくると思うから楽しみにしててね!
私としては、資金に困った小沢が鳩山坊ちゃんに声を掛けて、鳩山がネオ民主党首として名乗りを上げるという展開を希望したい。腹抱えて笑える自信がある。

大穴で、橋下が維新の会から未来の党に移籍したりしても大爆笑だけど(笑)

いや、全体を見渡すと、絶対に無いとは言い切れないのが怖い所だなぁ。馬鹿発言連発で維新の会での肩身も狭くなってきた頃だろうし、こりゃあマジで橋下が転がり込む展開もあるかも知れませんよ。そうなった時も小沢信者は「さすがは小沢の求心力!」とか言うんだろうか。ちょっと面白いなそれ。
なんかもう、政策に信念を持ってやってる党が自民党ぐらいしか見当たらないから、どこがくっついても不思議じゃないように思える。石原と小沢の相性が最悪だったから、維新の会とくっつく事は無いと思っていたけど、橋下本人は小沢の事好きらしいし、ここでのちゃぶ台返しはあり得ないとは言い切れない。
石原さん裏切ってアッチに行ったらどうだい、橋下くん?俺は面白いからそれでもOKだ。
で、アレだよ。石原率いる日本維新の会が、元たち日メンバーを中心として「自民党と合流しましょう!」という形で連立組んで(もちろん経済政策は自民党公約準拠で)、自民+維新の連立政権として、公明党を蹴飛ばして選挙を戦う訳ですよ。
「自民+維新のいい感じの所」VS「民主の残党+未来の党+維新の残りカス+どうでもいい公明」という、前代未聞の選挙になるとか、そういう展開は如何でしょう。・・・いや、そんなまさかね。
石原さんがここ数日の間に「橋下くん、あんたクビ」とか言い出したら笑う。本気で笑う。
今日の記事は半分ぐらい冗談ですが、あと半月、何が起きるか本当に想像がつきません。分かっている事は、最後に勝つのが自民党だという事ぐらいだ(笑)

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自民党公約の怪しい部分を見てみる

本題の前に、トサカに来たので一件ご紹介。

民主・香川県連 「民主党政権で一人一人の幸せ度は上がった。自民党政権時代よりは良くなった」

ふっ・・・
ぶち殺すぞ、ゴミめが。

さて、自民党公約のいい所ばっかり紹介していると、『偏っている!』と怒られてしまいそうなので、ちょっとここは駄目だなーと思った部分についても取り上げておきたいと思います。

まあ、私自身は「このブログは自民党を応援するブログなんだよ!偏向上等じゃコラァ!」というスタンスを、この上なく明言した上でやっておりますので、別に自民公約の悪い部分なんて取り上げなくてもいいんですけどね!(笑)
マスゴミ、現代主要メディアの何がいけないかと言うと、多様性がまったく無い事です。地上波放送局のニュース番組を見れば、多少の程度の差こそあれ、基本的には「私は公平な報道をしておりますよ」という顔をしながら、まったく公平でない偏向報道をやりまくる所です。

ここは、えい坊主の時事ネタ日記さんのサンデーモーニングストーキングが面白かったので、ご紹介させていただきましょうか(笑)

【サンデーモーニング】 ウソ!!大げさ!!紛らわしい!!選挙直前の大偏向大会!!

記事より一部抜粋。

【幸田真音】
「円高だけ悪いと言ってるのは疑問。安倍さんはそこを分かっているのか。分かっているなら確信犯じゃないか。もし賃金が上がらず、物価だけが上がったら困るのは国民だ。
いま国債を抱えている金融機関、120兆円分くらいある。銀行も融資先が無いからソブリンへ行っている。この金利がもし上がったら、1%でも利払いだけで7兆円分増える。そういうことに対してイージーに言い過ぎている。」


えい坊主さんのツッコミ

>もし賃金が上がらず、物価だけが上がったら困るのは国民だ。

どういうメカニズムによって、その「もし」が実現するのかを完全に飛ばしています。
本来、お前は持ち時間のほとんど全てを使ってその「もし」が実現するまでの道程を示す必要があった。そしてそれこそが選挙戦というものであり、選挙前のマスゴミの最低限の仕事というものです。
私は安倍が嫌い、私は金融緩和が嫌い、と主張するだけなら出演したモン勝ちだろうが。だからマスゴミって言われるんだよ。

>国債を抱えている金融機関、120兆円分くらいある。
>銀行も融資先が無いからソブリンへ行っている。

そこは分かっているのに、

>この金利がもし上がったら、1%でも利払いだけで7兆円分増える。

ってどういうことだよ。話が飛んでるだろうが。
1%金利が上がるということは、すさまじい規模の資金が国債から流出するわけですが、その資金はどこへ行ったんだ。消えて無くなるのか。
だから、その流出先を企業の投資資金に回すようにするというのが自民党の政権公約です。

>そういうことに対してイージーに言い過ぎている。

お前がイージーすぎ。


とまあ、こんな感じな訳です。公平であるという建前すら捨て切った、素敵報道連発です。ため息が出ますな(笑)
ところで、今日あちらの記事を拝読させていただいた所、

なんかブログのランキングがえらく上がってるな・・・と思ったら、アクセス数が「ある日」を境にやたらと増えていました。為替王ブログのストーキングをやってた頃でせいぜいPV5〜600だったのですが、それを大きく上回っています。
amebaのアクセス解析は(たぶん)翌々日になると1日単位で見ることができない?らしく一体何があったのか定かでなかったのですが、最近1週間や1ヶ月間の中身を見てみると、MGRさんのブログにてご紹介いただいた、ということで間違いないようです。

こんな場末のヨゴレブログをご紹介いただきありがとうございます。m(_ _;;;)m

MGRさんのブログも勉強になる記事が多いようなので(すみません、まだ細かく拝読しておりません)、これから過去の分を少しずつ・・・と考えています。
あとテキスト量で親近感が←


と、逆にご紹介いただいてました。こちらこそありがとうございます。m(_ _)m
パチンカーを粘菌呼ばわりされていた頃からのファンです。当ブログの「パチンコを消滅させよう!シリーズ」でも、思いっきり引用させてもらってます。ありがとうございます。

あと、テキスト量に親近感というのは、まったく同感ですね(笑)
でも多分、私の方が酷いです。興が乗った時の文章量は我ながらアホだと思う。短くセンスよくまとめる才能が欲しい・・・と思っていた事もありましたが、私はもう諦めました。
更に言わせていただくと、えい坊主さんの「よそ様の記事の焼き直しですが、それが何か?」という姿勢は、私も見習っています。ネタを焼き直しての拡散上等。だって、俺より頭がよくて面白い人っていっぱい居るから、自分のネタだけで間を持たせるのはちょっと無理(以下略

話を戻しましょう。

もうね。人間が作ってる物である以上、完全に公平だなんて絶対無理なんだから、各局が己のスタイルを公言した上で報道すればいいんだと思います。放送法の「公正に報道しろ」という文言自体に無理があるんですよ。マスコミは、完全に公正にする事は無理だと宣言した上で、可能な限り反論も紹介する事によって、せめて公正であろうとするべきなのです。
本来、そういう事を言われずともやるのが日本人なんですが、マスゴミを牛耳っている朝鮮人のカスどもってのは、ルールに抵触しなければ何やってもいいって感覚のクズばかりだからな!
そして、視聴者は自分が求めている情報を報道している所を勝手に見る。チャンネル桜みたいなイレギュラーが、地上波にたった一局入るだけで、まるで様変わりする事になると思うのです。それでこそ、マスコミに競争の原理が働く。何よりも、比較検討する事が出来るようになるのがデカイ。
ブログランキングなどを眺めてみても、私からすれば正気の沙汰とは思えない事ですが、小沢一郎を熱烈に支持している方のブログがランキング上位にあったりする訳です。でもまあ、そういう状態であってこそ、健全と言えるのではないかな?ブログランキングが全部小沢信者一色だったらドン引きです。逆に、全部うちみたいな自民党大好きブログでも気持ち悪いです。でも、現在のマスゴミはそういう気持ち悪い状態です(笑)

そんな訳で、別に私がやらなくても、自民公約を批判してくれる人というのは、民主党を始めとして大勢いらっしゃる訳で、私はひたすら安倍さんを応援してるだけでもいいんじゃないかなー、とは思うのですが、一応取り上げておきましょう。何しろ、民主党という反自民の旗頭の反論が野ブタちゃんのあのレベルでしょ?あれは、安倍さんを言い負かす為のちゃんとした反論ではなく、『知らない人を騙すための反論』だから、見る価値がありません。
なんかもう、見苦しいとか通り越して呆れてしまいました。あれでは、「本当に自民党で大丈夫なのか?アラ探しされてもビクともしないのか?」という不安を抱えている人には通用しないじゃないですか。アホ過ぎて参考にならない。
ところで、野田は不意打ち解散で世間をビックリさせてからという物、妙に顔色がいいというか、ツヤツヤしてやがるというか、非常にウザいですね。何を勘違いして調子に乗っているのでしょうか。死人のような顔色で涙目になってるのが、野田には似合っているぞ。

あと、一応言っておきますと、今日ご紹介する自民党公約の『傷』は、どれもこれも配点の低い、割とどうでもいい物ばかりだと思うという事は言っておきますね。
百点満点のテストの中で、

・デフレ脱却(40点)
・国防関連(40点)


という、超巨大配点の難問に対して満点を取っている時点で、自民党の政権公約は既に80点を超えているのです。ここから先、配点5点とか1点とかをいくつか落としても、全然まったく問題ないと思っています(笑)
え?他の政党の公約ですか?30点も取れてればいい方なんじゃないですか?しかも政権担当能力を持たないド素人の候補者が多いので、いざ実技になったら(政権取らせたら)0点になる可能性大というおまけ付き。その手の過ちは民主党で十分懲りたでしょう。おかげで日本国民が目覚めてくれた訳ですから、今後百年の為には必要な痛みだったのかも知れませんけど。
どうあれ、自民党一択はゆるぎません。

・法人税の減税

これについては昨日、「よく分からないなあ。要らないんじゃね?外資企業なんかお断りだし」と、ろくろく考察もせずに適当に書いたのですが(笑)、三橋さんが今日の更新で「法人税の減税はインフレ対策(デフレ促進策)ですよ!」と、書いてくださってました。
ははあ。そりゃまあ確かに、デフレで投資しても儲からない国に、誰が好き好んで投資するんだって話ではありますね。日本人でも外国に逃げ出すレベルの酷いデフレだと言うのに、外国人が何をトチ狂って日本への直接投資を増やすんだって話。言われてみればごもっとも。私もまだまだ視野が狭い。外国が今の日本で富を強奪するには、それこそTPPのような不平等条約を押し付けるしか方法が無いという訳ですね。

(余談ですが、TPP縮小版の米韓FTAを結んだ韓国様は、早速「韓国銀の売却巡り損失」などという訳分からん理由でアメリカのファンドに提訴されてしまい、大変なようです。たかが投資信託会社が、一国を相手に訴訟を起こすという異常事態。これがISD条項、TPPにも含まれる毒素条項として警告ていた物です。分かっちゃいましたが、エグすぎる・・・投資の損失は自己責任じゃないのですか、アメリカ様?)

自民党の掲げる法人税の減税は、デフレ不況下の現在においては駄目な政策です。
企業が減税で儲かった分を預金として溜め込むだけならまだしも、そのお金を外国への投資に使われてしまったのでは日本は潤いません。三橋さんのおっしゃる通り、国内投資に限定しての減税を仕掛けるのが、現在は素晴らしいと言えるのではないでしょうか。自由競争が大好きな人に「市場操作だ!」と怒られそうな話ですが。
そういう国内を富ませるという発想は、アレですよね。「エコカー減税」「住宅補助金制度」とか、その辺と同じですね。麻生さんがやってた経済政策は、本当に素晴らしい物だったんだなあ・・・と、しみじみ思います。
とは言え、一番大切な『経済成長する為に、大規模な金融緩和をする。作ったお金を市場(※金融市場ではなく実体市場)に回す為に、公共事業も行う。インフレターゲット2%、GDP成長3%を目指す』という事と比べれば、些事であると言わざるを得ません。何かの間違いで自民党内に居るアホの意見が混じっただけだと思います。ここを起点に売国につなげる作戦は思い付きません。

外国人留学生30万人を招き入れる

・・・何故、こんな訳わからん話が公約に入っているのですか、安倍総裁。
日本で外国人と聞くと、「え?中国人?それとも韓国人?」という感じになってしまいますね。実にウザイ。
しかしまあ、日本が思いっきり圧力かけて、中国共産党解体、日本で学んだ優秀な中国人の若者達が、中国をまともな国家に・・・そして日本と友好な関係を築くという可能性も、ゼロだとまでは言い切れないというか、百%、絶対確実に駄目だと決まった訳でもない事もないような気がしないでもないというか・・・ごにょごにょ。

ぶっちゃけ、日本の為にならない無駄金ですね。<最初からそう言え

とは言え、です。果たして、「日本の自衛隊が国防軍に!中国との関係が緊張状態に!?」となった時、平気な顔して日本に来る留学生なんて、そうそう居ますかいね?
はっきり言って、安倍総理が中国をにらみつければ、こんな話は消えてしまう儚い物だと思います。安倍さんが総理をやっていた頃は、中国は蛇に睨まれた蛙のごとく、身動きひとつ取れなくなったという話は(ネット上では)有名です。

実際、安倍さんが次期総理に内定してからと言うもの、本当に凄い。色々凄い。

野田の解散表明で寒流株価大暴落!安倍自民政権公約で円が下がり株価は上がり支那工作船は領海から消えた!(かけだし鬼女の「フジテレビ抗議デモに行こう!!!」より)

どんだけだコレ。
安倍さんが総理になるという事自体が、この上ない特亜への抑止力になります。それによって潰えると思われる政策については、お目こぼししてやってもいいんじゃないかなー、というのが私の見解です。『そっち方面』の人の目を逸らすための撒き餌にしか見えないのですよ。
「それをやってくれるなら、まだ自民党でも望みはある・・・」と思わせておいて、一気に食い破るつもりなのでしょう。多分。(希望的観測を含みますw)
でもまあ、私たちは普通に抗議すればいいんじゃないでしょうか。一般の日本人としては、自民党にそんな事を言ってもらいたくはない、と。選挙戦の迷惑にならない程度に(笑)

・・・他に、自民党公約へのツッコミ所って、どこかありますかね?正直見当たらないんですが。いや、探せばあるんだろうけど、割とどうでもいいというか、調整の結果そうなっちゃったみたいな物しか見当たらないんですよね。
「選挙での争点になりそうだ」とばかり、自民党の逆張りしかしてない民主党などとは物が違います。自民党が反TPPと言えば、民主党はTPP推進。自民党が大胆な金融緩和と言えば、民主党は金融緩和は慎重に。馬鹿馬鹿しいにも程があるわアホ民主が。

とりあえず、29日の安倍さんVS野田の党首討論が楽しみですね。ここで野田を号泣させて、自民党の正しさを全ての日本国民に対して知らしめて欲しい!
この党首討論を巡っても、「ニコ動はネトウヨの巣だから嫌だ!」と民主党が抵抗したり、「うちのどこがネトウヨの巣だゴルァ!」とドワンゴ(ニコ動の運営会社)がキレたり、「ニコ生だけじゃなく、全局フルオープンでやればいい」と安倍さんが強者の余裕を見せつけたりと、色々あるようです。第一、野田の方から党首討論を持ちかけて、「いつでも、どこでも、受けて立つ(エブリタイムオッケーw)」と言っておきながら、ニコ動だけは嫌だというのですから、本当にこのブタちゃんは・・・
野田は一対一の討論をお望みだったようなので、全党首が揃ってしまう29日のニコ生はよほど都合が悪いのでしょう。恐らく作戦としては、「自民党の一存では決められないような話」を突きつけて、安倍さんが「それは自民党だけでは決められる事ではない」と答えた所を切り抜き、「安倍を圧倒する野田!」というMAD動画をテレビ局に作ってもらいたかった、といった所でしょう。底が浅すぎるわアホが。

それにしても、民主党も公式チャンネルをニコ動に持ってる癖に、よくそういう事が言える物だと感心します。なんか、党首討論の後だか翌日だかには、オカラさんがニコ生使って何か番組やる予定なんじゃなかったっけ(笑)
民主党のブーメランさばきは、常人には真似出来ません。まあ、それを言った安住くんはガソリンプールの人だからねえ・・・普通の神経では計り知れない馬鹿だからねえ・・・

安倍さんは、野田の『党首討論でカッコつける陳腐な作戦』を完璧に見切り、その後ろに居るマスゴミ連中まで表舞台に引きずり出してしまいました。それも、マスゴミを通さずFacebookで宣言する事で、誰の目にも見える形で堂々と。これが、マスゴミに頼りきりの野田と、インターネットを使いこなした安倍さんの差。情報という武器の扱い方ひとつ取ってみても、格が違いすぎる。
マスコミ崩壊は思ったよりも早く達成出来るかも知れません。
そう言えば、民主党の鳩山が「日本列島は日本人だけの物ではない(キリッ」という失言を引き出されたのもニコニコ動画でしたね。確か、ニコニコ生討論の場だったはず。なるほど、格別の苦手意識を持っているのでしょう。でも、そんな失言してても2009年選挙では民主党が勝っちゃったんだよな・・・当時、ネットの力が弱かった事が悔やまれます。

話は変わりますが、珍しく弟から電話が掛かって来まして。

「安倍さんの演説を見に行ってさ。かなりいい演説だったよ」
「マジで?いいなあ。安倍さん大阪にも来てくれないかなあ。応援に行きたいのに」
「で、びっくりしたんだけど、演説終わった後『安倍晋三がみなさまのもとに参ります』とかアナウンスされて」
「あー、秋葉原の演説でもあったみたいだね。野田は演説終わったら逃げるように帰るだけみたいだけどw」
「そりゃ、野田はね。で、安倍さんが俺たちの方に来てくれて」
「ほうほう」
「で、安倍さんと握手したったwww」
「えっ!?」
「テンション上がって兄貴に電話したったwwwどや?うらやましいやろ?」
「うっ・・・ぐっ・・・う、うらやましい・・・」


と、こういう会話がありましてね(笑)
安倍さんは、若い人達の中ではヒーローになっているんだなあ、と感じました。だって、安倍さんと握手したってだけで、テンションが上がるんだぜ?憧れのスーパースターでもなければ、握手しただけで喜んだりなんてしません。安倍さんの求心力、恐るべし。
一人の政治家をこれほど強く応援したいと思った事など、これまでに一度でもあったでしょうか?改めて自民党を応援せざるを得ません。

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自民党の政権公約を分析してみる

本題の前に、こちらをご覧ください。



んん〜。素晴らしい!安倍さん、本当に強くなったんだなあ。こりゃーもう、マスゴミごときが少々押したぐらいじゃ、びくともしないぜ!ひゃっほーい!
これが次期総理の姿ですよ、みなさん。ワクワクして来ますね。
あ、もちろんデフレ環境下で日本国民をいじめ抜く事で利益を得ている、クソ外道の連中にとっては、気が気じゃないでしょうけどね!

うちのコメント欄に届いた一通

自民党なんかが政権取ったら日本は終わる
安倍の金融政策失敗で大不況が訪れるのも間近


どうでもいいんだが、名前ぐらいは書いてくれないかな。
まあ、何だ。「安倍が総理になったら人生終わりだー!嫌だー!」まで読んだ。じゃあ、どこの政党を応援しているのかぐらいは、書いて欲しかったかな。もちろん彼らに応援出来る政党など、ひとつも無い事ぐらい、百も承知で書いてますけど(笑)
怖いねー。恐ろしいねー。もうすぐお前らが好き放題出来た、チョロい日本じゃなくなっちゃうんだよ。
ねえねえ今どんな気持ち?どんな気持ち?

自民党から、正式に政権公約(敢えてマニフェストと呼ばない所に男気を感じる)が発表されました。これによって、『これが自民党の、党としての方針である!』という事が、約束されたという事です。よしよし。全文を細かく見ると、一部おかしな話も混じっていますが、概ねいい感じにまとまっていると思います。

それでは、内容を見てみましょう。

自民 衆院選の政権公約案(マニフェスト)の全容判明

「失われた国民所得50兆円奪還プロジェクト」

日本経済再生本部を設立、経済成長を促進し、切れ目ない経済対策を実行する。

◆国民所得を50兆円増やす

◆年3%のGDP経済成長を達成する

◆反TPP、聖域なき関税撤廃条約に断固反対

◆憲法9条改正、国防軍の設立(自衛隊を昇格強化、日本国の安全を確保)

◆消費税は品目により変える (食料品など生活必需品は税率低く、嗜好品などは税率高く) 一律的な増税はしない。

◆円高、デフレを放置しない。先端科学技術産業の投資を促進する。

◆原発是非は3年以内に全施設の結論を出す。10年以内に安定電源のベストミックスを構成する。

◆日本の法人税を税率20%台に、世界水準へ引き下げ


素晴らしいですね。
上のまとめ方では「まず、復興」という言葉が入ってませんが、是非全文を自民党ホームページで読んでみてください。
当ブログ読者のみなさまであれば、ここに書かれている事が全て実現可能な素晴らしい内容である事を、既に理解出来るようになっているはずです。その為にがんばって例のシリーズを書きましたからね!

超簡単経済基礎01 お金自体に価値はない
超簡単経済基礎02 通貨発行者の視点
超簡単経済基礎03 現代の錬金術師
超簡単経済基礎04 デフレになってしまったら
超簡単経済基礎05 希望の未来が見えますか?

当ブログではこれまで、GDP成長率もインフレ目標も3%のつもりで書いていたのですが、自民党の政権公約では『名目GDPの成長3%以上』『物価上昇率2%を目標にするとの事でしたので、今後はその表記で行きたいと思います。
過去の記事までさかのぼって直すのは面倒くさいので、ご容赦を。

という所で、マスゴミの次なる戦略も既に見えましたね。
簡単に言うと、「国民所得を50兆円も増やすだと!?自民党は出来もしない事で我々国民を騙そうとしている!嘘つきだ!」と、このように報道し続ける事です。頭悪すぎィ!

『希望の未来が見えますか?』でも書きましたが、名目GDPが毎年3%の成長を続けると、十年後には160兆円もGDP(所得の合計)が増えている事になります。50兆円?四年で達成だな(笑)
という訳で、50兆円の所得を取り戻すというのは、実は結構現実的な話。名目だったら物価上昇があるから駄目と言うのであれば、実質でも出しましょうか。仮に実質成長率が1%でも、10年後には50兆円達成です。
もちろん、年間3%のGDP成長を達成する事が、簡単なはずはありません。日本銀行と日本政府の足並みを揃えた連携は要求されますし、その為には『日本銀行に責任を取らせる為に、日銀法を改正する』という事もしなければなりません。インフレ目標2%を達成するだけでも、非常な難関です。しかし、自民党はそれを万難を排して行うと、今回の政権公約で公言した訳です。これは、安倍総裁率いる自民党からの、日本を蝕むサボり魔どもへの宣戦布告です。

そして、いざデフレ脱却したからと言って、我々日本国民がのんびり寝ているようでは経済成長は出来ません。一生懸命働いて、政府目標に該当するだけの、新たな価値を創造しなければならないのです。勘違いしてもらいたくないのですが、私は『インフレになったら、企業は不当な高価格で商品を販売出来ますよ!遊んでても給料が上がりますよ!ぐへへへぇ』というような話は、一切した覚えはありませんからね(笑)
とにかく、『日本政府は日本国全体を富ませる為に、如何なる政策を打つべきか?』というマクロな話と、『一企業が良い製品を安価で販売する為に、如何にしてコストダウンを行うか?競合他社に如何にして勝つか?』というミクロな話は、絶対に一緒にして考えてはいけません。構造改革論者のほとんどは、この手のロジックに騙されている場合がほとんどです。馬鹿だけが引っかかります。

安倍総裁「チャンネル桜もできたし、インターネットでみなさん、一緒に世論を変えていきましょう」

俺らの事を散々『ネットウヨク』と蔑んできた皆さん。どうやらそっちが主流になりそうなんですけど、どんな気持ちですか?笑えるわー。やっぱりアレなのかな。来月に選挙が迫るという土壇場になってなお、「この政策を語るどこどこの政党が素晴らしい!」という話が出ないのは、自分たちの嘘理論が通用する世の中でなくなっている事、彼らが応援出来る党が無いという事を認めたくない気持ちの現れなのでしょうかね?
安倍総裁は、野田との党首討論を29日金曜日に、『ニコ生(ニコニコ生放送)』の場でおおっぴらにやりましょうという事も言っています。テレビ中継だと、生放送は拒否されるわ、自民党のフリップ持ち込みは禁止されるわ、切り貼り編集で「麻生VS鳩山は鳩山の圧勝!」(実際は後半で鳩山が論破され過ぎて半泣きの惨敗)とか、そういう馬鹿な放送をやった前科があるもんだから、もう全っ然信用されてないんですよ。当たり前の自業自得だけど。
しかしまあ、まさかニコニコ動画がここまでメディアとして期待される時代が来るとは、俺も思ってなかったかな。もうそろそろネット投票実現してもいいんじゃないの(笑)
これは、完全に「自民党はマスコミと決別して、ネット発の情報発信に切り替えていく」という強烈なメッセージです。実際、最近のマスゴミ報道は、安倍さんのFacebookの後追い報道になってます。ざまぁないですね。
しかも、これまでは「嘘だと思っても、そこそこ調べないと嘘だという根拠が見付からなかった」というのに、最近は「嘘だと思って調べると、すぐに嘘の証拠が見付かる」という状態になっています。マスゴミさん、焦るのは分かるけど、いくらなんでも情報捏造を簡単にやり過ぎです。せめて『報道は公正です』という建前ぐらいは守れ・・・って言っても無駄だろうけど、守ろうとしているという姿勢ぐらいは取り繕っていただけませんか(笑)

という所で、自民党政権公約をひと通り見ておきましょうか。

◆国民所得を50兆円増やす
◆年3%のGDP経済成長を達成する


日本なら出来るはずです。頑張って欲しいですね。と、他人事みたいに言ってる場合じゃなかった。がんばろう。

経団連会長、自民総裁は「無鉄砲」 金融緩和発言「無謀」と批判

ぶぇっへへへへ(笑)
まあ、何だ。お前がそう言うなら間違いない。安倍さんの政策は日本の為になる。

◆憲法9条改正、国防軍の設立(自衛隊を昇格強化、日本国の安全を確保)

特亜という具体的驚異が隣にある今、絶対にやらなければなりません。せっかくこれまで『なあなあ』で済ませてきたと言うのに、向こうから喧嘩を売って来ましたからね。これまで通り、何もしなくても平和で居られる時間は終わりました。終わらせたのは民主党です。中国や韓国が、引けばその分押し込んでくる、筋金入りのヤクザ国家だった事を教えてくれてありがとう民主党。
こればっかりは、いくらジミンガー連発しても駄目だよ。「日本が手を出さずにおとなしくしておけば、平和になる」とか、嘘だったんじゃないですかー!やだー!
どうせならこれに、スパイ防止法も入れて欲しかったです。

◆消費税は品目により変える (食料品など生活必需品は税率低く、嗜好品などは税率高く) 一律的な増税はしない。

思っていたよりも早い展開。『超簡単経済基礎05 希望の未来が見えますか?』での質問回答の中に、「消費税をちょくちょく増税し始める頃には、税率を修正する話を自民党は出して来るんじゃないかなー」などと書きましたが、既に政権公約になっていました。さすが自民党。常に私の想像の一歩上を行く。抜群の頼もしさです!

◆円高、デフレを放置しない。先端科学技術産業の投資を促進する。

ここを放置しては、どうしようもないですからね。経済目標とともに、自然に達成出来ると思います。
そう言えば野田豚くんが「インフレは危険なんだブヒ。安倍のやろうとしている金融緩和は許されないんだブヒ」と言った所を「こんなヤツが総理だったとは!こんなカスがトップだったのだから、良くなるはずが無かった!」と安倍総裁が一刀両断でバッサリ行ったという記事がありましたね。安倍さんかっこよすぎクソワロタwww

◆原発是非は3年以内に全施設の結論を出す。10年以内に安定電源のベストミックスを構成する。

おk。
原子力発電については、「脱原発派はテロリストです」でも書かせていただきました。とりあえず、現時点で「3年以内に脱原発します!」などと大声で叫んでいる連中の言葉の末尾には、(ただしやり方は分からないけど!)という看過出来ない一文がくっついておりますので、絶対に騙されないように(笑)
私は、別に脱原発自体に反対している訳ではないのです。ただ、脱原発するなら、
『当然、原発が無くても安定供給出来る電力の確保の宛はあるんだろうな?石油にしろ天然ガスにしろ、中東事情がヤバくなるだけで干される可能性があるんだが・・・』
『まさか、風力とか太陽光とかで、電力を安定供給出来るなんて思ってる訳じゃないよな?』
『既に存在している核廃棄物をどうするのか、ちゃんと考えているんだろうね?』

という所ぐらいは、最低限抑えていただきたいですね、という話をしているのです。その結果、「今はまだ脱原発のタイミングではない」と判断するしか無いって事。現時点で脱原発を押し通すのは無理なのです。
その辺の条件がクリア出来たなら、恐らく二十年、三十年先の話にはなりますが、脱原発すればいいと私は思っています。ぶっちゃけ原発を停止させなければいけない理由はなにもないと思いますが、それでも条件さえクリア出来るなら、別に停止してくれてもいいよってなもん。

勘違いしている人が多いのですが、発電所で作られた電気は、常に垂れ流しで送電されています。現在での技術では、大容量の蓄電が出来ないんですよ。出来たとしてもコストが死ぬほど高い。
ですから、『昼間に太陽光発電で作られた電気を溜めておいて、夜にその分を流す。これで安定供給達成!』というのは無理なのです。太陽光発電だの風力発電などでは、安定供給は絶対無理だと言うのは、そういう話です。脱原発を叫ぶなら、せめてこれぐらいの事は知っとこうぜ。な?
後、既にある核廃棄物の存在についてです。まあ、こんなもんが負の遺産として残っているのは、原子力発電所を始めた自民党が悪いと言われればその通りではあるのですが(笑)、既にある以上は「自民党のせいだから自民党が何とかしろー!」という話が通用しないのは分かりますよね?いや、自民党のせいだと言えば、日本の核廃棄物2万8千トンが煙のように消えると言うなら、いくらでも自民党のせいにすればいいけどさ。

そして、『自分で何とかする』という責任のある視点に立って使用済み核燃料と向き合えば、これは『再処理』『地層処分』という正規の手順を踏む以外の道はありません。

再処理というのは、原発で使用した核廃棄物を、「ウラン酸化物及びウラン・プルトニウム混合酸化物(再利用可能)」と「高レベル放射性廃棄物(ガチの超危険物)」を分ける作業です。後者は地層処分で地下深くに埋めるしかありませんが、前者は燃料として再利用する事が可能です。が、脱原発派は再処理によって再利用出来る核物質が日本にある事自体が気に入らないので、「再処理せずに埋めてしまえ」と無茶を言うわけですよ・・・
再処理をすれば、最終廃棄に回る核廃棄物の体積は、三分の一まで圧縮出来ます。再処理前の三倍容量を地下深く埋めるのと、三分の一に圧縮してから埋めるのと、どちらが安全かは言うまでもありません。
「危険だから原発やめろー!」と叫んだ口で「核廃棄物は危険でも再処理せずに埋めてしまえー!」という事も言う訳ですから、脳に障害があるのだとしか思えません。素晴らしいダブルスタンダードです。放射能による危険なんか、本当は別にどうとも思ってないって事がモロバレですね。彼らが考えているのは、「日本を潰すには何をすれば効果的か?」という事だけ。アレが本当に日本国民の健康を気にしてくれるような人なら、こんな事にはなってないんですよ。
ちなみに、再処理に反対する理由は「コストが掛かり過ぎるから」だそうです。ハハッワロス(笑)
この程度の人が唱える脱原発ですから、総理大臣になって原発全部停止しますと言いさえすれば、全部解決するぐらいに思ってるんじゃねえのか・・・などと邪推してしまいますねえ。民主党という愚者の集団が居たせいで、冗談が冗談に聞こえない訳ですが。

と、長々と書きましたが、現実路線で考えるなら自民党の「原発是非は3年以内に全施設の結論を出す。10年以内に安定電源のベストミックスを構成する。」ぐらいが、現時点で口に出来る最大限という事です。これ以上を主張する連中は、もれなく詐欺師だと思います。自民党の政権公約は「出来ない事は書かない」だそうですが、まさにそれを踏襲していると思います。

・・・とか言ってたら、こんなニュースが。あー、もう、分かりやす過ぎて困るなぁ、君たちは!

小沢・河村氏、脱原発で結集探る 党首に滋賀知事案

うぜええええええっ!脱原発を訴えるのは、それをやればマスゴミに放射能の恐怖を刻まれた愚民どもの票を取れると踏んでいるからだと、正直に言ったらどうなんだこのクズども!絶対に出来ない事を公約に書こうとするんじゃない!民主党みたいな奴らだ!・・・あ、オザーさんは元民主党でしたね。
いっそ「核兵器を持つ為に原発は維持する」ぐらい言ってくれた方が、すっきりしていて私好みではあります。が、それを言うとさすがに選挙で勝てなくなるから仕方ない(笑)

◆日本の法人税を税率20%台に、世界水準へ引き下げ


んん?これはちょっと、よく分からないかな。正直、国際競争力を高める必要は無い、外資を日本に誘導する必要も無いという相対的鎖国思想(国を開き過ぎると韓国みたいになるぞー!と言い換えてもいい)の持ち主なもので、法人税率をいじる必要は無いと思ってます。世界水準など、限りなくどうでもいいです。とは言え、これを盾に経団連などの圧力団体に飴を与えておこうという作戦なのかも知れませんので、これについて私が何か言うのはやめておこう。こちらで見てる分にはわからない駆け引きって奴だね。
そもそも、今苦しんでいる中小企業の多くは赤字決算続きで法人税なんて払ってないし、大企業は子会社との連結決算にする事で会計上黒字を出さないようにがんばってる。やるなら、法人税の取り方を抜本的に変えなきゃいけないと思います。
まあ、自民党の公約の中には「ちょっと何を言っているのか分からない」というような物も結構含まれていたりするのですが(笑)、恐らく党内調整による妥協の結果でしょう。いくら安倍さんでも、百%思い通りにするのは無理です。何しろ、自民党というのは思想の統制などを行なっていない普通の政党ですから、こういう部分もあるのが普通です。党首の言う事がそのまま反映されるとか、そんな気持ち悪い独裁政党は・・・いや、日本にも結構あるけど、自民党はそういうのじゃねえから。

こうして実際に出て来た自民党の政権公約を読んだ事で、私が『自民党はこう考えているのだろう』と言い続けてきた事が、間違いなかった事の確信を深めました。これは嬉しい。

8月10日の当ブログ記事にて、こんな事を書いていたのを覚えていらっしゃいますか?

ズバリ、自民党戦略の真の狙いは、次回選挙における完全勝利!
それ以降絶対に他の売国政党に政権を明け渡さない盤石な体制作り!


その頃には、このブログを読んでいるみなさんも、「本当にそうなればいいのにね・・・」と、半信半疑どころか一信九疑ぐらいだったはずですが(笑)、蓋を開けてみればこの通りですよ。わはははは。

そして、来月の選挙で自民党が勝利してこそ、本当に私の予言が当たったと言う事が出来ます。最後まで油断せずに、嘘情報を垂れ流して自民党を貶める連中を、懲らしめてやりましょう!

↓来月の総選挙が本当に楽しみだ!と思った方はクリックを。

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第三極をまとめてみる

こんにちは。ちょっと更新に間をあけてしまい、ご心配をお掛けしてしまったようで・・・すみません。生きております。
ようやく経済基礎をまとめ終えて、人心地ついたといった所です。
基本として理解しておかなければならない事は、大体網羅出来たと思っています。満足です。以降、この基本を知らない人の言葉は、全て戯言として切り捨てる事が出来ます(笑)
「MGRブログが主張している経済基礎は読んだが」で始まる反論は、中身の無い戯言に過ぎない場合が多いようで、「ちょっといちいち相手してらんないですねw」といった所。私じゃなくても、うちの読者にコメント欄で一言二言突っ込まれるだけで、完全論破で引っ込むしか無いレベル。あ、一応断っておきますと、この話は特定の個人を指しての話ではなく、一般論でございますよ(笑)

超簡単経済基礎01 お金自体に価値はない
超簡単経済基礎02 通貨発行者の視点
超簡単経済基礎03 現代の錬金術師
超簡単経済基礎04 デフレになってしまったら
超簡単経済基礎05 希望の未来が見えますか?

もちろん、この先には基礎から抜けだした、応用編の経済学がある訳ですが(笑)、来月の選挙にあたって『自民党を応援する根拠』としては、これぐらいをキッチリ抑えておけば、何も問題ないと思います。いかがでしょう、後顧の憂い無く、自民党に投票し、安倍新総理を支えて行く事が出来るのではないでしょうか。未だ疑問を感じている方はいらっしゃるでしょうか?

支持政党の選び方という以前書いた記事を振り返ってもらいさえすれば、何故自民党を応援するのが一番理に適っているのかという事は分かってもらえるだろうと思っていたのですが、記事を書いた8月20日から見ると、たったの三ヶ月でえらく状況が様変わりしてしまった(笑)という事を、痛感せずには居られませんね。
何と言っても、一番状況が変わった部分というのは、マスコミ報道によって『第三極』として持ち上げられている勢力です。
という訳で、支持政党の選び方(2012年末選挙Ver.)は、キッチリ書かせていただくつもりなのですが、その前に第三極についてまとめておきたいと思います。正直に言って割とどうでもいい勢力になり果てた感はあるのですが、案外大穴の働きをしてくれそうな所もありそうです。マスゴミも、この勢力をどう取り扱っていいやら分からずに戸惑っているような気がする・・・という点も踏まえて、簡単にですが総括をしておきます。

・第三極に入る(と思われる)政党の一覧

日本維新の会
みんなの党
新党大地
国民の生活が第一
減税日本・反TPP・脱原発を実現する党
みどりの党


現在の私の第三極の認識に入る党としては、以上のような状態となっております。
ちなみに、自民党VS民主党の与党争いから外れた人々を第三極と呼ぶのであれば、社民党や共産党なども入ってきそうな感じではありますが、あいつらはそのくくりには入らないでしょう。もっと別の何かであり、言わば日本解体を目指す勢力ですので、今日は触れません。

さて、こうして存在する第三極ですが、果たしてどことどこが仲がよく、どことどこの仲が悪いのか?政策面での主張は?そこに投票する事は日本の為になるの?といった所を、以下にまとめていきましょう。大別して、三つのグループに別れると思います。

・日本維新の会

言わずと知れた、石原都知事+橋下市長の連合です。
今や、第三極と言えば日本維新の会の事を指すのだと、勘違いしてしまっている人も多いのではないでしょうか・・・というかまあ、それ以外の第三極がカス過ぎるだけなんですけどね!わははははは!!
という所で、日本維新の会の政策についてまとめておきますと、国防に関しては文句はありません。しかし、経済面の政策がカス過ぎる。どのようにカス過ぎるのかは、経済基礎を読んでくれた皆さんには簡単すぎて今更説明するまでもないような事ですから、特に解説するような事はしませんけれど。正直、こんなちゃらんぽらんな事を言って、橋下が「候補者はじゃんけんで決める」などと数さえ合えばいいといったスタンスで居る事に関しては、不安を感じずには居られません。思ってても口に出すなよ橋下。お前それ完全に政治家失格やで。果たして、お題目だけはご立派な国防に関しても、どこまで公約通りにやり遂げる事が出来るやら・・・民主党の悪夢再来を望む人は、彼らについて行けばいいでしょう。
しかし、このカス過ぎる経済面の政策や党としてのダメさ加減が、怪我の功名と言うか、妙な効果を生み出し始めているような気もしています。詳細は後述します。

・日本維新の会と仲が悪い小沢一郎グループ

このカテゴリに入る政党は、「国民の生活が第一」「新党大地」「みどりの党」といった所でしょう。
更に言うなら、日本維新の会に合流しようとしてお断りを喰らった名古屋の河村市長率いる「減税日本」、減税日本と合流した「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」も、このグループに入れてしまってもいいのかも知れません。というか、この二つの党は合流して「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」と名前を変えた訳ですが、お前らその名前、もう少しどうにか出来なかったんかよと。
いや、別に恥かくのは俺じゃないからいいんだけど、減税日本と党名に記した以上は、未来永劫減税して行くつもりなんかと。皆さんお分かりだと思いますが、経済が成長路線に入り、増税すれば税収がちゃんと取れる状況になってなお、減税を叫ぶのはアホのやる事です。TPPにしたって、未来永劫議題に上がってる訳じゃないんだからさあ・・・TPPが白紙になった後もその政党名で行く事になるんだぜ?恥ずかしいと思わないの?
ぶっちゃけ、「自由民主党だとか民主党だとか、そういう『何をしたいのか分からない党』よりは好感が持てる」などと、恥ずかしげもなく言っちゃうヴァカ野郎も居る訳なんですが、私はこう言ってやりたい。

「お前ら、政権公約を党名にしてもらわないと分からない程、馬鹿なのかよ!?」

と。このレベルの連中は「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」の政権公約が、実は増税路線だった!とかなった時、どうするつもりなんだろうか・・・党名がそんな名前なのに、政策がそうじゃないのはおかしいなどと抵抗するんだろうか。嘆かわしい。馬鹿に付ける薬は無いという事で、そのレベルの連中はみんな死んでしまえばいい(笑)
政党名としては長い名称でも、その程度の所だけ読んで汲み取れるほど、政治とは簡単な物ではありませんよ。常識だろ、それぐらい。
逆に言うなら、その程度の馬鹿を釣り上げる為にそういう党名にしてるんだろうから、党全体のレベルも推して知るべしって事です。話になりません。

もう少し具体的に言っておくと、このグループは権力を握ったらやりたい放題をやらかすタイプです。脱原発だの瓦礫の受け入れ拒否だのと、自分の都合ばっかり他人に押し付けようとする連中の集まりです。もうね、本当にこの状況の中で、「まず、復興!」と言い切った自民党を少しは見習いなさいって・・・無理だろうけどさあ。なんかもう、ホントこの人達見てると、「自民党が無かったらクーデターやるしか無かったな」と、しみじみ思ってしまうわ(笑)
更に言うなら国防意識は壊滅的の一言で、日本維新の会の足元にすら及ばない。つまり、見る価値の無いゴミです。

・みんなの党

誰にも相手にしてもらえない、みんな間違いの党。
終わった連中揃いの第三極の中にあって、ひときわ輝くそのダメさ加減は、いっそ感動的とすら言える程。ポピュリズム全開の人気取りで、民衆に人気ありそうな事を適当に言ってると、政策に矛盾が出まくってそういう事になるんだって・・・な?

という訳で、第三極は基本的に全部ダメです(笑)
しかし、この中ではやはり、『日本維新の会』だけが、異彩を放っているように思えます。
ぶっちゃけ、政策面を見ても、実務面で見ても、コレと言って素晴らしい要素は見当たりません。まかり間違って維新の会が政権与党にでもなれば、普通に舵取りを誤って中国との全面戦争に突入、日本に核ミサイルが降り注ぐという展開になっても、別に不思議じゃないです。
でも、『極右軍事政権』という方針を明確に打ち出して、国政選挙の場に現れ、大阪維新の会と合流して無視できない勢力と化した事によって、この選挙を極右VS極右(まあ、世界的に見れば極右でも何でもないんですが)を前提とした戦いに、作り替えてしまった手腕はスゴイ!!

よくよく考えてみると、ですよ。
もしここで、日本維新の会が自民党ばりに素晴らしい経済政策を打ち出して、選挙を戦っていてごらんなさい。そうなれば、その選挙はもはや『自民党VS日本維新の会』の選挙ではなくなってしまう。『自民党+日本維新の会VSその他の連合軍』という選挙になる。
そうなれば、現代日本で猛威を振るうマスゴミ様が、如何なる手段を用いて潰しに来るか・・・考えてみると、空恐ろしい状況ではありませんか。おまけに自民党に入るはずだった票が、そちらへ流れてしまう。もしかしてダメ過ぎる経済政策は、まともな日本人の票を自民党に縛り付ける為にわざとやってんじゃないかと思う次第。

事実、石原都知事が『日本は核武装を視野に入れるべきだ』などと発言した事によって、本来であれば右翼化した自民党筆頭(あくまでもマスゴミ視点ですよw)として決して少なくない忌避感にさらされるはずだった安倍総裁への風当たりが、相当弱まっているのを感じるでしょう。石原都知事が最極右役を引き受けてくれた事によって、自民党安倍総裁の強気な政権公約が、かなりマイルドな印象になってるって事ですよ!!(笑)

いやあ、これは驚きました。「マスコミが自民党を不利にするような報道ばかりで、嫌になる!」という声を、あちらこちらで見かけますし、そりゃもちろん私自身も忸怩たる思いで居るのですが、正直この選挙戦が始まる前に想像していた程じゃないんですよ。甘すぎるんですよ。
そして、同じく右側に寄った主張をする強力政党が存在する事で、一般の日本国民の『右翼』というレッテル貼りに対する忌避感が、相当弱まっているのです。これは、私の独自の調査(飲み屋リサーチw)によって、かなり強烈に実感している事です。
はっきり言って、日本維新の会がこの動きを、どこまで計算づくでやっているのかは分かりません。しかし、結果だけ見れば、日本維新の会として石原さんと橋下さんが手を組んだ事によって、『馬鹿な国民を、こちらに誘導する事なら出来るだろう』とマスゴミが勝手に勘違いをして、安倍さんへの風当たりを和らげている役割を負ってくれているという現実は、評価しなければならないと思うのですよ。その結果、「例えどの政党が与党になるにしても、中韓だけは何とかしないといけないな」と、ほとんどの日本国民が思ってしまったのは百%確実なのです。

マスコミの立場になってみると分かるんですが、マスコミが「これぞ俺達の売国勢力だ!彼らなら勝てる!」と思える党が、今回の選挙には本当に無いんですよ(笑)
自民党を応援する訳に行かないのはわかるが、かと言って日本維新の会も核武装して中韓を牽制するとか言ってるし、そうは言っても売国間違いなしの民主党や、小沢一郎グループは、選挙で勝てる訳がないので応援するだけ無駄だし・・・
という事で、戸惑ってオロオロしている様が目に浮かびます。実に愉快だ。
マスコミのこの狼狽を引き出しているのは、第一には当然自民党であり、私達一般日本国民による抗議なのですが、日本維新の会も少なからず影響を与えているのは確実です。素でやってるのであれば、空気読まないにも程があるクラッシャーですし、計算でやっているのならとんでもない策士です。

そして、石原都知事や橋下市長が、もしもこれを全て計算でやっているのだとすれば、日本に最強自民党政権を作り上げる為に、捨て石になる気満々である、という見方が出来るのです。自民党を勝たせる為に、そこまでやる奴が居るだなんて、誰が思うものか。
ちなみに、こういう分析をしてしまった根拠としては、やけに早い段階で石原慎太郎が党首、橋下市長が副党首となった事。そして、数が強みだと公言しながら、合流する相手を選んでいる事です。維新の会のカスメンバーを集めて、石原慎太郎首相が誕生して好き放題に日本を改革出来ると思う程、あの人はおめでたい人間ではないでしょうしね。
更には、橋下さんが副代表という立場に納得するまでの時間が短すぎです。そこで、『何か裏にあるんじゃないかな?』と勘ぐってしまった訳です。
私はその裏を、現実のマスコミ攻勢の冴えなさも考慮して、こういう事だと読みました。日本維新の会は、『自民党と敵対する政党』として、国民の政治を見る目を飛躍的に向上させる、非常に重要な立場を手に入れる事に成功しているのです。

おまけに、日本維新の会は日本にまだまだ潜んでいる『アホを引き寄せる餌の役』として、十分に役に立ってくれそうです。自民党に投票したくない人が、入れる先に困って民主党に入れてしまったり、といった事は確実に潰せそうだという事。経済とか難しくてよく分かんないとかほざくアホが、誘蛾灯に引き寄せられるように日本維新の会に引き寄せられるのは間違いないでしょうが、それは他の党に入れられるよりもマシのです。一石二鳥とはこの事か。これを狙ってやっているのだとすれば、なかなかの策士ですね!やるね、石原さん!
という訳で、第三極の中では、日本維新の会だけは応援してやってもいい。俺の票は自民党に入れるけど、うちのブログの読者もみんな自民党に入れるけど、情報収集をしないアホの票を吸い上げて生き延びてください(笑)
これが、現在の私の選挙分析となります。

結論:自民党断固支持は揺るがないが、日本維新の会は今後の動向次第では評価を大幅に情報修正する可能性がある!(※その場合、石原さん達が本当に望んでいるのは自民党への投票なので、石原さんを応援している人は涙を飲んで自民党に投票してあげましょうw)

マジで!?と思った方はクリックお願いします(笑)

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超簡単経済基礎05 希望の未来が見えますか?

>日本 ボロボロが喧嘩を売り始めましたよ。御反論がすごくみたいです。

これの事ですかね?久しぶりに見に行ってみました。

新自由主義の造語の意味不明さ

・・・いや、これにどう反論しろと・・・(汗)
あそこまで『相手にしたくねえ・・・』と思わせる文が書けるというのは、一種の才能なのだと思いました。どうも、私があちらに『新自由主義者』というレッテルを貼ったのが気に食わないようですが、確かに私はレッテル貼りをしましたが、それが何か問題あるのかね?
敵を倒す為にレッテル貼りが超有効なのは、現代のマスゴミが教えてくれている基本戦術じゃないですか?自分がやるのはいいが、やられるのは御免こうむるだなんて、そりゃあ図々しい。
君も仕返しに俺にレッテル貼ればいいじゃん。まあ、言わなくても三橋信者の馬鹿とか色々貼ってくれてるみたいだけど。そんな君だから、俺も心が痛まない。いつまでもそのままの君で居てね(笑)
つうか、いつまでもそんなくだらん所をチクチクつついてないで、本丸に攻め込んでおいで。
俺はこうして逃げも隠れもせずに、君らが間違っていると言う三橋貴明式(全部が全部そうという訳でもないんだけど)の経済理論の基礎を、時間を掛けて解説しているのだから、間違っていると言うのなら堂々と理論立てて反論すればいい。『お金自体に価値は無いとか馬鹿じゃねーの』とか言えばいいじゃない。まあ、そこの認識を共有出来ない人とは議論なんかしたくないんだけど。
「三橋のアホ理論を信じてる人ってまだ居るの?」とか、そういう中身が無いのは要らないんですよ。正々堂々攻めて来い。今の調子だと相手にする気も起きないけど、ちゃんとやってくれたら反論してあげてもいいよ。
ん?上から目線?そりゃあ、俺の方が上なんだからそうなるのは仕方ない(笑)

そんな事を言っていたら、三橋さんの本日のブログのネタは何と、

ハイパーインフレを叫ぶ愚者たち 前編

ですからね。おいおい、これはアレやぜ。後編ではきっとアレが来るぜ。アレが何なのかは、読者のみなさまであればお察しいただけるかと。
素晴らしいシンクロニシティを感じました。やはり、来月の総選挙を控え、何を伝えなければならないのか、何を訴える事が勝利に繋がるのかを突き詰めていくと、誰もが同じような結論にたどり着く物なのですね。とても心強いです。

超簡単経済基礎01 お金自体に価値はない
超簡単経済基礎02 通貨発行者の視点
超簡単経済基礎03 現代の錬金術師
超簡単経済基礎04 デフレになってしまったら

という訳で、前回までで一応話はまとめたつもりなのですが、今回はいただいた質問に対して回答しておこうと思います。結構長くなりましたが、最後に非常に重要な事を言ってますので、ちゃんと最後まで読んでね(笑)

>社会保障に力を入れて人を雇うのは、デフレ対策にはならないの?
>社会保障の財源に国債を発行するのは駄目なの?
(いくつか同じような質問がありましたので、まとめさせていただきました)


駄目だとまでは言わないし、デフレ対策にはなります。ただし、あまり効果が高くない。
社会保障の為に必要な人を雇えば、確かにその雇われた人はお金を使ってくれるようになるでしょう。しかし、それだけで終わってしまいます。雇われた人以外への恩恵が無いのです。これでは普通の雇用対策と変わりません。
その点、公共事業は一人で出来るような規模の話はありませんし、しかも全国的な話になりますから、例えば『コンクリートや鉄筋のような部材を納品する地場の会社』などもドカーンと儲かります。公共事業の経済効果は、その他の事業とは桁違いなのです。まあ、だからこそ『土建屋の利権ガー』というやっかみも出て来る訳ですが。そんなに羨ましいなら、土建屋に就職すればいいんじゃないかな?日本には職業選択の自由があるから、転職してもいいんだよ?
公共事業を「一部の人だけが儲ける政策。他の人にも回ってくるとか言うけど、それはいつの話になるの?」と批判する人も居ますが、じゃあ、公共事業以上に広範囲の人が平等に儲かるような事業って何があるんですかね?という話。はっきり言って、無いと思います。あるなら対案として出してください。ところが、こういう事を言う人は総じて対案を持っておらず、「公共事業は駄目だから、みんなでデフレ不況の中、平等に苦しんで死んで行こう。諦めよう」と主張するのです。だからてめえらは駄目だっつってんだよ。他人の足を引っ張るしか能のない、思考停止の大馬鹿野郎どもが。
その点、『社会保障にお金を使う事では良くならないの?』と質問してくれた方々は、素晴らしいですね。ちゃんと対案を出して、その効果を測ろうとしている。知ろうとしている。私はそういう人たちと議論がしたいのです。
経済効果以外の面に目を向けても、やはり公共事業は他のお金の使い道より頭ひとつ抜けているように思えます。『出来るだけ有効な所に投資して、後々まで使える物を作ろう』というのが、やはり一番合理的だし、誰もが納得出来るお金の使い道だと思うわけです。
その点、インフラ整備を含んだ国土強靭化であれば、申し分ない。強靭化した安全な国土で暮らすのは我々日本人全員ですし、私たちみんなの命を守るための投資です。強靭になった国土でこれまで以上に仕事に取り組む事が出来るのですから、日本に住む全ての人が恩恵を受ける事が出来ます。道路を増やせば物流もスムーズになります。
どんなにお金を儲けても、死んでしまえば無意味。安心して暮らせる、災害にも負けない、強靭な国土は誰もが望む物ではないでしょうか。何十年後に生まれ子孫に残す財産としても、申し分ありません。将来世代にツケを残さないと言うならば、なおさら公共事業を推進するべきです。民主党に潰されてしまったスーパー堤防計画などは五十年〜百年計画の大事業ですが、東日本大震災級の災害が起きた時、私たちの子孫の命を立派に守ってくれる事でしょう。
要するに、これに反対する人というのは、『日本を富ませる』のは嫌なのです。日本の富を、他のどこかの国にそっくりそのまま流してもらいたいのです。それがアメリカなのか、中国なのか韓国なのか北朝鮮なのか知りませんけどね。何にしろ下衆ですね(笑)
これが、私が社会保障<公共事業と主張する理由です。
こうして公共事業の持つうまみを理解してしまうと、社会保障に投資してデフレ脱却というのは、残念ながら弱いのです。
『お金には価値はなく、物にこそ価値がある』
繰り返し主張させていただきましたが、これを理解していれば、今は国土強靭化一択だと思います。何しろ、安全に暮らせる国土という『物』を作ろうという話なのですから。社会保障を充実させるのは、その後で問題ないでしょう。
・・・というか、案外東北の復興を真面目にやったら、それだけでデフレ脱却しちゃったりして(笑)

>経済の話って、低学歴の自分にはよくわからないことだらけで、三橋先生のブログも難解なのですが、たまーに2ちゃんのまとめブログとかで、金持ちに課税しろよ!っていうコメントが出ると、それだと金持ちが日本から出て行っちゃうだろっていうのが繰り返しやりとりとしてあるんです。
金持ちが日本から出てけば、日本ってヤバいんでしょうか?
日本の金持ちが持ってる金って、日本円ですよね。日本で稼いだ日本円っていう金ですよね。日本っていう国がないと紙切れの日本円だし、出て行って貰ったほうが日本円がタンスの外から出るから今よりマシな感じがしてるんです。
自分の考えってアホすぎますかね。


私が更新した記事をよーく読むと気付くかも知れないのですが、『クソの役にも立たん金持ちどもはさっさと日本から出て行け』と、普通に言っております。あまり明言はしないようにしてますが、隠すつもりもございません(笑)
実際ね。ちゃんと日本の地域に根を下ろして、価値のある物を生産している事で儲けているお金持ちは、そう簡単に日本から出て行く事なんて出来ませんよ。なんたって、日本並の供給力を他で一から作り上げる事なんて、どれほど大変な事なのか、当のご本人達が一番よく分かってますから。簡単に出来るのは、既に日本で確立された技術を、そのまま外国に移転させる事ぐらい。そこから成長させるにはその国に住む人々の地力が必要とされますから、そう簡単には無理なのです。
日本から出て行ける金持ちってのは、金勘定しかしてない金融馬鹿か、デフレ下の奴隷労働を利用して儲けている下衆ばっかりなので、『金持ちが日本から逃げるぞー!それでもいいのかー!』と逃げる逃げる詐欺なんぞやっとらんで、さっさと出て行けばよろしい。消えやがれクズども。
そして仰るとおり、金持ちが海外へ逃げる際は絶対に両替が必要になりますので、日本円は日本国内に留まります。資産10兆円級の金持ちが逃げたとしても、マネーサプライが10兆円減ったりはしませんし、経済的混乱もありません。強いて言うなら為替レートに少々変動がある程度です。FXのトンデモ証拠金取引で日々動いている額に比べれば、カスみたいなもんです。さあ、心置きなく出て行け。二度と帰ってくんな(笑)

>政府の財政収支が赤字でも問題ないのにプライマリーバランスを均衡させるためにいずれ消費税増税は避けられないというのは政治家の建前で、本音はインフレが行きすぎないように、通貨供給量を適性に保つために増税させてくださいということでしょうか?

政府の財政収支が赤字である事は、問題ないとまでは言えません。三橋先生流の話をしているとよく言われるのですが、『問題ないと思っているのではなく、問題の深刻度が違い、それに対する対処方法も違う』と主張しているのが私の立場。
日本の場合、他の国からの借金で資金を調達している、外貨建ての負債を持っている、という話ではない為、日本が即デフォルトに陥る事は無いだろうという事。政府の負債はそのまま放っておいてもいいという話ではなく、回復出来る機会が来たら回復するべきです。
いつかは日本政府は財政赤字から脱出しなければいけませんが、単に『デフレ期は財政回復なんて、やろうと思っても出来ませんよ』という話なのです。財政回復は大いに賛成なのですが、今は無理だよと言っている訳です。
金融引締めのための増税というのは言いすぎたかも知れません。インフレになってからの増税には、『政府の赤字財政を回復させる』という目的もある・・・というか、そっちが主ですからね。
より正確に言うならば、『インフレになってからの増税でなければ、政府は税収を増やす事は出来ない』という事になります。何しろ、デフレ下で増税すると、税金の吸い上げ先であるGDPが縮小してしまい、税収が結果的に減る(ついでに民間企業が瀕死に追いやられる)という、訳の分からない事になってしまいます。誰得だそれは。
インフレ期の増税は、政府の税収を増やす事と、金融引締めの強化という、二つの目的を同時に達成する事が出来るので、一石二鳥なのです。ただし、増税をやり過ぎるとまたデフレになりますので、上手く調整して行かなければいけません。
政治家の本音としては、「インフレになってから増税して、税収ウッハウッハになって、社会保障やら年金やら、必要な所に資金を回したい」という所じゃないでしょうか。別に嘘をついてる訳じゃないと思いますよ。

>>人件費がアメリカなどの先進国よりも遥かに安かった時代の話を出して、インフレになれば当時のような幸せになれるかのごとく妄想を抱いているようだ。
え、日本もう幸せになれないんですか。ガーーーン。Σ(゜△゜;


わはははは。ボロボロの人の言なんか真に受けちゃいけませんって(笑)
何度でも言いますが、『お金には価値は無く、本当に価値を持っているのは物』なのです。そこを理解してないから、彼らはそんなアホな事を恥ずかしげもなく言えるのです。

>(続き)そもそもパーセンテージ(割合)で考えている話なんだから人件費や物価というその時々の価格というものさしで見ても意味ないんじゃね?と思うわけですがどうなんでしょう。

その通りです。ジュースが10円で買えようが、100円で買えようが、インフレ率3%と言ったら3%であり、その恩恵や負担はまったく変わりません。あなたは今、確実にボロボロの人の上を行きました。
ぶっちゃけた話、百年後に缶ジュースが一万円払わないと買えないようになっていたとしても、大卒初任給が月給2000万円になってれば問題ないって話(笑)
こうやって広い視野で物事を見なければいけないのに、「ジュースが一万円になっても耐えられるのかー!?」と一部分だけ切り抜いて来るのが、奴らの常套手段です。その頃のあなたのお給料百倍に増えている事や、通貨のやり取りを楽にする為に10万円札や100万円札も発行されてますよ、といった事は絶対に口にしないのです。
結局、歯ブラシ一個買うのに、リアカーに札束乗っけて買いに行くというイメージを、損ないたくないだけなのですね。
普通に働いて暮らしている人であれば、さして問題のない話です。実際、昭和の時代から現在まで、物価は十倍ぐらい変動していますが、じいちゃんばあちゃんはそれで困ったことは無いそうです。お年寄りに対して「インフレは恐くないんだよ」と説明する時には、これを言うのが一番効き目があるようですね。実体験に基づいた話ですから、説得力が段違いなのです。飲み屋で隣の席になっただけの経済音痴のばあさんでも余裕で理解してくれました。
繰り返しますが、物価がどうこう言ってる人ってのは、『お金には価値はなく、本当に価値があるのは物』という本質が分かってないんです。
あ、ちなみに『発展途上国の安い人件費を考えれば、日本は国際競争力を失っていく』などというロジックは、通用しませんよ。発展途上国だって、順当に発展すれば日本と同水準の給料を得られるようになって行きます。実際、中国なんて上がっていく自国の人件費に耐え切れずに、倒れようとしてるじゃないですか(笑)
それとも何か。発展途上国は永遠に安い人件費で奴隷労働をするという確信でもあるのかな?やはり、考察のレベルが数段低いと評価せざるを得ないな。

>通貨が余りすぎるとインフレ。通貨が足りないとデフレ。では、市場の通貨の供給量と物資が釣り合ったところが理想的な経済ということだと思うのですが、国家の価値が上がれば(例えば、大規模油田やガス田が発見された国とか)その分、余計に通貨の発行が可能になったりはしないのでしょうか?つまり例で言えば、大規模油田の担保能力というか…
何を言いたいのかというと、メタンハイドレードが近海で大量に発見されている我が日本って、潜在的価値も上がっているから「もっとジャンジャン輪転機回してもOKなんじゃね?」って考えているんですけど。


これはまた、素晴らしい質問ですね。私が言い続けた『お金には(以下略)』がちゃんと伝わっている事が分かって、ニヤニヤしてしまいます(笑)
結論から言ってしまうと、メタンハイドレートや海底油田の資源分だけ、輪転機を回す事は可能です。というか、ちゃんと円の流通量を増やしてやらないと、円の価値が急激に上がる事で大変な円高になってしまい、普通の輸出入もままならないような状態になる可能性があります。外国為替市場が大混乱です。ちゃんと円を追い刷りして、レートを守ってあげないといけません。
ただし、それは『ちゃんと資源として活用出来る技術が確立された時』という事になるので、今はまだ時期尚早です。研究段階の現在では残念ながら、使えるかどうかも分からない資源、採算が取れるか分からない資源という事で、『価値のある物』としては市場に認知されていないという事です。更には、その資源を狙ってる中国のような国家から身を守る術が無いとなると、一気に話がきな臭くなります。
技術が確立されて資源が活用され始めても、資源の埋蔵量全ての分を一括で輪転機を回せるなんて話にはならないので(それが出来るなら産油国は今頃大変な事に・・・)、そこまで大げさな話にはならないと思います。年間採掘可能量や、利用効率と要相談といったところかな。こう書くとあまり夢のない話に見えるかも知れませんが、ただでさえ強い日本の供給能力が更に底上げされるという話なので、日本が世界最強国へ躍り出る話です。その話とこの話を繋げる事が出来る発想は、非常に素晴らしいと思います。

>通貨供給量を増やし、インフレ期待値を上げて、円安・株高・物価高を経て経済成長していく方向性は納得できますが、インフレ率を抑制しなければならない状況になった場合(目標3%が5%程度に加熱しそうな場合など)、金融引き締めを行う必要が生じ、金利が上昇する局面が発生すると思われますが、これにより既発国債(1000兆円)の価値の下落が起こる恐れは無いのでしょうか。

国債の価値は下がります。なんかごめんなさい。
その事を恐ろしい事だと思って欲しくなかったが為に、『お金には価値はない。本当に価値があるのは物資の方だ』という事を繰り返し主張させていただきました。確かに国債の価値は下がりますが、それがどうかしましたか?何か困りますか?という事が言いたかった訳です。
さあ、どちらか選んでください。
『お金の価値が下がるが、物資の供給力はアップする』
『お金の価値が上がるが、物資の供給力は削られ、人々は失業し、自殺し、不幸になる』

どっちがいいですか?と言ったら、本質を理解していれば選択肢は一つしかありません。ですので、国債や貯金の価値が下がる事を恐れてはいけないのです。お金の価値を守ったまま、物資の供給力もアップさせるのは、無理でした。そもそも矛盾しているので、そんなアホな状況が成立するはずがないのです。日本の二十年がそれを証明しています。
国債金利が上昇するとすれば、金融引締めを行った事はさほど関係なく、単純に他の魅力的な投資対象が増えて、「あまり国債が買ってもらえなくなった」という事だと思います。現在の日本の国債金利は世界一の低金利。つまり、異常なまでに国債が買われ過ぎているという話なのであって、こんな状況は逆に不健全。国債の金利が上がり、価値が下がるのは、むしろ望む所なのですよ。
これも、日本という国家が持つ、鉄板の供給能力があってこそ言える話ですけどね(笑)
ただいまマスゴミ様による、日本銀行を安倍総裁から守ろうキャンペーンが繰り広げられていますが、私はそれを笑いながら見ております。「とうとう表立ってwwwハイパーインフレとかwww言い出したwww」みたいな。吹いたわ。

では、最後の質問。トリはこちらに飾っていただきましょう。よくぞ聞いてくれましたと言いたくなったこちらのコメント。

>年3%成長とかであれば、増税されても痛くも痒くもない、と前におっしゃられていましたね。
恐らく日本の経済規模と、健全に皆が儲けている状態になっていることを踏まえた上でしょうが、生活必需品まで増税されても十分お釣りがくるクラスなのですかね?


十二分にお釣りがくるクラスです。
「自民党の方が百枚上手」という記事でお盆前にも書いたのですが、年3%の名目成長というのは、それはそれは凄まじい、凄まじすぎる目標なのです。3%と聞くと大したことないように聞こえるかも知れませんが、とんでもない!
信じられないような話をこれからしますが、どんなに計算し直してもそういう事になるので、現実として受け入れてくださいね(笑)

まず前提として覚えておいていただきたいのですが、現時点で消費税を5%→10%にした時、一年間で日本政府が得られる税収の差額は約10兆円です。(消費税1%辺りの純税収は2兆円程度の為)
たかだか10兆円規模の話です。民主党は増税分で社会保障を充実などとトボけた事を言っていたようですが、たったの10兆円で出来る事などたかが知れています。ついでに言うと、グローバル経済大好きな人が推進しようとしているTPPに至っては、十年間累積で3兆円弱の経済効果だったかな?クズ過ぎて話にならんわアホが(笑)

それでは、安倍総裁が目標にすると公言した、名目成長率3%とはどういう事かと言うと、こういう事です。

2010年度の名目GDPは479兆円。これを、毎年3%複利で10年間増やす。
479兆円×(1.03^10)=644兆円
つまり、GDPをわずか10年で164兆円増やすという超高目標(笑)
10年間の累積で866兆円の名目GDP増加!
一年あたり80兆円もの巨額成長!!


・・・どうです?桁が違うでしょ?消費税の増税分など、十分にカバーしてお釣りが来るという事が、お分かりいただけたでしょうか。消費税10%で10兆円?20兆円?気前よく払ったるわい(笑)
インフレによる物価上昇分が1%あるにしろ、とんでもない数字です。残りの2%、十年間累計約600兆円は、実体経済の成長分です。つまり、それだけ分の雇用が生まれ、日本の供給力が下げ止まり、上昇に転じる事を意味するのです。おい、若い奴ら喜べ。十年あたり600兆円分も雇用が生まれるってよ!普通に働けるようになるぞ!
十年後、164兆円もGDPが増えていて、もしも全ての金額が新規雇用にあてられたら、年収400万円の人が何人増えると思います?4100万人ですよ。現在生活保護を受けている200万人など、吹き飛ぶような数字です。一億二千万人の日本人のうち、実に三分の一が新たに職を得る事が出来るのです。すごすぎクソワロタwww
当然、実際にはそんなにたくさんの雇用が生まれる事は無いでしょうから(笑)、残りは私たちの給料が増える分です。物価上昇分を差し引いても、十分に嬉しいでしょ?どや?
こういう状況であれば、「働いてない奴は甘えてるだけ」と言われても納得出来ます。職種のミスマッチ(笑)だのセイの法則(笑)という新古典派経済学者の言葉にも、素直に頷いてやってもいい。つくづく、彼らの言い分は『インフレ環境下』であれば正しいのだと、痛感させてくれます。一刻も早く、お前らの理論が成立する経済状況を取り戻してやるよ。ありがたく思えよオラ。
選挙権を持たない学生のみなさんも、「俺達の将来を思うなら、自民党に投票してくれ!」と、両親を説得しましょう(笑)
私のブログを見せればいいです。超簡単経済基礎を、最初から読ませてください。あなたの親父やオカンが反論をしたならば、コメント欄にそのままの内容を書き込んでくれればいい。この私が、ご両親を説得してご覧に入れます。
正直、「何でこれで日本人は幸せになれないなんて言う人が居るの?」と、首をかしげるレベルでしょう。逆に俺が聞きたい。何故日本人は幸せになれないなどと言うのか、数字を交えて根拠を示していただきたい。
金融緩和、財政出動を『デフレ脱却するまでやる』『勝つまでやる』と言っているのですから、絶対確実に、百%実現します。来月の選挙で自民党が勝てばね!

ただし、「増税分は本当に消費税の増税で賄うべきなのか?」「食料品等の生活必需品には軽減税率を適用するべきでは?」といった議論は、これからも続けて行く必要はあると思います。消費税の一律増税が最適かと言われると、そんな事はありません。
しかし、そんな話が問題になるのは、デフレ脱却して経済成長路線に乗った後の事。それまでは『そもそも増税すんな』という話ですから、取らぬ狸の皮算用。今から議論を始めるには、ちょっと気が早いような気がします。
恐らく、経済成長路線に乗って、消費税がちょこちょこ上がり始めた頃には、税率の再検討に入ってると思いますよ。自民党が政権与党を続けていれば。

質問への回答はここまで。

いかがだったでしょうか。もしかすると、インフレターゲット3%と聞いていた話が、思っていたよりも凄まじかったものだから、「いやいや、デフレ解消したからって、そんな急に経済成長とか無理でしょ・・・」と怯んでしまった人も居るかも知れませんね。そりゃあ、何もしなくても勝手に経済成長してくれるなんていう、甘い話ではありませんよ?私、そんな事は一言も言ってないからね。

しかし、あなた方は他ならない自分自身、日本人の変態さ(褒め言葉)加減を甘く見ている(笑)

デフレから脱却さえしてもらえれば、そこから先は民間の仕事です。我々民間企業が切磋琢磨しながら競争し、ガンガン稼ぐだけの事。需要が供給を上回りインフレになったなら、日本人に怖いものはありません。上回った需要を死ぬほど貪欲に喰いに行く事になります。伸びしろが目の前にあったなら、それを超えずに居られないのが日本人の性。根っからの職人であり、凝り性なのです。イメージ的には、アレ。鼻先にニンジンぶら下げられた馬。サボる事なんて考えもせず、全速力で突っ走る。とことんまでこだわり抜き、変態レベルにまでクオリティを上げる。それが、私たち日本人なのです。
高度経済成長期にあった熱の正体とは、まさにこれだったのではないでしょうか?

デフレが解消されれば、後は勝手に経済成長してくれるだなんて、夢を見るのも大概にしろと、一見賢く見える人達は主張します。それを聞いて私たちは、「そりゃ、そんなうまい話なんて、無いよね」と諦めてしまいます。
しかし違うんです!経済成長をやり遂げるのは、私達だ!私達が、新しい価値を創造し、経済を成長させて行くのです!決して勝手に上がって行くなんて話じゃない!俺たちが経済を成長させる!これは、そういう話なんですよ!
この熱は、帳簿上で金勘定だけやっている連中には、絶対に感じ取れはしない!経済学者ごときには分からない!私達、普通の仕事につき、日々仕事に誇りを持って取り組みながら、それでもどうしようもない理不尽に拳を握りしめ、悔しさをかみしめてきた私達だからこそ分かる事なのです!

インフレとは、作れば作っただけ、素晴らしい物を作れば素晴らしい物を作っただけ、正当に評価され、正当に買ってもらえて、正当に儲ける事が出来る状況です。
根っからの凝り性で、職人気質の日本民族が、デフレ、つまりは『流通しているお金が足りない』などというクソくだらない理由で、ずーっと頭を押さえつけられて、我慢を強いられ続けたのです。ここで溜まったストレスは計り知れません。インフレになった瞬間、絶対に爆発する。全財産どころか、俺の命を賭けてもいい。

目を疑うようなハイクオリティの製品やサービスが、これでもかと世に生み出されていく事になると思います。
もちろん、私自身も、これを読んでいるあなたも、今は思いつきもしないような素晴らしい物を生み出す事になるでしょう!私たちは、どんな価値を社会に対して提示するのでしょう?そしてそれは、どんな評価をされるのでしょう?私は、それをこの目で見届ける時が、本当に楽しみで仕方がないのです
素晴らしい音楽、素晴らしい文学、素晴らしいアニメ、素晴らしいゲーム、それらを楽しむのは私たちです!未来の娯楽は全て俺の物だ!俺の楽しみを邪魔する奴は、絶対に許さない!死ね!明るい未来を、俺の楽しみを邪魔をする愚物は、死んでしまえ!滅びろ!

デフレ脱却なんていう序の口で躓いてたら、俺の老後の娯楽が寂しい事になっちまうじゃねえかゴルァアアアア!!

と、こういうモチベーションでこのブログを書いてたりします(笑
損得じゃないんです。本当に。こうして一人でも多くの人が真実を知り、より賢くなってくれる事が、私の未来の理想像に近づく事だと思っているから、やっているだけなのです。
経済成長するというお金の数字の裏には『お金の価値を担保する、実体を持つ物がある』という事が分かっているのですから、未来が楽しいものになりそうだという想像をする事は、簡単な事ではありませんか。インフレターゲット3%が半端ない経済成長である事は既に述べた通り。その数字の裏にある私たちの暮らしは、どんなふうに変化しているのでしょう?あるいは、ドラえもんの未来像などよりも、余程素晴らしい物を得る事が出来るのではないか?心が沸き立つのを抑える事なんて、出来るはずが無い!

希望の未来を具体的に思い浮かべる事が出来る人間が、それが出来ない人間に負けるはずがありません。

みんなで力を合わせて、目標の経済成長を達成しましょう!政府がキッチリデフレ脱却さえやってくれれば、後は俺達がやるだけ!オラ、ワクワクして来たぞ!(笑)

ここまで経済の基礎を学んだみなさんの目で見ていただければ分かると思うのですが、やはり自民党の安定感は抜群です。何しろ、正しいデフレ対策を主張しているのが、あれだけたくさん候補が居るにも関わらず、自民党しか無いという体たらく。
「消費税が増税された!自民党は裏切り者だ!」とみんなが大騒ぎしていた頃に、「いやいや、自民党の深謀遠慮が分からんのかねキミタチ。谷垣さんの事を売国奴などと言った連中は、今のうちにどうやって謝るか考えておきたまえよ」余裕の顔をしていた私が言うのですから、少しは信じてくれてもいいのではないでしょうか(笑
自民党の動きを冷静に眺めていれば、そこには必ず合理的な理由があります。論理があります。小泉首相時代の構造改革は確かに大失敗でしたが、それとてデータが不足していて何をするのが正しいのか分からなかっただけの事。苦い過去の失敗から学び取り、今は谷垣さんから後を引き継いだ安倍さんが鉄板の経済政策を進めてくださっている。これは、自民党が「日本を良くする為にはどうすれば?」という事を、一人一人がちゃんと考え、議論を戦わせている党だからこそなのです。自民党は、決して一枚岩の政党ではありません。だがそれがいい。
小泉時代の失政にした所で、その前には必ず民意を問う選挙があった事を忘れてはいけません。ちゃんと国民に選ばせてくれたのです。

それに引き換え民主党は・・・┐(´д`)┌
いや、もう何も言いませんけど。自分で散々失敗しておきながら、未だにジミンガーだからな。消えちまえゴミクズ野郎。今度の選挙で消滅してくれる事を祈るばかり。離党した元民主の議員もみんな落選しろ。つうか選挙に出て来んな。汚いツラを晒すな。鳩山みたいに全員諦めろよオラ。

さあ、みなさん!次回選挙では自民党に単独過半数取らせてやろうぜ!なぁに、民主党みたいなカスでも単独過半数いけたんだから、自民党だって何とかなるだろ!日本人が本気出せば自民党で議席八割占領行けるだろ!<そりゃさすがに無理か・・・
つうか、何とかしてくれ自民党!自民党だけで過半数取れれば、本当に怖い物なんて何も無くなるんだ!さすがにそこまでは無理だろうと分かってはいても、それでも単独過半数を祈らずにはいられない!勝ってくれ、自民党!

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超簡単経済基礎04 デフレになってしまったら

前回までのあらすじ。
「みんながありがたがっているお金そのものには価値は無く、お金で買える物資にこそ価値がある」
「物々交換でははかどらない物資移動を円滑にする為に『通貨を発行した者』の視点で見れば、物価が安定するように通貨発行量を調節しなければならないのは自明の理」
「通貨発行量を調節したいのに、民間銀行が信用創造とか言って流通貨幣の量をメチャクチャに増やすせいで、訳わからん事になってるじゃないですかー!やだー!」


超簡単経済基礎01 お金自体に価値はない
超簡単経済基礎02 通貨発行者の視点
超簡単経済基礎03 現代の錬金術師

今回は超簡単経済基礎の第四回という事で、「超簡単経済基礎04 デフレになってしまったら」をお送りしていきたいと思います。ちなみに一応最終回です(笑)

さてさて、前回は、『銀行という機能を持った人たちが、如何にして流通貨幣の量を増やしているのか』という事と『それをやり過ぎると、サブプライム危機やリーマン・ショックのような、破滅的事態を招く事になる』という事、そして『資本主義を支配する悪魔ことグローバル金融の連中は、幻のお金をわざと膨張させ、その幻が消える直前にゴールドなどの現物資産を買い漁っている』という事をお話させていただきました。
今回は、その辺の連中が適当な事をやらかして、幻のお金がパチンと音を立てて弾けてしまった後、果たして何が起きるのか?というお話。

このブログをご覧の方には馴染み深い話ですが、デフレになります。

参考:デフレって何ですか?今更聞けないデフレのまとめ。


普通に考えて、それまで毎年10%ぐらいずつ増えていた通貨供給量が、いきなり増加率0%〜3%に落ち込んでしまえば、『流通しているお金が足りない!』という事になる事ぐらい、子供にでも分かる話でしてね。
現在の日本は、不動産バブルが弾けた事によって、流通しているお金の量が本来必要な量よりもかなり少ない状態になっているのです。何故かと言うと、バブル崩壊後は誰もが『借金を返し始めた』せいです。サブプライムローンの話を例に取ると、『サブプライム証券がゴミクズだったと分かった以上、それを買うためにしていた借金は、地道に働いて返すしかない』という状況に、多くの人が追い込まれてしまったのです。
すると、幻のお金を膨らませてきた信用創造のまったく逆の現象、信用縮小が起きます。これが、通貨供給量(マネーサプライ)が増加をやめてしまい、デフレに陥る最大要因です。こうなってしまうと、日本銀行が少々通貨発行量(マネタリーベース)を増やした所で、焼け石に水になってしまい、市場が回復する事はありません。日銀が本物のお金を発行する以上の勢いで、幻のお金が消し飛んでしまうからです。
デフレが深刻化すると、経済市場全体に行き渡る通貨が足りないので、『給料が下がる』『職につけない若者が増加』『自殺率が増加する』といった、目に見える被害が起き始めます。

国民経済の中で、物資を各地に流通させる為に必要な、貨幣の供給量が足りないという事は、人体に例えるならば致命的な貧血に陥っているようなもの。民間金融機関が調子に乗って幻のお金を膨らませた(血液量を増やしまくった)結果、バブル崩壊という血管破裂を引き起こしてしまい、ドバドバと血を流しながら苦しんでいるような状態なのです。
これを回復させるには、『止血』『輸血』『血圧の回復』といった対処を取らなければなりません。こういう抜き差しならない状態であるにも関わらず、「いいや、ちょっと待て。血を増やしすぎた結果、俺達は高血圧で血管が破裂して大変な事になった。また同じ愚を繰り返すつもりか?」と主張しているのが、インフレを極端に忌避する方々なのですよ。

そんな事言ってる場合じゃねえだろ。死ぬわ。

これをお風呂に例えてくれた人も居ました。
「水風呂じゃねえか!凍えるわアホ!ちゃんと火に掛けて温めてくれ!」
と、デフレ脱却派が訴えている中で、
「水を火に掛けるなんて恐ろしい!沸騰している湯に入ったら全身火傷で大変な事になるぞ!」
と言っているのが、ハイパーインフレ論者の人達だ、という訳です。
・・・いやあ、もちろん私たちだってボコボコ泡だってる熱湯に入るのが趣味な被虐主義者ではないので、適温にまで温めてくれればいいだけですし、熱くなり過ぎたら水を足す事だってしますよ?(笑)

では、信用縮小の勢いに負けて、日本銀行が少々通貨を発行してマネタリーベースを増やした程度ではどうにも対応出来ない・・・という状態の中で、一体どうすれば日本経済を復活させる事が出来るのか?
答えは簡単、マネタリーベースを増加させただけではどうしようもないのなら、マネーサプライを増やす(投資を増加させる・信用創造をさせる)ように、最初から想定して動けばいいだけです。

正解を発表する前に、コメント欄でいただいた、『銀行は国営化して、無利子で運用すればいいと思うのです。無利子の場合はお金が借りやすくなり、投資が活発になるのではないでしょうか。』という話について、検証しておきましょう。
「何の知識もない状態でその結論に達する事が出来るとは・・・やはりこのブログの読者は天才か・・・」
と、言いたいのは山々なのですが、残念ながら不正解です(笑)
前回では散々に信用創造は悪だ!ぐらいの事を言っておいて何ですが、『ある程度までの信用創造は絶対必要』でもあるのです。中央銀行が発行するマネタリーベース100%で、現実の経済市場に柔軟に対応する事は不可能です。
つまり、『多かれ少なかれ『信用創造は発生させざるを得ないが、やり過ぎを防ぐように行動しなければならない』というのが正解となります。
そして、これが何よりも重要なのですが、『デフレ期は、例え金利が0%であっても、投資が活発になったりはしない』というのが、大きい。

はっきり言いましょう。デフレ経済では、投資をする事は損なのです。例え貸し出し金利が0%という超低金利であったとしても。

もしかしたら、マイナス金利を付けても借りてくれないかも知れません。それほどまでに、デフレとは過酷な状況であるという事を、覚えておいていただきたい。これを、ノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン氏は、このように言っています。

「為替レートを守らなくてもいい国は、不景気をやっつけるためには、金利を必要なだけただ下げればいい。ゼロにまでだって下げられる。でも、もし金利ゼロでもまだ足りないとしたら?ゼロになってもまだ、消費者が貯蓄したいぶんとおなじだけの投資がされなかったら?これが恐怖の「流動性の罠」というやつで、こうなったが最後、金融政策なんて「糸を押す」ようなものになってしまうんだ。お金の貸し借りをかんたんにして経済を拡大させようとしても効き目なし。銀行も消費者も、リスキーで流動性が低い債権やら株なんかに投資するよりは、安全を――つまり流動性の高い現金を手元においとくほうを選ぶからだ」

こうなって来ると、一体誰が最初に投資を始めるのか、という問題になって来ます。誰かが投資を始め、投資をした方が得という状況を作り出すことさえ出来れば、後は放っておいても信用創造が働き始め、マネーサプライは増加し、デフレから脱却する事が出来るはずです。では、一体誰が最初に投資を増やす?
信用創造によって作られたお金が、実体経済を回す役割を担っている以上、それを膨らませる事は絶対条件なのです。何度も言うように、信用創造のやり過ぎはマズイですが、まったく無いのもマズイのです。まったく、面倒くさい話ですね(笑)
という訳で、「じゃあ、誰が最初に損になるかもしれない投資をやるの?」という事を考えなければならないのですが・・・

確かに、ある一時期に日本の全ての民間企業が、「よーし!みんな、いっせーのーせで、一気に投資を拡大するぞー!」「オー!」というような事が起きたならば、不況から脱出する事は出来るでしょう。デフレ脱却だって軽いもんです。しかし、そうはならないのです。
下手を打てば即倒産するという未来が待ち受けている以上、民間の投資が『利』から逸脱する事は不可能です。ですから、最初に投資を拡大し、追従者を生む為には、『損得抜きで、損だと分かっていても投資を拡大出来る人が、やるしかない』という事になります。
そして、そんな事が出来るのは、日本銀行という財布を握っている、日本政府以外にはあり得ないのですよ。投資するだけ損って状況ですから、民間には期待するだけ無駄!

ここは、えい坊主の時事ネタ日記さんがアメリカの大統領選の時にオバマVSロムニーについて書かれていた例えが非常にわかり易かったので、転載させていただきましょう。

------ ああおもしろい ロムニー君の「合成の誤謬」劇場 ------

ロムニー 「一般庶民どもはカネを使おうぜ!企業は未来に希望を持ってガンガン投資しようぜ!」

庶民A 「いや・・・大統領閣下、そんなこと言われても不安です。手元にお金残したいですよ。住宅ローンもあるし・・・」

ロムニー 「大丈夫!思い切り減税するから問題ないよ。20%も減税するからね」

庶民A 「減税は嬉しいんですが、将来が不安だからそれも含めて預金しときたいっていうか」

ロムニー 「そんなこともあろうかと、富裕層にはさらなる優遇措置を考えているよ!」

庶民B 「え?富裕層を優遇って、我々には恩恵が無いじゃないですか」

ロムニー 「そんなことないさ。富裕層に余裕が出れば消費が生まれ、雇用も生まれるはずだ」

庶民B 「ほんとですか。じゃあそうなることを期待して・・・!」

ロムニー 「そうそう、お金はどんどん使おうぜ!大丈夫!」

庶民ども 「預金しときます」

ロムニー 「えっ」

庶民A 「あ、いえいえ、"私個人"が使うのは様子を見てからってことですよ。大統領の政策が正しければ景気がよくなって、給料も上がるはずですよね?」

庶民B 「景気が良くなれば、私も安定した職に就けるってことですよね?」

庶民C 「私も?」

庶民D 「おいらも?」

ロムニー 「もちろんさ!みんな大丈夫!だからどんどん使おうってことなんだ」

庶民A 「そうですか、頼もしいなぁ。ほんとに期待してますよ。給料が上がったら旅行にでも行きたいですね」

庶民B 「私も職に就けたら少し贅沢してみようと思います」

ロムニー 「いや、給料が上がったら・・・っていうか・・・ せっかく減税したんだから、今すぐ使おうよ

庶民A 「大統領を信用しないわけじゃないんです。実際に一票入れましたしね。でも政策が正しければ景気がよくなるはずなので、それで給料が上がったら使うことにします。そうなるのを楽しみに待ってます。では頑張ってください」

ロムニー 「ちょwww 待www」

金持ちA 「ところで、富裕層への減税って本当ですか?」

ロムニー 「え・・・・・・あ、あぁ、本当さ。富裕層は『お金の出所』だからね。出所が潤わないことには消費も投資も喚起されない。これは常識だろう」

金持ちA 「助かります。先立つものが無ければ投資も雇用もできませんからね」

ロムニー 「うむ。そうだろう、そうだろう。まずは富裕層、すなわち『持つ者』を優遇し、その恩恵は雫が落ちていくように一般国民、すなわち『持たざる者』へと浸透していく。こうして国全体が潤うことになるのさ」

金持ちB 「未来に希望が持ててきました、大統領閣下」

ロムニー 「では、明るい将来に向けて、まずは設備投資でも始めよう。人を雇おう。心配は要らない。私を信じて欲しい」

金持ちB 「信じますとも。ただ、減税分はとりあえず留保しておこうと思います

ロムニー 「えっ」

金持ちB 「大統領を信用しないわけじゃないのですが、何しろ『いま現在は』この不景気ですからねェ。借金までして設備投資するのは様子を見てからということに」

ロムニー 「なにそれこわい」

金持ちA 「政策が当たれば、近い将来に好景気が来るはずです。そうなったら我が社も、投資、雇用へと手を広げていきたいと思います。期待していますよ」

金持ちC 「我が社も」

金持ちD 「我が社も」

金持ちE 「おらが村も」

金持ちF 「我が社も同様です」

金持ちG 「我が社も右に同じであります」

金持ちH 「我が社も以下同文であります」

金持ちI 「富裕層への減税万歳!!今はまぁ貯め込んでおきますが、好景気が楽しみであります」

ロムニー 「ちょwwwww おまwwwww」

金持ちA 「大統領、何か問題でも」

ロムニー 「いや、その、だから大型減税っつってんだろ。使えよ。投資しろよ」

金持ちども 「なにそれこわい」

ロムニー 「怖くねぇっつってんだろ。この国庫が厳しい中で、全部で何兆ドル分の減税になると思ってんだよ」

金持ちB 「え?・・・だから、その減税の効果はこれからしっかり出てくるんですよね?」

ロムニー 「いや、まぁ、それはそのはずだが・・・」

金持ちB 「ならば、大統領閣下の政策を信じて待つことにします。そうなってきたら我が社も景気よく投資するってことで」

金持ちC 「我が社も」

金持ちD 「我が社も」

金持ちE 「おらが村も」

金持ちF 「我が社も同様です」

金持ちG 「我が社も右に同じであります」

金持ちH 「我が社も以下同文であります」

ロムニー 「だから待てっつーのwww どいつもこいつもそう言ってたら意味ねーじゃん。好景気なんて来ねーじゃん。減税の意味ねーじゃん」

金持ちA 「だって・・・今すぐってのは怖いし」

金持ちB 「ねぇ」

金持ちC 「大統領、だから好景気が来たら使いますってば!」

ロムニー 「いや・・・その好景気を呼ぶために使えって言ってんだけど・・・・・・・」

金持ちD 「じゃあ、ジャンケンでもする?」

金持ちE 「負けたヤツが最初に大型投資するってことで」

金持ちF 「いやwww ちょっとwww ジャンケンで決めるのはやめようぜ」

金持ちG 「じゃあ・・・オレが」

金持ちH 「いや待て、オレが最初に行こうか」

金持ちA 「いや、オレやるわ」

一同 「どうぞどうぞ」

金持ちA 「ちょwwwwwwwwwwwwww」

ロムニー 「やってくれるんだね?」

金持ちA 「いや・・・うーん・・・まぁ・・・ あのさぁ、オレが最初に投資したらみんなついてくるんだよね?

金持ちB 「もちろんさぁwww」

金持ちC 「決まってるじゃんw」

金持ちD 「ねぇwww」


金持ちA 「鼻ふくらませてんじゃねーよ 信用できねーよ」

ロムニー 「まぁまぁ、そう言わずにやってくれたまえよ」

金持ちA 「ちょっと大統領にお聞きしたいのですが、もし私以外に誰もついてこなかった場合、景気回復は」

ロムニー 「無いだろうな」

金持ちA 「ってことは、オレの会社は」

金持ちB 「コケるw」

金持ちC 「コケるだろうなwww」

金持ちD 「コケるよねぇww」


金持ちA 「おまえらwwwwwwww」

ロムニー 「そりゃそうさ。一企業が単独で投資行動に出たからといって全米が回復などするわけがない。ほら、金持ちB君、一緒にやってくれないか」

金持ちB 「そう言われましても大統領、現実問題として、我が社でこれ以上モノを作ったところで売り上げが伸びるとは思えないのですよ。むしろ在庫が増えるばかりでしょう」

金持ちC 「さらに値下げするしかないな」

金持ちD 「仕方ないよね」

金持ちE 「不景気だもの」

ロムニー 「うん、まぁ・・・だからその不景気を好景気に戻すために投資しろって言ってんだけど・・・」

金持ちF 「ひらめきました」

金持ちG 「ととのいました」

ロムニー 「ととの・・・ じゃあ、ひらめいた方を聴こうか」

金持ちF 「やはりですね、この状況で投資が不安なのは仕方ありませんよ。大統領も経営者だったのですからご理解頂けるでしょう」

ロムニー 「それは、まぁ・・・」

金持ちF 「だから、とりあえず大きな"需要"をください。何か確実に行われる事業が発表されれば『収入』が約束されますから、そうなったら安心して投資できます。もちろん現在の余力でやれる程度の規模の事業なら"投資"には至らないでしょう。会社を拡大させてまでやるのなら、それだけの巨大な事業が必要です

金持ちA 「なるほど。それなら『お前が先に行けよ』『いやお前が行け』みたいなことは無くなる!」

金持ちB 「むしろ逆に『オレがオレが』の展開が予想されるな!!

ロムニー 「それって、つまり」

全員 「オバマの公共事業じゃんwww」

〜〜〜引用ここまで〜〜〜


デフレ期に金融緩和だけを行なっても、お金は銀行に眠り続けます。あるいは、現在百兆円のマネタリーベースを三百兆円に拡張しても、それが全て銀行の預金として眠り続けるという展開すらあり得ます。
上記のようなプロセスで『まともな判断』を下した場合、能力のある経営者は投資を拡大したりしないからです。自分だけ大コケするような投資をする経営者など、無能の誹りを避けられません。信用縮小は止まらず、デフレは更に深刻化して行きます。
しかし、政府が『確実に発生する巨大な需要』を用意して、それを『民間企業の投資の受け皿』としたならば?『オレがオレが』と民間が先を争って投資を開始する展開になってこそ、初めて信用創造の機能は回復します。そうなって初めてデフレ脱却、景気回復への道は開かれるのです。

そして、「ここまで来たら大丈夫だろう」と判断する根拠は『インフレ率』以外には無いのです。何十兆円金融緩和を行い、何兆円公共事業に注ぎ込みましたと言われても、インフレ率が上がっていないのであればそれは無意味、焼け石に水に過ぎなかったという事であり、まだまだ足りない!もっと思い切った金融緩和を!もっと思い切った公共事業を!もっと気合入れて仕事しやがれ日銀!政府!という話にしかならないのです。

ここで、次期総理(予定)の安倍晋三自民党総裁が何を主張しているのか、思い出してみましょう。

デフレ脱却するまで消費税増税はしない。GDPが縮小する中で増税を行なっても、税収は増えるどころか逆に減る」

「実質2、物価上昇が1、2足す1の3%の名目成長をしていく。その為には、日銀法を改正し日本銀行に責任を負わせる事も視野に、3%達成するまでは、基本的に無制限で、金融緩和をしていく

「日本銀行には、物価の安定だけではなく、雇用をちゃんと守っていく、雇用を最大化していくという実体経済に対する責任も負ってもらう

「国民の命を守るのは私たちの使命ですから、国土強靭化を行なっていく。財源には建設国債を発行し、日銀に引き受けてもらい、大々的な公共事業を行う


ま さ に、パーフェクト!!
完璧!!
文句の付け所が無い!!


国土強靭化という国民の命を守る政策の為に『公共事業を行う』と公に発信し、建設国債を日本銀行に引き受けさせる事によって財源を確保し、民間の建設企業に対して需要を創出し、民間企業の投資を促進させる事で、マネーサプライをデフレ脱却水準まで引き上げるという、まさに完璧な計画!安定した雇用!少しずつ上がる給料!安月給で昼も夜もなく働かされる奴隷労働ともオサラバです!ブラック企業なんか辞めて転職しちまえ!(という所まで行くには、数年の時間は必要でしょうけどねw)
更には、信用創造が進みすぎて金融機関が調子に乗り始めた時の為に、『消費税の引き上げ』という金融引締め策まで完備している。

如何でしょうか。ここまでの記事を読む事によって
『お金自体に価値はなく、本当に価値があるのは物資である』
『経済を安定的に回すには、通貨供給量を物価の乱高下が起きないように調整しなければならない』
『信用創造によって膨れ上がる分まで折り込んで、通貨供給量を調節するには単なる金融緩和だけでなく、投資の受け入れ先を政府が率先して用意しなければならない』

という事を知ったあなたです。

安倍さんの政策が、どれほど素晴らしい政策であるか、理解出来るようになったのではないでしょうか?

最後は少し駆け足になってしまいましたが、超簡単経済基礎は今回で終わりです。質問などがあれば、コメント欄に書き込んでいただければ、それを超簡単経済基礎05としておまけでまとめてみようかと思います。
どしどしコメントしてください。ただし、確信犯的に変な質問する人が居たら、容赦なくやっつけてしまうかも知れませんので、その点はご了承ください(笑)
もちろん、私がお返事する前に、読者様同士で教えあっていただいてもOKですよ!その時は、面白かった部分を抜粋してご紹介させていただきます!

※分からないので教えてください、という書き方であれば、少々変な質問であっても叩かれたりしませんので、どうぞお気楽に書き込んでくださいねー。

是非、ここまでの内容を理解した上で、経済について書かれている本を適当に読んでみてください。「あっ!ここまではいい事言ってたのに、肝心な所で嘘ついてる!」とかいうのが、驚くほど鮮明に浮き上がってくるので、苦笑してしまう事必至です(笑)
逆に言うなら、そういう「あっ、ここ嘘だ!」が最後まで無い本は、非常に良質な書籍であると言えます。私にとってはそれが、安心と信頼の三橋貴明本だったりする訳です。逆に「日本はインフレで破滅する!」「日本の財政破綻間近!」といったタイトルの本を読んでごらんなさい。頭がおかしくなるレベルの大嘘オンパレードですから、逆に笑えますよ

↓経済について勉強し直してみようかな、と思ってくれた方はクリックを。


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違う、そうじゃない・・・

中日新聞 「週刊・ネットで何が…」 アニメでサムゲタン騒動〜ネット愛国者は安倍晋三が参鶏湯の店に行ったのはスルー

・・・マスゴミって、救いようのないアホだったんだな。いや、知ってたけど(笑)

サムゲタン騒動まとめ

ちなみに、問題の映像はこちら。↓


病み上がりの女の子の為に用意された料理が、原作がシンプルなおかゆだった物がアニメでは何故かサムゲタンに変更。
 ↓
おかゆを作ってくれた好青年だった仁くんが、病気の時は韓国人でも食べないサムゲタンを食わそうとする変態になってるだろ!いい加減にしろ!とネットで大炎上。
 ↓
制作「お、おかゆは美味しそうに描くのが難しいから、分かりやすい記号としてサムゲタンを採用しただけなんだから!改悪とかステマとか、そんなんじゃないんだから!」
 ↓
「嘘つけ!美味しそうなおかゆが出て来るアニメなんか他にも山ほどあるわ!」
「おかゆを美味そうに表現するのは、サンライズには失われた技術だと言うのか・・・」
「サムゲタンに変えたら何百万円もらえたんだ?話はそれからだ」
 ↓
制作(これ以上つつくとヤバそうだから、対策を練ろう・・・)
 ↓
中日新聞「ネット愛国者がアニメのサムゲタンを大批判!安倍総裁がサムゲタンを食べに行った事には、都合が悪いせいか総スルー!都合の悪い事は
一言も触れないネトウヨ!自分たちに都合のいい部分だけ取り上げるネトウヨ!完全論破ニダ!ホルホルホルホル」
 ↓
みんな(・・・何言ってんだコイツ・・・)


とまあ、そういう流れです(笑)
ちなみに、問題のアニメのシーン、鶏丸ごと出て来るグロいサムゲタンを、別アニメのおかゆに差し替えた映像が、こちらになります。



問題のシーンは50秒から。うん、自然だな。何も問題ない。
何故こうならなかったのか・・・原作ファンなら歯噛みして悔しがる所でしょうな。

ところで、言うまでもありませんが、この中日新聞の最高に頭の悪い所は、「安倍総裁がサムゲタンを食べた」という事と、「アニメにまでねじ込む異様なまでのサムゲタン推し」という、性質も重要度もまるで異なる二つの事を同列に語っている所です。全然違う話なのに、何で俺らの方が論点ずらししたって事にされてるのか、まったく意味不明です。
前の記事でも「俺キムチ鍋食うよ。だからと言ってキムチ鍋ステマが許されるかというと、許されないんだけど」と書いたんですが、それと同じ話ですね。

この記事が成立して安倍総裁への批判が正当化されるには、「安倍総裁が党首討論の場で何故かサムゲタンを猛烈にプッシュし始めた」ぐらいの事が無ければ、無理だねえ。
というか、安倍さんは本当にカツカレーといいサムゲタンといい、食べ物の事でやたらと叩かれますね。逆に言うと、そこぐらいしか叩ける所が無いんでしょうけど(笑)

おいマスゴミ!俺たちは、お前たちの作文が読みたい訳じゃないんだ。こんな小学生の読書感想文以下の記事を掲載している暇があるなら、真実のひとつも入った情報を提供したらどうなんだ?
という訳で、みなさん。マスゴミの記事を読む時は、その記事が「一次ソース付きのれっきとした真実の記載」なのか「マスゴミが聞きかじった事に対してボヤいているただの感想文」なのか、キッチリと見分けて読んでくださいね!絶対に騙されるなよ!

 ←マスゴミのカスさと安倍さんの頼もしさを再確認した!と思った方はクリックを。

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